健康と青汁タイトル小
青汁給食インデックス
 
 
 青汁給食1
 
 青汁給食2

  1. 学園ニュース                  041号
  2. 青汁飲用成績                  042号
  3. 青汁飲用の結果報告(その1)          046号
  4. 青汁飲用の結果報告(その2)          047号
  5. 青汁飲用の結果報告(その3)          048号
  6. 虫歯と青汁                   052号
  7. グウッと飲んで“ゴチソウサン”         059号
  8. 特集 小学校の青汁給食 座談会         065号
  9. 粘膜の疾患と青汁                066号
  10. 私とあおじる                  066号

 青汁給食3
 
 
2-1. 学園ニュース  倉敷市西浦小学校

     倉敷市西浦小学校(大熊賢治校長)では昭和34年11月から、学校内に製造室を特設して青汁の飲用を開始し、約300名が毎日愛飲している(写真は倉敷市西浦小学校青汁製造室と大熊校長)


2-2. 青汁飲用成績

     飲用者90名に付いて次のようなアンケートをとりました。
    (学校側から家庭へ聞いた事柄)(家庭の報告数)

    1. 偏食が前より少しよくなった(9名)
    2. 夏やせが前年度より少なかった。(26名)
    3. 学校を休まなくなった。(21名)
    4. かぜをひかないようになる。ひいても早く治る。(14名)
    5. 病気をしなくなった。(24名)
    6. 食事をよくたべるようになった。(25名)
    7. 体重増加する。体の調子がよろしい。(24名)
    8. 頭痛、腹痛をよく訴えていたのがいわなくなった。(6名)
    9. 鼻血がよく出ていたのが治った。(12名)
    10. 運動すればすぐ疲れていたのが疲れない。(15名)

     これは90名の中60名位の報告でした。こんなに体によい青汁がもう少し安価に児童に飲ませる事が出来たらと思います。
    (養護婦藤井スミ子)


2-3. 青汁飲用の結果報告(その一)  岡山市立福浜小学校

     昨年9月15日から病弱虚弱児童を中心に実施しました清浄野菜による青汁飲用の中間結果を次の通り報告します。
     予想以上の良い効果のありましたことは御同慶に堪えぬ次第であります。

    飲用開始以来の経過

    • 調査した飲用期間
       9月15日より
       12月23日に至る
       100日間
    • 飲用量
        9月中(1勺〜2勺)
       10月中(2勺〜5勺)
       11月中(2勺〜5勺)
       12月中(7勺〜1合)
    • 材料
       清浄野菜ケール
      (外国産甘藍の一種)

    青汁飲用の効果(アンケートによる)
    学   年1年2年3年4年5年6年
    提 出 数 86人81人97人105人115人102人586人
    食欲が出た、偏食がなくなった494442544947285
    体重がふえた202122222624135
    便秘をしなくなった 510 9 9 8 8 49
    睡眠がよく出来だした35246323
    顔色が良くなった141499181175
    皮膚病、はくせん、じんましん等、出なくなった10171410951
    勉強する様になった7851213752
    元気になった201318312027129
    身長が伸びた34313317
    胃腸が強くなった31442519
    鼻汁が出なくなった3021208
    寝汗が出なくなった2000002
    夜尿がなくなった2000002
    鼻出血がなくなった42224216
    凍傷にかからない4101118
    化膿しなくなった2102005
    風邪をひかなくなった322229303516164
    変化なし741011201567


2-4. 青汁飲用の結果報告(その二)  岡山市立福浜小学校

    観察記録例4

    A(男)児 飲用理由症状(9月15日現在)

      1. 偏食及び少食でこまる(特に野菜類はほとんど食べない)
      2. 体位向上のため服用させたい(虚弱体質のため)
      3. 小心で物事に非常に恐れる(いつもびくびくしていて心臓の鼓動がはげしい)
      その後の効果
      1. 虚弱体質と云う言葉を返上したいくらいに元気になりました
      2. 甘い物が大変好物でしたが近頃は全々ほしがらず、お八つ等には果物をほしがります
      3. 食事も朝も晩も変らない程よく食べる様になり、きらいであった野菜もむしゃむしゃと、とっても美味しそうにして食べる様になりました
      4. 小心でありましたが近ごろだいぶ淡らいで来た様です。前程物事におそれない様になりました。青汁飲用後目立って体重もふえ脳の動もよくなった様に思います。



    B(男)児 飲用理由症状
         幼稚園2年前位までは疫痢一歩前と云うところを二度もして非常に心配し又恐れて居りました。現在もそうです。又一寸傷をするとすぐ化膿して困ります。鼻も一寸悪くて現在通院中です。
      その後の効果
         青汁のお蔭で体重も身長もぐんぐんふえてのび疫痢云々と云うことは勿論、下痢も一度もなく、少々の傷にも化膿することなく、風邪を一度もひかず、本当に喜んでいます。通院中の鼻医者も、どうやら今年中でお別れの様子です。青汁とお医者様のお蔭と、心より感謝いたして居ります。



    C(女)児 飲用理由症状
         夏に体重が減少する。ヘントウセンがよくはれて風邪をひいたり熱を出す。ジンマシンがよく出る。
      その後の効果
         はじめは、きらっていたが近頃では大分なれ、喜んで飲んでいる様です。食欲も出、便通もよく、元気になったと思う。顔色、つやもとてもよくなって来た様です。
         勉強にもあまりつかれなくなった様です。風邪も引かなくなり、ヘントウセンもでません。ジンマシンも出ません。風邪を引いたなと思ってもすぐなおりとてもかるくてすむ。熱も出たり致しませんから、とても元気です。青汁のおかげと喜んでおります。



    D(男)児 飲用理由症状
       胃が悪く、したがって腸も弱く、たびたび下痢をしますので飲用致させる事に致しました。それから時々手の指がしびれ、そのしびれがなおると、後ではげしい頭痛と嘔吐を起すのです。原因がわかりませんが、こうした症状もよくなるのではないかと思っております。
    その後の効果
       割合に好ききらいはないのですが、朝の食事が非常に少なかったが、青汁飲用で朝から3杯はかかさなくなった。胃が悪いせいか口中が臭くて、特に夜(ふさってやすみ)たまによだれを出す事があったが、そのよだれが非常にくさくて困っていたが、最近ぜんぜんそれを感じなくなり、向い合って話していてもにおわなくなった。
       月に一度は必ずといってよいほど持病がおきていたが、(持病は、指先がしびれ、そのしびれがなおると後ではげしい頭痛と嘔吐を起す)9月―12月までに一度(12月はじめ)だけ休みました。次第にこれもよくなる事と思います。



2-5. 青汁飲用の結果報告(その3)

    青汁と学業成績との関係

    説明
     算数も国語も一学期(飲用していない時)の10回前後にわたる試験結果の平均点と飲用を始めた二学期中のそれとを各児童毎に比較したものでありまして、よくなった児童数をパーセントであらわしました。
     上に向ってたつ棒グラフは長い程よく、下向するものは短い程よいことを示しています。従って各学年毎に両者の差(ちがい)を比較して、効果を判断して下さい。
     下に向っているのは子どもたちが不勉強だったことを意味するものではなく、二学期のレベルが高くなり採点の基準が上ったことを示すものであります。

    福浜小 算数

    福浜小 国語


2-6 虫歯と青汁

     倉数保健所管内で青汁給食を実施している六小学校では、保健所長のすすめにより、昨年「青汁飲用による虫歯予防調査委員会」を結成し、児童を対象に、向う5ヶ年間、虫歯発生に対する青汁飲用の影響を調査することになっているが、今回その第一回の調査成績が発表された。

    調査方法
     昭和34年度青汁を一年継続して飲用した児童(年度中途で始めた学校は開始以来継続した児童)と非飲用児童の、一年間に、新たに発生した永久歯の虫歯について、昭和35年度歯科健康診断票により調査した。
     表のように学校差が相当著しい。これは、おそらく、飲用量(一部には飲用期間も)、ならびに純度によるものであろう。栄養の虫歯発生に関する専門家の意見にもいろいろのものがあり、まだよくわかっていない点も少くないようであるが、この調査成績でみると、少くとも純粋の青汁1合以上の飲用ではかなりの効果が期待できるのではないかと思われる。

    昭和34年度青汁飲用校永久歯の虫歯発生調査集計表 1960.8
    種別青汁飲用児
    校名西校万寿校中洲校西浦校吉備校早島校合計平均
    学年摘要
    2年 調査人員 41 34 85 49 48 20 277 
    ウ蝕のできた人 8 9 19 22 1 3 52 
    ウ蝕率 19.526.522.475.92.115.018.1
    3年 調査人員 32 26 79 35 31 23 226 
    ウ蝕のできた人 7 8 15 8 1 11 50 
    ウ蝕率 21.930.718.922.93.255.022.1
    4年 調査人員 28 24 65 43 20 21 201 
    ウ蝕のできた人 3 2 15 11 4 7 42 
    ウ蝕率 10.78.323.125.620.033.320.9
    5年 調査人員 39 33 60 80 10 22 244 
    ウ蝕のできた人 4 3 11 26 1 8 53 
    ウ蝕率 10.29.118.332.510.03620.9
    6年 調査人員 46 32 79 72 11 17 257 
    ウ蝕のできた人 11 8 23 12 1 4 59 
    ウ蝕率 23.925.029.116.79.024 22.9
    調査人員 186 149 368 279 120 103 1205 
    ウ蝕のできた人 33 30 83 79 8 33 266 
    ウ蝕率 17.720.122.628.76.632.022.1
    備考 飲用量 1合3〜4勺 5勺1合5勺 
    青汁 果汁混入同左純34.11
    開始
    種別非飲用児
    校名西校万寿校中洲校西浦校吉備校早島校合計平均
    学年摘要
    2年 調査人員 81 73 102 78 37 118 489 
    ウ蝕のできた人 18 18 38 35 9 28 146 
    ウ蝕率 22.224.737.344.924.023.029.8
    3年 調査人員 109 93 134 108 82 106 632 
    ウ蝕のできた人 34 24 22 22 6 36 144 
    ウ蝕率 31.225.816.420.47.334 22.8
    4年 調査人員 121 112 169 104 121 140 767 
    ウ蝕のできた人 16 28 47 29 17 47 184 
    ウ蝕率 13.225.027.827.914.034 23.2
    5年 調査人員 158 116 215 98 121 156 864 
    ウ蝕のできた人 31 15 42 27 18 48 181 
    ウ蝕率 19.612.919.626.915.037 20.9
    6年 調査人員 151 164 219 108 181 168 991 
    ウ蝕のできた人 38 48 56 29 24 67 262 
    ウ蝕率 25.229.326.028.613.041 26.3
    調査人員 620 558 839 496 542 688 3743 
    ウ蝕のできた人 137 133 205 142 74 226 917 
    ウ蝕率 22.123.724.428.613.633 24.5



2-7. グウッと飲んで“ゴチソウサン”

    吉備小学校長 S.N. 

     吉備小学校では、施設費を町財政より援助してもらって、あとは独立採算で、青汁給食を始めました。
     まず、低学年の養護学級には全員飲ませたいと考えて、よく云ってきかせて飲ませてみました。
     が、どれもこれも顔を見合わせて、サッパリ飲んでくれません。
     なかには涙を流してばかりいて、手を出そうともしない子供がいました。
     これは大へんなことを始めた、と心配しましたが、翌日、きのう涙を流していた子が、まッ先に、グウッと飲み、大声で“ゴチソウサン”と叫びました。
     これにつられて、他の子供も、一様にグウッと飲み“ゴチソウサン”の声がうずまきました。
     このときほど、うれしく希望のわいたことはありません。
     こうして、青汁給食の第一歩をふみ出したのですが、またれるものは、やはり、目に見えた効果です。
     まッ先に気づいたことは、これまで、たえずハナ血を出していた子のハナの下が美しくなっていることです。
     きけば、ハナ血が全く出なくなったのです。
     これに勇気づけられて、青汁給食に精を出してきました。
     ただ今、低学年の養護学級40人全員と、その他の希望者350人に給食していますが、そのうち、全員が飲むように、また時機をみて幼稚園にも実施したいと考えています。


2-7. 特集 小学校の青汁給食  座談会
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2-7. 粘膜の疾患と青汁

    青森市 N.A. 

     この度の全国学校医大会の資料、「学校医――青森県における研究と実践」の企画に当っても、青汁のエネルギーのお蔭で、私が中心になりまして、本県の学校医の人達の原稿をまとめ、私も本県の学校医会の記録と眼疾と屈折異常の研究の二篇の論文を執筆し、眼疾、近視とも食餌と関係の深いデータを出しておきました。私の結論も、ビタミン群無機質の欠乏した食餌、そして糖分の過剰は、全身粘膜の一部である眼の結膜の抵抗力を弱くし、之に加えて近年のテレビ、読書量の増大による過労によって、近年、軽症化はしているものの、結膜疾患は却ってふえている(耳鼻科でも、扁桃腺肥大などすごくふえている)。近視になりやすい素質も増加しているから、食餌の面も規正しないと、結膜疾患は軽減しないということで、調査の結果を数字で出しています。

    (36・10・30)


2-8. 私とあおじる

    寝屋川市西小学校 H.N 

     わたしは、4年生の3学期からあおじるをのみはじめました。からだのよわいわたしは母や先生からすすめられ、おくの先生にたのんでみたところもうその日にのみました。はじめてのとき、みんないっぺんにのんでいるのでわたしもひといきにのんでみました。そのとき、おどろいたことは、わたしが、そうぞうしていたよりも、おいしかったことです。その日から、かかさずのんでいます。学校がやすみのときは、家にはいたつしてもらいました。そのうちに同じクラスの子で2〜3人のむようになりました。毎日のアメをたのしみに、いつも、2時間目のあそびじかんにのみにいきます。わたしのむかいのいえもむかいどなりのいえも、あおじるをとっているそうです。







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