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1. ケール作り

    米子市 H.O. 

     春にはケールの種子をありがとうございました。
     猫の額ほどの土地にまきましたが、成長し、写真ほどのサイズになりました。下葉から順にもいで、青汁に使っています。「青汁の効用」にある通り、葉が大きくて、水分が多いために、汁が多くとれるし地面からはなれているために、よごれが少なくて、洗うのに手間がかかりません。はじめは小さい苗でしたが、次第にサイズをまし、間引いては、となり近所にゆづりました。青虫が好んでつくために、毎朝除虫をしました。
     1日手を休めると、無残な穴。すじをのこして、柔かいところはたべられてしまうのです。2、3日家をあけたときなど、帰って来て、第一にすることは青虫取りでした。


2. ケールの栽培東京では無理か

    東京 Y.N. 

     「青汁の効用」を拝見して、元来身体のよわい私は、すっかり嬉しくなり、さっそく青汁を半月ほど続けましたが、その時は、それきりで、また薬にたより、今日にいたりました。
     先日ふと思い出して、本をとり出し、再び読みはじめ、「丈夫になるには、これより他にない。これからは青汁を一生懸命にのみ始めよう」と、5日前から、八百屋から大根や小松菜を買って来て、汁にして、飲み始めました。
     だんだんと身体の調子がよくなったように感じ、これで身体が丈夫になれたらほんとうに嬉しいと、ふかく感謝している次第です。しかし、八百屋の野菜では心配なので、ケールを栽培したいのですが、東京で、しかも土いじりしたことも無い者には無理でしょうか?

      結構できます。


3. 真剣にとり組む

    神戸市 S.U. 

     これからは、その灯絶やさず、その種たやさずで、家で種子を採取します。
     つぼみがふくらみます。その芽ごとにかぎとって煮て食べますと、とても美味しいので、時には青虫も一緒に煮てあって、家族に叱られながらも、美味しいままに、種子をとるにいたりませんでした。こん後は気をつけます。
     庭にユキノシタが沢山ありますので、いただいた種が大きくなるまで、混ぜて使用いたします。23才の長男が、血圧が少々高く、かつ、去年流行性肝炎にかかりましてから、体調がくずれそうになると、手指の先端の皮がむけると申しますので、ここに真剣に青汁ととり組むことになったのですが、1ヶ月に足りません服用期間ですが、何となく、傍目にも好調そうにみえまして嬉しく存じています。


4. 質問箱:ケールの虫(青虫)とり

    高知県 N. 

     問
     ケールの虫(青虫)とりによわっております。何かよい方法はございませんか。

     答
     手でつぶすのが、やはり最も安全確実です。なお青虫のはびこるのは葉もよく繁る季節なので、堆肥その他元肥で十分土をよく肥しておけば葉の成長の方がさかんで、虫の害は、余り気にせずに利用することが出来ます。


5. ケールちゃん寒いねえ

    栃木県 N.H. 

     寒い冬は本当にケールの栽培等困りますね。
     手入れをおこたっているせいでしょうが、方法としては肥料と寒さよけでしょうか。
     冬もとおしてのんだ方が体の為にはよろしいのでしょうね。
     私も、自分でも不思議なくらい、青汁がおいしいのです。
     のみたくなってしまうのです。天然の味がすばらしく、牛乳よりおいしく感じられます。
     早く暖かになればいいなあ。ケールちゃん寒いね、といってビニールの袋等かぶせております。


     肥料に堆肥緑肥を十分施し、根もとに厚く置き藁などしてやって下さい。ビニール栽培も結構です。


6. 栽培の苦心

    京都市 Y.T. 

     毎年、秋になると、ケールの成長がとまってしまい、材料に困ります。
     今年は、とくに不出来でしたので、先頃から、とうとう緑汁社の青汁を配達していただいて、補っております。
     青汁用の野菜の栽培は、楽しいものでが、場所がなくて困っています。
     庭は日当りがわるく、狭いし、家の近くでは、土地を借りても、農薬や下肥が必ずかかります。
     しかたなく、遠い郊外の河原などでつくったりしていますが、水や肥料をやるのも不便で、夏の最中には、少し行かない間に、付近のクズの葉が、忽ち茂っておおいつくされますし、遠くて毎日行くわけには、とても行かず、仲々困難です。
     しかし、苦労して、細々と、10年ちかくも自家製のを飲みつづけましたお蔭で、いつの間にか、薬というものを全く使わなくなりました。
     この間も、古くから来ている富山の薬屋さんに、一服ものんでいないので、申訳なく思いまして、実はこういう訳で、と庭のケールを見せて説明しましたところ、非常に感心して帰られました。
     しかし、栽培は全く下手で、危険性のない自家製の青汁を、思う存分のみたいというのが念願ですが、満たされたことがありません。
     いま、ケールとコンフリーをつくっていますが、非常に小さい葉しかとれません。
     鶏糞、堆肥を入れたところは、必ずベト病が出たり、葉が黄ばんで来たりして、ダメになってしまいます。少ない目に入れたつもりでも、強すぎたのかも知れません。
     来年は、雑草の堆肥と、草の灰と、石灰だけやって見るつもりです。
     今年は、エンサイかよく茂り、今も、他の材料のない時に、サツマイモの葉と一緒に利用して、大変たすかっています。
     いま、ちょうど、日当りのいい垣の外まで這い出した蔓に、白い小さな花が咲いています。
     冬の間は、農薬の危険も大分少ないようですので、毎年、市販の水菜や人参、大根の葉などで間に合わせています。
     来年こそは、何とかして、ふさふさとした大きな葉っぱを育てたいものです。


     安心して食べられるナッパの栽培は、本当に大変なことです。
     要領は、土地をよく耕すことと、堆肥、緑肥などをしっかり混ぜこむこと。
     石灰(炭酸石灰がよろしい)も十分にやること、にあるようです。
     ご成功をお祈りいたします。

    コンフリーについてのご注意


7. 葉が小さい

    新潟県 S.S. 

     3年前にお願い申してツリーケールの種子をご送付いただき、このお蔭をもちまして、高血圧の療養につとめてまいりましたが、病はぐんぐん快方に向い、今では、血圧は殆んど平常にもどり、大変よろこんでいる次第でございます。さらに続けて飲用したいと思いますが、私の畑から採取いたしました種子が変化いたしました為めでしょうか、ケールの葉は真に小さく、これを採取するに困っております。

    (それは種子のせいではなく、畑がやせて来たからでしょう。なるべく深くたがやし、うんとタイ肥、緑肥、ゴモク類と石灰=炭酸石灰を入れてみて下さい。)


8. 有害な農薬を使わない駆虫法

     宮崎県 渡辺忠夫

     最近の殺虫農薬は非常によく効きます。
     何でも、戦争中に研究された化学兵器、俗に言う毒ガスの化学合成等が参考になって、殺虫力の強い農薬が開発されたものも多い由です。
     それで、人手不足の農村では、大いに歓迎され、使用される様になりました。
     今時、この、楽に虫退治が出来て、しかも効力が持続する殺虫薬を全然使わないで作物を作るお百姓は殆んどありません。
     そこで、農薬の残毒問題が起った次第です。この問題は、ここ迄で打切ります。
     遠藤青汁の会の皆様は、農薬は絶対に使用さないのですから、問題外です。
     しかし、新緑の燃える頃になると、植物の生長も旺盛ですが、各種の昆虫類も大いに威張りはじめます。
     次の提案も、或いは、会員の皆様の中には既に実行して居られる方もあるかと存じますが、兎も角も、戦前から戦時中の、彼の物質不足の時代にも、ズッと今日迄、いろいろの植物を作って、職として来ました小生としての意見を申し述べてみましょう。
     1、強い水圧の噴霧を使用すれば、水だけ使っても虫は退治出来ます。
     動力噴霧器で、葉裏の虫卵や青虫、アブラムシ等を吹き飛ばしましょう。
     強い雨風の天候がある年は虫の発生が少い。この理窟を人工的に作り出して虫退治に利用出来る筈です。
     カイガラ虫等は、強い噴霧で吹き飛ばされると、嘴が折れて死滅します。
     甕菜は、アオムシは発生しませんが、時として、夜盗虫がねらって襲います。
     この場合は、噴霧器等の道具は不要です。
     水を、根元にタップリ溜る程施して、虫を溺れさせ、近付けない様にすると宣しいです。
     エンサイは、この点、水に強いので、真に楽な駆虫法として水駆虫法が一番です。
     2、無毒の人体用(入浴用)か、良質の洗濯用の石鹸水を造って、虫にかけてやります。前項と含めて、強噴霧で用いると、一層有効です。
     石鹸水ぐらいで虫が死ぬか、と疑う方もあるかと存じますが、試みに実行して下さい。案外有効です。
     総ての昆虫類の幼虫は、腹の両側面に一列に並んだ気孔があって、其処から呼吸して居ます。石鹸水の泡が其の気孔を塞げば窒息して死滅する理窟です。
     しかし、昆虫類の多くは蝋や油を分泌して水をはじきます。石鹸水は、虫の油を流し去る様に、粗い作業でなしに、丁寧、熱心に作業する必要があります。
     前項と本項を併用すれば大概、虫の発生には負けません。しかも、絶対安全だと保証します。
     3、戦前よく用いた、人畜無害の除虫菊石鹸液の処方をお知らせします。第2項の石鹸液だけの場合は、この処方から除虫菊を除けば宜しいです。
     調合量
     除虫菊粉
       50〜100g
     石  鹸
       40〜120g
     水
       20リットル(1斗)
     晴天続きのときは薄く、曇天のときは濃くします。
     石鹸を水に溶かすには、予め、5リットル程の水に石鹸を削り込み、加温(煮て)溶解せしめ、後、水を加えて、所定の濃度に薄めると、早く出来ます。
     しかし、除虫菊粉は熱いうに加えては駄目です。
     冷却した石鹸液少量で、錬る様にして、次第に溶かします。噴霧口をつまらせる心配のある大きなものは、漉して除きます。
     今日頃、この様な事を申し述べれば、農業技術者、又は園芸家としては、使いものにならない古い頭の持ち主だと、笑い者にされる事必定です。
     若い技術者は知らないかも判りませんし、マア馬鹿者扱いにされる事を覚悟して申し上げてみました。だまされたと思って試して下さい。(日南海岸、サボテン公園技師長)




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