健康と青汁タイトル小
痛風:掲載紙面選択




1. 通風と青汁

    三重県 Y.N. 

     1年前の7月に「通風」と診断されました。
     片方の親指に急性関節炎がおこり、1週間後に両方同じ箇所の関節炎となりました。
     非常に激痛の病状で、3週間位で痛みは引きますが、慢性化して、再発、転移する場合が多いとききましたので、以来ずっと医師にかかり、血液内の尿酸値を毎月調べてもらい、それで病状を考え、1ケ年服薬を続けています。私の場合、原因はそれまでの飲食生活にあるようで、酒をやめ、肉類をさけ、通風食(プリン体を含むものを)避け、服薬をつづけて再発、移転を防ぐことが出来ました。
     この病気には、ホウレンソ草、アスパラガスの他の野菜海草はよく、豆類はよくなく、肉類は禁止で、バター、チーズ、卵、牛乳だけが許されております。
     身体をアルカリ性に保つことが必要なので、青汁は最適のものと、東京青木五郎氏の奨めで、始めました。
     丁度、柿の若芽の頃なので、柿の若葉、ハコベ、ミツバを混じて、ジューサーで始めました。
     便通はよく、血圧は平常に下がりましたが、通風の診断の血の尿酸値は服薬によっては下がるが、この青汁ではききません。
     恐らくよいものがあると思いますが、今の所、全く不明です。庭木があり、地上の雑草は犬がおるので、犬の蛔虫の心配もあり、庭木でテストしたいと思います。サンゴ樹、藤等小量つかいましたが、柿程効果はありません。ビワ、モミジ、ウメ、サクラ、モクセイ等々すこしづつ混じてはいるのですが、それ単独ではテストする勇気はありません。
     ただ昔から食用に使用するもの、いろいろの虫につくものはよいと考えている次第ですが、この点、御指導お願い申します。

      、結構です)

     樹果汁はジューサーでつくり、その青汁を網でこせば荒さはとれ、水を多量にすれぱ飲用出来、利点は農薬、地上の汚れのないことです。お尋ねしたいことは、アクの害はないでしょうか。
      、ありません)

     梅など青梅に猛毒を含むものや、毒毛虫や、毒蛾の食用樹の葉は心配ないでしょうか。
      、心配ありません)

     何々の葉は何々に薬となるのでしょうが。昔から判明しているものは知り度いです。若し血液中の尿酸を健康度にする青汁が見つけられたら通風病者には最上の幸福です。
      、むかしからそのようにいわれているものがありますが、青汁の材料としては、質のよいものであれば、いずれも同じ、と考えています。なお通風は、もともと尿酸代謝の異常による体質的の病気であり、遺伝性もかなり濃厚で、食餌(プリン体に富む食品を制限するという)の効果もあまり期待できないといわれています。しかし、通風では尿酸代謝の異常だけでなく、脂肪や糖質の代謝にも異常(血中コレステロールや中性脂肪が高く、糖尿病の合併も少くない)もみられるので、栄養のバランスを正しくするという意味での食餌の改善は必要だと考えられます。私どもが本病に緑葉食・青汁を中心とする完全食をすすめているのもそのためです。急速な効果は望めないでしょうが、ともかく、せめて青汁だけでも十分やってみていただきたいと思います。 遠藤)


2. 庭木が主

    伊勢市 Y.N. 

     私の病気は「痛風」が主で高血圧も時々あります。
     犬がおるので、また庭木が主なので、それから青汁をとる考えです。
     柿の葉、5〜6月から8〜9月までは、充分とれました。もう何だか黒ずみ、カビの斑点ようのものあり、使用しにくいですが、それでもよいでしょうか
     ( はっきりわかりかねますが、止される方が安全でしょう)。

     右は血圧にはよいように思います。芭蕉を使用しました。尿がよく出ると聞きました。味はよろしく、とるのに楽です。線維を寸断してジューサーにかけないと、機械に線維がまいつくなりました。
     サンゴ樹の葉、下痢をしました。からいです。1〜2枚なら大丈夫で、通じがよいと思いました。
     「痛風」の診断は血液によるので、このごろ1〜2月おき位にみてもらうので、その間、よいのか悪いのか判りません。時々、前(初病)の所がいたみ、また移動します。その時に尿酸値を下げる薬を、一応のみます。青汁がテッキリよいという効果は、今のところ不明ですが、からだ全体によいので、かかさずに、日に2合位いただきます。いただかないと気がすまんようになりました。まだおいしいなどとはなりません。何となく感謝していただいています。


3. 痛風の妙薬

    清水 R.S. 

    ケールの青汁と小松清
     いまプロ野球の首位を行く巨人の川上監督にも悩みはある。
     それは痛風だ、
     と日刊スポーツが伝えていた。そして最近になって、中尾ヘッドコーチも痛風にやられ、病気にまで両首脳の呼吸はぴったり、とも同紙は記事に書いていた。
     ご両人にまつまでもなく、近ごろ痛風に悩む中年の男性は多い。
     とくに都市生活者にいちじるしくふえている。かく申す私もその一人である。いや、その一人だった、という方が正しい。ケールの青汁を毎日かかさず飲みはじめてから、全くといわないまでもほとんど、あのやり切れぬ痛みに苦しむことがなくなったからだ。そのうえもう一つの悩みだった高血圧からも解放された。おかげで酒、肉、さしみ、ゴルフおかまいなしである。
     宣伝するみたいだが、私だけでなく、ケールの青汁を教えてあげた人はみんな、よくきくといっている。そこで、別にたのまれたわけでないが、痛風に苦しむわれら中年すぎの男性のためにと、ここにペンをとることにした。
     ほかにもう一つわけがある。
     私にケールの青汁を教えたフランス文学者の小松清が、バンコクで客死した10周忌をこの6月5日に迎えるので、彼の追憶を書きたいのである。
     前置きはこのくらいにして、ケールの青汁を紹介すると、それはケールというキャベツに似た野菜をジューサーにかけて、しぼりとった汁のことである。その名のごとく青色の汁をコップに一杯、毎日かかさず飲みつづける。ただそれだけでよいのである。
     小松君がケールの青汁を知ったのは、故郷の神戸で講演したときである。一婦人が、彼の講演に痛風のことが出てくるのを聞いて、あとで毎日届けてくれたのを飲んだら大変きいたという。
     それが昭和31年だから、もう15年も前になるが、行動派文化人の彼は、さっそくこれを広めようとパンフレットを自費で作り、東京、大阪の美術館に配布をたのんで東南アジアへ旅立って行った。
     そして異土で客死したが私はそのパンフレットをブリヂストン美術館からもらい、パリ時代からの友人の教えに従った。痛風は昔から欧米に多かったが、日本では戦後に急増した病気である。食生活の欧風化が一番の原因だ、と説明されている。とすれば、小松君の痛風もフランス生活が長かったためであろうか。
     なにしろ彼がパリに渡ったのは大正10年である。私は昭和12年にパリへ行き、小松君とアパルトマンにとなり合わせに暮らし、やはり独軍進駐までがんばっていた。いわばよき相棒だった。
     当時は今と違って、日本人の評判は悪かった。日独伊同盟のためだが、キャフェへ行っても「ふん、ジャポネ、きたねえ野郎だ」―といったぐあいで、てんで相手にもされないありさまだった。
     そんな中で、パリ通の小松君はいつも元気づけてくれた。ケールの青汁を飲むたびにそれを思う。

    (東洋美術学校教授・独立美術会員)
    (新潟日報 46・6・4)


4. 質問箱:痛風で悩んでいます

    徳島県 H. 


     痛風で悩んでいます。何の青汁がよろしいか教えて下さい。


     質のよい材料からつくった青汁であれば、何でもよろしい。
     青汁は、栄養のあやまりをなおして、栄養のまちがいのために悪くなっているからだの調子をよくしようというのがネライです。
     どんな病気のばあいにも同じで、ふつうの食事に不足しているミネラルやビタミンにとんでいる、質のよいナッパの青汁であればよいとの考えからです。
     くわしくは「青汁と健康」(主婦の友社発行)をごらんねがいます。


5. 痛風が治った

    福岡県 K.I. 

     ケールの青汁で痛風が治りました。先生のお蔭と身にしみて感謝しております。
     大変よいことをおしえていただいたので、町内の年寄りのお方にも、5人ほど苗や種子をあげて、よろこんでもらっています。
     ケールの種子はなはだ少ないのですがお送りします。
     希望の方がありましたら、わけてあげて下さい。
     青汁をのむたびに、先生のことを思い出します。


6. 痛風なおる

     名古屋の青汁センターの小林さんは、かねて痛風があり、月1回くらいは、ものすごい痛みに苦しめられていたし、平素でも、手をにぎりしめるとき、全部の指に痛みがあった。
     血液の尿酸値は9.0(正常は7.0以下)もあり、
     血圧もやや高かった(160内外)。
     それが、ケールの青汁を毎日3〜4合のみだしてから、激痛発作はもとより、指の痛みも全然なくなり、尿酸も血圧も正常に安定し、毎日元気でいそがしくたち働いていられる由。

    (55・1)


7. 高血圧・痛風

    山口県 Y.T. 

     主人(73才)は、高血圧と痛風でながい間苦しんでまいりました。昨年、毎日ライフ11月号にて、先生の青汁のことを拝見いたし、いらいなるべくつづけています。さいきんは、痛風もでず、血圧も平常のようです。昨年8月、心筋梗塞の発作で1ヶ月入院いたしましたが、冬の間もカゼひとつひかず、現在も仕事をつづけております。これも青汁のおかげと、感謝しています。昨年7月、なんとなくケールの種をまいていたのが、こんなに役に立つとは、まったく思いかけないことでございました。


8. ビールが飲めだした

    兵庫県 M.M. 

     妹の主人(57才)が、お酒をのむと痛風が出て困ると申しますので青汁をすすめていました。のみにくいとか何とかいっていましたが、ぼつぼつピロサンをのみ始めると、ビール1本(大)くらい晩酌をつづけても痛まなくなったので、近頃はよろこんでのんでいます。
     次に、その次男(27才)がアレルギー体質で、猫を飼うと咳が出たり、胃腸もよわくて困るというので、これにもすすめますと、これも、毎日つづけると、とても調子がよいと真面目にのんでいます。


9. それがこわい

     「痛風もちの息子ですが、青汁で非常によくなりました。ところが、“これでもう安心だ”と食養生をしなくなってしまい心配しています」とのこと。

     「青汁でよくなったということは、それまでの食べものがまちがっていた。ナッパが足りなかった、ということです。
     しっかり飲んでさえいればともかく、安心しきって不養生をかさねていると、早いか晩いかブリ返して来ることにまちがいはありません。うっかりすると、もっと大変なことがいつおこらないがものでもありません。
     一時的の効果で気をゆるしてしまうことはこわいことです。

    (60・8)


10. 痛風・心発作・喘息

     医学博士 遠藤 仁郎 

     時々相談にみえる75才の愉快なご隠居。大きなからだで、よくふとっている。
     もう、ずい分前からの喘息もち。近ごろ、胸もとが苦しくなり(しめつけられるような感じ)、高脂血症(血液コレステロールや中性脂肪が多い)があると、注意されている。
     また、2〜3年まえから足の痛み(痛風)があり、今では、これがいちばんの悩みになっている、とのこと。

    痛風
     「痛風の痛みはどういう時におこるんか?」
     「うまいもの、ご馳走を食いすぎるとおこりやすい。肉や魚に多い尿酸がふえることが原因といわれている。よう食べる?」
     「肉は食べんが、魚はよう食う。」
     「酒は?」
     「のまん。」
     「菓子やジュースは?」
     「好きじゃけん、つい。」
     「飯は?」
     「白米飯。よう食う。」
     「それでふとるんじゃなァ。野菜は?」
     「食べてはおる・・・・・・。」
     「ナッパは?便の色は?青い?」
     「青うはない。いぜん喘息の時、ケールの種子をもろうて、つくって飲んだ折、あの時は青かった。」
     「その頃、喘息は?」
     「おさまっとった。」
     「それくらい食うといいんじゃがなァ。」
     「調子がようなったんでやめてしもた。」
     「おしいことをしたもんじゃ。」

    胸苦しい発作
     「胸もとの苦しうなるのは心臓の発作だ。血の中のアブラ分が多うなっているといわれたんだろう?」
     「コレステロールや中性脂肪がふえとる。」
     「それじゃ、そのために心臓の血のめぐりの調子が狂いかけている。心筋梗塞の前ぶれかも知れん。うまいものを食いすぎてふとっているためじゃ。ナッパをしっかり食うて、やせ、血をきれいにすることじゃ。

    喘息
     「喘息は鼻から来るん?」
     「鼻が感じやすいと、それがキッカケになって発作がおこる。
     鼻のアレルギーというやつじゃが、これもナッパの不足のためじゃ。
     ナッパ不足で血がにごり、鼻が感じやすうなり、寒さや埃・煙などにまけて、鼻水が出たり、気管支を刺戟して、喘息をおびき出すんじゃ。

     痛風・心臓の発作・喘息の三つとも、食べもののまちがい、うまいものが過ぎて、ナッパが不足しているのが、もともとの原因じゃ。
     そのため血がにごり、

    1. 血が酸性にかたむいて、ものごとに感じやすうなり(アレルギー性)、鼻炎、気管支炎、喘息をおこす。
    2. 血がねばり、コレステロール、中性脂肪、尿酸がふえ、動脉硬化がおこり、血の流れが悪うなると心臓が苦しうなる。尿酸がふえると痛風。

     どれも、同じ原因からじゃ。本腰を入れて血をきれいにせんと、いつ大事にならんともいえんよ。ともかく、まずやせること。」
     「どれくらい?」
     「20キロ。」
     「フーン!」
     「まけても14〜5キロ。甘いものをやめること。
     飯や魚をひかえ、ナッパをうんと食い、青汁も毎日少なくとも4〜5合(もとのナッパ1キロ以上)のむ。そして運動じゃが・・・・・・」
     「足が痛うて、出来ん。」
     「それだけ、たべものを厳重にせにゃァならん。
     そうしとりゃ、痛風の痛はやがて遠のくだろう。
     心臓の方もしずまり、喘息もおきんようになるだろう。
     しかし、調子がようなっても、前のようにやめちゃァいかんよ。
     ナッパを食い青汁をのんで調子がようなるのは、平素ナッパが不足している証拠。
     やめるともとの黙阿弥、無駄になってしまう。
     少々分量はへらしてもよいが、やめてしもたらアカン。」
    (61・6)


11. 痛風だがビールが飲める

    兵庫県 M.M.  

     妹の主人痛風でお酒が好き。ピロサンをのんでいると、毎日ビール大びん位晩酌出来ていたくならないということで、この頃毎日2袋づつのんでいます。妹と息子は1袋を毎日半分づつのんでいるそうですが、とても体の調子がよいとよろこんでいます。(61・12)







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