<1978年2月15日発行 第258号>
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目次
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1. 血のねばり
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医学博士 遠藤 仁郎
血管から採血したり注射をするとき、すぐに針がつまって散々苦労した経験がある。
これは、血がねばって、凝りやすくなっているからだ。
こういう人は、血管の中で血のかたまる病気(血栓症)にもなりやすい。心臓の冠状動脉の血栓症(心筋梗塞)脳の動脉の血栓症(脳軟化)など。これらの病気は、裕福なくらしをしている欧米先進国に多く、貧しい後進〜発展途上国には少ない。
わが国でも、いぜんは少なかったが、さいきん生活の欧米化とともに、しだいにふえて来ている。
高脂血症
血がねばり、かたまりやすい状態は、血液の脂肪(コレステロールや中性脂肪その他)の増加(高脂血症)と関係がふかい、といわれる(もちろん、それだけではないが)。この高脂血症が、動脉硬化と関係のふかいこと、そして、脂肪とくに陸棲動物の脂肪(牛豚脂・乳脂など飽和脂肪)や糖分のとりすぎの結果であることはよく知られている。
が、おそらくそれだけでなく、脂肪にとんだ肉類・乳製品・砂糖・精製穀(白米飯・白パンなど)にかたむいた贅美食・熱量・蛋白質ばかり多くてミネラル・ビタミンの不足した不完全食の飽食、有害有毒食品・酒・タバコの、また薬品の乱用、運動不足、ストレス一杯の日常などといった、不自然・不合理な近代文化生活のためまねかれた代謝の変調、血のにごりの結果であろう。
血行を妨げる
この血栓は、からだ中いたるところの細い血管にもあらわれる(微小血栓)こと。また、血がねばって来ると、血管ことに細血管の血の流れがよどみ、いっそう血栓が出来やすくなるなどのため、組織や臓器の血行が円滑でなくなり、局所の、また全身の抵抗力(防衛能・治癒能)もおとろえて来ることにもなるわけだ。
そして、贅沢三昧のくらしをしている文明先進国の人の体質がだんだん悪くなり、真の健康者が減り、不健康者、病人がふえ、難病・奇病がたはつするようになっているのも、こうした血のねばりのためのような気がしてならない。
日常生活の合理化・自然化
それはともあれ、ほんとうに健康であるためには、血のにごりをなおすべきだが、それもただ、血液脂肪にたいする処置(ことに薬による)だけにとどまらず、食の完全・安全化(緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食といった)を中心とする日常生活の合理化・自然化、適度の運動・鍛錬、ストレス解消など、をはかり、代謝を正常化し、すべての細胞・組織・臓器のはたらきをよくすることが、より根本的というものであろう。
(51・11)
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2. ハナよりナッパ(5)
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前回参照 |
化学肥料はいっさい使わないこと
第二に、化学肥料はいっさい使わないことです。前記のように堆肥その他の有機質肥料と石灰を十分施しているので、ことさら使うほどの必要はないからです。
それに、使えば多少とも成長はよくなりますが、味が劣ってくるからです。
また、これは堆肥のように手数がかからないので、いったん使うと、とかく安易に依存して堆肥が少なくなるおそれがあり、そうなると、地力が低下して丈夫なものが育たなくなって、病虫害がひどくなり、成分も味も劣ってくるので、ころばぬ先の杖で、とにかくいっさい使わないことにしているわけです。
農薬は決して使わないこと
第三に、前記のように肥培しても病虫害が多少とも起こりますが、これは自然のオキテと心得て、農薬とりわけ残留性のものは決して使わないことです。
まず農薬は、病害虫を殺すだけの毒性があるわけであって、たとえ弱毒性のものでも、農薬として使う以上は毒物です。従って、これが残留している食物を食べたら、必ず毒物も食べこみ、食べこめば必ず中毒にかかるわけです。
急性にかかるほど多量に食べこまなくても、これは体内に蓄積する性質があるので、たえず食べこんでいると慢性にかかるわけです。が、在来のニコチンや除虫菊などは、毒性が弱いうえに、しぜんに分解して無毒化するのも速く、それにただ作物の表面に付着するだけです。従って、使っても食べるときまでに無毒化している場合が多く、でなくても調理で洗い落とすことができるので、本物が手に入れば、使っても、そう危険ではないわけです。
けれども、最近広く使われている農薬は殆んどすべて、毒性が強いうえに作物の内部に浸透し、しぜんに分解するのに長期間かかるので、使ったら、食べるときまで程度の差こそあれ内部に残留しています。
従って、洗い落とすことも皮をむいで取り除くこともできず、また、病害虫のように生物ではないため、煮炊きしても消毒することができないので、これを使うのは、どんなに弱毒性のものでも極めて危険です。
もうひとつ、これを使っていると、土のなかの有益微生物もだんだんと死滅してくるため、地力が低下して作物が丈夫に育たなくなるので、この点からも使うのは危険です。なお念のため、ふつう市販の手引書などでは多くの場合、化学肥料はいうまでもなく、農薬も使うのが、いわば常識であるかのように記されています。
が、家庭菜園を作る以上は、市販では手に入らないもの、とりわけ必ず安全なものを作ることが大切であって、そこは的確に分別しなければなりません。
病虫害防除は
第四に、前記のように病虫害が多少とも起こるのはさけられないので、この防除には、まず間引くときや苗を移植するとき、病虫害にやられているものはすべて取り除いて、丈夫なものだけを定植しています。
そして定植後は、コマメに見廻って、虫がついていたら手でとり、病原菌にやられていたら早めに抜きとっています。
が、アリマキなどが手でとりきれないほどついてきたら、タバコでニコチン汁を作り、石ケン水にまぜて噴霧し、それでも除去しきれないときは抜きとっています。
そして、どんなに虫や病原菌にやられていても、これは安全のしるしと、すべて食用にしています。(ひとまず終わり、各種野菜の作り方や食べ方はいずれ後日)
(友成左近)
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3. 乳児食の塩類過剰
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医学博士 遠藤 仁郎
さいきん人工栄養が多くなり、しかも、はやくから濃厚な乳をのませたり、高熱量の固形食をあたえることがはやって来ている。
ために、乳児の肥満症がふえ、それが、糖尿病や心筋梗塞など、後の成人病の素地をなすことが警告されている。
も一つ、こうした栄養法では塩類過剰になっていることも注意されている。
牛乳はもともと母乳に比べ塩類にとんでいるし、製品ことに粉乳には添加されるものもある。
そこで、メーカーの指示通りにうすめても相当多いのに、多くの母親は、ずっと濃い乳をのませようとするからだ。
また、固形食には塩類がさらに多くなっているからだ。
その結果、尿量が多くなり、水分が失われ(脱水)、口がかわく。
口がかわいて泣いても、母親は乳の不足かと勘ちがいして、また濃い乳をのます。
そして、いよいよふとり、ますます塩類過剰をつのらせる。
夏、気温が上ったり、発熱、あるいは下痢、嘔吐などがあると、脱水はいっそう甚しくなり、危険をまねくようなことにもなりかねない(乳児の腎臓は、塩類を排出して調節する能力が、まだ十分でないため)。だから、人工栄養のばあいは、つねに、濃すぎないよう適宜うすめること。
夏期などには、とくに十分の水分をあたえるよう気をつけねばならない。
(50・7)
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4. 高血圧と潟血
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医学博士 遠藤 仁郎
以前は好んで応用されたが、いまは、あまり行われなくなった。
それは、かなりの量の血液をとっても、血圧には殆んど影響はないか、たとえ少々下っても、ほんの一時的にすぎず、繰り返していても治りきるものでもない。
つまり、ほんの間に合わせの処置にしかすぎない、と考えられるようになったからだ。
けれども、潟血後ただちに、頭痛や耳鳴がなくなり、気分きわめてさわやかになることが多い。
そこで、中には、月々相当量の潟血をする、といったこともあった。
ただし、あまり度々とることは、造血機能を刺戟して却って血液を増すので、考慮を要するともいわれている。
古人の、年1回〜春秋2回、というのが妥当というものであろうか。なお、狭心症のあるものには、時にその急劇な悪化を来すおそれがあるので、一時に多量とることは危険、とされている。むしろ、少量をとるか、蛭でもあてる方が無難というものだろう。
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5. 尿路結石
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南太平洋Fiji諸島には原住民のほかに多くのIndianが住んでいる。
Fiji島、Lautoka病院のGerald Holmesは、このIndianには原住民とくらべて尿路結石症に罹患する率が高いことを報告した。
これはIndianは食事の調理に際し、揮発性の油を含む香料を大量に使う習慣があり、これが腎毒性を有するためではないかと考えられる。
Curry Kidneyという病変もあるが、調味料、香辛料に関する毒物学的研究は、それらが広く使われている割に少ないので今後、衛生学的、栄養学的研究と共に臨床的検討も続行されるべきであろうと。
(Medical Journal of Australia,2,15,1971)
(メジカル・ニッポン47・1・10より)
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6. メマイと鼻うがい
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医学博士 遠藤 仁郎
医科歯科大の堀口教授が、鼻咽腔炎の治療につかわれている塩化亜鉛液は(本紙200号、48・4月)、ふつう、眼科で結膜炎にさす点眼薬。
いぜん、清輝水という売薬があったことを、年配の方はあるいは覚えていられるかも知れない。
あれだ。また、どこかの寺の水が眼によいというので大繁昌したそうだが、その秘密は、住職がこっそりとかしこんでいた塩化亜鉛であった、という話もある。
この塩化亜鉛を鼻うがいにつかって面白い経験をしたので、ご披露しよう。
この(といってももうだいぶまえ、48年のことだが)正月中旬、少々悪食がつづいたためであろう、ある夜半、排尿におき上ろうしてグラグラっと来、しばらく気が遠くなるのを覚えた。
このメマイは、おき上る時と、ねころぶ時だけで、臥ている時はもとより、立ち上ってしまえば、座っていても、歩いていても、何ともない。
血圧は、上130代、下70代。異常なしだが、かねてからコレステロールと中性脂肪がややたかい。
おそらく、脳のどこかに動脉硬化でもあり、そこへ悪食がたたってのメマイだろう。
で、もとのイモ・マメ・ナッパ食にもどり、青汁は1日3〜4合も飲んでみたが、まる2ヶ月たっても、一向に変りがない。
いよいよ本物か、とあきらめながらも、ものはためしと、ある朝、鼻うがい(洗面時数〜10回やるのは、もう何十年もつづけている)の最後に、塩化亜鉛1%液を吸いこんでみた。
これはきつい。すぐさま水で洗ったが、午前中、鼻中にヘンな感じが残っていた。
しかしおどろいたことに、その夜のねがけにも、夜中にも、翌朝のおきがけにも、メマイはおきない。
そして、それっきり、もと通り。全然悩まされることはなくなってしまった。
堀口教授の論文(古屋英彦、日本耳鼻咽喉科学会会報、48・2月号)にも、メマイによいと出ている。
もちろんメマイにも、いろいろの原因があるから、どれにもよいとはいえまいが、少なくとも、原因不明のメマイには、一応ためしてみてもよいのではあるまいか。
やり方初め数回ただの水かぬるま湯でやり、そのあとでこの薬を吸いこむ。
但し、1%液はかなり強いので、もっとうすい0.5〜0.2%くらいの液の方が無難だろう。
(48・4)
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7. フキノトウ
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野生のフキノトウの乾燥粉末を、ラット(白ネズミ)の飼料に8〜13%の割合にまぜてあたえると、肝細胞が変化し、やがて、肝硬変をおこす。
また、4%に下げて、ながくあたえると、肝臓にいろいろの腫瘍(わずかには癌腫も)が発生する。
但し、その物質の本体はまだ正確にはわかっていない。
(岐大広野巌 癌の臨床 61集、昭51・1)
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8. 子供に原因不明の脱毛症 10年間で2倍
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最近、都会の小学生や未就学児に原因不明の脱毛症が増えている−26日、大阪市北区梅ヶ枝町の「電子会館」で「円形脱毛症を克服するセミナー」が開かれ、この症状の子供をかかえて悩む母親約90人が講師の話に熱心に耳を傾けた。
円形脱毛症の原因については、内分泌や自律神経の障害、神経的な要素、体質など学説もいろいろだが、これまでは中年特有のものと思われ、サラリーマンなら仕事上の重圧が増す課長クラスの人に多かった。
ところが10年ほど前から10歳前後の子供に原因がはっきりしない脱毛症が目立つようになり、同セミナーの調べでは、やけどや事故など原因がわかっている例を除けば、この10年間で2倍になったという。
この日参加した30代前後の母親からは「四歳6ヵ月の女児だが、突然頭髪が抜け、飲み薬、付け薬など試したが何の反応もなかった」「12歳の小学生だが、5歳の時抜け始め、半年で全部抜け、マユ毛まで抜けた」など深刻な声が相次いだ。
講師の外松茂太郎京都府立医大教授は「子供の場合、体質と精神的な要素が発症の重要な原因」と精神面の治療を強調した。
(52・11・28 サンケイ)
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9. 血液のアルカリ価
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岡大、農研の名誉教授、小林純先生の新法で測定されたところによると、ふつう食をとっている人の血液のアルカリ価は0.164、カルシウムを常用している人は0.304、ケールの青汁をのんでいる人は0.848で、ふつうの人の5.17倍も強いことがわかった。
青汁のよいのは、これにもよるのでしょうと、先生は仰言っていた。
(52・5)
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10. 青汁のおかげ
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備前市 M.T.
こどものひきつけ
二児(長男4才5ヶ月、今年3月生れの次男)の母親です。
青汁との出あいは、もう3〜4年まえ、子供(1才4ヶ月)が突然ひきつけを起し(十数回)、たびたび救急車で病院へかけつけた時からです。
主人は留守。ひきつけはとても激しく、口唇は紫色に変ってしまい下痢し、熱は40度もあったでしょうか。土曜の夕方でしたが、紹介状をもって国立病院へ急ぎました。
山内先生が診て下さり、「腸からの熱です。お母さん、今、母乳は出ますか」といわれ、「少しは出ます」と申しますと、「それなら助かる」とのことで、ホッとしました。
なんとかして母乳を出そうと、よく知っている助産婦さんに指導していただき、大豆・青汁・牛乳と、いろいろ食事に気をつけましたおかげで、大変よく出るようになりました。(青汁はこどもにものませました)。
母乳はとてもデリケートです。一生懸命、バランスのよい食事をとれば、よく出ます。
心配ごとがあれば、量はへり薄くなります。
この努力が実ったのでしょうか、ひきつけはしだいに減り、いまは保育園へ行っています。
大変元気になり、毎日、青汁(ケールと大根葉)2杯ほどゆうゆうと飲んでおります。
ミキサーでつくり、蜂蜜少々入れ、時にはバナナ、イチゴ等を入れています。見た目も美しいグリーンジュースなので、よろこんで飲みます。
しかし、子供だけにおしつけるのはダメです。家族みんなで飲まなくては、と思っています。
ひきつけは、それいらい全然おこりません。今年の寒さも薄着でがんばって通園いたしました。
3月の発表会のとき、オタフク風が流行していっており、38度5分の熱がありましたが、踊りに行くといってききません。心配でしたが、最後まで頑張りとおし、なんともありませんでした。
青汁が、こんなにも体質をかえ、また、元気になるとは、正直いって、思ってはいませんでした。
子供は、ハムやソーセージが好きで、食事が偏りがちです。でも、この夏は元気で保育園のプールに入り、給食はいつもきれいに食べ、先生方もびっくりしていられます。
あふれる母乳
もう一つは、今年3月の次男のお産が楽だったことと、母乳がものすごくよく出ることです。
3月10日、朝の5時頃から陣痛が少しづつ起っていました。7時すぎ産院の分娩室に入り、「2時間はかかります」といわれたのが、45分男児が生れました。
自分ながらにも、軽く済んだと思いましたが、先生や助産婦さんも大変あわてていました。
これも、妊娠中いろいろ食事に気をつけ、青汁・納豆・生カキ・牛乳をよく食べていたためでしょう。
こどもの体重は3050グラムでしたが、2ヶ月の検診では5700もありました。
母乳がよくでて余りますので、山内先生の指導のナイロンパックに入れて国立病院に入院している近所の赤ちゃんに提供しました。
いまの若い人は、自分のこどもだけで精いっぱいですが、私はおかげで人助けができて嬉しく思いました。
よく出るものですから、長男がコップをもって来てうけてくれ、「おかあちゃんのミルクタンクはよく出るなァ」とキャッキャとよろこんでいます。
獣医の主人も、「お前の乳はホルスタインみたいじゃァ」といいます。
私もまけずに「牛の共進会へでようかしら、日本一じやァね」といっています。
青汁でお産がかるく済み、子供が元気で、人助けもでき、本当にありがたく思います。
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11. 雑音ははいるが
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12. 知合いにわけてやりたい
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13. ひどいかゆがり
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兵庫県 A.I.
いのししの出てくる山の奥に住んでいます。
いま妊娠9ヶ月。4月ほどまえから全身にかゆがりができて、ひどい時は、かゆいと思ってかくと、蚊にかまれたあとみたいに、ぶつぶつ出てきて、しまいには、もう掻くところがなくなってしまう、というありさまです。
町の皮膚科へいってもなおらず、産婦人科で、注射を3回ほどうってもらいました。
神戸の市民病院へもゆきましたが、その薬もダメでした。
こまりはてて、「漢方と民間療法」という本から、「青汁と健康」という本を知りました。
それから、オオバコ、アオシソ、ジュウヤク、ニンジンの葉を青汁にして、1日1合たらず、少ない時でその半分くらいをのみかけましたが、少しだけかゆみがへりましたが、どうも、すっきりしません。
いまからコマツナをまきます。
ということで、ケールの種子をもとめて来られた。
で、種子とともに、もっと沢山のまなきゃあダメだ。それにケールは、今すぐまいても(8月初め)、葉がとれ出すのは9月末か10月からだ。
コマツナにしても2〜3週はかかる。イノシシの出るような山の中ならクズの葉がいっぱいあるだろう。
汁は出にくいが、毎日少なくとも500グラムくらい(多いほどよい)とって来て、熱心につづけてごらん、と書きおくった。
数日後とどいたハガキには、さっそく、母といっしょにクズの葉を山へとりに行きました。
汁は1合の半分くらいよりできませんでしたが、飲んでみますと、あくる朝は、手の膿が出るのが、とまっていました。
たいへん嬉しく思いました。とあった。
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14. 質問箱:2〜3才児の適量は?
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大阪府 K.
問
2〜3才児の適量は?
答
青汁には、実のところ、きまった適量というものはありません。
ふつう大人で1〜2合(もとのナッパ250〜500グラム)以上、多ければ多いほどよい、としています。こどもにも同じで、5勺でも1合でも、あるいはそれ以上でも、のむだけのませればよろしい。
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コラム紹介
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