健康と青汁タイトル

序文  1955年7月10日、『健康と青汁』は、当時岡山県で地道な活動を始めた遠藤青汁普及会(2年後解散、以後は遠藤青汁の会)の機関紙として発刊されました。今をさかのぼること50数年前のできごとです。
 発行責任者:遠藤仁郎、編集人:田辺光正、印刷所:二華園、という構成で始まった、一部15円という小紙でしたが、3号で終わってしまうのではないかという周囲の心配をよそに、(1991年9月15日)までの36年と数カ月のあいだ、青汁健康法を推進する人々を支え続けました。この弛まぬ力の源となったのは、創刊後わずか1年あまりで編集人を引き継いだ貝原邦夫氏のその後の尽力によるところが大きいと関係者の見解は一致します。
 関係者一同全てボランティアで運営されたこの組織は、その後、幾多の試練を乗り越えながらも着実に賛同者を拡大していきます。廃刊の理由は、発行責任者の遠藤仁郎医博の体力的限界によるもので、このことは同紙がまさに遠藤青汁の神髄を啓蒙するものであったことを窺わせます。
 昨今、巷をにぎわす華美な宣伝や広告も、全てはボランティアから始まったこの青汁の会の活動に鑑み、今一度襟を正してその真意を垣間見て欲しいものです。ただ素直に、青汁がまずいと顔をしかめる人々を、故遠藤仁郎翁は、陵雲の彼方から朗々と見守っているはずです。

以下に健康と青汁の紙面紹介をおこなっていきます。
単純な各号紹介、テーマ別とも言える分野別紹介、症例別紹介を用意しました。

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