<1960年6月15日発行 第46号>
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目次
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1.講座 ケール
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医学博士 遠藤 仁郎
43号及び44号に、生食菜の作り方について私の経験を述べましたがケールについてもっと詳しくとのご希望がありましたので、重複するかも知れませんが、少し書いてみます。
ケールはキャベツの原種といったもので、原産は南欧のようです。成分のすばらしくよいこと、年中いつでも栽培出来ること、収量の多いこと、汁にしても割と味のよいことなどから、私どもは青汁材料としてこれを推賞しています。
品種
種類はいろいろあります。
ツリーケールは丈が高く1‐2米、時には3米にもなります(椰子ケール)。葉柄が長く、長めの薄い大きい葉がつきます。
ポルトガルケールはやや低く1米内外。キャベツに近い品種で、葉柄が短く、葉は丸味をおび、やや分厚です。
いずれも青汁用に好適。そのまま生食するにはいささかかたすぎますが、千切りにするとか、若い葉であれば結構食べられ、また汁の実や漬物にもなります。餅に搗きこんでもよろしい。
チジミケールはやや小型で、葉質やわらかく、味もよいので生食用に向いています。パセリのように細かくちじんだところは見た目にも仲々みごとです。
つくり方
大体キャベツと同じです。栽培地の条件や土つくり 肥料、播種については43号及44号をご参照下さい。
成長
成長はおそく、葉がとれだすまでには(播種の時期にもよりますが)、通常3‐4月かかります(春まきで6‐7月ごろから)。その後しだいに大きくなり、ついには、一枚の葉から5合‐1合、あるいはそれ以上もの汁がとれるようになります。ですから、余り早くから葉をとってしまわず、充分のび切った下葉から、次々にかいで行きます。
ツリーケールで申しますと、若い葉は葉先が上に向いていますが、のび切ると水平になり、衰えはじめると下向きになりやがて枯れて落ちます。水平になったところがとりごろというわけです。
寒さ暑さに強い
寒さには強いものです。ことにツリー種(ポルトガル種はやや弱いようですが)。はげしい寒波の襲来にあうと、それはもう、実に痛ましいほどに痿れますが、少し気温が上ると、すぐに元気をとり戻し、青々とした葉を太陽に輝やかしています。そして寒中でもいくらかづつ伸びて行きます。したがって霜よけなどの心配は全く無用です。また暑さにも強いものです。夏になると、葉は分厚くなり、葉面は白っぽく、粉をふいたようになり、かなりの旱天にもよく堪えます。
ベト病
しかし、高温多湿期(梅雨時)にはベト病によくやられます。晩秋に播いた越年ツリー種のごときは、梅雨の頃が成長のもっとも盛な時で、茎は長く伸び、軟いため、傷つきやすいので、とくにひどくやられ、年によっては殆んど全滅といった憂目をみることさえあります(ポルトガル種や春まきツリー種は比較的抵抗力が強いようです)。
開花
私どもの経験では春から初秋までに播いたものは翌春花をつけます。晩秋に播いたものは、小さい葉を二つ三つつけて越年し、春さきからどんどん成長、秋までのびつづけて2‐3米にもなり、翌々年の春になってはじめて花がつきます。開花が近づくと、葉は小さくなってしまい、青汁の材料に困るのですが、ちょうどその頃、晩秋まきのがのび出して来るので、播種の時期をうまく按配すれば、年中欠がさず採取することが出来ます。
なお北陸、東北、北海道など雪の多い地方では、春ないし初夏まきで冬に及び、秋は少し早めに播いて、降雪前に定植、越冬させれば、春の雪どけとともに勢よくのび出すのではないか(雪の下でも青々としておりいく分のびて行くようですから)と思います。
害虫
質がよく味がよいためか、害虫はよくつきます。但し農薬は、苗の間はよいとしても(また止むを得ぬとしても)、葉をとるようになってからは、用いられません。それだけに虫害を受けやすいわけです。しばらくのうちに、すっかり網の目のようにされてしまうことも珍らしくありません。で、毎日、時には朝夕にも見回って、見つけしだい、手でつぶすことです。いかにも原始的ですが、これがもっとも安全かつ確実です。秋はケールの虫の退治法をきかれるたびに、いつも、「楽しみにしてとっておやんなさい」と答えます。
青汁には良質の安全材料の供給が先決です。私どもは、このケールを全国にひろめて、緑葉食青汁の普及をはかりたいと考え、自家栽培または信頼できる農家への委託栽培をおすすめしています。
種子
種子はもとアメリカからとり寄せましたが、今では私どものところで採取し、希望の方々に差し上げています。しかし花がつけば沢山とれますから、いちど成功すれば、あとはらくに自給できます。またいずれ遠からず種物会社からも売出されることでしょう。
やがて今年の種子がとれます。送料だけ送って下されば試作用の少量(約1グラム)無代進呈いたします。但し毎年全国から多数の申込がありますので、いくらお金をいただいてもそれ以上はおことわり申上ます。この点悪しからずご諒承願います。
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2.くろい米と青野菜(2) ―食改善とその手がかり―
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(以前の内容を参照)
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友成 左近
私たちのからだと食物の栄養成分を、かりに自動車にたとえていえば、だいたい、こうでしょう。エンジンやボデイの部品のように、からだをつくりあげている細胞の栄養素は、主として蛋白質と各種のミネラルです。ガソリンのように、からだを活動させる熱量となる栄養素は、主として炭水化物と脂肪です。バツテリやオイルのように、熱量発生や細胞の生理活動に作用する栄養素は、主として各種のビタミンと各種のミネラルです。
自動車は、エンジンやボデイの部品が、一つ残らずガツチリとそろい、ガソリンが十分あり、その上、バツテリやオイルが十分にととのっていなければ、とうてい調子よく走りません。たえず故障を起します。それと同様に、私たちのからだも炭水化物、脂肪、蛋白質、各種のミネラル、各種のビタミン、といった各種各様の栄養素が、一つ残らずすべて、必要量だけ十分ととのひ、その間に過不足がなく、よく調和しており、また、そうなるように食事をしていなければ、うまく活動できず、また、いろいろな故障も起ってくるわけです。
ところが、ラジオや新聞などで度々報道されているように、栄養白書によれば日本人の4分の1近くが、脚気、口角炎、浮腫、貧血その他、栄養不良に基づく症状をもっているようです。このため、医学や社会保償制度の発達に伴って、日本人の平均寿命はだんだんのびてきているにもかかわらず、病気にかかる人は、いっこうに少なくなってこないわけです。また、毎日さわやかに元気いっぱい働けない人も少なくないわけです。
こうした栄養不良の主な特長は、栄養白書によれば、各種のミネラル(とくにカルシウム)と各種のビタミン(とくにA、B1、B2)の不足となっています。そうした栄養素があまり含まれていない白米めしを沢山食べていることとそうした栄養素が沢山含まれている緑黄色野菜をあまり食べていないことです。
事実、配給米は白米です。強化米を入れてあるといっても、少量であり、それはB1だけです。ヤオヤの店先をみても、緑黄色野菜は、そう多くはありません。また、毎度の食膳をみても、全く同様です。白米めしが主食という名の示すように大部分を占め、副食には、緑黄色野菜は、色どり程度の場合が少なくないようです。
このため、からだに故障が起るのは、いわば当り前です。ところが、からだに故障が起ると、とかく、食事を改めることを忘れて、すぐ薬をのむわけです。ラジオや新聞の広告が、まさしく、このことを物語っています。けれども、これにはお金がかかるので、長つづきがしません。また、薬は、もともと、自然が与えてくれている食物から見つけ出したものの一部です。とうてい食物の成分のことごとくを盛りこめるものではありません。さらに、自然が与えてくれる食物には、未知の栄養素も数限りなくあるわけです。そこで、からだに故障が起った場合には、せっかく薬を研究し製造してくれてあるのですから、とりあえず、故障に応じた薬をのむのは、確かに賢明なことです。
けれども、それと共に、食事を改めることを忘れてはなりません。いな、そうした故障が起らないように平素から食事の仕方を正しく適切に工夫する方が、はるかに賢明です。からだ具合が悪くて、不愉快な思いをすることも少なく、仕事を休んだり、余計なお金を使わなくてすみます。それには、なにはさておき、ごはんには、できるだけくろい米を使うことが肝要です。というのは、この頃の食事で不足し易くなっている栄養素、とくにB1・B2などは、米の表皮と胚芽に含まれているので、精白すればするほど消失してしまうからです。それから、おかずには、緑黄色野菜を、できるだけ沢山とりいれることが肝要です。というのは、これには各種のミネラルやビタミンが極めて多量に、しかも調和よく含まれているからです。そして、新鮮であり生であればあるほど、それだけ沢山含まれているのです。その上、これは、体内で最も利用され易い形になっているのです。
ところが、くろい米と緑黄色野菜とくに青野菜には固いセンイが沢山含まれており、そうしたセンイで出来ている細胞膜の内に、大部分の栄養素が包まれているのです。それで、調理の仕方もよく工夫して、よくかんで食べなければ、胃膓の負担を大きくするだけでなく、大切な栄養素の消化吸収が妨げられます。昔の人は、みな、その通りにしていたようです。そして丈夫であったようです。いかにも「アホウのひとつおぼえ」のようですが、まずもって、これだけ実行すれば、その他はまあまあこれまで通りにしていても、確かに、だんだんと効果があらわれてきます。そして、決して間違いが起るようなことはありません。また、これ以外に、これといった、簡単ですばらしいテもなさそうです。それはいったい、どんなわけでしょうか。
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(以下次号)
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3.浮腫に對する青汁の大なるききめ(上)
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富山市 A.S.
私は33年5月初め、急性膵臓炎、急性腹膜炎で大手術を受けた。
まる7ヶ月間病院生活をし、始め胸の水落と胸の右下の方とに管を挿されて、そこから膵液と胆汁とを外へ導き排出されていたが、胆汁の方は相当長い時日が経っても止まらないので身体は非常に衰弱した。
11月末に退院したが全快しないまま退院したので同じ一室に懊悩の思いで養病するよりも気分転換に家へ帰って、安静休養治療するもよかろうというので退院したのであった。
家へ帰ってからは幾分気分的に心気は快方であったが、全身ムクんでいた浮腫は少しも減じない。又食事も入院4ヶ月頃より一椀の粥の3分の1しか食えなかったのが、家へ帰っても同じであったが唯口の甘さは以前よりも好くなって来た。
しかし呼び69歳の老年で、長い闘病生活にやつれが来ており、自分では到底恢復覚束ないと覚悟せざるを得なかった。退院後17日目に、いつも私が親父に浴しいる医学博士の田上老先生が茅屋を訪ねて下された。入院中も月に1、2回私を見舞って下されたのであったが、今回は特に念入りに慰撫せられ持参された蜜柑の一袋づつを搾って、その果汁を口へ吸わせて下される程であり、私は感涙したのであった。
此の時老先生は「只今あなたを訪ねたのは、あなたの病気は可なり重病であるが之れを治すのは、唯青汁だけであろう。今此青汁について私はお話したいから聞いて下さい。さあ!奥さん(荊妻)もここへ来て聞いて下さい」と。
先生は私と荊妻に対し、「今後先生(私のこと、その昔私は教育界で半生を過して来たもの)の病気を必ず治してあげましょう。奥さんは私の言う通りに世話看護をしてあげて下さい」と。
そして青汁のことについて、諄々懇切にお話して下された。私は黙々として沈静に傾聴した。老先生のお話が終るや、私はこれこそ宿痾を一掃する唯一の治療法であろう。かねて何か的中の療法がなくてはならぬ筈だがと、ひそかに心待ちにして居たこととて、此の福音を聞き得たことは、願望の到来であると喜ばれ、之れでこそ必ず治ると確信を持った。
私は老先生に対し青汁療法を貫行する固い決意を披瀝し、老先生の誠意と純情の至大さとに無限の感謝を捧げた。老先生は今80幾歳の高齢であるが、金沢医大で何かの研究に専念されている。矍鑠たる元気で、何等野心なく屈託なしの日常を過しておられる所、誠に隠徳至美の仁人である。
老先生が私の家を去られたのが午後4時。冬至を眼前にして、日足の短い最中である。直ちに妻は青汁を造って呉れた。夕食はジャガイモ。これから後の主食はずっとジャガ薯を続けた。副食物に細心の注意を払ったことは、特にそのようにしなければならなかったのであって、繊維の多いものや少し堅いものは、乳鉢で磨りつぶしたりして、長い間此のようにやった。かくて此の日は夜寝るまでの間に2合5勺飲んだ。
すると不思議哉、霊効即応、その夜は一乃至2時間毎に小便が出る。而もその分量は500cc前後である。翌日後は1日3合位の分量を飲んだ。4日間程にして、からだのムクミは殆んど目立たなくなった。私の歎喜はその絶頂に達した。
34年新春を迎えたがお雑煮は、お正月の祝としてちょっと形式的に食べただけ、主食は飽くまでジャガイモであって、一時積雪のために、大根葉の八百屋に品切れた時など近郊の農家の人に頼んで用意し、冬期中一日も之を休まなかったのである。
2月になってからは気分の良くなったことは夥しい。食事も進んで口に甘い。蜜柑は退院後一日に7ツ8ツ乃至10ほど食べる。之れは通じをつけるのに無理を与えないから宜しい。ムクミのあった頃は下腹部に一種言い得ざる不快感が連続し、恰も膓の中に角ばった雙六の骰子のようなものでも停着しているかの感じがした。そして、それが時々位置を変えることもあり、又其のような痛点が3ヶ所許りに増して来たので懊悩と焦心に堪えなかった。
2月の半ばになると此の膓内の不快感が殆んど無くなった。此のようにして、身体の調子は著しく整って来て体力も僅かながらついて来たことは、勿論退院後病院からの内服薬をつづけて服用し、又家にあっても主治医の命ぜられたままに、十二指腸ゾンデを行ったことが効果をもたらしたに違いないが、青汁がムクミを去る上に著大な効験を顕わしたことが主なる原因であることを否めない。
さりながら胆汁の滲出が何とかして止まらないうちは、結局は衰弱によって一生の終焉を招来するということを想起さぜるを得なかった。所が3月に入っても閉止せず、4月を過ぎ5月に入って、もう病み始めてから1ヶ年に至ったが、胆汁滲出は依然として、胸部に3枚重ねてあててあるタオル大の白布をしっぽり濡らしてしまうという具合で胆汁の滲出は一日として休まない。(以下次号)
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(以下次号)
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4.青汁飲用の結果報告(その一)
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昨年9月15日から病弱虚弱児童を中心に実施しました清浄野菜による青汁飲用の中間結果を次の通り報告します。
予想以上の良い効果のありましたことは御同慶に堪えぬ次第であります。
1、飲用開始以来の経過
- 調査した飲用期間
9月15日より
12月23日に至る
100日間
- 飲用量
9月中(1勺〜2勺)
10月中(2勺〜5勺)
11月中(2勺〜5勺)
12月中(7勺〜1合)
- 材料
清浄野菜ケール
(外国産の甘藍の一種)
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青汁飲用の効果(アンケートによる)
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学 年 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 計 |
提 出 数 | 86人 | 81人 | 97人 | 105人 | 115人 | 102人 | 586人 |
食欲が出た、偏食がなくなった | 49 | 44 | 42 | 54 | 49 | 47 | 285 |
体重がふえた | 20 | 21 | 22 | 22 | 26 | 24 | 135 |
便秘をしなくなった | 5 | 10 | 9 | 9 | 8 | 8 | 49 |
睡眠がよく出来だした | 3 | 5 | 2 | 4 | 6 | 3 | 23 |
顔色が良くなった | 14 | 14 | 9 | 9 | 18 | 11 | 75 |
皮膚病、はくせん、じんましん等、出なくなった | 10 | 1 | 7 | 14 | 10 | 9 | 51 |
勉強する様になった | 7 | 8 | 5 | 12 | 13 | 7 | 52 |
元気になった | 20 | 13 | 18 | 31 | 20 | 27 | 129 |
身長が伸びた | 3 | 4 | 3 | 1 | 3 | 3 | 17 |
胃腸が強くなった | 3 | 1 | 4 | 4 | 2 | 5 | 19 |
鼻汁が出なくなった | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 8 |
寝汗が出なくなった | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
夜尿がなくなった | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
鼻出血がなくなった | 4 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 | 16 |
凍傷にかからない | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 8 |
化膿しなくなった | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 |
風邪をひかなくなった | 32 | 22 | 29 | 30 | 35 | 16 | 164 |
変化なし | 7 | 4 | 10 | 11 | 20 | 15 | 67 |
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(以下次号)
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5.近況おしらせ
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金沢市 S.
- 十二指腸潰瘍、胃潰病に悩む婦人、青汁をのみ始めてから2周年、血色もよくなり、極めて快調。
- 更年期障害、胃腸弱い婦人、2週間にして、多少の無理しても疲れ少く、気分も快調。
- 銀行員でかなりの疲労をおぼえ、最近とみに性力減退。10日間にして血色よく、顔面のつやよくなって来た。
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6.心臓病
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7.喘息快調
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富山市 I.I.
私の身体も、8月から9月上旬にかけて殆んど毎週気管支喘息で、勤めも休まざるを得なく、この間20日間も欠勤したのですが、9月上旬より飲みはじめた青汁によって、今日まで、風邪気味で1日休んだだけで、時により夕食後甘い菓子など食べたとき、発作気味でモヤモヤしてきても、いつの間にか治ってしまって、仲々の快調をみています。
失望のどん底から光明を見出し、精神的にも大いなる安定を得つつあります。家内も八百屋から、今まで見向きもしなかったキャリフラワーの葉を貰ってきたとか、大根の葉をもらって来たとか、大いに青汁飲用を楽しんでおります。これから冬になると、北陸の地は野菜の出回りは悪く、どうなるかと心配しています。青汁を飲みはじめてから不思議とからだのすみずみまで活力が得られたような感じで、夜も熟睡でき感謝しております。(34・12・8通信より)
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8.質問箱
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洗剤はどうか 新見市 樋口みね
清浄野菜が入手難のために、ライポンFやワンダフルKやアルコL等の洗剤でよく洗って使用しておりますが、いかがでしょうか。
答
野菜についている虫の卵や農薬は洗いおとすことができます。しかし相当きつい薬ですから、つける時間が長すぎると野菜の変質がさけられぬのでないかまた後の洗い方が不充分だと、長い間には洗剤そのものによる害もあるのではないか、と少々気がかりです。
これでよいか 大分県 後藤安弘
米食を半分、甘藷と小麦粉半分食し、青汁は欠がさず、これに欠点はなきや。
答
主食に米だけでなく甘藷や小麦粉を併用するのは大変結構なことです。それに充分(穀物やいもの生の目方の2‐3倍ぐらい)のナッパがそえられれば、それだけで完全食になります。
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コラム紹介
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敬以て内を直くし義以て外を方にす敬義立ては徳孤ならず(易経)
健康は自然から無償で与えられる、それを高価なものにするのは人間である。
六月句
深山 旅愁
気付かない自然の中に味がある
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