健康と青汁タイトル小
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4-01 128号 毎日元気で クリック
4-02 129号 韓国の青汁 クリック
4-03 132号 韓国大邱支部だより クリック
4-04 133号 戦乱のベトナム便り クリック
4-05 133号 韓国だより クリック
4-06 134号 韓国だより 空軍で青汁服用 クリック
4-07 136号 愛飲者に悦ばれる クリック
4-08 138号 新春だより クリック
4-09 139号 新春だより クリック
4-10 140号 ドイツ便り クリック
4-11 144号 中国だより クリック
4-12 146号 中共だより クリック
4-13 146号 韓国だより クリック
4-14 147号 台湾だより クリック
4-15 148号 ベトナム便り クリック
4-16 149号 韓国だより クリック
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4-01. 毎日元気で

    シカゴ市 T.N. 

     「健康と青汁」の新しい健康法を実行しています。
     お蔭で、カゼ一つひかず、まだまだこれからだ、と元気で、毎日元気で仕事をしております。
     私は、なるべく、年を忘れ、数えないようにしておりますが、明治14年生れですから、本年(1967年)85才となりました。


4-02. 韓国の青汁

    ソウル T.K. 

     今年で満4年間ケールを飲ましていただき、お蔭さまにて無異消光いたしております。
     本春には、当国最大の日刊紙「東亜日報」、四月廿八日付に、「健康を求むる異色サークル、新鮮な野菜汁、ケールを毎日2コップ飲む運動」なる題下に、また秋には、根強い読者層を持つ、第七日、安息日イエス再臨教の機関紙「時兆」(Sign of the Times)10月号に、「健康と青汁」の題下に紹介され、このほかにも、当国一流の種苗商、宇利商会の月報3月号に、小生奇稿「ケールとその栽培法」が掲載されて、かなりの反響をおこしました。
     全南道、木浦でケールを普及していた朴明珍氏は、道庁所在地、光州市にまで進出し、大邱では金晟煥氏が、釜山では安和得氏が、それぞれケールの普及に努めており、種子は暖地、木浦附近にて採取して補給しております。
     サモア出漁中の愚息龍雄には、その間「健康と青汁」や種子をお送り下されましてありがとう存じます。
     種子を、サモアの神父、Brother Micheal氏に依頼栽培して、洋上4−50日間も野菜を絶ってから、サモア墓地に帰ってケールを飲む気持は格別だったそうでありますが、去る8月末に、廿二ヶ月ぶりに帰国いたしました。
     来春には、会社の命により、アフリカの大西洋海域に派遣される予定だそうです。


4-03. 韓国大邱支部だより

    大邱市 S.K. 

     ご無沙汰いたしている間に、何時しか、初夏をむかえることと相なりました。お蔭様で、一日一日よくなってまいっております。
     過ぎし冬は、温床の失敗により、会員達より物凄く督促されました。
     今年は、昨年の試食の体験によりまして、会員が多く増えて、5月現在、二百数十名をこえるようになっております。昨年の経験を土台にして、食生活改善に、なお一層努力いたす覚悟でおります。
     現在、大邱支部の顧問の中には、日光病院の鄭元永博士(ソウル・メヂカルセンターに居られる時、3年間青汁服用後来邱)をはじめ、真生漢医院院長である李正用さん、法院の判事多数、警察署長さん達、諸人士が支部発展に協力しております。
     とくに、農村振興庁院長である鄭在元さんが、過ぎし5月中旬、大邱支部の農場を訪問され、非常に喜ばれ、道知事に報告され、大きく協力されることを約束されました。
     今年は、以上諸先生がたの協力により、青汁の効力を大きく宣伝いたす方針でおります。支部会員二百数十名中の2ヶ月以上服用者全部が、種々な病気を退治し、会員全てが青汁の効力を宣伝しております。
     地方としては、尚州、安東、金泉、倭館に苗と種子を送って、青汁を5月末より普及しております。各新聞社といっしょにPRいたし、市民に青汁に対する認識を啓蒙しております。ソウル緑汁会とも提繋を続けております。


4-04. 戦乱のベトナム便り

     日本からの便りに、桜花らんまんの写真や絵はがき、まったく花見物に行った感がいたします。花の下で一ぱいきぶんで花見が出来る泰平の世が羨しいものです。明けても暮れても砲銃、あるいは爆弾投下珍らしくもないが、心を曇らすものがあります。

     炎天下、40度の暑さに鉄カブト。真赤になって、流汗りんり、田舎の細道をば、アゴを出して歩行する姿は、実に、お気の毒に思います。
     初めの程は、顧問とかなんとか、遠くから現地兵を指揮していたが、この頃では他人にまかせない。自ら一兵も混えず乗り込んで民家に入り、よくない事もするらしく、もう、ぼつぼつ、断末魔に来た感があります。
     苦心苦労、大金を投じても、その効果は、今のところでは、あまり目に見えませぬ。文化の最先端を歩く賢明なる人達でありながら、なんでこんな馬鹿げた狂奔するのか合点がゆきませぬ。

     食物は人の心身を支配する。缶詰と酒で肥り、はじけている体には、炎熱と一緒に、脳みそが少し腐るのではないかと考えられます。青汁なんて、材料はあっても、ふり向いてもみない独りよがりのともがらは、実に気の毒なものです。

     さて小生は、今度、メコン・デルタの養蚕地区において、桑と野菜栽培の研究に没頭するつもりであります。
     桑園五〇〇町歩ありますが、作り方に改良なく、改良の必要大いにあり、そして、養蚕奨励を盛に、桑園一〇〇〇町歩に増す計画です。こんどこそ、落ついて青汁が飲めると思います。これまでは東奔西走、所を一つに落つけないので青汁が飲めませんでした。
     ここのデルタにケールを作ってみたいと思います故、手紙の中に少粒同封していただけませんでしょうか。


4-05. 韓国だより

    大邱市 K.J. 

     毎月お送り下さいました「健康と青汁」は、今年1月まで、皆、受け取りまして、会員にみせています。お蔭さまで、大邱では、知識階級の大部分が、青汁の、からだに何よりもよいということを、認識しつつあります。
     韓国版「民間療法全書」の中の一項に、「遠藤青汁(ケール青汁)が、大概の病気に卓効を見る」、と韓国語で詳しく記しているので、日本語のわからない人には、その本を見せて、青汁がどのくらい体質改善ならびに病気治療によいか、また自然の恵みのありがたさを認識させています。
     ソウルと大邱でも、昨年の12月ごろから、ケールの葉が切れてしまって困っているそうですが、小生のケールはまだ残っていますので、小生が受けもっている愛飲者にわけています。
     今年の冬、大邱では最低零下18度まで下りました。越冬用のケールは、施肥の良否によって、耐寒力の差があり、ビニールハウスも、冬の初めから被せてやっても、順次的に寒さに訓練させつつ、厳しい寒さを耐えるようにしますと、零下十何度にも、葉は凍ったり、とけたりしながら、生長をしつづけるのを経験しました。


4-06. 韓国だより 空軍で青汁服用

    光州市 M.B. 


     ご下問下さいました軍隊の青汁の件は、こちらの空軍第一戦斗飛行団長、孫在権准将以下幹部の方々が、ひじょうに感心をもちまして、現在は小生が供給いたしておりますが、飛行場の空地に二千坪あまりケールを植えまして、近々パイロットや整備員たちに集団服用させるつもりであります。
     小生は短文の上、医学や農学は門外生で、青汁普及は実にむつかしいことであります。



4-07. 愛飲者に悦ばれる

    大邱市 J.H.

     当地は11月中旬から、気温は零下8度をしめしました。12月初旬頃から零下3‐4度です。11月初旬、ビニール・ハウスをすませました。ハウスの中で、ケールはぴんぴんとして伸びています。冬期の、緑葉の乏しい時、青汁愛飲者がうれしがっている姿を見るのがたのしみです。これも貴会のご指導のお蔭さまで、感謝にたえません。


4-08. 新春だより

 ロス 岩滝大介

     いつも種々とお教えをいただきまして有難うございます。なおこの上とも、どうぞ種々よきことを紙上にてお教え下さいますよう。在米の「健康と青汁」購読者の皆様も、大変よろこばれ、いつも青汁の来るのを楽しみにお待ちいたしております。
     どうぞご健康で、末長くこのよき説をおつづけ下さいますようお祈り申し上げています。
     私も玄米や青汁のおかげで、今年は89才を迎えましたが、すこぶる健康で、先年日本にまいりました時、お目にかかりました時と少しも変らず、むしろ、あれ以上の元気でございます。


 ソウル 金重甲

     皆様のご健康ご多幸と青汁運動の全世界的発展を祈り上げます。
     韓国軍で青汁給食は前途遼遠です。未だ計画すらあるとは聞いていません。軍首脳部中のごく一部の人が、これに関心をもち、個人的に試用してる現状です。
     青汁を軍全体に給食すれば、栄養上、体質改造上からみて、疲れを知らぬ強兵になることを、吾々はハッキリわかっていますが、歯痒い許りです。
     これをはばむのは、自分等の経験範囲以上のことには無関心ないし拒否的態度をとるお医者等のトーチカではないかと存じます。
     そのトーチカを陥落するには、余りに微力な吾々の力であります。しかし「事必帰正」です。いつかは全世界の人が知って下さる日が来るでしょう。


 ベトナム 高橋常雄

     大正7年より50年は夢とうち過ぎました。無為、慚愧にたえず。本年より、改めて立ち上ります。
     農薬の被害なき野菜草、豊なる材料に恵まる。この宝の利用に、いささかつくすつもりであります。
     日暮れて道遠し。でもその日その日が生涯であります。ご声援お願い申し上げます。
     



4-09. 新春だより

    台湾 M. 

     旧年当地では、夏に台風と大旱天が続き、秋に入ってからは連日の豪雨が大洪水となり、相当の被害を蒙りました。
     そのため栽培したケールも皆滅しました。
     気候に恵まれない当地では、蔬菜の栽培も不容易なものです。
     しかし、代用品として桑の葉汁を飲用し、かつ引続き、ご指導の徹底した肝臓緑葉食と、合理的な日常生活に専念しております。
     お蔭様で、病苦もうすらぎ(神経衰弱も非常にひどかった)、少しづつではありますが、漸次快方にむかっております。
     旧年初めて当地においてケールの種子が結成し、多少採取することができました。
     気候の関係でしょうか、出来上りのケールの葉っぱか小さくて、分厚く、茎も比較的にながいようです。
     おそらく多少なり変種しており、採取量も減少するではないかと思われます。


4-10. ドイツ便り

    ベルリン K.M. 

     私どもと同じ家の3階上に、住んでいらっしゃる声楽家のM氏は、熱心なカソリック信者であり、また非常に熱心な指圧・鍼・灸信者で、お灸のためのモグサや線香なども持参でドイツへ来られたわけで、留学生やドイツ人の友達などに、よく指圧や灸をしてあげられ、大変によろこばれ(からだの調子がよくなると)ていられます。
     このM氏が、10日程まえから、原因不明の頭痛や、四肢の神経痛を訴えて、少々熱もあり、医者に来てもらったりしましたが、よくわからず、悲鳴をあげていられた折、「とにかく、だまされたと思って、しばらく飲んでごらんなさいよ」と、主人と私とで青汁の粉をすすめました。
     青汁のことはM氏もよく知っていられましたので、すなおに飲んで4・5日もしたところ、身体中がポカポカして、便通も気持よくあって非常に調子がよくなり、頭痛や神経痛もなくなった、と大よろこびで、ぜひ続けたいとのこと。
     こちらのアパート住いでは、なかなかケールの栽培も楽でなく、高くはついても青汁粉は本当に重宝です。


4-11. 中国だより

    営口県 S.T. 

     大地にも春が来ました。コツコツ凍っていた地面も黒くなり、雪解けで湿っています。
     いよいよこの地も植物うえつけの時期になりました。
     さて、小生、ケールの青汁療法を、この春から本格的に推しひろめようと準備して来ました。
     この地特有の壁新聞として発表したところ、大変な人気です。
     ケールを中国風に訳して甘露ケール療法と銘打ったので、種子の申込が殺到して嬉しい悲鳴をあげています。
     一人に対して約40粒づつわけていますが、お送り頂きました種子はたちどころにして品切れとなり、どう申訳けしたらいいかと困惑しています。

    (3・15)


     お手紙とケール種子、確かに受とりました。
     約半月で着いたので、何だか、中国と日本は隣同志で親近感がわきます。
     大字報(只一枚)を見てケールを求めて約1000人の病人から手紙が舞いこむやら、訪問客やら、この1ヶ月はほんとうに多忙な月でした。
     「求めあらば必らず応えん」という中国の古い言葉があります。
     また毛主席の「為人民服務」の教えに従い、徹底的にケールを中国にひろめる事を構想しています。
     満洲は冬がだめなので、楊子江以南か、その流域まで進出せねばならないので、知己をたずねて、何とか手を打ちます。
     華南だとまことに結構ですが、最初に播くべき種子は、かりに一人当り0.5グラムにしても、恐らく莫大な数字になるのではなかろうかと、内心不安のような感じがします。
     営口が近かったせいかも知れませんが、只一枚の大字報で、千名だとしても、それは、それはマンモス計画になるのではなかろうかと、心配しています。
     それから、グリーンジュース療法について、中国側から見ると、いささか逆輸入の形になりますので、自国の医学的遺産で治療するので、中国人は喜びます。
     そして、農村の人たちは治療が不便な為、この方法で治せばと・・・・・・数限りなき優点で、その前途は洋々たるものがあると確信してやみません。
     しかし、その反面、先生の仰せのように、青汁受難のかどもないではありません。
     すでに、ケールが万能ならウソだ、という方もいます。
     夏頃に飲みはじめてからでないと、やりかえすことは出来ませんが、今は、じっとして効果のあらわれを待つばかりです。
     勿論、ケールは万能薬でも特効薬でもない。
     医療無用論に反対とPRしていますが、まずまず、生みの苦しみと申しましょう。
     しかし、何といっても良心ある医者は嘘つかずで、私も理論的、実践的にもっともっと勉強します。
    (4・27)


4-12. 中共だより

    営口県 S.T. 

     ケールの種子、度々ありがとうございます。全国的にひろめたいと意気込んでいます。青汁クランケ(患者)ナンバー1(この度の)をおしらせします。

     73才、男子、農民。肝腫と嘔吐で、某病院に約2ヶ月、カルチノーム(癌)のうたがいで入院。カルチノームのうたがいは否定しましたが、嘔吐、便秘が治らない。また、別に入院しましたが、便秘が3週間続き、嘔吐は止ったり、悪心がつづいた。
     病名不明のまま退院して私のところに来ましたが、軽い心悸と、下肢に軽い浮腫があり、膝蓋腱の反射が鈍い。肝脾は、ともに触知できない。
     全身状態、中等度の栄養失調を呈している。ベリベリ(脚気)と診断して、ビタミンB1の内服、注射とともに青汁200c.c.を服ましたら、翌日、宿便と軟便を排出した。
     浣腸とビサチン(2倍量)で下らないのが、キャベツの青汁200c.c.で、実に奇効という見事な効果。本人も家族も、半信半疑で服んで、こんな素晴しい効目に驚いています。
     ズット200c.c.宛のましていますが、10日で食欲も出、悪心は軽くなり、緑軟便が続き、すこぶる爽快となり、足元に力がはいって来たとよろこんでいます。青汁療法のスタートとして、まことに幸先のよいことで、自然、自信をもって天下の病者に、先生の健康増進法を推し拡めて行きたいと思っています。ケールの進出は順調で、北は吉林省、内蒙古、西は寧夏自治区、南は江西省まで、少数人ではあるが、広い面に行きわたりつつあります。山東省の青島からは、かなりの病人がケールを求めて来ました。(6・6)


4-13. 韓国だより

    大邱市 S.K. 

     昨年はご無沙汰いたしてまいりましたが、青汁の方は継続しております。
     冬の間、温床栽培も成功しまして、会員数を500にして普及してまいりましたが、冬の間は青菜が少い季節なので、大いなる歓迎をうけました。今年は、道知事をはじめ、道内の有名なる人士達を訪問し、国家の援助をうけて青汁活動を積極的にいたす覚悟です。
     支部設置以後、2年間続けて服用している会員の内、多くの人が体質改善をなしとげ、好評を受けております。昨年来の統計では、青汁を服用した会員数が延べ三千余名を超過しておりますが、種々な事情により中止した会員が多くおりますが、大部分が認識不足によるものだと想像し、今年はもっと細密なる企画をたてて青汁普及に全力を上げる覚悟です。
     ある人の紹介で、大統領閣下がいられる青互台内にて、ケールを栽培しているとの話を聞きました。まことによろこばしい消息です。ソウルの金重甲さんも大邱支部を訪問され、種々な指導と意見を交換いたしました。今年は、江原道、原州にある鉛筆工場社長の友人を通して、原州にも普及することにし、釜山にも、釜山日報社を通じ、普及することになりました。その他、慶尚北道内にも永川、および他の地方にも種子および苗を分配いたし、普及する計画です。


    ソウル T.K. 

     牛耳洞農苑にて、従来ケールを供給していましたが、去年は千戸洞蔓村にて栽培しました。しかし周囲が蔬菜栽培地帯でありますので、人糞尿や農薬を、こちらでは使用しなくても、周囲で使用するので、止むなく、この地を処分して、ソウルと接続している広州郡西部西広岩里の山間にある土地と買換えて、ここに、人糞尿、農薬、化学肥料を一切使わず、油粕、鶏糞、靭がらや藁の炭粉、腐葉堆肥だけをもって、模範的な試作をしてみるつもりであります。
     さきにサモア出漁中でした豚児、66年8月帰国、休養中でしたが、今度また、3月9日釜山出港。横須賀に寄港。約10日間準備の上パナマ運河経由、アフリカのガーナ共和国データ港へ27箇月の契約期間をもって出漁することになりました。ケールの種子も持参し、アフリカ大陸にも、植えられる都合がつきしだい植えて、緑汁を飲んでもらうつもりであります。


4-14. 台湾だより

     山形県新庄支部の隠明寺憲夫先生は、今夏、渡台されましたが、その際、宜蘭県蘇澳鎮の会員の方々を訪ねて来られました。
     同地は台北より2時半位の漁港で、呂百川氏が永らくの肝臓病を青汁で克服されてから、ひろく普及。陳錦坤氏がケールを栽培、無料配布。
     現在は少くなっているが、一時は三百人位もの会員があった。ケールは9月に植え、春まで(2米位)。夏は雨期、病気と暑さのため成長不能。
     寒い山地で少々出来る程度、2年目の種子では、茎がふとく、葉は小さくなる、10センチ、全長30センチ。夏は桑の葉を利用しているとのこと。写真、向って右より、揚清磯、隠明寺、陳伝枝、呂百川、陳錦坤、除綾傑のみなさん。


4-15. ベトナムだより

     貴重なご本正に拝受仕りました。前便のケール種子。只今、田舎の農園に行かれませんので(ベトコンの挺入れで危険の場合多し)、サイゴンの友人の庭に蒔いてみましたところ、立派に発芽いたしました。まことに有難く御礼申上げます。
     やがて、農園の仕事が出事るようになりましたならば、一町歩位作ってみようと考えております。もし、それが実現することになりましたら、ケール種子を、あらためてご無心仕ります故、その時は、ぜひ特別のご配慮いただきたく存じます。
     万が一、平和の風が吹くことに相なりましたら、ベトナム農業開発に取組む覚悟をいたしております。すなわち、メコン・デルタ400万町歩、南ベトナムの高原地帯、しかも肥沃の処女地300万町歩。合せて700万町歩。人口1500万。90%が農民であります。
     進歩した日本の耕転機に技術者を導入して実施するならば、決して夢に終るものではないと思います。
     化学肥料を殆んど使用せずして、農作物が成長します。したがって、現在の日本農業のように、化肥と農薬で土地、生産物も汚染しておりませんから、きれいな産物を供給する宝庫となると思います。
     メコン・デルタ400万町歩だけでも、100%合理的に営農するならば、一億の人口を養うだけの食糧が生産できるものと、私は計算しております。
     陽光と水と肥土の3つがそろっております。米は年2回。トウモロコシ、雑穀、豆類は2〜3回。
     野菜は年中(大根やキウリ、瓜、菜類は播種より2ヶ月で収穫可能)。
     果物、ミカンは年中、花から実へ。マンゴなど熱帯果物。バナナは幾十万トンでも、日本向け出荷も不可能ではありません。
     芋類は約3ヶ月で仕上りますから、年3回でも出来ます。里イモ、サツマイモは美味です。
     高原地は、ゴム、茶、コーヒー、養蚕、パルプ材。
     パイナップル、パパイア、豆類、胡麻、薬草、家畜、牛乳、木材は無限。
     ともかく、数十年、否、100年間眠った処女地。開発の仕事は沢山あります。
     農薬の無い青葉で、ミドリの粉も大量供給したいものです。


4-16. 韓国だより

    大邸市 K.K. 

     お蔭様にて、ますます元気にて、事業の方も調子よく行っております。
     農場の方も、毎年拡張致しており、冬を目前にして、今のところ、温床造りに大童です。
     温床は去年も成功いたしましたが、今年は、なお研究を重ね、素晴しいものになるものと確信しております。
     会員の方も、年々ふえる一方で、嬉しい悲鳴をあげております。
     近いうちに、政府より融資を受けることになり、ますます張切っている次第であります。




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