健康と青汁タイトル小
遠藤青汁の会活動インデックス
 
 
 遠藤青汁の会活動1
 
 遠藤青汁の会活動2
 遠藤青汁の会活動3
 遠藤青汁の会活動4

  1. 実験的に証明された青汁の制癌効果(総会挨拶のあらまし) 300号
  2. 秋田支部学習会                     307号
  3. 企業めぐり         (56・10・27 朝日) 308号
  4. 総会だより                       311号
  5. 五色支部発足                      317号
  6. 新工場完成                       322号
  7. 総会だより                       323号
  8. 総会だより                       335号
  9. 「遠藤青汁の総会」雑記                 347号
  10. 総会に参加して                     348号
  11. 昭和61年度 遠藤青汁の会 総会だより         359号
  12. 倉敷遠藤青汁教室                    366号
  13. 昭和62年度 遠藤青汁の会 総会だより         371号
  14. 総会だより                       383号
  15. 総会だより(第33回遠藤青汁の会総会)         395号
  16. 遠野支部だより                     402号
  17. 総会だより                       407号
  18. ケール喫茶近況報告                   407号
  19. 平成3年度 総会だより                 419号

 
 
4-71. 実験的に証明された青汁の制癌効果(総会挨拶のあらまし)

     医学博士 遠藤 仁郎 

     毎年1回の総会で、皆さんにお会いでき、いろいろ体験談など聞かしていただくことは、私にとって何より嬉しいことなのですが、一面、そのたびにやらねばならない会長挨拶は、いつも同じことの繰り返しになってしまい、心苦しく、一年中のいちばん大きな悩みの種なんです。
     ところが、ことしはちがいます。青汁の制癌効果が実験的に証明されたという朗報が、とびこんできたからです。
     青汁が癌にもよいらしいということは、はやくからいわれており、経験を重ねるたびに、しだいに固められ、まず間違いないとかんがえられるようになっていました。
     しかし、100%の確信をもって断言するだけの勇気はもてませんでした。
     それは、それを裏づけ、すべての人を納得させるに足るだけの確実な実験的データがないという弱味があったからです。
     それが、こんどついにあたえられたのです。

     ことの起こりは、私がまだ倉敷中央病院に在職していた昭和53年。
     京大泌尿科の吉田教授−教授は膀胱癌の研究家として国際的に名の知れた方−が来院され、一夕食をともにしたことがありました。
     席上、教授は、癌研究の世界的趨勢は治療よりも予防にむけられている。そしてビタミンA、ことにレチノイドというA剤が注目されているが、副作用が強くて実用的でない、などと語られました。
     そのとき私は、A源として全く無害な青汁はどうでしょうか、と申しました。
     これまでの経験からすると、たいていの大学の先生は、私などのいうことは、ていよく聞き流されるのがふつうで、とり上げるなどといったことは、およそ思いもよらぬことなんですが、この教授、よほど興味をもたれたのか、即座に実験を約束されました。

     そこで、会として、大阪・田辺食研のピロサンを提供することにしました。
     しかし、54年度の実験では、どうやら思わしい成績がでなかったらしく、何の音沙汰もありません。
     やはりダメなんだろうとあきらめ、忘れてしまっていました。
     そこへ、この5月12日、突然、教授から、おもしろい結果がでたから学会に発表したいがよろしいか、との電話です。

     実験は、ネズミをAB2群(各50匹)にわけ、BNBという膀胱癌発生剤、
      A群には基本飼料にピロサンを20%加えたもの、
      B群にはそれと同じ基本飼料だけ、
     をあたえて24週間飼育した。

     その結果、
     1.癌の発生は、A群8匹(16%)、B群18匹(36%)にみられ、
     2.箇々のネズミに発生した癌の数は、A群はB群より少なく、
     3.箇々の癌の大きさや変化の度合も、A群のほうがB群より軽かった。

     つまり、明らかにピロサンによって癌の発生が抑制されているという成績がえられたわけです。

     教授は、この効果が、はたしてピロサンのビタミンAによるものか、あるいは、それ以外のものも与っているのかは、なお検討を要する、といわれていますが、いずれにしても、このデータは私ども青汁党にとっては、またとない朗報であることにちがいはありません。
     これで、これまでの今ひとつという弱味がけしとんでしまい、これからは、安心して大言も切れようというもの。ほんとうに有難いことです。
     ここに皆さんにおしらせして、ともどもに喜びをわかちあうと同時に、熱心にとりくんで下さった吉田教授にたいし、心からの感謝をささげたいと思います。
    (56.5)

 
4-72. 秋田支部学習会

     秋田支部第2回目の学習会が、東京の田辺弘先生をお迎えして、寒空の中、中央公民館で11月23日午後1時より4時まで行なわれました。参加者は、遠く県北より和田さん、大潟村より久能さんご夫妻。
     他7名。最初に全員で乾燥ケールの青汁ジュース(ミカン6ヶ、牛乳を大きなコーヒーカップで2杯弱、乾燥ケール2袋をミキサーにて2分)を飲用。そのあと、田辺先生よりイモ、菜ッ葉の料理法の指導をうけ、雑談形式で体験、質問が活発に行なわれ、全員さらにイモ、マメ、菜ッ葉青汁の大切さの理解を深めました。
     全員に生のケールが(4〜5枚ずつ)配ばられ、閉会しました。
     佐藤京子さん(乾燥ケールを約5年間飲用して再生不良性貧血の完治した方)が会場の整理等手伝っていただきました。

    (秋田支部 嵯峨征男記)

 
4-73. 企業めぐり

    全国にケールの種を 遠藤青汁友の会
     米国産のケールと呼ばれる濃緑色野菜をしぼった健康飲料の青汁を製造・販売している。
     牛乳瓶半分、90cc入り小瓶1本80円。1本で120グラムのケールを食べた勘定になる。
     田辺芳昭取締役(42)は

    「あくまでも生野菜を食べるかわりの方便ですが、ケールにはビタミンA、C、カルシウムなど多くが含まれているので、病気の治りを助ける効果と、健康増進など種々の効き目があります」
    と語る。
     田辺さん自身も毎日6本飲んでいる。
     芳昭さんの兄で田辺弘社長(60)が昭和28年に個人経営の形で発足させた。
     弘さんは昭和20年代の若いころ、胃かいようで苦しんだあげく、知人の紹介で倉敷中央病院の遠藤仁郎医師(81)を知った。
     遠藤医師は当時、緑葉食青汁を飲んでの健康運動を展開中。
     同医師の指導で、社長自らケールを栽培して毎日0.9リットルの青汁を飲み続けたところ、2年ほどで全快したという。
    「それを感謝して、他の苦しむ人たちにも福音を、と兄は始めたのです。もちろん遠藤先生の教えを広めるのも大きな目的」
     と田辺取締役。
     社名に同医師の名前を入れた。
     ケールは、倉敷市内の農家に委託栽培してもらっている。一年中収穫できるのが強みで、濃緑色野菜の中から選ばれたのも、これが大きな理由だ。自然飲料のイメージを損なわないようにするため農家とは化学肥料、農薬は決して使わないよう申し合わせている。
     製造過程で熱処理をしていないのも自慢だ。薬品洗い、水洗い、つぶしてしぼり殺菌、瓶詰めの順。ビタミン類など熱に弱い成分を多く残すためだ。
     濃い緑色をした青汁は、初めての人には飲みにくい。独特のにおいと味がある。しかし、同社は飲みやすく加工する気持ちは、将来も決してないという。田辺取締役はうまい食品や飲料というのは、たいてい相当の添加物などを加えられ、元の姿を失っている。それでは体にいいはずがない。飲みにくくても仕方がない。体にいいんですから。一週間もすれば慣れます。
     「日本全土にケールの種を」が同社の方針。
     このため、家庭で自ら栽培する意思を持つ人へは、返信用封筒で申し込みがあれば無償で一袋分二百粒ほどの種を送っている。
     土地のない人は、鉢に植えても育つという。2ヵ月ほどすれば葉を収穫できる。
     田辺取締役は「現代人の食事の量は多過ぎる。それにおいしいものを食べ過ぎているのが怖い。食事を減らしてその分青汁を飲めば申し分ないのだが」と残念そうに言う。
     (56・10・27 朝日)


4-74. 総会だより

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「遠藤青汁の会」総会が大原美術館の南隣の保育園「若竹の園」において、快晴のもと5月23日(日)午前10時より開会された。出席者は遠く東北の秋田、山形、福島の21名をはじめ、関東、中部、近畿、中四国等県外より60名の遠来の客を含め約180名参加のもとに、盛会裡に行われた。
     日程の概要は、参加者全員に当日発行の先生著「たべものあれこれ」を進呈。
     先生のご挨拶に続いて56年度事業経過、決算報告、57年度事業計画、予算案の審議が異議なく議決された。
     一旦休けいし出席者一同青汁を飲用後、本田園長さんの歓迎のご挨拶に続いて先生のお話、参会者の体験、質問の応答。この間倉敷青汁教室の人達の奉仕によるイモ・マメ・ナッパ昼食を賞味、午後2時30分、来年も健康で再会をと約し、先生と会場ご提供の本田先生に感謝の拍手を捧げて閉会した。


     ご参考までに当日の要旨を・・・・・・。
     先生のお話。度々青汁講演の依頼をうけるが老人が主、日本の将来を思う時、若い母親に勉強してもらって充分子供をしつけてほしいものだ。幸に、昨年は秋田支部が誕生。また現在兵庫県知事さんのお力添えで、淡路島五色町に健康道場が完成し、青汁をとりあげられることになった。岡山県の佐伯町では青汁飲用による町長以下町民全体の健康づくりが発足した。

     青汁学校給食の機運が京都市の保育園や、高知市の小学校に、部活動に青汁をとり上げようとしている茨城の高校、青汁友の会の結成が九州、沖縄、四国、和歌山に計画されつつある。又京大泌尿科の吉田教授が、青汁の制癌効果についていよいよ本年度の癌学会で発表される予定であること。最後に青汁を飲んで健康に長生きしよう。
     100才までも生きよう。今日本の食生活はカロリー、蛋白偏重で、ミネラル、ビタミンが著しく不足している。カロリー、蛋白が完全燃焼のためには、大量のミネラル、ビタミンが必要である。現在の食生活では体が酸性化し、新陳代謝の異状物質もできる。更に薬品等添加物の害も考えると、少なくとも4〜500グラム以上のナッパが必要である。こうして体をアルカリ性に保たねばならないと、ナッパ、青汁の大量飲用の必要を強調された。

     次に体験発表の主なものを列記すると、大病院で見放された悪性腎炎が4合以上の飲用で奇蹟的に治癒した。膀胱癌、肩こり、冷え性に著効がある。直腸癌が全治した。また直腸癌手術と血清肝炎が現在2年3ヵ月で血液検査は普通以上、術後の癌も快調。再生不良性貧血が全治(2名)膠原病が毎日5合以上の飲用で治癒した。肝炎、十二指腸潰瘍が青汁でいつのまにか治った。交通事故で数十針も縫合した顔面の外傷が、短期間に傷あとが解らないように治癒した。子供に飲まして病気知らず、持久力がつきスポーツの選手になった。精神が安定して反抗期がなかった。肝臓病治癒、喘息発作がなくなった。関節炎が数日の飲用で水がたまらなくなった、などなど――。
     これらの難病、奇病いずれも青汁の大量飲用と、農薬、添加物により汚染された市販の危険食品を出来るだけさけて、手づくりの安全食品にするといった食生活の改善が必要であるということが共通した体験者の声であった。

    <1982年7月15日発行 第311号>


4-75. 五色支部発足

     兵庫県津名郡五色町(淡路)は県民健康村健康道場のあることで有名だが、このほど、遠藤青汁の会五色支部が結成されることとなり、去る7月30日、町民センターで発会式が行われた。
     会長 上田勇氏 会員 75名


4-76. 新工場完成

     このたび、友の会岡山支部では、かねての念願であった理想的モデル工場の建設を完成、
     テスト運転も好調に終了。去る5月3日披露の祝典をあげた。
     新工場は、岡山市富浜4−108にあり、最新の機器と技術を導入し、独自の方法を開発したもので、オール・オートメ。
     製品は完全に無菌。
     しかも、異味・異臭なく、極めて飲みよいうえ、材料は完全に無駄なく利用される(したがって、従来の方法では大部分失われていた繊維も十分ある)という、まさに、驚異的、画期的な100%青汁である。
     この完成によって、従来友の会におおいかぶさっていた暗雲――日かげもの扱いされ、つねに不安におびやかされていた――は、くまなく一掃されたし、現在の食生活下で、いよいよ必要性がたかまるであろう青汁に、かがやかしい未来が約束されたといっても、少しも言いすぎではあるまい。
     この成功にたいし、心からお祝いするとともに、この開発のために、長年にわたってそそがれた田辺芳昭氏の熱情と努力にたいし、深甚の敬意と感謝をささげたい。
     願わくばこのうえとも、研究を怠らず、よりいっそうすぐれた製品の創造に精進してほしいものである。


4-77. 総会だより

     5月晴れの5月22日(日)「遠藤青汁の会」総会が、大原美術館南隣りの保育園「若竹の園」において、午前10時より開会された。
     出席者は遠く東北から、関東、中部、北陸、近畿、中・四国の遠来のお客と、地元出席者総勢約180名参加のもとに盛会裡に行われた。
     先ず出席者全員に遠藤会長の新著「葉っぱ雑記」を贈呈。
     会は例年通り前年度の事業経過と決算、新年度の事業計画と予算案を承認。
     つづいて遠藤会長の講演、青汁の飲用、本田園長さんのご挨拶、体験発表及び質問、いも・豆・ナッパの昼食、体験発表、質問と例年通りに進行、午後2時全員で先生御夫妻の益々のご健康と、会場ご提供の本田先生に感謝の拍手をおくって閉会した。

     ○ 

    遠藤会長講演の要旨
    1. 理想的な青汁が完成した。従来の青汁は製造方法が原始的で、衛生的にも問題があったが、この度「遠藤青汁岡山友の会」田辺氏の長年の努力によって、理想的な無菌青汁ができるようになった。この青汁は従来の青臭くて飲みにくかったものが、異臭がなくなり、自然のナッパと同じようとても飲み易くなった。またすりつぶしてセンイが全部汁の中に入っている。現在センイの効用が叫ばれている折柄まことに貴重な成果だと思う。

    2. 家庭用のしぼり器はいいものがなくて、現在のジューサーはすべて上品な飾りものとなっているが、この度松下電機が青汁専用のより強力で効果的なものを試作中である。これが1日も早く完成することを期待したい。

    3. 大阪市山田守之亮氏のご尽力によりスリランカ(元セイロン)の大統領よりミラクル・グリンジュース(青汁の効用の英語抄訳版)の現地語翻訳の申し出があり、前後してピロサンをヨーロッパに普及したいと独・仏よりも翻訳の申し出があり、青汁も国際的となった。

    4. どうして青汁が効くのか。人間の働きは血によって左右される。栄養分のそろった、きれいな血が巡っていれば健康でいられるし、病気も自然と治癒するが、現在の食べ物は余りにも毒の入ったもの、よくないものが多すぎる。
       この血のにごりが国民の不健康と多病の原因であるのでこれを安全な食べものにすること。
       更に大切であり必要なことは、穀・肉・糖質にかたよりすぎた現在の食構成に不足したミネラル・ビタミンを充分に摂取するようにつとめること。
       このためには良質の青ナッパの多量摂取に勝るものはない。この食生活改善の決め手ともいうものが青汁である。


4-78. 総会だより

     医学博士 遠藤 仁郎 

     昨年まで保育園「若竹の園」で開催していた総会が、参加者の増加と音響効果の関係で、本年度は5月19日(土)倉敷市民会館大会議室で午前10時より開催された。会場の都合で土曜日となったが、出席者は遠く東北から関東、中部、近畿、中・四国と遠来のお客60名を含め約180余名参加のもとに盛会裡に行われた。
     出席者全員に遠藤会長の新著「こうするしかない」を進呈。会は例年通り会長挨拶、決算、予算の承認。つづいてVTRの放影。内容は「江戸英雄」三井不動産会長、現在80才の高令で、約300の役職ある多忙の中、自ら清浄野菜を栽培し15年間も青汁を飲み続けている姿。青汁材料ケールのルーツ、ヨーロッパにおける自生の模様等。
     引き続き例年の如く体験発表、質問。この間に倉敷市の横溝老人の丹精こめて栽培されたさつま芋と、岡山友の会田辺氏のセンイの入った青汁寄贈による昼食をはさみ、午後2時まで盛会裡に行われた。
     当日の催の要旨 先生より新著の内容、健康の、治病の決め手は食物のバランス、青汁ナッパ以外にないとのお話。会員の体験は国をあげて模索している国民病、癌の青汁多量飲用による数名の完治体験を中心に、白内障、緑内障、貧血、冷え性体質、リウマチ、膠原病、肩こり、頭痛がなくなったなどなど。又当日わざわざ東京より来倉された、フランス料理の大家小松先生より、私は新橋の青汁スタンドで4合を一度に飲み、3升の青汁を持ち帰る。2・3日後またスタンドにと多量飲用おすすめの尊い体験発表を頂いた。


4-79. 「遠藤青汁の総会」雑記

     5月19日(日)午前10時から、沖縄の梅雨入り宣言の余波をうけて、小雨に煙る倉敷市美和町の、倉敷中央病院の3階にある「大原記念ホール」で、昭和60年度の総会が盛大に開催されました。
     病院当局のご好意で一般団体は使用できないホールを借りる事が出来、明治、大正時代の政治家で、旧東京市長でもあった後藤新平伯の筆になる「天地皆春」横額の掲げられたホール内は、大シャンデリヤ2基を中心とした高天井の気品ある会場で、遠藤青汁の会総会会場に全くふさわしいものでした。
     全国各地(東京都をはじめ宮城、山形、神奈川、千葉、静岡、愛知、岐阜、三重、京都、大阪、兵庫、広島、山口、鳥取、香川、徳島、愛媛、高知の各都府県および岡山県全域)から参加した約200名の出席者も「我が世の春」といった感じで晴ればれとした表情でありました。遠藤青汁教室の生徒による事前準備も滞りなく整えられ、定刻午前10時に貝原副会長の開会挨拶により総会は開催いたしました。

     開会前には、会場内が稍むし暑かった為に扇子を使う人も見受けられましたが、開会と同時に扇子を使う人もなく、また私語する人もなく皆熱心に総会議事の進行に協力されました。
     開会挨拶に続いて貝原副会長が昭和59年度決算、昭和60年度予算について説明、拍手のうちに全員異議なく承認されました。
     続いて青汁に関する東京朝日テレビの倉敷インタビュー及び大阪朝日テレビ・エキスタ学園講座の録画ビデオが放映され、遠藤会長の説明にうなづいている出席者が多く見受けられた。
     ビデオ放映終了後、全国各地の出席者から難病腎炎、癌、手術不能の血管系疾患等の全治をはじめ、次々に貴重な体験が発表され、感動と、より新たな決意へのるつぼに会場内は包まれた。
     また、昼食用の甘藷を寄贈された倉敷市内片島町の横溝老人(80才)のユーモア溢れる体験談は共感を呼ぶ笑い声となり、明るい総会の雰囲気を一層盛り上げました。
     最後に東京都から参加されたフランス料理研究家小松女史の洗練された体験談(青汁4〜6合の大量飲用により手先の痛み完治)で、意見発表の幕が閉じられ、心残りではありましたが、時間の都合上12時30分をもって総会は終了しました。

     続いて、別室で青汁と甘藷による昼食、新式ジューサーの実演披露が行われました。
     このジューサーは、日本最大の自動車洗車機メーカー、名古屋市のビューティーK.K.社長の竹内さん(数年来の青汁愛用者)が、私どもの要望に応えて苦心考案されたもので、待望の繊維も全部青汁として利用できる画期的な新製品であり、試飲してみて、これで青汁も完成したなあとの感を深くしました。
     別室でのにぎやかさとは別に記念ホール内では、遠藤会長との個人懇談が次々に行なわれ、会場の後片付け終了まで続いて、有意義な青汁総会の一日でした。


4-80. 総会に参加して

    岡山市 H.N. 

     拝啓、新樹の緑そびゆく19日、青汁総会に出席させていただき感激と感謝の余韻のおさまらぬまま御礼申述べさせていただきます。
     「青汁とともに36年」御送付賜り、その中に私の一筆を掲載下され、これがいくらかでも青汁紹介のお役に立つ事が出来ますものなら私はどんなに嬉しい事でしょう。
     奇蹟的な体験談、印象的な体験談の中によくも拾いあげて下されましたものと厚く厚く御礼申上げます。ほんとに有難うございました。
     平素青汁のお陰が身にしみて、緑を見れば自然に感謝と結びつくようになって居りました。
     高野山に詣り深山の濃緑の一本一本が私に話しかけているように思われ強く脳裡にやけついて居りました処へ遠藤先生より「健康と青汁??」御送付賜り、それが亦弘法大師御生誕千二百年記念の「高野山」と云う写真本が手に入りました日でしたのであまりのうれしさに所感を述べさせて戴きました。
     亦々それが「青汁の歌」にも掲載されて居り有難い極みです。
     同封申上げました歌は「緑の真言」と同じく緑への感謝でございます。
     その根底にありますものは勿論青汁、青野菜でございます。
     尚「午前四時の歌」は事情がありまして、毎日朝3時に起きて居りますので、暗から明、寂から騒、浄から濁への変化が胸を撃ち歌にして心に残して居ります。
     御笑覧下されば幸甚に存じます。
     先はこれ迄の限りなき御芳情に厚く厚く御礼申上げます。


4-81. 昭和61年度 遠藤青汁の会総会だより

     小雨に煙った昨年とは打って変り、柿、椎、樫、樟などの若葉の緑が一段と映える皐月晴れの上天気に恵まれ、5月18日(日曜日)午前10時から昨年に引き続き病院当局の御好意により一般には使用出来ない倉敷中央病院3階の「大原記念ホール」を借りて昭和61年度総会が盛大に開催されました。
     淡路島の五色町や徳島県阿南市、高知市からの貸切りバスによる多数の参加者も含めて、北は山形県、南は熊本県まで全国各地から昨年をはるかに上廻る272名の青汁会員が総会に出席されました。
     「青い島は幸福のシンボル・・・・・・青い汁は健康のシンボル」
     の信条のもとに日々を生きている会員にとり、遠藤青汁の会総会への参加は一年中の諸行事の中で最も有意義なものと自負されてか、足どりも軽やかに、晴ればれとした笑顔で次々に大ホールに集まってこられました。
     遠藤青汁教室(地元倉敷市)の生徒により事前準備もスムーズに整えられ、定刻午前10時、貝原副会長の力強い開会あいさつ、日程紹介により総会が開始されました。
     開放された窓から青葉の香りを含んだそよ風がホール内に満つる中で、遠藤会長から、「派手な宣伝は嫌いなので、会員の口コミで一人でも多くの人に青汁をひろめてもらいたい・・・・・・青汁は生の葉っぱの自然ジュースで、しぼり汁ではなくすりつぶし汁である」とのあいさつがなされて、続いて貝原副会長から「青汁の会は社会奉仕の団体であることを自覚、周知してもらいたいとの前置きの後、昭和60年度決算、昭和61年度予算について説明、全員異議なく拍手の内に承認されました。
     引き続き、高知センターの放し飼い養鶏、採卵状況がビデオ上映され、参加者の関心を集めました。
     午前11時から質疑、体験発表に移り青汁の保存、腸閉塞の青汁飲用による全治、肝臓がんの全治。五色町大木氏の母堂の股関節変形手術時の青汁効果、岡山県佐伯町の町長を先頭とした青汁普及運動、ケールの栽培方法、青汁の残り汁による美顔術など質問、体験談が次々と行なわれ笑いと青汁飲用の確信と感動のるつぼに会場内は包まれてしまいました。
     また、東京都から毎回ご参加のフランス料理研究家小松女史の洗練された体験談はいつも感心させられるのですが、途中マイクの調子が悪くなったのが心残りでした。
     最後に前日の前夜祭でも力強く三番叟等を踊られ、又当日昼食用の甘藷を寄贈された倉敷市内片島町の横溝老が「総会にこれた人は幸福で、人間が丈夫である。
     これからも毎年総会に参加して下さい」
     と述べ、時間の関係で心残りは多かったのですが、行事の都合上、12時半をもって総会は終了しました。
     続いて参加者は別室で青汁と甘藷による昼食、青汁専用ジューサー「リカバーミル」の実演も行なわれ、また大ホール内では遠藤会長と個人懇談が次々になされ、午後2時に全日程が終了するという盛会で、誠に好天に恵まれ、用意された昼食用の甘藷や青汁が参加者が予想以上の為不足、関係者が慌てる一幕もあった有意義な青汁総会でした。


4-82. 倉敷遠藤青汁教室

     この教室は今から25年前、昭和37年1月呱々の声をあげました。
     集会の要領は、毎月第3金曜日午後7時より9時まで。先ず遠藤先生より、緑葉食・青汁による食改善と、時勢の推移による疾病、健康管理等についての御指導を頂いた後、参加者よりの質問、体験、感想、野菜の栽培法等を心ゆくまで話しあいます。
     そして会員以外誰でも、何時でも参加出来るという、誠になごやかな教室です。
     会場は市内誓願寺、中央病院古久賀会館、同本館第6会議室と変りましたが、結成から数えて昭和61年12月で、ついに三百回となりました。
     参加者一同今更のように感慨を覚えました。去る12月の教室は例年の如く、青汁の乾杯、さつま芋、有機無農薬みかん(すべて会員の寄贈)を食べながら、出席者全員の一年間の反省と体験、感想の発表という楽しい年忘れの会でありました。
     同日会員の感想を要約すると、この教室があったればこそ、なまけ心を克服して今日の幸せが得られたなどなど……。
     皆さん機会がありましたらこの教室をのぞいてみて下さい。

    (貝原記)


4-83. 昭和62年度“遠藤青汁の会”総会だより

     第31回「遠藤青汁の会」総会が、5月17日(日)小雨に煙る倉敷中央病院「大原記念ホール」で開催されました。
     参加者は19都府県155名の県外勢を含め会場一杯の盛況振りでありました。会は地元青汁教室の生徒達による事前準備で、定刻10時予定通り開かれました。貝原副会長の力強い開会宣言、日程説明の後、遠藤会長から「ナッパ・青汁は神様だ。栄養の調和、バランスがとれており、又、毒消し効果もある。各支部の皆さんの活発な青汁普及活動に感謝している。今後もひとりひとりが親身になって青汁の普及活動に一層努めてもらいたい。」との挨拶がなされ、続いて貝原副会長から「遠藤青汁の会は営利を考えず、国民の健康福利増進を中心にやっている珍しい会である」の前置きの後、61年度決算、62年度予算について説明、全員異議なく拍手のうちに承認されました。
     続いて高知テレビ放映された「自然食のすすめ」のビデオが上映され、高知県香美郡夜須町手結山でのケール栽培状況や遠藤博士等による青汁の効用等の説明の画面に出席者一同熱心に観覧。その後、高知支部の野村幸正氏のビデオ録画の経緯、青汁の電話相談状況等の説明がありました。
     その後、前日の前夜祭で「王将」、「忠義桜」の踊りを出席者に披露した倉敷市片島町の横溝老が遠来の会員へのもてなしの一助にと「三番叟」を踊り、参加者から盛大な拍手が送られました。
     午前11時から質疑、体験発表に入り、膠原病、心筋こうそく、人工透析、肝硬変等に伴う薬害、対策等について質問がなされ、高知の野村氏からの膠原病、神戸の河野さんから肝炎の体験発表等があり、その他、高槻市の福島さん、愛知の島田さん、徳島の木村さん、児島の大野氏等から、青汁の量、家族の食事対策、老父へ青汁飲ませる手数、ケールの軸部分の効能等について体験又は質問が次々に活発になされ、会場の雰囲気は青汁の飲用効果の確信を一層強めるものとなっておりました。
     時間はまたたく間に過ぎて、質問体験発表もまだ緒についたばかりの状況でしたが、行事の日程上、12時半をもって総会は終了となりました。その後参加者は別室で例年どおり田辺氏御寄贈の青汁と、甘藷による昼食の後、遠藤博士著書の「緑葉食・青汁の話」の本を土産に帰途につきましたが、昼食中、大ホール内では、遠藤博士との個人懇談が熱心に続けられ、又、「リカバーミル」の購入その他について会場の一隅で出席者と業者の話し合いがなされておりました。
     午後2時に全日程が無事終了しましたが、用意された青汁、甘藷が不足気味となる盛会で、関係者一同心から喜んでおり、一般に使用を許可されていない大原紀念ホールを心良くお貸しいただいた倉敷中央病院御当局に心から感謝致します。

    (年岡記)


4-84. 総会だより

     小雨煙る5月15日、新緑のいや増す山々を遥かに望み、真紅のつつじの色映える倉敷中央病院「大原記念ホール」で第32回「遠藤青汁の会」総会が、東北から九州に至る各都道府県より198名の県外の方たちをはじめ、県内各地から多数の参加者を迎えて、盛大に開催されました。
     定刻10時。貝原副会長の力強い開会宣言と、日程説明、予算・決算等の報告に続いて、遠藤会長の挨拶、講演。
     引き続いて直ちに質疑応答、体験発表等が活溌に展開され、12時半閉会しました。
     次にその概要を。
     遠藤会長のお話。

     「現代の飽食、美味グルメの世の中は、病気で長生きをするという結果を生んでいる。
     健康で長生きをしてこそ人としての生き甲斐。
     そのためには、まだ解明されていない貴重な栄養素を含んでいる自然の野菜・青ナッパを大量に食べていれば栄養の調和がとれて、健康管理は勿論、病気の治癒にも著効を現わす。
     更に青ナッパは体内に入った有害、有毒物質や、乱用される薬に対しても、その薬害を消す作用もある。
     ために青ナッパ、青汁のなるべく多い飲用が健康長寿の秘訣である。」

     午前10時50分から質疑体験発表に移り、
     大阪の高橋さんから肝臓癌、
     鳥取の福島さんから膠原病、
     愛媛県の越智さんの青汁の効用その他次々と体験発表があり、
       後、愛媛県北条市の渡辺さん、
          大阪茨木市の香本さん、
        福島県いわき市の甘南備さん、
         東京の96才の島田さん、
            大阪市の高橋さんなどより
     癌に対して青汁の効用、量の問題、青汁と献血可能回数可能年令、頑固な便秘対策、青汁の飲み易い方法、自家製青汁の有効期間、口肉炎、足指の痛み対策、千柿千芋の栄養価、白血病に対する青汁の効果、卵巣癌対策、ケール栽培と施肥の問題等次々に熱心な質疑と遠藤会長貝原副会長の答弁、当該治癒者の体験発表がありました。
     たまたま瀬戸大橋開通直後でもあり、遠来の方たちの日程の都合も考えて12時半に打ち切りました。

     閉会にあたり遠藤会長から「皆さん、アホーになりましょう。」
     とのご提言がありました。青汁に理屈は不要で、無心になること、即ち信ずることで、青汁の飲用が健康長寿の根源であり、あらゆる難病に対しても治癒効果のあることは、数多く実例で実証済みであるので、この点を固く信じ青汁飲用維続すれば、活力ある人生を生きて行けるとのお言葉で結ばれました。
     閉会後別室で、例年通り甘藷と青汁で昼食。
     
     遠藤先生ご提供の各種青汁関係者書中より各人一冊を土産に帰途につきました。
    なお昼食中会場では先生の個人懇談が午後2時半まで行われました。
     最後に会場を御提供頂き、種々御配慮を賜わった中央病院に対し心から御礼申し上げます。
     有難うございました。


4-85. 総会だより(第33回遠藤青汁の会総会)

     心配された五月雨もあがり、うす陽のこぼれる新緑の5月21日、倉敷中央病院「大原紀念ホール」で第33回遠藤青汁の会総会が盛大に開催されました。東北から九州に亘る20都府県及び県内から240名が、この日を待ちかねていたかのように、続々と集り、卒寿(90才)を迎えられた遠藤会長のお元気な姿を間近に拝見して、参会者一同、心満ち足りた思いにあふれた会場となりました。定刻10時、貝原副会長の力強い開会宣言と日程説明のあと、遠藤会長の挨拶があり、続いて恒例の予算決算に引きつづいて、質疑応答、体験発表が熱心に行なわれ、予定通り、熱況裡に12時30分閉会されました。次にその概況を―。

    ◎会長の挨拶要旨
     昨年の1ヶ年を振りかえってみますと、5月「神戸ケール健人の会結成。7月宮崎支部から新製品ハイケールと青汁パーラーの開設。次で大阪城東区、此花区、徳島市、東京国立市に青汁スタンド。また、高知県南国市にはオートメーションシステムによる新鋭青汁製造工場が近く完成の見込みである。このようにして、皆さんの巾広い活動で、青汁普及の力強い効果があがっています。私は以前には、青汁の説明に「こうなる筈です」との説明をしていましたが、現在は「こうなります」と自信をもって言えるようになっていますが、これも、皆さんのお蔭と心よりお礼申し上げます。

    ◎質疑応答、体験発表
     岡山市繁田さんの膠原病、徳島の金光さんからジューサーの使用法、大阪、伊藤さんの顆粒飲用時刻、岡山県真備町、看護婦さんの病院での青汁増量要望等々の質問、要望。
     引続いて、

    • 鳥取、福嶋さんから青汁多量飲用による膠原病の快癒体験。
    • 横浜、米田さんの脳硬塞。
    • 岡山県矢掛町、武さんの直腸癌、肝硬変。
    • 倉敷、谷野さんの直腸癌、急性膵炎。
    • 玉野市中田さんの薬物性肝硬変等難病を青汁の多量飲用による治癒
     の発表が行われ、参会者の青汁による信頼度が100%以上になる熱気で包まれました。これら尊い発表の中で、横浜の米田さんの「青汁は100%信じて飲めば100%以上の効果があり、半信半疑で飲めば半分以下の効果しかない」との言葉も強く印象に残り、神戸「ケール健人の会」の有機無農薬ケールの栽培管理も参考になったことと思います。
     又、質問に対する会長の答弁の中で、「イ・マ・ナ飯」実践についてのご説明がありましたが、この項は「健康と青汁」6月号に詳細が掲載されています。最後に会長から、青汁は病人だけが飲むのでなくて健康で病気しないため、健康の保持増進のため飲むのが本旨であります。皆さんどうぞしっかり飲んで下さい、との言葉で会を閉じました。閑会後、別室でいも・青汁の昼食、会場で先生に対する個人懇談がもたれ、会員一同、開会前に頂いた、故人友成左近氏の「青汁する心」をお土産に、来年の再会を約して各人帰途につきました。
    (年岡記)


4-86. 遠野支部だより

    遠野市 E.O. 

     このたび家を新築いたしました。玄関に「遠藤青汁の会遠野支部」と書いております。
     会員の校長先生から花輪を頂きました。今年はケールを360本植えました。毎日虫とりで大変です。
     人を頼んで虫とりです。長男は内科医、二男は眼科医院を開いて家に居りませんので娘に旅館をやらせております。
     私は調理士、自然食、健康法の一つとして青汁の普及につとめて居りますが、毎日12キロをビンに詰めて配達します。
     朝6時に起き作業開始。配達して終るのは11時半です。80才の身にはかなりこたえますが、これも健康の一つ、社会奉仕です。会員の中には、医者、住職、校長、会社社長、市会議員等さまざま。20年以上も続けて飲んでる方もあります。
     過去45年の体験により、いろいろの病気の相談もきますので食事療法を教えてあげます。
     今年は例年より暖かで、畑のケールも12月末迄とれそうです。
     

    (平成元・11)


4-87. 総会だより

     未来への希望と輝きに満ち溢れている遠藤青汁の会総会が、新緑と花に包まれた爽快な青空の下5月20日、倉敷中央病院「大原紀念ホール」で、定刻10時に貝原副会長の力強い開会宣言により開催されました。
     東北から四国、九州に亘る22都道府県と県内から263名がこの日を楽しみに続々と集まり、卒寿を越された遠藤会長の慈顔を間近に拝見して心安らぐ総会となりました。
     開会宣言のあと、日程説明、遠藤会長の挨拶。続いて恒例の決算・予算説明が行なわれた後、質疑応答、体験発表が熱心に行なわれ、予定通り12時に閉会しました。
     次にその概況を・・・・・・

    遠藤会長の挨拶要旨
     昨年の総会以後に高知県南国市に岡山の工場と同じく最新鋭の青汁工場が開設。又、松山市に遠藤青汁友の会松山支部が発足。大阪堺市にも青汁喫茶グリンジュースが出来、それぞれ活発な活動を続けており、その他、倉敷市玉島に完全食を内容としたタナベ内科医院が1週間後に開院の予定である。
     自然の完全食と科学的完全食との比較説明のあと、草食動物は、天地の恵みである草の自然の完全食を食して健康を保ち、子孫の繁栄に努めている。
     神が草に貯えている生命力を動物は素直に受けて繁栄を保っている。菜っ葉を沢山喰べれば喰べる程神の恩恵を受けることになるので青汁の一層の飲用と普及に努めて下さい。

    質疑応答
     体験発表
     横浜市長谷川清子さんの心臓ペースメーカーやうつ病、小児糖尿病、リューマチ対策、広島市田中チエ子さんの夏のケールの作り方、大阪府堺市新井さんの股関節変形症関係の質問、要望等。
     引続いて、東京在住フランス料理の大家小松女史の過去の体験とフランス料理と野菜料理の関連、
     倉敷市野菜料理研究家高田女史の民族の共通的な健康は野菜食からの説明、
     鳥取市福嶋さんの奥さんから御主人の膠原病の青汁大量飲用による完治状況説明と経験から、青汁が飲み難いと言うのは人生への甘えであり、生きる為には青汁は絶対必要な物との力説が特に印象的であった。
     又、和歌山県田辺市の浦田和子さんから御主人の悪性リンパ腫の快癒、
     岩手県遠野市の及川さんから医師である御子息お二人の青汁使用療法等の体験発表が行なわれ、又、貝原副会長から青汁会員の板谷さんが溝に転落して腰足の強打で医師も骨折ではと予測していたのが青汁飲用している為骨折してなく、最近のカルシウム不足による骨折多発傾向に青汁が予防効果のある事が立証された旨の説明がなされ、
     参会者の青汁に対する信頼感は一層強まり、青汁と結びついた人生の幸福感をしみじみと味わっていました。
     最後に遠藤会長からお話のあったタナベ内科医院のタナベさんより病院食は純正食品を使用して患者の治療にあたる旨の挨拶がなされた。

     閉会後、会場で遠藤先生に対する個人懇談が行なわれ、会場の一隅では大阪の山田さんによるヨーガ療術の指導が希望者になされ、別室ではいも・青汁による昼食の後、参会者は会場受付で開会前に戴いた貝原副会長の新著「なぜ青汁を・・・今の食では国は亡ぶ」の本を手土産に、早くも来年の総会に心をはせつつ、各人満足感に満ちあふれながら帰途につきました。
     今回の総会に御配意、御協力いただいた倉敷中央病院と関係職員の方に心から謝意を表します。


4-88. ケール喫茶近況報告

    大阪市 A. 

     おかげでケール喫茶は順調に伸び、約1年間の間に2倍強になりました。
     問題は人手不足が深刻で需要に対応しきれない局面が出て来そうです。
     葉の方は、何とか間に合っています。青汁の普及には、思わんところで思わん人との出逢いがあり、飛躍的に増えるといったところがあります。最近の経験した事例を記します。
     過日申し上げました持病左股関節亜脱臼、心臓弁膜症に加えて、この2月に網膜動脉分枝閉塞症を発病。青汁5合を飲みつづけているせいか、日常生活にそんなに不自由を感じておりません。
     去る15日、当地で青汁健康法、体験発表の集いを開催、数百名の参加者があり、体験報告では、アトピー皮膚炎の森定基裕15才の高校生、田辺の浦田夫妻、血小板減少性紫斑病の山田さんが話され、参加者に深い感銘を与えました。
     質疑応答では、アトピーに対するものが時節柄多くなったのは当然でしょうが、森定君が1日4合飲んでいることや、青くさいとか、苦い、とかいうことを考えても見なかった、とキッパリ否定し、立派だったと思います。
     その背景には、斗病生活に入って、留年したこと、さまざまな治療をやったこと、その中には、自分の尿を飲む療法もやり、そんな事に比べると、ケール青汁を飲むことぐらいやさしい事であること等々、大へん説得力がありました。
    (平成2・4)


4-89. 平成3年度 総会だより

     梅雨空模様で心配された天気も、万能の神の青汁を敬遠してか、前夜祭も総会も緑の映える曇り空で経過、関係者をホッとさせました。
     総会は、5月26日(日)倉敷中央病院3階「大原紀念ホール」で開催、定刻前の9時30分から、大阪の田辺食品作成の青汁関係録画ビデオが上映され、参加者は熱心に見入っていました。
     午前10時、徳島からの団体をはじめ、遠くは東北、関東、中部、北陸、近畿、九州、中国地方等県外から133名を迎え、二百数十名参加のもと貝原副会長の力強い開会宣言により開催され日程説明の後、遠藤会長あいさつ、続いて定例の決算・予算説明と満場一致の可決の後、質疑応答、体験発表が熱心に行なわれ、予定通り正午に総会は閉会、その後、紀念ホール内での遠藤会長との個人懇談、別室での青汁と甘藷による昼食、休憩室での大阪の山田さん指導による希望者に対するヨーガ療術等が行なわれ、盛会裡にすべてが円滑に終了しました。

     次にその概況を簡記します。
     ◎遠藤会長の挨拶要旨
     皆さんは草を喰べる動物になって欲しい。
     人間になっては駄目だ。完全栄養食である草を喰べている動物に比べて人間は栄養摂取が不完全でその為に病院や医師が必要となっている。
     ミネラル、ビタミン、カルシウム等本当に必要な栄養素が動物の喰べている草には多く含まれており、その他人間社会で未だ解明されていない各種栄養素が草には沢山含まれている。
     植物はミネラルのほか、ビタミンその他凡ゆる栄養素を自己生産しているのでこの草を人間が喰べればより健康になり、又病状も回復するのでこの草即ち青汁をしっかり飲用してもらいたい。
     又、動物は草をよく噛んで自然に近い状態で喰べて健康なので、人間も動物が草食している状態により近づくようにすべての食物を良く噛んで喰べる事がたいせつである。

     ◎質疑・体験発表

      ?手術后胸痛が激しく青汁を飲用しているがその量は
      ?青汁を飲むと身体が冷えると云うが・・・
      ?慢性肝炎の患者が青汁を飲んで数値が下っていたのが、青汁を増量したら体調が良いのに、数値は逆に上って来たが・・・
      ?アトピー性皮膚炎患者に青汁をすすめたら発疹が出て困っている
      ?ケールに青虫が大量発生、その効果的な駆除方法は、等の質疑が行なわれ、遠藤会長、貝原副会長から適切な回答、助言がなされた。
       その主なものは
        青汁を飲んで体調の良くなった人は平生野菜の摂取量が少ない訳だから体調が良くなったからと言って青汁をやめると元の木阿弥になってしまう。
        青汁を飲むと身体が冷えるというのは誤りで若い時、或は良いという事にはチャレンジする精神が大切である。
        体調が良ければ青汁を継続して飲用すれば良く検査結果にのみこだわらず体感による判断が大切である。“草即ち青汁は恵みの神様である”“神のあまねきみ恵みの菜っ葉は有難きかな”
        青汁は飲み始めて1〜2ヶ月位から一時症状が悪化する事もあるが継続すれば良くなる。但し、神経質な人は一時中止して体調が良くなれば、又、飲用すると良い。病気に対して急な勝負を望んではならない。自分の意志をしっかり持ち、病気回復に努めることが大切である。
        アメリカでは、ケールを栽培する時花を混植してやると、蜜蜂が来て青虫を殺すので駆除効果があると言う。
        青汁大量飲用の一つの方法として、青汁にピロサン、顆粒を入れると大量に飲んだことになる・・・・・・

     最後に、今回の総会に色々御配意、御協力をいただきました倉敷中央病院当局と関係職員の方々に心から謝意を表します。
    (年岡記)

     梅雨空模様で心配された天気も、万能の神の青汁を敬遠してか、前夜祭も総会も緑の映える曇り空で経過、関係者をホッとさせました。
     総会は、5月26日(日)倉敷中央病院3階「大原紀念ホール」で開催、定刻前の9時30分から、大阪の田辺食品作成の青汁関係録画ビデオが上映され、参加者は熱心に見入っていました。
     午前10時、徳島からの団体をはじめ、遠くは東北、関東、中部、北陸、近畿、九州、中国地方等県外から133名を迎え、二百数十名参加のもと貝原副会長の力強い開会宣言により開催され日程説明の後、遠藤会長あいさつ、続いて定例の決算・予算説明と満場一致の可決の後、質疑応答、体験発表が熱心に行なわれ、予定通り正午に総会は閉会、その後、紀念ホール内での遠藤会長との個人懇談、別室での青汁と甘藷による昼食、休憩室での大阪の山田さん指導による希望者に対するヨーガ療術等が行なわれ、盛会裡にすべてが円滑に終了しました。

     次にその概況を簡記します。
     ◎遠藤会長の挨拶要旨
     皆さんは草を喰べる動物になって欲しい。
     人間になっては駄目だ。完全栄養食である草を喰べている動物に比べて人間は栄養摂取が不完全でその為に病院や医師が必要となっている。
     ミネラル、ビタミン、カルシウム等本当に必要な栄養素が動物の喰べている草には多く含まれており、その他人間社会で未だ解明されていない各種栄養素が草には沢山含まれている。
     植物はミネラルのほか、ビタミンその他凡ゆる栄養素を自己生産しているのでこの草を人間が喰べればより健康になり、又病状も回復するのでこの草即ち青汁をしっかり飲用してもらいたい。
     又、動物は草をよく噛んで自然に近い状態で喰べて健康なので、人間も動物が草食している状態により近づくようにすべての食物を良く噛んで喰べる事がたいせつである。

     ◎質疑・体験発表

      1)手術后胸痛が激しく青汁を飲用しているがその量は
      2)青汁を飲むと身体が冷えると云うが・・・
      3)慢性肝炎の患者が青汁を飲んで数値が下っていたのが、青汁を増量したら体調が良いのに、数値は逆に上って来たが・・・
      4)アトピー性皮膚炎患者に青汁をすすめたら発疹が出て困っている
      5)ケールに青虫が大量発生、その効果的な駆除方法は、等の質疑が行なわれ、遠藤会長、貝原副会長から適切な回答、助言がなされた。
       その主なものは
        青汁を飲んで体調の良くなった人は平生野菜の摂取量が少ない訳だから体調が良くなったからと言って青汁をやめると元の木阿弥になってしまう。
        青汁を飲むと身体が冷えるというのは誤りで若い時、或は良いという事にはチャレンジする精神が大切である。
        体調が良ければ青汁を継続して飲用すれば良く検査結果にのみこだわらず体感による判断が大切である。“草即ち青汁は恵みの神様である”“神のあまねきみ恵みの菜っ葉は有難きかな”
        青汁は飲み始めて1〜2ヶ月位から一時症状が悪化する事もあるが継続すれば良くなる。但し、神経質な人は一時中止して体調が良くなれば、又、飲用すると良い。病気に対して急な勝負を望んではならない。自分の意志をしっかり持ち、病気回復に努めることが大切である。
        アメリカでは、ケールを栽培する時花を混植してやると、蜜蜂が来て青虫を殺すので駆除効果があると言う。
        青汁大量飲用の一つの方法として、青汁にピロサン、顆粒を入れると大量に飲んだことになる・・・・・・

     最後に、今回の総会に色々御配意、御協力をいただきました倉敷中央病院当局と関係職員の方々に心から謝意を表します。
    (年岡記)




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