健康と青汁タイトル小
クリック  胃腸病インデックス:掲載紙面選択

クリック 胃腸病(1)
クリック 胃腸病(2)
クリック 胃腸病(3)
クリック 胃腸病(4)
クリック 胃腸病(5)
クリック 胃腸病(6)
胃腸病(7)


クリック 胃腸病(8)



7-1. 青汁のおかげ

    橿原市 K.Y. 

     ケールを常用し、家族全員、健康におくらしていただいています。姉の息の十二指腸潰瘍も全快いたしました。青汁のおかげとよろこんでおります。




7-2. 青汁とのくらし

    秋田県 M.T. 

     腸潰瘍の術後、病院の薬は勿論、高価な漢方薬も飲み、生活にも気をつかっていましたにもかかわらず、三年目の再発は大変ショックでした。そんな時遠藤先生の「青汁と健康」の本を読み、さっそく入会致しました。毎年支部からケールの苗を分けてもらい、栽培し、生の青汁を飲んでいますが冬分は会に注文し、か粒にしています。まだ完治ではありませんが、今では顔色も良く、便秘もなく、いく分、心にゆとりも出来、詩吟をたしなみ病気をわすれたくらしをしています。調子の悪い時は青汁を多く飲むと不思議とよくなります。青汁は我家の大切な食べ物です。




7-3. 主治医がおどろく

     どうでも手術せねばなるまい、といわれていた大きな胃潰瘍が、青汁1ヶ月ですっかりよくなり、主治医は、レントゲン写真と見くらべて、不思議がっていた、という。

    (54・1)




7-4. 胃潰瘍によかった

    敦賀市 N.S. 

     ご指導いただきましたとおり、主食をかえましたら、2日目には強い痛みから解放され、一時は体がふらつきましたが、ケール(粉末)を飲みはじめましたら、今ではそれもなくなり、頭痛もとれました。
     10年間もの長い間の苦しみがうその様です。
     3日目には楽になるとのお話は信じがたい事でしたが、現実に立証されました。
     心より御礼申し上げます。




7-5. 頑固な便秘 十二指腸潰瘍

    大阪府 H.O. 

     昨年11月にいただいたケール、先月より、やっと収穫できるようになり、一家でのませてもらっています。20年来の頑固な便秘症がなおり、二日か三日に1回の割で排便できるようになりました。
     それまでは、薬をあびるようにのんでいましたのに、まるでウソのようです。
     いっしょにのんでおります母(62才)も、十二指腸潰瘍がなおったと、とても、うれしく、感謝しております。




7-6. 健康相談室 徹底できる所はないか

     医学博士 遠藤 仁郎 

     大阪のさる商事会社の社長という方から、

     「数年来、胃潰瘍をやっている。何回も入院。注射をうけたが一向によくならず、さいきんの胃鏡検査でまだキズがある、といわれた。
     手術をすすめられているが、切っても、胃が残っていれば、また何度でも出来るそうだから、それも、やる気がしない。先生の本を見て、どうやら青汁くらいしかないように思われるがどうだろう。やるほどなら徹底してやりたいが、そういう所はないか」
     
     との電話。
     「おっしゃる通り、潰瘍は手術で胃をとってしまわないかぎり、何度でもやる。それは、そういう、つまり、潰瘍のできやすいからだ(潰瘍体質)になっているからで、体質がかわらなければ、いくら薬をつかっても手術をしても、なおりきるものではない。
     ところで、潰瘍体質なるものは、決して生れついた、もうどうにもならないものではなくて、多くは、日常生活のあやまり――現代のあまりにも不自然不合理になった日常生活、中でも関係のふかい食生活のまちがいから来ている。
     いま、一般の食事は穀・肉・糖・脂・酒にかたむき、高度に加工され、雑多な調味料で味よくした、しかし、栄養的には、はなはだしくバランスのみだれた不完全食になっており、血のにごりを招いている。ために、全身ならびに胃の健康力(抵抗力・回復力)がよわめられ、傷つきやすく、治りにくいからだ(体質)になっている。
     そこに、この病気のそもそもの原因があるとかんがえられる。荒がみの大食、タバコの乱用、有害有毒食品の氾らんなども、もちろんあずかっているだろうが。

    ナッパ・青汁しかない
     このまちがいをあらためるには、つとめて安全な食品をえらぶこと、よくかみ、控えめに食べ、禁煙するなどの注意が大切なことはいうまでもないが、何よりも、まず、良質ナッパを十分にとり、栄養のバランスを完全にし、血をきれいにして、からだ中の、そして胃の健康力(抵抗力・回復力)の強化をはかるべきだ。
     すなわち、青汁を中心とした正しい食養生(緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食)に徹底するほかない、ということになるわけだ。

    やれる所があるか
     私も、そういう養生のできる理想的な施設をもちたいと、かねて念願しているが、いまのところ、また実現していない。おそらく、日本国中どこにもないだろう。もっとも、私のもといた倉敷の中央病院では、青汁だけは存分にのめる。
     また、希望すればイモ・マメ・ナッパ食もできるが、食品の安全性という点では、もひとつ完全なことは望みがたい。旅館にとまるか下宿して、青汁の配達をうけるという手も倉敷では可能だ。けれども、このばあいもほかの食べものの安全性には問題が残る。

    家庭でやるのが一番
     しかし、この食事とて、薬のように、しばらくやってみるだけではダメで、将来ともながく、いわば生涯つづけなければ意味がないものだし、徹底的にやるにも、やはり家庭が一番だ。
     もちろんそれには材料の確保が先決だが、とりあえずは、亀山市の朝倉氏からケールの供給をうけたり、海老江の田辺食研の乾燥青汁(ピロサン)などで間にあわす。
     その間に、近郊農家の信頼できる協力者を物色し、できれば幾人かの同志をつのり(おそらく、ほかにも欲しがっている人があるにそういない)同好会を組織し、農家と契約すれば、材料の入手もけっして不可能ではない(現に、東北の山形県などでも、ずっと以前から、そうした会があり、多くの会員が青汁の恩恵に浴している)。
     そういうことも考慮されてはいかが。
    (55・9)




7-7. 健康相談室 胃によい

    八女市 M.H. 

     先日からストレス続きで、胃がザラザラした感じが時々あり、この状態が長くつづくと胃潰瘍になるかも知れぬと思っていました。
     フト思いつきまして、そういう時ピロサンを服用しましたら、しばらくしてよくなってきました。1、2回これを体験しまして、胃に著効のあることを皆様にお知らせ出来たらと思います。




7-8. 手術せずにすんだかも

     この春、胃を悪くして手術した。その後も、どうも調子がよくない。
     それまでも青汁は1本(5杓)はのんでいたが、それでは少なすぎる、3〜4合(6〜8本)は必要とおしえられ、4ケ月前から分量をふやした。
     初め4合飲み、下痢したので3合にしているが、ながい間の悩みだった不眠症も便秘もともになくなり、毎日まことに爽快な気分になっている。
     もっとはやくこうしていたら、手術せずにすんだのじゃなかったろうか、などとかんがえたりしている。
    (倉敷市の笠原さん、青汁忘年会でのお話)




7-9. 4週間で全治

    塩釜市 K.K. 

     親戚のもの(34才の男子)が、胃潰瘍で明日入院する、と訪ねてきました。
     いい時に来ましたねと、青汁食をすすめましたところ、やりますと、決意してくれました。
     翌日より青汁3合(ちょうどキャベツの外葉がありました)、イモ食、くだもの、顆粒6袋で、ご飯いっさいなし。砂糖気なし。2週間でキズが消え、4週間で全治。
     くすりものまずに、働きながら癒していただきました。横浜の田辺先生、塩釜の金田さんのアドバイスでやりとおすことができたと感謝しております。
     日赤の先生もおどろいていられるようです。
     宮城県雄勝町から車で20分ほど離れた辺地の漁村です。新鮮な魚が多いのですが、野菜不足のところです。ケールを栽培して、ひきつづき続けたいとのことです。種子をお願い申し上げます。




7-10. 毎日が爽快

    山口県 J.I. 

     昭和51年の初めころには、極度の便秘と胃潰瘍のくりかえしで、入院。
     たいへん体の調子がわるく、歩行が全然できませんでした。
     ケールの青汁をのみはじめましてから、はや6年目になりますが、今では健康をとりもどし、この2〜3年は病気にならずすこぶる快調で爽快な気持いっぱいで毎日をおくっております。
     元気でおれますのは先生のおかげでございます。
     有難や、有難やと、毎日感謝でくらしております。

    (倉敷 星島清)




7-11. 移動性盲腸と憩室

     医学博士 遠藤 仁郎 

     34才の主婦。
     下腹がはり、痛むのでレントゲン検査をうけ、移動性盲腸と憩室があり、癌になるおそれがある、といわれた。
     便通は1〜2日に1回、便秘傾向でガスが多い。
     食欲はよく、野菜・海藻などつとめて食べるようにしている。味はうすい。甘いものはあまり食べない。とのこと。

     ○ 

     移動性盲腸は盲腸(大腸のはじまりの部分)がブラブラするもの。
     ふつう盲腸は短い膜で腹壁に固定されており、あまり動かないものだが、移動性盲腸では、この固定膜がながいので動きやすい。
     また、腸管自体多少たるんでいたり、のびているため、内容が滞り、ガスがたまりやすいので、はったり痛んだりするのだが、とくに癌になりやすいというものではない。
     憩室は、腸壁に出っぱり(休憩室)ができたもの。ふつう特別なことはなく、たまたまレントゲン検査で発見されることが多い。
     しかし、時にはバイ菌がついて炎症をおこす(憩室炎)こともあり、癌ができることもある。

     原因は、生れつき抵抗力のよわいこともあろうが、主には便秘。西欧人に多いのは、肉食で野菜が少なく便秘しがちなため。
     わが国でも、日常生活ことに食生活が欧風化するにつれて、しだいにふえてきた、といわれている。
     しかし、便秘そのものだけが直接の原因ではなく、むしろ、便秘するような食生活、つまり精製穀・肉・糖・脂にかたより野菜の不足した、そして、熱量・蛋白質ばかりが多くてミネラルやビタミンの不足した不完全食のために招かれた血のにごりによって、腸管がよわくなっていることの方がより大きくかかわっているのであろうと思われる。
     それはともかく、現在の苦痛をとり去るためにも、また憩室炎や癌化を防ぐためにも、まず、便通をととのえることだ。

     便通をよくするには、
    1. 繊維にとんだ食べもので便の分量をふやすことと、糖分をへらすことだが、これには十分気をつけていられるようだ。
    2. 運動の刺戟をあたえること。盲腸部(右下腹)をもんだり、さすったり、軽くたたくなど。また、腹全体の運動、腹を走らすといって、ふくらしたりへこましたり、あるいは左右にゆさぶるなど、腸管の運動をさかんにする方法を講ずること。

     次に、腸管のはたらきをよくするために、また、感染や発癌にたいする抵抗力をつよめるために、血をきれいにすること。
     それには完全食が大切であり、そのキメテは、ミネラル・ビタミン(また繊維にも)にとむ良質ナッパをうんと食べ、青汁にしてのむことだ(緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。
     つまり、西欧風の贅美食の真似をせず、わが国古来の質素な簡易食(自然食)にかえること。そうして、毎日快通するように心がけていれば、移動性盲腸の苦痛はやがてなくなるだろう。
     そして、憩室も、あるいはしだいに小さくなるかも知れないし、炎症をおこしたり、癌化したりする心配はなくなってしまうだろう。
    (56・8)




7-12. 胃下垂

     医学博士 遠藤 仁郎 

     35才の主婦。「膵臓がはれている。慢性膵炎らしいが、腫瘍かも知れないから精密検査(逆行性膵管造影)が必要だというので、先日試みたが、胃下垂のため管がうまく十二指腸にはいらず、失敗。もいちどやろうということになっているのだが、胃下垂は治るだろうか。胃下垂そのものの苦痛は何もない」との相談。
     逆行性膵管造影というのは、膵管(膵臓の分泌液の出る管)の十二指腸への出口(膵管口)から造影剤を注入してレントゲンにあて、膵管の状態をしらべる検査法。そのためには、造影剤注入用の管を口からのみこみ、胃をとおって十二指腸の膵管口のところまでおくらなければならないのだが、この方の胃がひどく下っていて、この管が胃の中でドグロをまき、うまく十二指腸へとどかず、失敗に終った。で、もいちどやりなおそうというのだが、胃下垂はなおるか、とのことだ。
     胃下垂は病気ではなく体質だ。胃の筋肉がよわって、たれ下っているのだから、治らないことはない。しかし、それにはかなり時間がかかり、とても、さっそくというわけにはゆかない。あなたのばあいその検査はそういそがなくてもよさそうだから、ともかく熱心にやってみてはどうか。

     方法としては、
    1. 栄養を正しくして、からだ全体の活力の強化をはかること。それには栄養のバランスをとることが根本だから、しっかりナッパを食べ青汁(少なくとも一日3〜4合以上)のむこと。もっとも、胃下垂では大量の液体をとることはひどくいやがられている。が、のんでみて別に故障がなければ、いくらのんでも少しも差支はない。もしあれば、一度にのまず、少しづつ度々に分けてのめばよいし、粉末を利用してもよかろう。
    2. 胃の力をよわめるものをへらすこと。その筆頭は砂糖。菓子やジュース類をやめ、味つけの砂糖も極力へらすこと。次が白米飯。
    3. 胃の力をつよめること。反射的には、腹壁をペコペコ走らしたり、からだを左右にふり動かしたり、ねじる運動。また、腹をたたく(狸療法)など。直接胃の運動をさせる方法として、ヘド運動――ただ吐く運動をするか、ノドに指をつっこんでゲーゲーやる。全身の運動も結構。

     その他一般注意として、食べものは、なるべく安全な自然食品をえらび、危険な添加物に汚染されているかも知れない便利なインスタントものやでき合いもの、加工・保存食品はさけること。食べものは、できるだけよくかむこと。便通をよくすること。精神的の影響も少なくないから、いらいらしたり、いらぬとりこし苦労はしないこと。なお、腹帯は、特別苦痛がなければ、その必要はない。
    (57・7)




7-13. 直腸の潰瘍

    熊本市 S.M. 

     一昨年、痔出血と疲労が強かったこと、青野菜の摂取が少いことから、毎日ライフを読んで青汁の効用を知り、飲用を始めました。
     昨年2月頃から痔出血が激しくなり、下血を見るようになりました。
     この間、一日3包服用していました。直腸癌ようの出血と判断し専門医にかかり、内服薬や注射をうけましたが、好転せず。岡大の内視鏡検査では癌の心配はないといわれました。
     内服薬は胃を害し、食欲減退。坐薬を入れても出血は軽快せず、思案しているうち、青汁の多量服用を思いつき、一日6包服用しましたところ、3日目くらいから殆んど出血をみなくなりました(少し便について出る程度)。
     最初の病院で、直腸に潰瘍があるといわれてましたので、築地の国立癌センターへも行きましたが、全くその心配はないとのことでした。
     ところが、ほかの病院の乳腺外科で乳癌を発見され昨年11月に手術をうけました。
     この間青汁は中止していましたが、術後10日頃より始めました。
     中止していれば、便につく程度の出血、排便後力むと出血するという状態が持続しました。
     今は毎日6包服用しています。




7-14. 潰瘍体質

     医学博士 遠藤 仁郎 

     56才の体格、栄養ともによい男性。
     10年前と3年前に胃潰瘍をやった。
     こんどは、数日前、血便が出、2〜3日つづいた。
     胃の痛みは大してない。便はいつものように毎日ある。
     しかし、腹にガスがたまって食事が十分できない、とのこと。

     ○ 

     ガスがたまるのは、多分、出た血が腸にたまっているためで、別に心配はあるまい。しかし、そうたびたびやるのは、潰瘍になりやすいからだ(潰瘍体質)になっているからだ。
     このままだと、また、いつやるか知れず、大出血したり、破れて腹膜炎をおこしたり、悪くすれば、しまいには癌になるかも知れない。

      いい加減に潰瘍と縁を切らにゃあいかんよ。」
     「体質でもなおりますか?」
     「生れついた体質はもうどうにもなるまい。しかし、この体質は、そういうものではなく、主には、ながい間の不養生、ことに食べものの不摂生から来ているものだから、やり方しだいでは完全になおすこともできる。食事はどうか?」

    食事
     主食は白米飯をかるく一杯という。
     しかし、それはここ数日来の話で、平常はかなり大食家らしい。
     おかずは魚が多く、野菜はほとんど食べない。味は濃厚。化学調味料もよくつかう。
     インスタントものも多い。そのうえ、おそろしく荒がみ。食事時間はせいぜい4〜5分だという。
     タバコ、酒、よくのんでいたが今はやめている。
     菓子、ジュース、コーヒーも大好き。

    潰瘍ができるのは
     潰瘍ができるのは、胃に抵抗力のよわいところ(胃の病気とか、血のめぐりの悪いなどのため)があって、それが、消化力のつよい胃液のために消化されるためだ(消化性潰瘍)。
     この食べ方では、
    1. 荒がみの大食で平素から胃をいためている(おそらく慢性胃炎になっているだろう)。
    2. また、栄養的にひどくかたよった食事(カロリー、蛋白質ばかり多くてミネラル、ビタミンの少ない)、あるいはインスタントものなど出来あい食品の多いため、血がにごり、そのためにも胃の抵抗力はよわめられているだろう。
     そのうえ、酸性食品が多くて血が酸性にかたむき、カルシウムが乏しくなり、神経の興奮性がたかめられ(タバコや精神的の影響もあって)、一方では胃の血管の神経が刺戟されて、痙攣し、血行がさまたげられ、他方では、胃液の分泌神経が刺戟されて、消化力のつよい胃液をさかんに出すようになる。このようにして、潰瘍のできやすい下地(罹病素因)ができ上っているのだ。

    合理的潰瘍食
     そこで、これをなおすには、現在一般に行われている潰瘍食のように、ただ胃を刺戟しないようにと、やわらかい、消化のよい食べものにする、というだけでなく、同時に、潰瘍素質のもとになっている血のにごりをとり除くという意味での合理化がはかられなければならない。
     それには、
      1.食べものはすべて、なるべく安全な自然食品をえらび、安全性に問題の少なくない、あるいはその疑のある、インスタントものなどの出来あい食品や、加工・保存食品はつとめてさけること(安全化)。
       そして、不足しがちなミネラル、ビタミンを補い、栄養のバランスをよくするために、なるべくそれらにとんだものを多くすべきだから、主食には、酸性がつよくビタミンの少ない白米飯や白パンよりは、アルカリ性でビタミンにもとむイモにする。
       成分的にすぐれているうえ、かみつぶしやすいこと、また、満腹感がえやすく、食べすぎにならない点も有利。
       蛋白食品には、肉や魚の切身より、同様アルカリやビタミンにとむ大豆ものにする。
       そして、良質ナッパを主とする野菜類を十分にそえ、青汁は少なくとも1日3〜4合(もとのナッパ7〜800gないし1キロ)以上のむ(多いほどよい)ことだ。

    調理は簡単に
     繊維が不足し便秘すると潰瘍の治りが妨げられるから、調理はなるべく簡単にし、やわらかい繊維を十分とるよう心がけること。

    味つけ
     味つけはうすく。濃厚だと胃にもたれ、胃液の分泌を増す。糖分がすぎれば栄養のバランスをくずす点でも不利だし、便秘しやすくもなる。

    嗜好品
     菓子、ジュース同様。添加物の害もある。なるべくさける。タバコ、酒はいうまでもない。

    よくかむこと
     なお、あなたのばあい、よくかむくせをつくることが何より大切。
     1口30回以上。1回の食事時間は少なくとも15分以上。
     荒がみは、直接の物理的影響のほか、栄養のバランスをみだすもとにもなる。やわらかい主食や動物食品はこなれやすいが、大切なミネラル、ビタミン源である野菜類は素通りしてしまうからだ。
     よくかめばいきおい少食になる点も有利。
     こうして血をきれいにしてゆけば体調とともに体質がかわり、胃の抵抗力を増し胃の血行もよくなるとみえ、潰瘍は治りよくなり、再発することもなくなる。
    (58・1)




7-15. 青汁を飲みはじめて健康な体に

    横浜市 M.T. 

     私は少年期より身体は強い方でたいした病気はしなかったが、高校に入学してから受験勉強で不規則な生活が続き、18歳の時十二指腸潰瘍で入院した。
     そのときの体重は43kgまで減り結婚するまで続いた。
     食事は偏食で、野菜(キャベツ、ニンジン、レタス)や油濃いもの(テンプラ、トンカツはほとんど食べられず、顔色は青白かった。

     結婚してからは食生活が改善され、体重が53kgまで増えた。
     しかし、かぜはひきやすく、また口内炎、くちびるの荒れ、ヘルペスは3か月単位でくりかえしできていた。
     昨年の1月に会社(日立)の上司(部長)から、健康のため青汁を飲むよう勧められた。
     たまたま、会社の近くに遠藤青汁友の会横浜支部があったので、飲み始めることにした。

     初日は1合をやっと飲むことができた。
     1週間経つと牛乳を飲むのとかわらぬペースで飲むことが出来、2合まで飲むことが出来るようになった。
     飲みはじめて3か月経ったころ口内炎、くちびるの荒れ、ヘルペスが出来ないことに気がついた。
     それから1年経ってかぜらしいかぜはひかなくなっていた。
     ひいても咽がいたくなる程度で寝込むことはなくなった。
     また冬になると毎年耳にしもやけができたが、今年の冬は出来なかった。
     また、宴会などで酒をのんでも悪酔いはしなくなった。

     それからしばらくして、私は「青汁は効く」という本を買ってきて読んでから、食生活に気をくばり、コーヒー、コーラは飲まないようにし、ラーメン等のインスタント食品は食べないようにした。
     そして、牛乳よりは豆乳を飲むように心掛けている。
     青汁が身体の為に好いとわかってから、早速、母(福岡在住)に粉末を飲ませることにした。

     母はメニエル氏病にかかりこの1、2年、入院をくりかえしていたので、「青汁は効く」という本と粉末を送った。
     飲みはじめて2か月経って母からメニエル氏病がまったく出なくなり、また顔色および皮膚の色がよくなったと報告があった。
     昨年は青汁元年であった。私は毎日、昼休みに1合か2合飲むのが日課となった。
     青汁スタンドが休みの日は粉末顆粒を飲むことにしている。
     今後とも、私達は青汁を飲んで健康に気をつけていくつもりである。

    (59・2)




7-16. 胃の痛み

    東京都 H.Y. 

     青汁をしばらく飲まなかったので又胃が痛かったのですが、飲み始めて1ヶ月たつと痛みもなくなってきました。この頃お腹がすいてつい皆が食べているとつまみ食いしてしまいます。なっぱ汁だけでは物足りずに、おいもも1回に1本半位は食べてしまいます。




7-17. 顆粒で健康回復

    伊丹市 M.K. 

     胃カイヨウで長年医薬にしたしんでいましたが、少しもたよりになりませんでした。
     この1月からケール顆粒をいただくようになりまして健康をとりもどすことができました。
     ことしの春は疲れることもなく、元気につとめさせていただいております。ありがとうございました。

    (60・5)




7-18. 毎日快調

    伊丹市 M.K. 

     胃潰瘍で毎日ごろごろしていましたが、ケール顆粒を服用するようになりまして、腰が軽くなり身軽く動けるようになりました。
     大変うれしく思っております。食事も順調ですし、休日も早く起きて家族と一緒に朝食をいたしますし、生活にリズムがもどって参りました。有難うございます。




7-19. どこかへ行ってしまった胃潰瘍

     津島市 T.O. 

     ピロサンをいただくようになってから体重も増し、二度ほどわずらった胃かいようもどこかへ行ってしまったようで大変よろこんでおります。

    (59・9)




7-20. 胃ポリープ消える

    加古川市 M.T. 

     相かわらず仕事に追われ、貧乏閑なしの毎日ですが、健康なくらしに青汁をお役に立てようと、農協や公民館の人々、さらに身近で慢性病に苦しんでいる方々にお奨めしています。ところで、今日は是非お知らせしなければならないことがあります。

     それは、6〜7年程前から胃にポリープが出来、昨年までに3個に殖えていたのです。それが先月未病院で6ヵ月ごとの胃カメラをしたところ、なんとなんと3個とも消えてしまって跡形もなし。主治医の先生もこんなことはあり得ないとびっくり仰天。私もまるで狐につままれた思いでした。勿論、念のためと他の検査もしていただきましたが、治癒まちがいなしとして、今後通院の必要なしと無罪放免となりました。

     そして数日後ふと思い当たりました。昨年倉敷市の久米様が遠藤先生をご紹介していただき、その節教えて下さった青汁のお蔭だったのです。何故なら他に薬は飲んでいませんし、悪いと知りつつもお酒のほうは商売上時折り飲んでいたのですから、青汁しか考えられません。本当に有りがとうございました。これからも青汁を続け、今度は蓄膿症を治すのです。(61・10)。




クリック 引き続き、胃腸病(8)へ






ご意見・ご要望はこちらへクリック
階層リンク 田辺食品 青汁 健康と青汁 上の階層へ
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法

Copyright 2011 07 田辺食品株式会社