<1979年7月15日発行 第275号> | ||||||||||
目次 | ||||||||||
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1. 血のにごりと青汁 | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
青汁の効能について説明をもとめられると、私は、青汁によって「血のにごり」がへり、からだ中のすべての細胞・組織・臓器のはたらきがよくなり、抵抗力(防衛能・自癒能、つまり生命力)がつよくなるからだろう、と答える。いかにも非科学的のようだが、むつかしい屁理窟をこねるよりは、かえって、わかりよくはないかと思うからだ。 からだのしくみ からだは、それぞれのはたらきと役目をもった細胞、それらの集った組織・臓器と、その間をめぐって、必要な養分を供給し、不用になった老廃物をとりのぞく、「血」で代表される体液(血液・リンパ液・細胞間液など)とからできている。そして、細胞・組織・臓器のはたらきが正常であり、これを養っている「血」が正常(きれい)であって、はじめて健康は完全にたもたれる。もし、「血」に何かの異常(にごり)があれば、それに養われる細胞・組織・臓器のはたらきは、当然、なにがしかの影響をうけ、その結果、さらに「血のにごり」を増し、細胞・組織・臓器にも、いっそう悪い影響をあたえ、抵抗力(生命力)をよわめることになる。 この悪循環がくりかえされていると、どこか素質のある(抵抗力の弱い)ところがおかされ、病気の下地をつくったり、さらにすすんでは、病的の変化をおこすようにもなるだろう。反対に、「血のにごり」が減り、いくらかでもきれいになれば、細胞・組織・臓器のはたらきは、それだけよくなり、「血」は、さらにきれいになる。こういう好条件がつづいていれば、たとえ、素質のあるところがあっても、そのまま温存され、病的に変化することは防がれるだろう。また、すでに病的変化をおこしたところでも、その進行がおさえられ、やがては回復にむかうようにもなるだろう。 血のにごり さて、「血のにごり」とはどんなことか。「にごり」という表現自体まことに非科学的で、あいまいなものだが、いわば「血」の異常。血液成分の量的・質的変化、すなわち、正常成分に異常があるか、異常成分がある、といったことであろう。 正常成分の異常 血液の総量とその成分、血球、血色素、蛋白、脂肪、糖分、アルカリ度、ミネラル、ビタミン、酵素、ホルモン、免疫成分など。性質としては、かたまる性質(凝固性)、ねばり(粘稠性)その他いろいろあるが、いずれも、正常にはつねに一定にたもたれている。それが、多すぎたり、少なすぎたり、強まったり、弱まったりしているなど。 異常成分 また、正常にはないもの、あるべからざるものとしては、感染(細菌やビールスなど)や、中毒によっておこる異常代謝の産物、免疫反応で生ずるもの。また、肝臓・腎臓その他の臓器や組織の病変によって生じたり、腸管内の異常分解でできるもの、などもあろう。ただし、これらはいずれも、病的変化の結果であって、これら自体が病気をおこす一次的の原因とはかんがえられない(二次的病変の原因には、なりうるであろうが)。 不自然・不合理な日常生活 では、一次的の原因となるような、すなわち、病気の下地をつくったり、また、発病にもってゆくような「血のにごり」は、何によるのであろうか。それについての科学的の証明も根拠もほとんどないが、私は、あえて、食のあやまり、運動の過・不足、ストレスの過剰、環境の悪化など、あまりにも不自然・不合理化された日常生活にあるのではないか。しかも、食のあやまりの影響がもっとも重大ではないか、とかんがえている。 食のあやまり 現在、一般の習慣食は、肉類、卵、乳製品、脂肪、精製穀、砂糖にかたより、野菜ことに良質ナッパのとり方が少ないうえ、高度に加工(精製・調理)された濃厚味食(糖・塩・香辛料・化学調味料の乱用)を飽食している。 そして、栄養的にははなはだしく不完全――熱量・蛋白質ばかりが多く、それらの体内処理(代謝)に不可欠のアルカリ・カルシウムその他のミネラル(痕跡分をふくめて)やビタミンは不足、という欠陥食になっている。 ために、代謝は不完全となり、種々の異常(有害有毒)分解産物、すなわち「血のにごり」を生ずる可能性があるわけだ。それは、ちょうど、燃え方の悪い(不完全燃焼)カマドから、大量の有害有毒物をもった煤煙が出る、それにたとえられよう。なお、氾濫している有害有毒食品――農・蓄・水産用薬・産業廃棄物や添加物に汚染された食品、ことに加工・貯蔵食品、既成・インスタント食品。さらには、菓子・酒・タバコその他の強烈な嗜好料。また、運動の過・不足、ストレス過剰、薬品・放射線の乱用。不良の環境などもあずかっているだろう。そして、この「血のにごり」の細胞・組織・臓器への影響は、それら直接のものだけでなく、その結果生ずる二次的の変化、たとえば、ホルモン系や酵素系の異常などによる、間接的のものもあるだろう。そうだとすれば、これに対処するには、原因の究明もとより大切には相違ないが(現在、研究はほとんどそれにむけられている)、その解明をまつまでもなく、ともかく、まず、日常生活諸般の合理化・自然化(せめて、食の自然化、適度の運動、ストレスの解消だけでも)をはかり、代謝を正常化し、「血のにごり」をのぞくようつとむべきであろう。 食の自然化 食の自然化のためには、栄養のバランスを完全にし、熱量・蛋白質にたいし、十分のアルカリ・ミネラル・ビタミンを配すること(完全化)。つとめて自然の安全食品をえらび、汚染食品、加工・貯蔵食品、既成・インスタント食品など、有害有毒あるいはそのおそれのある食品はできるだけさけるべきであろう(安全化)。 そのため、私どもは、多年、十分の良質ナッパをとること。それも、なるべく多くを生で食べ、青汁にしてのむこと(緑葉食・青汁)。すすんでは、主食品はイモ、蛋白食品は大豆を主とし、十分の良質ナッパをそえる、イモ・マメ・ナッパ・青汁食。あるいは、せめて、青汁だけでもうんと、1日少なくとも2〜3合(もとのナッパ500〜750グラム)以上のむこと。また、調理は簡単に、味つけはうすく、すべきこと、をすすめている。そうすれば、すべての食品が完全に代謝され――完全燃焼で煤煙が少なくなるように――「血」がきれいになり、すべての機能がよくなるだろう。そして、その主役をなしているのは良質ナッパ・青汁だから、青汁は代謝を完全にし「血」をきれいにする、そして、抵抗力・生命力をもりあげる根本ともいえるだろうというのだ。 適度の運動 なお、運動は過ぎても、不足しても、代謝に不利に影響し「血のにごり」をますが、適度の運動は、血行、呼吸をさかんにし、代謝をすすめ、「血」をきれいにする。それは、燃えの悪いカマドをあおぎ、フイゴで空気をおくれば、燃焼がよくなり、煙がへるようなもの。 ストレスの解消 また、精神的ストレスも神経・内分泌を介して代謝をおさえ「血」をにごす。犯罪者の尿の強い疲労反応(血のにごり)は、罪の告白(ストレス解消)によって、たちまちとれる、という。これは、精神的ストレスのため、せばめられていたカマドの通気口が、その解消とともに開放され、燃焼がよくなり、煙がへることにたとえられよう。神経症・精神病に血液化学的変調がいわれていることも、同じだ。 ともあれ、食の完全化・安全化、適度の運動、ストレス解消、喫煙、飲酒、その他、嗜好品(薬品)にたいする注意、便通、睡眠、勤労と休養のバランスなど、日常生活諸般の合理化・自然化によって、代謝を正常化し、「血のにごり」をのぞくことが、健康になるためにも、病気を防ぎ、病気の治りをよくするためにも大切であり、青汁はその中心的役割を演じているわけで、私が多年その必要を強調している所以でもある。 (52・10)(遠藤) | ||||||||||
2. のぞき見記(6) | ||||||||||
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気候 | ||||||||||
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3. 青汁忘年会の話題から | ||||||||||
12月15日、青汁教室の忘年会で出た体験談や経験談のうちから H夫人 毎日6合のんでいる。足が不自由なので、どうしても農作業に無理をし、過労すると狭心症の発作がおこる。 M氏 わかいころスポーツをやり、甘いものがすぎた。狭心症になって苦しんでいたが、青汁で軽快、好調をつづけていた。7年まえ、つい自信過剰で無理をし発作が出、入院したが、3週間で退院。その後何事もない。現、毎日2時間あるいている。 ○狭心症は、心臓の冠状動脉の硬化のため。脂肪や砂糖のとりすぎ、運動不足でふとることと関係がふかい。 よくなっていた腎臓 かなりながい腎炎。徹底したイモ・マメ・ナッパ・青汁食約半年で、ほとんど完全に治った、と主治医をおどろかしたほどだった。よくなると、つい油断しがちだが、仕事の関係もあって、いつしか、もとの不摂生な生活にもどったらしい、3年後、ついに透拆治療、ということになってしまった。
膀胱結石 ながい間膀胱結石で困っていたが、毎日6合のんでいた。それまで尖った角のある石が出て痛みが強かったのが、3ヶ月後には、角のない石になり、6ヶ月後からは全然出なくなった。 頸のグリグリ 肩こりがつよく、頭痛もちの婦人。右の頸に2センチ大のグリグリがあり、圧えると気分が悪くなっていた。病名がわからず、治療法もない。しかたなく時々ハリをしておさえていた。それが青汁をはじめ、3年ですっかりなくなり、頸のグリグリもいつの間にか消えてしまった。 椎間板ヘルニア 手術をすすめられていたが、イモ・マメ・ナッパ・青汁食3ヶ月ですっかりよくなった。その間、体重は70キロから55になった。
進行していた子宮癌 手術後主治医から、かなり進行しており、再発はおそらくまぬかれ得ないだろうと宣告された。しかし、すすめられて、熱心に、毎日5合以上のみつづけ、5年ちかくなるが、いまのところ再発の兆しもなく、いたって元気にしている。(53・12)(遠藤) | ||||||||||
4. 病気知らずのこども3人 | ||||||||||
岡山市 H.N.
ご飯に砂糖をかけて食べるほどの甘好きの兄は、学徒半ばで病にたおれ夭折。 | ||||||||||
5. 体験をとおして拡めたい | ||||||||||
鳥取県 K/Y.
6月にまいたケールが、8月20日すぎより、少しづつとれるようになり、今日まで2ヶ月、毎日のみつづけております。1年半もメマイ、血圧の上り下りと苦しんでいましたが、日ごとに元気になって、フラフラもとれ、生理も順調になってきました。ご近所の方にもお教えして、何人かの方達がケールを植えていらっしゃいます。このうえは、私の体をもって証明し、皆さまにひろめて行きたいと願っています。 | ||||||||||
6. 皆、快調 | ||||||||||
大阪府 H.O.
青汁をはじめて約10ヶ月。朝、コップ1杯ですが、おひるごはんのおいしいこと。5人、皆、快調です。 | ||||||||||
7. 砂糖づけの現代人 ―忘れられた民族食のよさ― 『当世養生学』 >中< | ||||||||||
公立菊池養生園園長 N.T.
幼児期に決まる (54・1・21 中国新聞)
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8. 食料当面の間違いに対処するには(4) | ||||||||||
前回参照 | ||||||||||
友成 左近
食料当面の間違いに対処して、めいめいなにより大切な健康を保持増進するには、さしづめ日日の食料調達にあたって、その実状を、食料の諸要件をあげて吟味して、間違いを最小限にくいとめるように選択することが大切ですが、そのうち成分面については前記の通りです。 安全面について つぎに、成分面と共に、当面最も重大な要件として取り上げねばならないのは安全面です。 それはいうまでもなく、成分をよく吟味して、健康保持に必要な栄養分が十分とれるように選択しても、その食料に有害有毒物が含まれていては、とうてい健康は保てないからです。従って、まえにもふれたように、健康保持に必要な栄養分に利用できる成分を備えているのは、植物や動物といった生き物だけですが、このうち在来食料に利用しているものは、有効成分の含有以外に、味わいのよさや供給の便などもさることながら、なによりもまず、健康に障害を及ぼす有害有毒物が含まれていない(多少は含まれていても加工や調理で除去できる)安全なものだけです。そしてこれは、民族長年の経験によって選択してきたのはいうまでもありません。 もうひとつ、在来食料に利用しているものには、こうした動植物以外に、食塩や重曹といった、ごく僅かな種類の無生物がありますが、これは、栄養分の摂取というよりも、食料の保存や調理に利用しているものです。そしてこれも、民族長年の経験によって、健康に障害を及ぼすおそれのないことが確認されているわけです。 そして食料は、まえにもふれたように、自然界の動植物をただ採取するだけでなく、大部分は、栽培や飼育といった生産活動を営んで供給をはかり、市販にあたっては、収穫したままの原材料である場合もありますが、大部分は一次二次三次と加工をしています。ところで、こうした生産や加工は、他の動物ではみられない人類固有の知的活動であって、これによって食料は多種多様にわたって豊富になり、また(衣住その他についての知的活動とあいまって)地球上至るところで生活しているわけです。 けれどもこの知的活動は、手ばなしで人類に幸福だけをもたらすものではないのであって、とくに最近は、この生産や加工の技術が急速に発達するにつれて、以前とは様変わった、いろいろ重大な間違いが伴なってきたのです。 間違いの主要点 その最も著しい点は、生産や加工に、新たに開発した多種多様の化学薬品を使い、それが食料に含有するようになったことです。そしてこれは、いずれも無生物であって、もともと食料として体内にとりいれる性質のものではなく、しかも食塩や重曹などのように、安全であることが確認されているものではなく、程度の差こそあれ有害有毒なものばかりです。従って、この使用は行政当局が監督して、許可したものだけを、所定の規準通りに使用することになっています。そして当節は、ひところのように毒性の強いものは使用できなくなっています。けれども、この許可にしても使用規準の作成にしても、「諸般の事情を勘案して」行なわれ、また使用の指導監督も不行届であるのが実情です。従って、現に許可されているものを、所定の規準通りに使用しているとしても、その食料は決して安全なものではなく、それ相当に有害有毒であることには変わりありません。 まず農産物の栽培には、さらにその保存にも、病虫害の防除に、いわば当たり前のように新農薬があれこれと使われています。そして、これはいずれも、在来の除虫菊などとちがって、毒性が強いうえに、作物の内部に滲透して、しかも長期間、殺虫殺菌作用を及ぼすのです。ために農産物は、収穫したままの原材料からして、この農薬が多かれ少なかれ有毒なままに残留しています(そのうえ地域によっては公害物質にも汚染しています)。そしてこれは、内部に滲透しているので、洗っても皮をむいでも十分にはとれず、また生物ではないので、煮炊きで消毒することもできず、さらに病害虫を殺すだけの毒性がある以上、人体にもそれ相当の有毒作用を及ぼすことはいうまでもありません。 つぎに畜産物の飼育には殆んどすべて、こうした農薬残留の飼料を使い、そのうえ、この飼料には、程度の差こそあれ有毒な保存料などを添加しているものが多く、さらに肥育促進や病気の治療に、これまた程度の差こそあれ有毒な薬品を使っているので、原料からして、こうした薬品が多かれ少なかれ有毒なままに残留しています。もうひとつ水産物では、外洋ものはともかく、内海ものや河川ものや養殖ものは、殆んどすべて程度の差こそあれ公害物質に汚染しています。 さらに重大なことは、一次加工もさることながら二次加工では、ましてや家庭の調理段階にまで及んでいる三次加工ではなおさら、保存や安定に、また漂白や着色や艶つけに、さらに軟化や調味や着香に、あるいは増量に、程度の差こそあれ有毒な添加物が多種多様にわたって使われています。そのうえ加工の過程で、そこに使った有毒な薬品がまぎれこんだり残留したり、また包装用材中の有毒物がとけこんだりしている場合があります。(つづく) | ||||||||||
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9. 総会便り | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
遠藤青汁の会昭和54年度総会が、5月13日10時より15時まで、倉敷の若竹の園で開かれ、参加者は全国各地から約130名。この全員に遠藤先生の新著「病気と青汁」を贈呈。 | ||||||||||
10. 赤ちゃん離乳食用の粉末野菜 禁止の放射線を照射 | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
【名古屋】愛知県豊橋市の食品加工会社が、納入先の検査基準にパスするため、製品の離乳食用粉末野菜に4年前から法律で禁止されている放射線を照射して出荷していたことがわかり、愛知県衛生部は10日、同社に製品の回収と工場の営業禁止を指示した。またこの粉末野菜をベビーフードに加工して市販していた和光堂(本社・東京都千代田区神田佐久間町4‐20)は「栄養野菜スープ」(48グラム入り、250円)の製造中止と回収を始めた。 (53・9・11 サンケイ)
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11. 間歇性跛行症と青汁 | ||||||||||
動脉硬化にたいする青汁の効果をためすのにぐあいのよいのは、動脉硬化性の間歇性跛行症だ。この病気は、あるいているうちに、脚がだるくなり、痛くなり、ついに動けなくなってしまい、一休みすると、また歩け出す、というもの。ためすには、青汁をのむまえに、一定のスピードで歩き、あるけなくなるまでの距離(あるいは時間)をはかっておく。そして、飲用後、1週間おきくらいに、同じスピードであるいてみ、しだいに距離(あるいは時間)がのびるようなら、青汁がきいた証拠ということになるわけだ。さいきん入院したM氏は、入院当初100メートルしか歩けなかったが、青汁を毎日5合(もとのナッパ1.25キロ)のみ、約2ヶ月で、1キロ以上らくにあるけるようになった。(54・3)(遠藤) | ||||||||||
12. こどもを丈夫にそだてるには | ||||||||||
まず、両親(ことに母親)の食を中心とする日常生活を合理化・自然化して、丈夫なこどもをうむこと。それを丈夫にそだてるには、乳幼児食の合理化・自然化――健康な母乳と安全完全食。なるべく自然にまかせ、薄衣にし、存分に運動させ、きびしくしつける。泣かしもし、おこらせもし、かまいすぎたり、あまやかさないこと。(遠藤) | ||||||||||
13. アーユルーヴェーダの医師論 | ||||||||||
医者には二種類ある。一方は、生命を助け、病気を滅す人であり、もう一方は、病気を助長し、生命を滅す人である。 | ||||||||||
14. 青汁で下痢 | ||||||||||
青汁をのんで下痢するときは、分量をへらし、様子をみながらしだいにふやしてゆく。バター5〜6グラムを一緒に食べてみること。 | ||||||||||
15. 青汁で便秘 | ||||||||||
ふつう、青汁をのむと通じはよくなるものだが、ときに、かえって秘結することがある。そのばあい、青汁はやめずに飲み、ほかに、繊維の多い野菜(青汁のしぼりかすでもよい)や山菜・海藻などを十分食べるか、生ナッパをミキサーで粥状につぶして(ミキサー粥)食べる。なお、糖分(菓子や味つけの砂糖)を極力へらすこと。 | ||||||||||
16. 効果にビックリ | ||||||||||
静岡県 T.T.
胃下垂でいつもぐあいが悪く、便が兎のふんみたいでした。青汁のことを知って、キャベツなどをジュースにして飲んでいましたが(1ヶ月くらい)、あまりパッとしませんでした。でも、ケールを飲みはじめて3日目より、便が正常になり、びっくりしている次第です。 | ||||||||||
17. 耳鳴り、白内障、手のしびれも | ||||||||||
岡山県 T.I.
20年前、便秘がひどく困って居りました。先生の緑葉食青汁の本で、青汁がよいことを知りましたが、家族8人の主婦として雑事に追われ、とてもつくる時間など持てないので、野菜をたくさん食べるように気をつけて、その方はどうにか良くなって居ります。 | ||||||||||
18. アメリカだより | ||||||||||
1、ひどい医者
すぐれた蛋白質にとんでおり、カルシウムや鉄その他のミネラルが多い。ビタミンにもとんでいる。マメ科特有のなま臭味はいくらかあるが、サラダにいれて結構食べられるし、青汁の材料にもなる。生のままか、乾燥したものを茶にしてのむ。こどもにも大人にもよく、老人には理想的ののみものといわれている。(遠藤) | ||||||||||
19. 膝蓋骨骨折したが | ||||||||||
山口県 Y.T.
4年来、青汁をつづけ今日にいたっています。今年66才ですが、元気に立働いています。1月に転倒して、膝蓋骨折をし、大手術をうけましたが、これも順調によくなりました。 | ||||||||||
20. 近所のおばあちゃん | ||||||||||
愛知県 S.T.
近所の、青汁を毎日のんでおられるおばあちゃん、お顔の色が、目に見えてよくなられ、「この冬は風邪もひかず、私は青汁のおかげと思っている」といっておられました。 | ||||||||||
21. 質問箱 青虫や土用のひでり…… | ||||||||||
香川 A.
問 | ||||||||||
コラム紹介 | ||||||||||
宗教は教義にあらず感激にあらずただ奉仕なり ヒッチコック
安心、それが人間のもっとも安価なる敵である シェークスピア
それ、もろもろの衆生のあらゆる憂苦は、 一切皆欲を以て根本と為すなり。 欲より生じ、欲より集り欲より起り、 欲を因とし、欲を縁として、憂苦を生ず。 竭曇経(根本仏教聖典より)
生の緑葉は生命のもと | ||||||||||
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