健康と青汁タイトル小
青汁給食インデックス
 
 
 青汁給食1
 

  1. 青汁給食校が体育日本一(倉敷西小学校)     001号
  2. 虚弱兒と青汁                  010号
  3. 西日本学校給食研究会で青汁の給食が注目を浴びた 012号
  4. グリンジュースの作文集             012号
  5. よわかった私                  020号
  6. 胸上小学校の青汁給食成績            021号
  7. 福山西小学校の青汁給食成績           022号
  8. 青汁飲用成績報告                030号

 青汁給食2
 青汁給食3
 
 
1. 青汁給食校が体育日本一(倉敷西小学校)

     今年3月上旬倉敷西小学校は日本全国保健体育優良校として表彰され同校の青汁給食の中心、貝原教官は今年の体育研究発表会で全国一の栄誉を受けました。御承知の通り同校で貝原先生は児童の保健に非常に力を入れ、青汁が人体に必要かくべからざるものだと思っていた人は極小数だった6年も前、周囲の人からきたながられたり白眼視の目の強い中で熱心に続けられ多くの虚弱児童をすくった結果が今度の表彰という名誉になったのです。
     それを裏付けるものは何より父兄から寄せられた手紙が立証しています。叉校長行本氏も青汁導入の苦心を語っています。

     本校で貝原教官が虚弱児童対策として青汁をとりあげたのは昭和23年からである。当時は路傍の緑草等を材料として僅の児童に試験的に与えていた。父兄の中には冷笑白眼視したり、非難砲撃する人もあって途中中止するの止むなき至ったこともあったが、その効果には注目すべきものがあった。
     昨年11月からは中央病院管理の清潔野菜を用い、本格的に20名の虚弱児を対象に、毎日学校で製造し1合づつ与え、体重、体温等を測定しつつその結果を本年3月纏めた所、食欲が増進し、偏食がなくなり、体重は殆ど増加、中には学年平均を遥かに上廻る者もあり、血色もよくなり、欠席がちであった児童も出席率が良好となった者、凍傷が軽くなったもの等予想以上の好成績が実証された。
     そして今まで一笑に付していた人さえ青汁の真価を認め、飲用希望者は100名を突破する有様となったので設備を拡充して製造の機械化を図り、専任従業婦を雇用する等、その実施に一層の力を注いでいる。

原典『健康と青汁001号 父兄の手紙から……』を開くクリック

2. 虚弱兒と青汁

     学校における虚弱児対策は、現在わが教育界の悩みの種であるが、この倉敷西小学校でおさめられた 成果こそは、これに対する明るい希望の曙光をあたえたものといっても少しも過言ではないでしょう。そしてこれを発展させることにより、児童の体位向上は約束され、健康にめぐまれぬものの減少することは間違ないでしょう。手のかかる調査と資料を提供下さいましたことを心から感謝いたします。
     倉敷市の西小学校では、かねて虚弱児対策として青汁をとりあげていたが、昨年度(昭和三〇年)は虚弱児を主とする一五〇名を対象として、毎日登校日に学校でつくった青汁を、約一合づつ飲用させ、その経過を詳細に観察した。
     年間を通じて飲用した八二名の成績は表及び図に示した通りで、青汁服用児の身長、体重、胸囲の増加率は、おおむね西校平均および全国平均を上廻っている。しかも身長の割に体重ことに胸囲の増加が目立ってよい。
     このことは現在全国的の傾向として、体重、胸囲に比べ身長ののびる、つまりひょろ長い体格になりつつあることや、この成績が主として虚弱児を対象としてのものであること、などを思い合わせると、まことに注目に値するといわねばならぬ。
     そして健康状態も著しくよくなった。食欲がすすみ好き嫌いがなくなり、夏痩もなくなった。血色がよくなり、授業中よく起こしていた頭痛や腹痛などもなくなった。風ひきが減り、軽くすむようになり、持病であった喘息やジンマシンが治ったもの、凍傷せぬようになり、クサの出ぬようになったものもある。
     そして休みがちであった児童の病欠日数もめだって減って来た。根気のなかった児童が落ちついて勉強するよになり、学業の成績も上がった。などなどと総体的によくなり、性格も明朗となり活気が出て来て頑張りもきくようになった。
     今年の夏の初の体操祭で市内二十数校の児童が市営球場に集ったとき、それはむし暑い日であったが、開会式で卒倒児が続出、救護室は超満員となり、各校とも患児の出ぬところはない有様であったが、西校だけは一人もたおれなかった。
     平素でも、以前は少しながい朝礼などでは、よくたおれる児童があったが、今年は全然こうしたことはなくなったということである。同校て目下児童二五〇名、校長以下全職員三五名が飲用している。今年度はさらにかがやかしい成果があけられることであろう。
     私どもは大いに期して待ちたいと思う。
     詳しくは 本会発行 貝原邦夫著「こどものからだとグリーンジュース」頒価五〇円をごらん下さい。


3. 西日本学校給食研究会で青汁の給食が注目を浴びた

    同校 Y教諭発表 

    ■1956年12月15日〜18日(岡山石井小学校にて)

     西日本学校給食を中心とする学習指導研究集会に於て倉敷西小学校山田教諭が同校教諭貝原邦夫著(子供のからだとグリンジュース)の研究発表があった。
     第3班E組学校給食法第2条第3項の目的達成について研究討議に大いに気焔を吐いことをお知らせしたい。
     氏の熱弁は同班百十数名の会員をして熱心に傾聴さし感銘深いものがあった。
     遂に会終了後十数名の県外会員か実地参観を希望されて遠藤博士にお会し親しく教示を受けられたとよろこばしい次第でした。
     尚同博士著の書物を当日実費で頒布し当研究会は近畿、中国、四国、九州に茨城岐阜を含めた25県から全員650名が参加した。西日本全地域に紹介されたこと青汁普及会としては好機であったと思う。
     尚3日目には同班で清浄野菜の作り方について山田教諭の研究発表の裏づけとして岡山県児島郡東児町胸上小学校長小橋亮氏の特別研究発表を求め青汁と共に有意義なものとなった。
     同氏の壁頭の言葉(倉敷西小学校の青汁給食は学校給食として一大飛躍的な進歩である、学校給食もぐんぐん進歩してゆかなければならぬ。その効績はデーターが証している。須らく研究発表は学説理論だけでなく実績があるもののみ価値があるのである――)
     尚サービスとして全会員に健康と青汁の機関新聞を配布したこと等同普及会として否世人に裨益するところ計ることができぬほど貴重なものがあったと信ずる。
     法を決められた学校給食だけでは、きよ弱児童や特殊児童や精神薄弱児童など救さい出来ないところに青汁の価値が認められなければならぬ(AK生)


4. グリンジュースの作文集

     さじ かずみ
     ぐりんじゅーすは、あめがはいっているから、みんなのめるとおもいます。それでもくさくてのめないひともありました。
     わたしたちは、くさくてもがまんをしてのんでいました。
     ちかちゃんが、ぐりんじゅーすをのんでいないひと、といって、のんでる人にいいました。
     ひかさ きよし
     ぼくは、はじめはががでそうになったけど、いまごろは、だいぶんにがくなくなり、もおっとのめます。
     ふなこし まさのぶ
     みんないつもあおじるをのんでいる。あめもおいしくてたまりません。ぐりんじゅうす。ぼくはいつもたりません。そしてぼくがのんでいるぐりんじゅうすはからだがげんきになります。
     ひかさ わたる
     ぐりんじゅうすを、のむとき、むねがどきどきして、それからのんだあとすーとします。
     ぐりんじゅうすをのむとき、ぼくがいちばんのように、とんでのみます。
     ごはんとはおいしいぐりんじゅうす。りんごとはおいしいぐりんじゅうす。あめとはおいしいぐりんじゅうす。ぐりんじゅうすをのむたびにはよろこんでのみます。
     とてもおいしいぐりんじゅうす。あしたものめるぐりんじゅうすを、たのしみにしてまっています。
     あかし かつ子
     わたしはきのうからあおじるをのんでいる。のんでみるとにがかった。
     のんですんだらどろっぷがついてありました。わたしはあおじるをのむのがはじめてなので、つぼいのたっちゃんといっしょにのみました。
     ふなこし けん一
     ぼくは十がつよりのんでいます。これを、のんでいますから、からだが、じょうぶになり、一にちもやすまず、がっこうへいけています。
     それから、おとうさんと、おかあさんが、けんいちはあおじるを、のみだして、かおいろがよくなり、またなんでもよくたべる、ようになったと、いっています。いもうとのきよこも、がっこうへいくようになったら、おとうさんにいって、のましてあげよう。
     こうぐち ちよこ
     わたしは、ぐりんじゅうすをのむのに、へんなにおいで、のむのにこまりましたが、いまでは、へいきでのめます。
     五ねんせいと、一ねんせいのにいさんものんでいます。にいさんたちはのみだしてから、めかたがだいぶんふえたそうです。
     わたしもじょうぶで、がっこうをやすんだことはありません。これからもぐりんじゅうすをつづけてのみます。
     佐藤 悦子
     わたくしは、いつもぐりんじゅうすを、のんでいます。
     わたしがのむのをわすれていたら、たにざわくんがゆうてくれます。
     それでわたしがのんだら、はらさんがまだのんでいないので、わたしがいってあげます。
     そしてはらさんがのみます。そしてあそびにでて、べるがなったからはいったら、またわたしに、のんでねんじゃろうが、としんちゃんがわたしのところにもってきます。
     わたしがのんだよとゆうと、しんちゃんが大原くんのところにもっていきます。大原くんのんでいなかった。
     原  晴美
     わたくしは、ぐりんじゅうすをのむと、おいしいので、いつもたのしみにしてまっています。
     そして、いつも、だんだんたいじゅうがあがってくるようにおもいました。
     つぼい たちこ
     一ばんさきには、くさくてのみぬくて、なかなかのめませんでしたが、なれてくるとのめるようになりました。
     なつやすみには、びょうきをしたので、あおじるを、のまなかったので、二学きには、とっていました。
     なれてくると、すぐにのめます。わたしたちの組では、13人もたくさんのみだしました。
     安原 ゆき子
     わたしは、十月三日からのみだしました。
     はじめてのんだ時はにがかったけれど、二かいめにのむとあまかった。
     いつものんでいたらあまい時もにがい時もありました。
     たいていあまい時のほうがたくさんたくさんありました。
     きのうはあまかった。にがいといった人もありました。
     谷澤 公之
     ぼくは、あおじるが、大すきです。
     きょねん、おとうさんが、しゅじゅつをしてから、あおじるをのみはじめました。
     時々ぼくが、もらって、のみました。はじめは、おいしくないと、思いましたが、だんだんおいしくなってきました。七月に、学校であおじるがとれるようになったので、一番にもうしこみました。
     おとうさんも大へんからだがじょうぶになりましたので、ぼくも、もっともっと元気に、なれると、思います。
     綱島 要子
     「グリンジュース」こう聞いただけでも思い出されます。
     あの青い、のみにくい汁を一ばん、はじめに、のんだ時どんなに思ったことでしょう?
     でも今のんで見ると、あじもずっと、おいしくなって、そればかりか、体重もふえて、うれしいばかりか、毎朝がまちどうしくなりました。
     そして、今ごろはやっている風もこの冬は、このジュースのおかげで、すごすつもりです。
     今一本のんでいる、たった。このグリンジュースにこんなふしぎな力があるのだとおもうと一本一本とふやしていくつもりです。
     体重もふえた。風もひかないで、すごせる。グリンジュースありがとう。


5. よわかった私

    吉備小学校 S.M. 

     私は体がよくないので、先生にぐりんじゅうすを、のむようにいわれました。はじめは、くさくてのみにくかったのてすが、今はなれて、よくのめますが、もうすこしりんごを入れて下さい。今年はかぜひきがはやったのですが、私は元気で、やすんだことはなく学校にかよっています。


6. 胸上小学校の青汁給食成績

     児島郡胸上小学校では、昨(昭和32)年度から、学校で青汁給食を実施しているが、同年11月に調査された成績が、同校熊修先生によって発表された。同校の青汁は児童一人当りケール約50グラム。

      体重

      1年生69名の調査では、飲用児と非飲用児の飲用前(4月)の差は、
        男児0.6キロ(飲用児18.3、非飲用児17.7)、
        女児0.7キロ(仝じく18.3と17.6)
      であったが、飲用後(11月)
        男児1.2キロ(飲19.8、非18.6)、
        女児1.4キロ(仝19.6,18.2)。

      全校では、非飲用児の増加を100として、飲用児は男児167、女児216、平均182。なお7〜9月の3ヶ月の増加は、全校で非飲用児0.22キロに対し、飲用児は0.52キロ、実に2.36倍の増加を示している。


      身長
      1年生69名では飲用前(4月)の差は
        男児0.3センチ(飲110.1、非109.8)、
        女児0.4センチ(飲109.3、非108.9)
      であったが、飲用後(11月)には、
        男児0.4センチ(飲115.3、非114.9)、
        女児0.5センチ(飲113.4、非112.9)。

      全校では、非飲用児の増加を100として、飲用男児102、女児103。


      諸効果
      4月から継続飲用児71名についての調査では、
        食欲の進むようになったもの…………42名、否9名。
        便秘下痢をしなくなったもの…………31名、否4名。
        よく眠れるようになったもの…………39名、否5名。
        腹痛が少くなったもの…………………26名、否9名。
        頭痛が少くなったもの…………………28名、否6名。
        皮膚、爪、髪の色がよくなったもの…31名、否7名。
        虫歯の痛みが少くなったもの…………24名、否11名。
        運動の疲れがすぐとれるもの…………37名、否8名。
        感冒にかかりにくくなったもの………36名、否11名。
        感冒に罹っても早くなおるもの………37名、否5名。
        外傷化膿の恢復が早いもの……………21名、否10名。
        偏食がなくなったもの…………………33名、否12名。
        ひきつけなどがなくなったもの………15名、否6名。
        夏やせをしないもの……………………35名、否7名。
        記憶力がよくなったもの………………13名、否12名。
        鼻血鼻汁を出さなくなったもの………20名、否13名。

      流感罹患率
      4月からの飲用児70名では29名、(41%)、6月からの飲用児89名では39名(44%)罹患しただけであったが、非飲用児237名では132名(56%)が罹患した。


7. 福山西小学校の青汁給食成績

     福山市立西小学校では昨年4月から青汁飲用(毎日5勺)を始めているが、今年3月、飲用児60名について調査した結果が、次のように発表された。

    番号調査項目反応数反応率
     1前よりかぜをひかなくなった。2440.0
     2かぜをひいても軽くすんだ。2440.0
     3血色がよくなった。2338.3
     4前より元気らしくなった。3456.7
     5太ってきた。2846.7
     6前より学校を休まなくなった。1830.0
     7なんとなく丈夫になった。3050.0
     8前より疲れなくなった。1728.3
     9つかれなくなった。 4 6.7
    10しもやけにならなくなった。 915.0
    11前より軽くすんだ。1016.7
    12前とちっとも変りがない。 0 0.0
    13グリンジュースを楽しみにして飲む。4371.7
    14さほどでもない。1525.0
    15いやいや飲んでいる。 2 3.3
    16食事がすすむようになった。2846.7
    17かりがない。1321.7
    18前より根気よくなった。1016.7
    19まだ日が浅いのでわからない12 20.0


8. 青汁飲用成績報告 福山市立泉小学校

    TF児(結核児童)
     毎年夏になると食慾不振で困っていたが、グリンジュースの飲用によってか夏季の食慾も普通と変らず喜んでおられる。
    TE児
     1ヶ月以上37度8分位の熱が続き頭痛、全身倦怠を訴える。国立病院にて受診するも異常は認められなかった。丁度その時グリンジュースの飲用をすすめられ1ヶ月つづけた頃から熱も下り頭痛を訴えなくなった。
    FY児
     毎日の如くに頭痛を訴えていた。疲労しやすく、よく風邪をひく子供でしたが最近では頭痛を訴えることもなくなり、体重も昨年は6月頃から減少していたが今年は同時期に1キロ位増加しています。
    TH児
     頭痛、腹痛のたえたことがない。体育、作業等休みがちでしたが、最近活気を生じ頭痛、腹痛を訴えなくなった。

     以上4名の児童について特別に目立つ事項をあげてみました。たいへん飲みにくいものですが、継続して飲用すれば必ず効果があるものと信じますが、経済的に続けて飲用することが出来ないことを残念に思っております。その他の児童につては1ヶ月あまりの飲用であった為特記事項は認められませんでした。




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