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高血圧インデックス:掲載紙面選択
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高血圧(1)
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高血圧(2)
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高血圧(3)
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- 主治医も不思議がる 101号
- 高血圧 102号
- 青汁で高血圧征服 107号
- ケールのおかげ 112号
- すっかりよくなった 113号
- 十年来の高血圧 114号
- 16年来の高血圧 124号
- 野菜代り 薬よりよい よわかった体 耳鳴りはスッカリ 125号
- 病院の庭がケール畠に 130号
- 人参とシベフ 133号
- 熱心に続けたい 135号
- 色々さがした末 136号
- 皆すこやかに 137号
- 効果てきめん 138号
- 長命へのみちを 139号
- 体調まことに快的 139号
- 畑仕事に汗 143号
- このペースで 146号
- つかれに青汁 146号
- 血圧が正常に 148号
- 高血圧 149号
- 本当に有難い 153号
- 青汁飲んで10年 166号
- 不安定な血圧 176号
- 青汁親子と血圧 179号
- 80才でも高血圧はよくなる 184号
- 青汁13年 209号
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高血圧(4)
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高血圧(5)
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高血圧(6)
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3-1. 主治医も不思議がる
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武蔵野市 M.H.
約3年まえ(2年9ヶ月)、高血圧のため軽度の脳出血にて、約2ヶ月入院、自宅にて約5ヶ月治療。それからずっと会社に出勤しておりました。今から約2年4ヶ月くらい前、ある医師のすすめにより「青汁」をのみ始め、最初は何もわからず、ホウレンソウにて、約8ヶ月のみました。先生の著書を手にしてからは、コマツ菜、ダイコンの葉カブの葉、キャベツなどにて青汁をつくり、毎日、朝夕1合づつは必ずのんでおります。本年4月ころより、血圧がだんだん下り、130ミリ――140ミリ程度になり、主治医も不思議に思っているようなしだいです。知覚神経もやられましたが、これは仲々治りません。
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3-2. 高血圧
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3-3. 青汁で高血圧征服
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川崎市 S.H.
高血圧は気候と深い関係がある、とかねてから医学的な説明を聞いていた私が、過去二回あった毛細管の切断と言う診断に、前記気候と言う事に何かこだわりたくなるものがありました。
第一回目は37年3月中旬。第二回目は38年6月初旬。何れも医者にかかりている時の事でした。青汁の会にてケールを知り、服用を始めると共に、食生活の改善を強調され、大いに努力しました。先ず毎朝食前に1合服用。一方食事は麦を主体として7・3の割り。副食物は野菜と植物性油が主体と言う調理で続けております。医薬を離れて既に一年以上になる現在、心身共に極めて快調。一時は200を越す血圧であった私が140前後と言う理想的な状態を保ち、毎日愉快に勤務しております。
高血圧に対するケールの効果の偉大であることは言うまでもないけれど、食生活にも大いに心を配る必要のあることを痛感しております。只主食切換えの為め、食事担当の家内の努力も偉大であることを考えねばなりません。要するに、最初教えられることを忠実に、確実に守り、而も永続することが最上と考え、今も継続、今度も永続したいと考えています。
尚ケールは血圧のみならず、胃腸の活動を非常に活発にすることをはっきり感じましたと共に、心身の疲労恢復にも絶大の効果のあることを感じています。毎朝1合のケールの為に血液はどんどん清浄され、若返えり、血管のコレステロールも清掃されて、活気ある若々しい血液が体内を涛々と流れ回る日のあることを信じて飲用を続けています。
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3-4. ケールのおかげ
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長野県 M.T.
大きくのびましたケール――5、60糎ありましょう――を大きな鉢にとりまして、雪の多かった冬中、家の中で眺めたり、毎日一葉づつもぎとって、白菜・リンゴなど入れて、朝はミルク1本とこのグリンジュース1本(これだけが朝食)。
昼はパン食。夜はまたグリーンジュースと、朝夕かかさず食してまいりました。
とくに高血圧患者にはかかされない生命力だと思われます。
これをのんでますと、安心感から非常に精神もおちついていろいろな神経の安定剤になって、最近ではおこりっぽいのも無くなり、朗らかになってまいりました。
歯科の患者にも大いにすすめています。とくに歯槽膿漏にはなくてはならないものです。肌がきれいになりますので家中、子供まで一生懸命のみはじめました。胃腸のよわい子供も大変よくなってまいりました。ケールのおかげで家中感謝で一杯です。
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3-5. すっかりよくなった
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栃木県 K.M.
毎日青汁を飲みはじめてから1年たちました。お蔭さまで、元来胃腸がきわめて弱かった私も、今ではすっかりよくなって、「180」もの高血圧だったのが、普通人と同様に下って、宇都宮高血圧センターの医者にもおどろかれるようになりました。持薬の必要がなくなりました。
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3-6. 十年来の高血圧
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土佐市 S.M.
高血圧発病以来、彼是10年になります。
最高205まで上ったとき、舌がもとらなく、1ヶ月休職。その間1週間の絶食をして、ぐっと下げるには下げましたが、じらい160・170から下りません。
この春、医師になっている級友に逢い、青汁をすすめられ、5月中旬より、自己流で、ヨモギ、オオバコ、桑の葉など、手当り次第に飲みましたところ、140台にもなり出しました。
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3-7. 16年来の高血圧
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埼玉県 S.K.
廿八才から今日までの16年間、本態性高血圧症で過してまいりました。
若いうちは、ちょっと薬で下げて、それで済みましたが、ここ2−3年は、最高血圧180を医者で下げ、3回位行きますと下りますからやめますると、じきにまた上るの連続でした。
そのうち、薬をあまり使うと、胃が悪くなります。
肩はいつも重く、火がついたようにほてり、十貫匁位の荷物をくくりつけられているようです。
夜中に、助けてくれ、と目をさましてしまいます。
誰れも助けてくれません。翌日、医者へまいりますと180を越えています。
心電図をかけましたら、「少しやられているから」といわれました。
そんな折、主婦の友で先生の「青汁の効用」の本を知り、読んで、ほんとかなと藁にすがる思いで、ジューサーを買い、こしらえて飲みました。
3日目に、右肩の先が、ふと軽くなっているので、びっくりしました。
さらに、つづけて、首のつけ根、左の肩先と左の首のつけ根の順に、軽くなりました。
左肩の真中にまだかたまりが仲々とれません。それも15日位でなくなりました。
また、左腕神経痛も、今は感じません。
4月はじめ、小松菜が不足して、体の調子もよかったので、つい怠けてしまいましたら(10日位)、頭が重くなって、計りに行ったら178になっていました。
これは、怠けてはいけないと、また始めました。
今は、おかげ様で、体の調子がよく、毎日を過しています。
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3-8. 野菜代りに 薬よりよい よわかった体 耳鳴りはスッカリ
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私は3年前結核と高血圧症で入院していました。
血圧は、その7、8年まえから、常に190から200、最低100から110位で、あらゆる治療をしましたが好転せず、たまたま結核症状が現われて入院しましたところ、病友の中に青汁をやる人があり、すすめられて、野菜を食わないので、その代りによかろう、という気持ちで飲み始めました。
ところが、2週間ほどしたら、人々から、口をそろえて、見ちがえるように顔色がよくなった、といわれ、それに力を得て、出来るだけ続けたいと決心しました。
その効用を申し上げますと、頭の痛いのがなおり、血圧はしだいに落つき、平均150―80と、その後2年間好調をつづけ、現在にいたっております。
耳鳴りはなおりません。
食欲が出て、体重は服用前と今では6キロもふえました。
現在、庭にうえたケールを主に、シソ、柿の葉など少量でつくり、近所の同病者にもすすめて飲んでもらっています。
1―2年前より高血圧で、種々薬も飲み、人からあれがよいと聞けば、その薬草をもとめ、飲んでおりますが、ただ気分的のもので、一向快方に向っているとも考えられません。
ところが、半月程前、知人に、このことを話しましたところ、先日、ケールを約2キロ余り送って来てくれました。
早速ジューサーでしぼって飲み、3―4日いただきましたところ、これまで高価な新薬を飲んだ時より、気分も快く、頭の重みも無くなり、非常に嬉しく、出来得ることなれば、ケールを自分で作り、連日飲みたいと思います。
1―2年前より高血圧で、種々薬も飲み、人からあれがよいと聞けば、その薬草をもとめ、飲んでおりますが、ただ気分的のもので、一向快方に向っているとも考えられません。
ところが、半月程前、知人に、このことを話しましたところ、先日、ケールを約2キロ余り送って来てくれました。
早速ジューサーでしぼって飲み、3―4日いただきましたところ、これまで高価な新薬を飲んだ時より、気分も快く、頭の重みも無くなり、非常に嬉しく、出来得ることなれば、ケールを自分で作り、連日飲みたいと思います。
過日ご恵与いただきましたケール、40センチ位に成長し、毎日青汁として飲用いたしております。
飲みはじめてから、すでに百日を経過しました。
血圧も大分下り、耳鳴りはスッカリよくなり、毎日楽しく日を送っております。
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3-9. 病院の庭がケール畠に
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都城市 M.H.
病院の庭の隅を借りて植えておりますが、最初は誰れも大して関心がありませんでした。
私ども2人が毎日絞ってのみ調子がいいので――それも、私は高血圧でいろいろ症状が出ておりましたのが、今では正常にかえり、慢性の胃腸病もいつの間にかなおり、一般状態もよくなりました。
それで、皆も次々に庭を掘り返して畠にし、どこを見てもケールが目立つようになりました。
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3-10. 人参とシベフ
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鳥取県 S.K.
シベフ(スベリヒュ)は真夏の炎天下、抜き捨ててあっても絶対枯れない、精の強い草であります。水分は多くて、尚、人参と共に農薬の心配のない青汁には最高の材料で、毎日1日3回(1回1合)いただいております。体はおかげ様で、血圧は50も下げて、150−90。自信まんまんでおります。
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3-11. 熱心に続けたい
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東京都 N.O.
ケールが入手できないので、野菜(小松菜)をしぼり、初めの頃は1合位。夏季は7・8月ごろ2合位、毎日のみました。
約8ヶ月ほど飲みましたころ血圧検査を受けましたところ、私は年令70才でして、190もありましたものが、160に下りまして、血圧不安はなくなりましたので、真に嬉しく、今日まで毎日続けて、1合ないし2合を毎日飲んでいますが、食事は1度くらい欠がしても、青汁は欠かすことなく、のまずにいましたら物足らぬ故、必ず飲んでおります。
他の人々にすすめても、飲み難いとて続行していませぬが、真に惜しいことと思っております。
私は熱心に続けたいと思っています。
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3-12. 色々さがした末
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上野市 S.H.
毎日照りつける夏の太陽に、だんだんと日焼けしてゆくわが身を毎日見つめていると、青汁の効力がこうもきいてきたのか、とびっくりする程です。私は37才で、去る5月末日に血圧を計ると160‐96ありました。それから色々本をさがして研究した末野菜の青汁にふみこんだわけです。腹部のまわりも既に一寸程細くなり、小便も以前より回数が目に見えて多くなり、便通もらくになりました。
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3-13. 皆すこやかに
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四日市市 M.Y.
私ども家族が青汁を何より貴重な飲みものとしていただきかけましてから、はや一年余り。
知らず知らずの間に、皆すこやかに、子供は胸囲が人並以上に増加いたしました。
主人も160の血圧が130の普通にもどり、私も疲れを知りませぬ今日このごろ。これも先生が青汁の普及を日本国中にして下さいましたおかげと、大変よろこんでおります。
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3-14. 効果てきめん
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山梨県 H.W.
ケールの種子をいただき、早速栽培して、青汁を服用しておりますが、効果てきめんで、おかげ様で、高かった血圧も、本年4月頃より安定してまいりました。
今では、青汁の効用に自信を得て、機会ある毎に、皆様におすすめして、種をわけてあげております。
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3-15. 長命へのみちを
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岡山県 Y.O.
私は今年64才、若い頃より心臓胃腸が弱く、更年期頃よりは、両親に似て血圧が高く、とくに脳動脈硬化症がひどく、耳鳴が烈しく、次第に、難聴となりました。
が、青汁教室に参加させて戴くようになり、先ず、第一に血圧が安定致して参りました。
以前は大変甘党で、肝臓も少々悪く、治療致し心配も致しましたが、今は青汁のお蔭ですっかり全快致しました。
そして全く体質が変り、滅多に甘い物がほしくもなくなりました。
皆様から、時折は、顔の色つやがよいなど感心しても戴きます。
コレステロールも通常となりました。
併し、常に健康診断は受けますものの、何処も悪いところはなく、安心の日々を過させて戴いて居ります。
是れ偏に御指導の賜と深く感謝致しつつ、尚一層、ゆるみなく、今年は第一、野菜作りから始め、見事な物を沢山作り、実行致度張切って居ります。
百聞は一見に如ずとか、年末の会食を有難く美味しく頂戴致し、また献立を見せて戴き、少々手伝わせて戴き、本当に得る処あり、嬉しく、家に帰り、早速その通りを実行致しましたところ、家内中、大変美味しいと、大嬉びで、家でも頂戴致しました。
平素も、精々、怠らぬよう実行致し居ります。
私は此の青汁を病弱な方々へ次々とお進め致し、新聞やら、小冊子やケールの種子をお分ち致し、皆様へ大変喜こんで戴いて居ります。
今年こそは横着せず、我儘せず、うんと実行致し、会の皆々様と共に、長命への道程を辿り度く念願致しつつ筆を置きます。
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3-16. 体調まことに快的
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3-17. 畑仕事に汗
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3-18. このペースで
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倉敷市 S.A.
数年前より、職場の定期健康診断で血圧が少し高目「170〜110」で、あまり老年でもないのに、こんな状態では心配だから早く手当をしたのが良いのでは、とすすめられ、医師の手当を受けることにしました。
降圧のための投薬や注射をうけながら、日常の生活や、食事についての注意を色々と聞きました。しかし、全般を通じての食養生の知識があまりにも不足でした。此処で大きな失敗をしました。
只米食をすくなくすれば良いと思い、御飯「米」の代りにインスタントラーメンを度々口にするようになりました。当初、血中コレステロールは220でしたが、投薬を受けながらも、検査の都度コレステロールの度合は上昇するばかりで、ついに290にもなってしまいました。其の頃、新聞の家庭欄で、ラーメンの製造の際の油に大量のラードが使用されている事を知り、コレステロールの犯人はこれかと、やっときづき、知識不足とは言え誠に驚きました。
早速ラーメン食をやめ、当時、倉敷徒歩の会のM氏にすすめられ、41年11月青汁教室に入会、参加させてもらいました。これまでの食事のまちがいであった事をしみじみとかんじ、肉類、米、甘味等の思い切った減食をなし、青野菜のサラダ「一日百瓦以上」と、朝夕コップ1ぱいの青汁(ケール、シーオーが材料)を飲用し始めました。
これについては、家内もこころよく共に協力してくれました。飲用を始めて約4ヶ月頃、これまで投薬時のみ下降していた血圧が130〜90の値で、次第に安定するようになりました。夏期の血圧安定期を過ぎて10月になっても、この安定は続き、医師も、もう大丈夫と投薬をうち切りました。
ことさら寒いこの冬を迎えましたが、ときどきの検圧にも140〜80と安定し、コレステロールも160となり、もう大丈夫と安心しました。其他、20数年間軽い神経痛になやまされ続けましたが、今冬はそれもなく、又、服装も薄着で寒さ知らずで毎日を元気で送っています。これもみな、生食、青野菜と青汁による食事改善のたまものと感謝の毎日を送っています。これからもこのペースで、ますます健康な毎日を楽しく送るべく心掛けて行きたいと思います。
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3-19. つかれに青汁
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3-20. 血圧が正常に
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3-21. 高血圧
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高血圧は、結局、食べすぎ、それも、ご馳走の食べすぎ、したがって多くの場合ふとりすぎの病気。
だから、その食事には、緑葉食、青汁を中心とした完全食の少食(そしてやせること)が根本で、ただ薬だけにたよっていたのでは、とても治りきるものではない。
(1)ともかく、まず、ナッパをうんと、しかも、なるべく多くを生で食べ、青汁もうんと飲む。少くとも、1日3合。4〜5〜6合ならば、なおよい。主食の米飯は、毎回、かるく一杯程度。タバコ、酒、菓子は、やめるか、ごく控え目。蛋白食は過ぎぬよう、適宜に。味はうすく。
(2)これでも下らなければ、ナッパ、青汁はそのままにして、主食をイモかマメ、せめてソバ粉に。肉(獣鳥魚介)類をやめて、大豆もの、小魚類にしてみる。
(3)それでもダメならば、思い切って、徹底した青汁、イモ・マメ・ナッパ食にする。初め、2〜3日、青汁だけ。1日4〜6合のむ(青汁絶食)か、青汁、生ナッパ、果物だけにする(野菜果物日)。次で、イモ、豆腐、大豆、牛乳、小魚と、調子をみながら、少量からしだいに増してゆく。
これで、たいていは、下って来るものだ。血圧が安定して来、調子がよければ、注意しながら、しだいにゆるめ、調子が狂ってくれば、またきびしくする、など適宜加減。
そして好調がつづくようになってからも、週に一〜二度は、青汁だけの日か野菜、果物だけの日にすると、なおよい。
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3-22. 本当に有難い
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千葉県 K.N.
ケール、自宅の庭でやっておりましたところ、一向に、うまくゆきませんでした。
現在は、土つくりに2〜3年かかることを知ってから、気ながに、台所のごもく、鶏糞など埋めたりして、少しはよくなり、ケールも元気よく(まだ小さいですが)なって来ました。
昨年の11月ごろ、主人の血圧の高いことがわかり、食生活の改善をしているのに、と思いましたが、あらためて「青汁の効用」を、何度も読みかえしました。
そして、往復2時間かかるのですが、ケールを5キロくらい、まとめて買いに行き、朝夕、ミキサーにかけ、一人400グラムづついただいておりましたら、主人の血圧も平常にもどりました。
野菜きらいの主人も、青汁なら、進んでいただきますので、私もサボるわけにはゆきません。
あらためて、ケールのききめに驚いています。鶏にも、たえず与えていましたら、卵の黄味が濃いようです。本当にありがとうございました。
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3-23. 青汁飲んで10年
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長野県 S.O.
私が青汁を飲用するようになりましたのは、齢将に75歳の頃でありました故、もう彼れ是れ10年の歳月を経ることになりました。振返ってあの当時を思い起すと、まことに感慨無量のものがあります。それと申すのは、日頃寄せ来る年波に侘びしさを概いて居る折柄、図らずも老人にとってはタブーとも思われる高血圧に煩わされておった時でもあった為めなのです。
私は生来健康体と自認しては居りましたものの70の坂を越えての自認は全く無謀の自信に過ぎません。身心とも日増しに衰えゆく老化の自然現象に気付かなかったのであります。偶々75の齢を迎えました時に、不図した風邪に犯されましたが、さ程悪性の風邪とも思われず、単なる鼻水かぜ位とのみ思い込み、自然の回復を待って居りましたが、容易に回復せず遂に医師の診察を受けることにしました。
処が医師は少し血圧が高いが心配することはない、とのお言葉故、すっかり安心し過ぎ、服薬も兎角怠り勝になった為めか、病状もなかなかはかどりませんので、又別の医師に診察を請いました処、矢張り、老人病たる高血圧症であるとの由でした。
それ以来は、医師の注意を守って医薬に親しんで参りましたが、どうも病状は思わしく回復に向わなかったのでありました。斯くして、私の病状が長引くにつれ、食欲は追々減退して来る、気分は益々いらいらして憂うつになる。煩悶の果てはノイローゼ。終りには睡眠薬なくては一夜も過ごされぬ不眠症になったのでありました。
此時、私はもう人生の終りに近づいたな!余命幾何もないな!と覚悟せざるを得なくなり、なんとも言え得ぬ寂びしさにうたれたのでありました。斯かる折に、偶々、日本経済新聞紙上に於て、大阪の某銀行支店長たりし飯村氏の高血圧闘病生活体験記を読むに及び、高血圧患者も青汁療法により全治可能なる事を知った時には、恰も暗闇の中に光明を発見した思いでありました。
そして此時、始めて遠藤先生の青汁会を知り、直ちに入会し又先生の著書を購読するに及んで、愈々青汁療法に対する確信を得ることになったのでありました。一時、生命の絶望をも考えた程の私も、再び蘇生の望みを得て、恰も神の加護にあづかった思いで、衷心感謝感に咽んだのでありました。それより、私は青汁飲用に専念することになり、約2ヶ月程で漸やく食欲も出て来るようになり、憂うつな気分も何となく晴々するようになって来ました。
そして約半年も経つや、血圧も漸次降りかけ、睡眠も薬によらずに眠れるようになって参りました。この時の嬉しさは、又何とも形容の出来ぬ程でありました。それから後は、漸次、医師の薬餌より離れることにし、約1ヶ年後に至っては、完全に元の健康を取戻し得るに至ったのであります。
爾来、十年間1日の如く、今日に至るまで毎日青汁を飲み続けて参りました。その間、病気らしき病気もせず、勿論、医師の薬餌を請うたこともなく、現在はただ病気予防の為め、時折、保健所を訪れて、血圧や尿の検査を仰ぐことにしておりますが、一時は200以上も上った血圧も現在は大抵130(最高)70(最低)位の処で安定を保っておる状況です。尿の方も異状はありません。
以上が私の闘病体験記でありますが、私の妻も、又同様な体験を経ておるのであります。妻は、私よりも以前から心臓疾患で悩み、且つ血圧も高く、永年病院生活をして居りましたが、思わしくありませんので、妻にも青汁を勧めて飲用せしめました処、月日の経過するに従い次第に快方に向い、現在は私同様、完全に全治されるに至ったのであります。
斯くて私達夫婦は、青汁飲用により老人の難病より切抜けられたのであります。そして現在、妻は80、私は84の齢を迎え得ることになった次第です。これ一に青汁の効験、遠藤先生の御功績の賜物と確信し深く感謝しておる次第であります。私の知人には、私を青汁「狂」と冗談を申しておる者がありますが、私はこの「狂」を「教」に更え、「青汁教」を以て自認し、この青汁教の堅い信仰によって安心立命と身体の健康とを持続し、以て余生を楽しく幸福に送って行きたいと念願しておる者であります。
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3-24. 不安定な血圧
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3-25. 青汁親子と血圧
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愛媛県 越智 廓明
皈省中の二男は、2年前の青汁開始の時から「僕にもおくれ」と飲んできた。玉川大の4年生である。
7月22日夜、裁縫していた家内と私は、彼に血圧を久し振り測ってもらった。
彼も自身測っていた。私(57才)最高105、最低70。
家内(47才)120と80。
二男130と65。
私は、この半月余、米飯をよして、僅かのパン食に生野菜の低カロリー食。
枝豆、南瓜、青しそ。長男と2人でビール1本の晩酌はとりつつ、4キロ減の60キロに体の重荷を減じたのであった。
松山市へ出て、美食のならんだ店舗を見れど別に心を動かされない。
原始的に、バスも電車も世話にならず、土用の炎天3キロ、国鉄迄歩け歩けで通す。
朝は5時半から7時迄、夕方は5時から7時迄、汗にまみれて、ケールを初め食物と云う薬作りに精を出す。
ピーマン、茄子、南瓜、胡瓜、トマト、隠元、西瓜、キャベツ、枝豆。
食膳はこの薬で賑やかなことである。青汁も4人分、時に知人におすそ分けもする。
青汁のおかげで足腰腕等の痛みも追放。
ラヂオはいつも片手にお供をしてくれる。
草の生え繁げることは肥料製造に嬉しいことで、電気草刈機が威力を発してくれる。
今夜も、11時近くまで家内はつくろい物をしている。
2年前迄は、偏食が手伝ったと思われる高グロブリン血症、肝臓機能障害、胆のう症。
加えて2百もあった高血圧症があったのに、今は、保育所の保母の勤めを果して、夜は茶の御点前を教えている。
私が「根がよくつづくなあ」と云うと、「青汁のおかげ」と家内は答えた。
私も、もっともっと自分の体と話し合ってみたいと思った。
体重計と血圧計は体の番人の如き気がする。
動脈硬化、高血圧、心臓病、糖尿病、腎炎、胃腸障害等々の人はこの番人の利用が大切と素人考えに思うのである。
(45・7)
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3-26. 80才でも高血圧はよくなる
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横浜市 Y.K.
今年80才。血圧230とは知らぬが仏。
生来頑健で、薬も医者も不要で過していたが、2〜3年来、何となく身体に変調を覚えていた。
しかし、これも年齢故と気にせず、通院していたが、昨年6月青汁愛用の先輩米田氏邸にて、田辺先生に、はじめて拝眉の栄を得、その席上、食の療法と青汁の効果について、詳細なる説明を拝聴した。
お聞きして見れば、身体の変調も、成程とうなづける。
そこで、血圧を計ってもらって見れば、何と230もあるのに驚いた。
早速、青汁党となり、以来、ご説通り実行する。
2週間過ぎての血圧は195と下りました。
これに力を得て、更に続行し、6ヶ月を経過した昨年12月25日には、上155下70となり、身体の不調も、知らぬ内に消え去り、その効果の偉大なるに驚く。実に有難い事であり、今では、私には1日もかかせぬ物であります。こうした喜びは、単に自分一人の物とすべきでなく、知人にて、若しもそのような病気の方があれば、知らせて、この喜びを頒ちたいと思って居ります。
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3-27. 青汁13年
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久しくご無沙汰いたしております。
私共夫婦の青汁経歴もはや13年になり、健康は申分ありません。
高血圧症の家内が、くすりを呑んだこともなく、医者のお世話になることがありません。
国民健康保険の掛金で、社会によい奉仕のできることもうれしいことです。
受けるよりは、与える方が幸いであることを沁々感じます。
きょう、おひる前、庭の梨を採ろうとして手をかけた瞬間、チクリと蜂に指のまたを刺されました。
私は、これまで蚊に刺されても薬を用いず、草の葉をもんで摺り込むようにすると、5分以内でかゆみが止まりました。
今度も、そばにあった菊の葉をとって、試みてみたのです。
蜂の毒をしぼり出すようにして菊の青汁を摺り込みながら時計をみて時間を計りました。
3分後には痛みがやわらぎはじめ、次第に楽になり、10分とたたない内に、完全に痛みが消えました。
青汁って、なんとすばらしいものだろう。
と痛切に感じさせられます。今年は、どんなかげんかケールにほとんど害虫がつきません。
秋は、発育も旺盛です。毎朝、食前に2合余(400cc位)いただき、忍び寄ろうとする成人病を完全に追放できる自身をもって日々をたのしく過ごしております。
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つづいて、高血圧(4)へ
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ご意見・ご要望はこちらへ
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