健康と青汁タイトル小 <1967年2月15日発行 第126号>
 目次




1. 按撫

     医学博士 遠藤 仁郎 

     なでる、さする。皮膚の上を軽く撫でさする――もっとも緩和な表面的の刺戟。これもなかなか馬鹿にならぬききめがある。局所の血行をすすめ、リンパの流れを促し、吸収をはやめ、神経を鎮める。
     高校の時、その頃もよく歩いていたが、時折はマメを出して弱ったことがあった。その、ある時、下宿の老人が、
     「マメどすか。いっぺん試しておみやす」と教えてくれたのは、
     「寝る前に、マメの上に筆で、教えてくれた人の名前を百遍かけ」というのだった。
     その通りやってみたが、なるほど、朝にはスッカリ退いてしまっていた。これは、軽い刺戟を加えてマメの吸収をよくする方法で、別に筆でなくてもよいし、教えてくれた人の名前でなくてもよい。指の先で軽く20−30分も撫でまわすか、舌でなめてもよい。打撲で腫れたり、血腫が出来たり、化膿で痛むのにもよろしい。
     痛みの強いときには、刺戟をより軽くする意味で、昔から、羽毛がつかわれている。「鷲の羽痘瘡を撫て快し」などと物の本には書いてある。腹を軽くさするのも、痛みを和げたり紛らせたりするのに具合のよいものだ。
     子供のころ、腹が痛むと――大抵は虫のためだったようだが、婆やが、「尿になれ屎になれ、茄子畑の肥になれ」ととなえながら撫でてくれたが、確かによほど凌ぎよかった。胃潰瘍や胃炎の痛みや、胆嚢の痛みなどでも、手をのせたり、軽くなでるだけで、かなり軽くなるものだ。もちろん、手のぬくみの温熱効果もあろうし、気紛らしの心理的効果もあろう。また苦手といった、ただ手をあてるだけでも、キリストの奇績のように効くという、特殊の霊妙な力をもった手もあるそうだし、その能力は個人差こそあるが、誰れにでもあるということだから、あるいは、そういう力が手伝っているのかも知れないが。それはともかく、今時のように、なんでもかんでも、すぐさまつい薬にたよるよりは、安全なだけでも、ずっとすぐれた方法といってよいだろう。


 
2. オオイヌノフグリ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     イヌノフグリという、まことに愉快な名は、二つならんで出来るこの実が、犬の陰嚢(ふぐり)そっくりだからだ。特別の効能がいわれているでもなし、食べてみて美味しいわけでもない。
     全く、これというとりえのない、そして、どこにでもある雑草だ。しかし、寒い、ながい冬の、春のたよりもまだ聞かれぬころ、梅にさきがけて、いち早く咲き出す清楚な小さい碧い花――その姿に、いつも、レーノルズの天使(写真下)のかおを思いうかべるのだが――の可憐さがこたえられないのだ。
     救荒本草には、「苗葉をとり、ゆで熟し、淘浄し、油塩に調へ食ふ」とあるが、茎は線維が強くて食べにくいので、私は晩冬から冬、春さきにかけて、やわらかい新芽や葉だけを、グリーンサラダに混ぜて食べる。春さきよく繁るので(ちょうどハコベと同じように)青汁の材料にもなる。



3 【青汁教室】 青野菜食・青汁のちえ その6 栄養摂取目安量(上)
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     医学博士 遠藤 仁郎 

     栄養基準量を手がかりとして、さて実際、私たちは毎日の食物でどれくらい栄養を補給したらよいか、というと、それには、いろいろな試案があります。私は、さしあたり別表の目安量によって工夫するのが適切であろうと考えています。なお、ここでは、基準量と少しちがって、ミネラルはカルシウムだけを取り上げています。それは、実状、カルシウムの摂取が著しく不足しがちであるからです。また、ふつうの食物でカルシウムを十二分にとれば、その他の必要なミネラルも、だいたい同時に十分とれるからです。
     つぎに、ビタミンはA・B1・B2・Cだけを取り上げています。これも、ほぼ同様の事情からです。さらに、食塩は別に取り上げていません。それは、実状、ふつうの食物で食塩が不足することは、まずないからです。実は、もっと控える必要があるくらい多すぎているのです。ところで、この目安量は、だいたい、中ぐらいの労働強度の、成人男女の中間といったところですが、基準量より著しく多いものがあります。それは、こういうわけです。

    調理前の食品成分値を手がかりとして
     この目安量は、まず第一に、「日本食品標準成分表」を手がかりとして、調理前の食品成分値で定めたものです。基準量では、一応、実際に口に入れたときの数量をあげているわけです。けれども、実際に食物を工夫するときは、食品成分表以外に、手近な手がかりがないので、こうした基準量では不便です。そこで、この目安量では、食品成分表の数量で、摂取する栄養量を示したわけです。


    調理による損失を考慮に入れて
    栄養摂取目安量
    栄養素熱量蛋白質カルシウムビタミン
    B1B2
    単位calggiumgmgmg
    基準量2,200710.61,9001.21.263
    少なくとも  1.03,0001.81.8120
    目標として2,000751.55,0002.02.0150
     従って、第二に、この目安量では、食物の保存や調理によって損失する数量を考慮に入れて定めたわけです。私たちは、実際上、食物を保存し調理して食べますが、栄養素によっては、これによって著しく損失するものがあります。一定の数量の食物をとっても、成分表の数量通りに口に入るわけではありません。食品成分表を手がかりとして食物を工夫するには、つねにこの損失を考慮に入れる必要があります。

    より以上の健康をめざし栄養に完全調和を考えて
     さらに第三に、この目安量は、より以上の健康をめざして、消化吸収上の損失を十分考慮に入れ、栄養に、できるだけ安全調和をはかろうとして定めたものです。基準量は、行政上の必要からか、これ以下では、どうしても健康を保っていけない、という最低必要量に、消化吸収その他の損失を考慮に入れて、多少の余裕を見込んだものです。けれども私たちは、実際上、より以上の健康をめざしています。それには、各食物の性質を考えて、消化吸収と体内における利用上の損失を十二分に考慮した上、各種の栄養素を必要なだけ十分とり入れ、その間に、過不足がないように、うまく調和をはかることが肝要です。ところで、栄養所要量といい食品成分値といい、保存調理上の損失といい消化吸収上の損失といい、熱量については、かなり研究が進んでいますが、蛋白質については、まだ不十分であり、ミネラルやビタミンについては、まだなにほども研究が進んでいないのです。そこで私たちは、実際問題として、こうしたことを考慮に入れた上、すでに研究されていることを手がかりとして、総合的に判断し、そこは賢明に工夫する必要があるわけです。

    目安量を要約すれば
     そこで、この目安量を要約すれば、基準量に比べて、熱量は別にふやさず、蛋白質を少しふやし、カルシウムとビタミンは多量にふやしたわけです。より以上の健康をはかるには、いうまでもなく、それ相応に、熱量・蛋白質をふやす必要があります。だからといって、熱量・蛋白質だけをふやしても、これが体内で利用されるときに必要な、ミネラル・ビタミンといった調節素を、それに見合って、必要なだけ十分とり入れて、そこに調和をはからなければ、うまく利用されずに、ムダとなります。その上、未利用のものが栄養と健康にいろいろと障害を引き起こします。けれども、カルシウム・ビタミンは、ふつうの食物でとる限り、少々ふやしても、いな実状どんなにふやしても、決して栄養と健康に障害を引き起こすことは、まずありません。その上、熱量・蛋白質が体内でムダなく利用されるので、それは、そうふやす必要がなくなるのです。
     ところが、栄養摂取の実状をみると、熱量はだいたい十分とっており、蛋白質はまあまあといったところですが、カルシウム・ビタミンが著しく不足しがちになっています。この頃、厄介な病気がふえているのは、こうした栄養上の不調和が一つの重大原因となっているのです。
     そこで、まずはさておき、とかく著しく不足しがちなカルシウム・ビタミンに、よく気をつけて、これを多量にふやして、栄養に完全調和をはかることが必要であり、また適切です。といって、カルシウム・ビタミンを必要なだけ十二分にふやすからとて、体力・運動をこえて、熱量・蛋白質をふやすと、これは栄養過剰になって健康を損ないます。また、いうまでもなく、カルシウム・ビタミンと調和をはかるからといって、熱量・蛋白質を体力・運動以下にへらしては、栄養不足となって健康を損ないます。
     要は、体力・運動にみあって、各種の栄養素を、必要なだけ十分とって、その間に調和をはかることです。こうした考え方は、別にトッピなことではなく、各種の病気の療養法として、また真の体力の向上をめざした健康法として、多くの人々が研究していることです。私自身も、長年、こうした工夫で患者の治療に大きな成果をあげており、また広く、こうした工夫をすすめて、病気の療養に、また、より以上の健康増進に大いに役立っているのです。

    付記
     この稿は倉敷の月例青汁教室で遠藤先生が繰り返し強調されていることの一端を主題にそってまとめたものです。


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4. 疾病治療偏向医学からの脱皮の必要性

    小田原女子短期大教授 A.H. 

     抗生物質をはじめ諸種近代医薬の開発、衛生知識の普及、衛生行政の徹底化等に支えられ、結核死亡率・乳幼児死亡率は著減し、平均寿命は著しく延長してきた。かつては不治と諦められた結核患者も、今では一応の社会復帰をすることが当り前のようになり、諸種法定伝染病発生数も激減し、青少年の体位も大変向上してきた。
     反面、感染性疾患罹患数は減少せず、成人病やノイローゼの患者数は増加し青少年の近視・ムシ歯・非行は増加の一途をたどり、体力は体位向上に殆ど伴なわず、自殺が国民一般、とくに60〜80才代で甚だ多い。
     また、近代での医学、社会政策、あるいは倫理では、如何に心身の条件が劣る者でも、どんな家庭的・社会的・国家的犠牲を払っても、その生命を温存させるべきだ、とされているようである。
     往時ならば、生物界の敗残者として消え去って行かざるを得なかった人びとが、かような庇護で生命を保つときは、長く社会で十分には働き得ないまでも精神的な面で家庭や社会に相応に寄与し得るならば、その生命温存の意義は感じられる。しかし特定疾患に対する温存後も、周囲の人びとに何等かの面で潤いと光を与え得ぬような存在であるなら、全く何のための生命の温存であるのか、との疑問も生じよう。

     さらに、ここで頭に浮かぶのは劣性遺伝病遺伝子を持った人間の増加という問題である。近代医学は近年、次ぎ次ぎと酵素の欠損(遺伝子異常のため)による先天代謝異常を発見してきた。
     阪大医学部・佐野勇助教授によると、アミノ酸・糖質・脂質・金属での既知の先天代謝異常は百指に及ぶという。ところがたとえば、そのうちの一つであるフェニルケトン尿症(必須アミノ酸フェニルアラニンの代謝障害で精薄をもきたす劣性遺伝病)では、同型接合体(ホモ)は米国では4万人に1人、異型接合体(ヘテロ)の頻度は百人に1人であり、全人口の6%がヘテロだと判っている疾病もあるとのこと。
     かくして、何等かの劣性遺伝病の遺伝子を持たぬ個体などの存在は考え難いという。しかも「健康」である筈と考えられていたへテロでも、何等かの代謝異常が証明される場合が、最近、かなり出てきている。
     かつては、劣性遺伝病患者の多くのものは成年期に達せず死亡したり、あるいは子孫を残さないで一生を終ったであろうのに、現在では、「進歩した分析的」疾病治療〜征服(近代医学の特徴)医学や社会的庇護により生命を永らえ、結婚し、子孫を残すものが増加し、かくては劣性遺伝病遺伝子を持つ人間の増加の因となりつつあるかも知れぬ。
     要するに、個人において、ある疾病の進展や発生が近代医学により、ある程度阻止されたとしても、その他種々の疾病の進展・発生予防や、個体としての一般的抵抗力増強にまでつながらず、単に疾病状態の模様変えに留まったり、かえって医原病をきたしたり、また、劣性遺伝病遺伝子を持つ人間の増加、ひいては人類全体の劣悪化を推進することになるかも知れなかったりして、個人または社会全体にとって、眼先だけでない健康、幸福の増進にあまり役立たぬとしたら、われわれはその温存的・対症的・分析的医学の限界を痛感させられよう。というよりは、もしもそうならば、個人〜人類の福祉のためと思って一心に努力してきた医学者〜医師、あるいは社会にとって、それは、まさに悲惨というべきか。
     かように考えてくると、「医学(〜社会学)が個人あるいは人類全体の無畏の健康や幸福増進に役立つためには、今後どうあるべきか」の哲学をまず探究するとともに、(個々の)疾病治療へ偏向した在米医学の脱皮のあり方を根本的に検討することは、今やわれわれ人間の緊急の要務のように思われる。


 
5. 普及して行きたい

    那覇市 A.Y. 

     青汁により健康をとりもどし、現在では、殆んど医薬類を用いておりません。友人知人にも紹介し、ますます青汁を普及していきたいと存じております。


 
6. 新春だより

    岡山県 M.A. 

     青汁のお蔭さまにて、家族一同元気にて迎春させていただきましたことを、ここに幾重にも御礼申し上げます。


    山形県 S.O. 

     本年も相変らず、小生を始め、世の悩める人々のご指導下さるよう。


    松山市 K.I. 

     いつも資料ご贈与たまわり、ご交情のほど、厚く御礼申し上げます。適時、学生の講義にとり入れさせていただいております。


    東京都 M.Y. 

     いつも健康創造の貴著を贈られ衷心よりお礼申し上げます


    岡山県 H.K. 

     昨秋、本町において老人大学開設の時は、ご多忙の所を、とくにお繰り合わせをいただき、町内5ヶ所においてのご講演、ほんとに感銘の深いものがございました。久米町広報、久米農協だよりにも、ご講演の要旨を登載、先生のお気持ちを、町内隅々まで浸透させ、町内あげて健康の町、長寿の町に育てたいと、その後一生懸命にやっています。ケールも調子よく成育しています。折をみて是非一度お伺いいたしたいと存じます。


    竹田市 S.O. 

     高血圧で入院中、主婦の友で拝見し、青汁を始めて3年になりました。高血圧は平常になり、軍隊生活の名残りとも申しましょうか、皮膚病も治りました。あれ程のんでいた酒も、精々1合か1合5勺で満足です。体の調子も順調です。これもお蔭と感謝いたしています。


    山形市 G.K. 

     青汁を毎朝頂戴して10年、もろもろの病気は忘れたようになり、高度な健康で、日に新たに愉しく過しています。先般、当地テレビに40分位、ガン征服の題で、当地国立病院長、県衛生部長と対話放送しました。


     田辺 弘 

     ありがたいこと、この春も
     青草の芽のほころびて
     羊も人も緑迎えむ
     めでたし、めでたし
     ありがたし


 
7. 甲状腺中毒症

    岩手県 Y.K. 

     3年程前に、妻が甲状腺中毒症にかかり、手術をしましたが、結果はなかなか良くならず、5ヶ月入院して、どうやら退院しました。その後も、経過が思うようにはかどらず、病院通いを続けておりました。
     昨年の夏、知人より青汁の効用を聞きましたので、早速試みましたところ、約1ヶ月程で、飲む前より体の調子がいくらかよくなりました。それから、医薬をやめ、栄養剤と青汁のみ飲み、12月からは、雪のため材料がなくなりましたので休みましたが、今年春、青葉の出始めから、かかさず飲んでおります。
     おかげで、今年は全く医薬を服用せずに過しております。いつも忘れられなかった頭痛や腹痛も、今ではあまり感じなくなったと、毎日家事や野良仕事まで働けるようになりました。


 
8. 材料に困る

    北海道 J.T. 

     入会いたして2年になり色々お世話様になり、長い間実行いたしてみて、効力のあることがわかりました。近所の方々にも、青汁のことを話しているのですが、何しろ畑の面積は広く平均15町から20町位耕作し、乳牛も5・6頭から20頭くらい飼育致しておりまして、青汁のよいことはわかっているが、その実行がむづかしいのです。小生は畑10町、原野5町、成馬2頭、鶏7、80羽。
     働く者、私等夫婦と、17才と19才の娘の4人です。その19才の娘が小学生の頃よわく、肺門をやりまして、大体治りましたが、冬になりますと風をひき易かったですが、この青汁を、春より秋まで続けましたら、そのせいか丈夫になりまして、今は冬でも風もひかず丈夫でおります。ただ残念なことは、当北海道は冬が長いので、青汁も5月末頃より11月一ぱいしか出来ませんのと、色々材料難で困ることです。


 
9. 自殺まで考えた蓄膿

    松原市 K. 

     このほど、はじめてこの本を拝見いたしまして、目の前が明るくなった思いです。私は、5年来の蓄膿症で、いちどは、悲観いたしまして自殺しようとまで思ったほどです。が、さっそく、青汁を実行しましたところ、もう鼻がラクになったようです。でも、今ごろは手頃な菜っ葉がないので、市販のミズナやパセリなどをまぜて飲んでいますが、新鮮さにかけるので、一つ自分の庭で作ってみようと思います。


 
10. 雪の中のケール

    山形県 M.S. 

     昨年6月いただきましたケール、全部発芽いたし、9月初めから採取出来るようになりました。ただ当地方は積雪多量の地帯にて、冬期間の採取は残念ながら出来ませんが、それでも伸びた部分は、雪を掘り、1月中旬まで採取出来ました。


 
11. 大邱だより

    大邱市 H.J. 

     青汁の偉大な効力を5年以来受けているものです。慢性胃病と頭部神経痛で長年苦しみましたが、現在は50才で、疲れを知らない青年のように働いています。工場の空地三百坪に、一部はニラを、ケールは二千本育って、秋風に葉がおどっています。今年は、費用がかかっても、越冬させ、来年の春、種子を採取し、青汁愛好者に、また田舎の郡部の人達に、わけてあげようと思っています。今年、ケールを初めて本格的に栽培し、一般に供給しています。大邱を東部、西部、北部、南部に分け、東部は具本根様が約百人の愛好者を、北部は金晨煥様が約80名の愛好者を、南部は裴東植様が約50名、西部は小生が約120名程度です。


 
12. 妊婦の薬物服用による障害

     妊娠中の薬物服用は、非服用に比べ、43週以上の在胎期間の延長および37週以前の早産は増加し、胎児障害としては、薬物服用群では、凡ゆる障害、ことに未熟児が増加し、服用時期では、妊娠3ヶ月までの早期服用群に、奇形児の増加が著明であり、妊娠8ヶ月以後の服用では、死産、未熟児、生後1週以内死亡、ならびに周産期死亡の増加がみられた。

    (広大医学雑誌41・2)


 
13. 質問箱

    大阪 M. 


     乾燥した菜っ葉の栄養分はどうでしょうか。

     大根の干葉のように天日で乾したものでは、ビタミンは殆んどなくなりますが、蒸すかにえ湯にさっと通して乾したものでは、かなりよく保存されます。(もっともCは間もなく無くなるが)粉末にすれば吸収もよいので、捨てる葉はなるべくそうして貯えておきたいものです。詳しくは「大根葉の乾燥粉末の話」をみてください。


 
 コラム紹介

    人は痛を感ずるところにその手をおく

    (和蘭俚)



    げに刻々はゆく、
    日々も月々も年々もゆく、
    すぎ去った時はけっしてもどることなく、
    またついできたるものは知るよしもない。
    そこばくの時間が生きんためめいめいにあてがはれてある。
    その時間をもって人は満足してをるべきである。

    キケロ 老境について



    幼成は天性の如く 習慣は自然の如し
    孔子








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