<1974年6月15日発行 第214号>
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目次
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1. 虫歯
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医学博士 遠藤 仁郎
さいきん、動物の実験で、虫歯の原因は、種のバイ菌によること。
この菌は、砂糖から粘着性のデキストリンをつくって歯をつつみ、それを分解してできる酸で歯をとかすこと。
そして、砂糖がないか、歯が丈夫であれば、齲蝕はおこらないこと、がわかったという。
とすると、虫歯の予防には、酸の材料になる糖分をなくするか、この菌を殺すこと。
そして、も一つは、歯を丈夫にしておけばよい、ということになる。
歯の清潔
で、糖ことに精製糖(粗製糖での実験では齲蝕されにくいという)や、菓子とくに粘着性の菓子を食べないか、それらはもとより、飯粒やパンのかけらなど(澱粉から糖ができる)を、ウガイしたり歯をみがいてとり除き、いつも歯をきれいにしておくことが大切なわけで、殺菌力のあるウガイや歯みがきをつかえばいっそうよい筈だ。
しかし、家庭でも、幼稚園や学校でも、歯みがき運動はさかんだし、殺菌性のウガイ薬や歯みがきもつかわれている。
それだのに、虫歯はいっこうに減らず、殆んど100%の子供がやられているところをみると、また、歯をみがくことも知らない未開人には、虫歯は殆んどないという事実からも、こうした口の掃除や消毒だけでは、全然無駄ではないにしても、そう大きい期待はかけられないように思われる。
丈夫な歯
結局、根本的には歯の質の問題だということになるわけだが、歯のよし悪しは生れつき、すなわち、乳歯は妊娠中の母親や授乳期の母親の食べものにより、永久歯はその後の子供の栄養のよし悪しに左右される。
正しい栄養
つまり、健康な歯のためには、妊娠中から、ずっと正しい栄養、それも、ただふつうにいわれる栄養素だけでなく、痕跡ミネラル(弗素、モリブデン、硼素、ストロンチウム、リチウムなど)その他をもふくめて、すべての成分のそろった完全食であること、が望ましい。
ところが、現実には、親も子もおしなべて、精製穀(白米飯、白パン)、肉(獣鳥魚介の切身)、卵、糖(精製糖)、脂にかたより、野菜ことに良質緑葉に乏しく、しかも、調理にはひどく手がこんでおり、味は濃厚という贅美食。
ために、熱量、蛋白質は十分どころか、むしろ十二分だが、これに釣りあうべきビタミン、ミネラルは不足する、という甚しい不完全栄養となっている。
そして、繊維が乏しいので咀嚼することも少ない。
その上、間食には甘味のつよい菓子ばかり。
これでは、歯がよわいのも、虫歯が多いのも、まことに当然ではないか。
対策
まず完全食。
つとめて精製食・加工食をさけ、なるべく自然食をとり、野菜ことに良質緑葉菜を多く。
調理は簡単(なるべく生食)、味つけはうすくし、できるだけよくかむ。
つまり、緑葉食の原則にしたがった完全食。
せめて青汁だけでもうんと飲む。
そして、間食にはなるべく果物、できれば皮ごと。
コンブ、いり豆、ほし芋、スルメといった、かみでのする自然食にし、菓子ことに粘着性のものや、甘味のつよいものはさけ、おかき、もちなども控え目に。
妊娠中や授乳中の母親がこうすれば、かならず子供の歯は丈夫になるし、その後にも、こうした食をあたえていれば、いよいよ歯は丈夫になる。
そして、ふつう、完成した歯は、もはや栄養をかえても影響はない、といわれているようだが、青汁をはじめただけでも、確かに齲蝕はへる。
歯のたんれん
繊維にとむ食べものをよくかむことで、歯は自然にきれいに掃除されるし、歯のたんれんにもなる(頭もよくなるそうだ)。
また、かたい歯ブラシをつかうのもよし、むかしの僧房で歯みがきを兼ねてやった歯木かみ、あるいは、歯を叩く(歯をかみ合せたり、歯肉部を叩く)などもよいたんれん法だ。
(48・11)
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2. 続・青汁を飲む心(9) ――食事以外にも波及して
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前回参照 |
友成 左近
社会的地位の思い煩いが少なくなる
青汁を毎日飲んで食養生に精出して、病気が治り、また健康がよりいっそう向上してくると、その体験が、しぜんと食事以外にも波及してくるので、それを生活各面に積極的に活用していくと、無事好調になるかどうかはともかく、思うようにいかなくても(というよりも、そうはいかないのが、実状ですが)、それで思いわずらうことは少なくなります。
ところで、毎日生活していく間に、だれにも深刻に思いわずらうようになるのは、これまでみてきたように体具合をはじめ、仕事や人づきあい、それから生計についてですが、もう一面、同時に思いわずらうようになるのは、社会的な地位についてです。
そしてこれは、他の側面と少し様子がちがって、あからさまには人にいいにくいので、内心それだけ痛切になります。
地位で思い煩うのは
人々だれでも生きている限り、あの人のようになりたいと、いろいろな意味で社会的に、地位の向上を思い求めます。
それはいうまでもなく、人間「社会的動物」であって、終生、上位・下位、指導・追従、支配・服従といった社会関係のもとに生活していくからです。
そして人々だれしも、程度の差こそあれ、支配欲・優越欲・名誉欲といった社会的な向上欲を備えており、そのうえ実状、より上位に就けば、生計に有利であり、また自由に振る舞えるからであり、隣りの花は赤くみえるからです。
それに今日は、この社会関係が、かつてのように宿命的に固定しがちなものではなく、めいめい自由に変え改めることができ、その意欲も強くなっているからです。
けれども、それには、健康・学識・容貌・経歴・家庭事情その他数々の個人的条件が(めぐりあっている社会的条件に関連して)必要です。
が、それがあれこれと、人によって程度の差こそあれ、だれにも不足しているので、とうてい思うようにはいきません。
そこで肝要なことは、それを動機にして個人的条件の向上に努力すると共に、それを最大限に活用して、いま縁あって就いている地位で、仕事にも人づきあいにも精出すことであって、いかにも分かりきったことで、だれでもそう心がけているわけです。
とはいっても、ほかならぬ人間であれば、ついそこをあやまるので、欲求不満がつのって、人をうらやんでは、みずからなげいて思いわずらうようになり、それが体具合にも及んでくるわけです。
ところで、そこをあやまる、というのは、だれでもよく耳にもし口にもしていることですが、その主要点はこうです。
まず第一に、個人的条件は、みずから工夫もし努力もすれば、それ相応に向上するのですが、とかく安易について努力を怠り、しかもそれをタナにあげて、ただいたずらに地位の向上を思い求めることです。
また、とはいっても、当人自身どうにも改めがたい面もあり、どんなに努力しても向上には限度があるので、そこはそれなりに活用することが大切であり、それ以外に打つ手はないのですが、そこを分別せずに、思ってもかなわぬ地位を思い求めることです。
第二に、社会的地位は、いま縁あって就いている地位で、こうして向上に努力した個人的条件を最大限に活用して、仕事にも人づきあいにも精出しているうちに、他から迎えられ与えられる性質のものであり、そうして得られた地位に就いて、初めて本当に地位欲がみたされるのですが、そこをわきまえずに、とかく安易に、一足とびに地位の向上を思い求めることです。
それはすなわち、より高い地位は、それだけ社会的に責任が重いので、それがはたせるだけの個人的条件が、社会的に認められて与えられるのですが、そこをわきまえずに、地位欲にばかりかりかられることです。
第三に、人々だれでも内心強く思い求めるのは生きがいですが、これは、ただ地位の向上だけで得られるものではなく、個人的条件をそれがたとえ人並遠く及ばなくても最大限に活用して、仕事にも人づきあいにも精出しているうちに、しぜんと味わえるようになるのですが、そこをわきまえずに、ただいちずに地位の向上に生きがいを思い求めることです。
第四に、地位欲に不満がつのってきたとき、それを動機に転用せず、ただいたずらに社会的条件の不遇や個人的条件の不足を数えあげ、人にも訴えて、そのはけ口にすることですが、それが体具合の思いわずらいに及んでくるのは、その不調をあげて不満のはけ口にするからです。
青汁を毎日飲んでいると
が、青汁を毎日飲んで食養生に精出していると、その体験がこういうことにも波及してくるので、それを積極的に活用していくと、こうしたあやまり方が少なくなりますが、それはこういう意味あいからです。
第一に、多くの人々が嫌って飲まない青汁を、あえて毎日飲み、また食事全般も、栄養の理法をよく考えて、イモ・マメ・ナッパというふうに、ふつうは粗食として好まれないものでも食べて、食養生に精出していると、そうしない人より、はるかに順調に病気が治り、また健康がよりいっそう向上してきます。
そこであらためて体験することは、思い求める健康の回復も向上し、それに必要なことは、回り道のようでも、日数がかかっても、イヤでも面倒でも、みずから努力して初めて得られるのだ、ということです。
第三に、前記のようなしだいの青汁食養生に、みずから精出して得られた健康は、格別に嬉しいので、おのずと仕事にも人づきあいにも精出すようになって、それがたとえ人並遠く及ばなくても、あらたに深く生きがいを体験します。
また、こうして健康を喜ぶようになると、この食養生を、まえに人がすすめてくれたように、自分も人にすすめて喜ばれるようになるので、ささやかながらも、人に役立つ生きがいを体験します。
第四に、人々に風変わりといわれる食養生に精出し、人にもそれをすすめている手前、ヘンな言い方ですが、そうそう病気にかかるわけにはいかず、ましてや欲求不満のはけ口に体具合の不調をもってくるわけにはいきません。
その他いろいろ体験しますが、それを社会的地位に活用すれば、その向上はともかく、その欲求不満で思いわずらうことも、それが体具合に及んでくることも少なくなります。
というと、ムリなコジツケと思われるかも知れませんが、して、できることであり、すれば意義深いことです。
であればお互い、縁あって青汁を飲み始め飲み続けているのを、これ幸い、つとめてそう心がけたいものです。
(つづく)
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3. カシワ
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医学博士 遠藤 仁郎
カシワモチのあの葉。
くにではシバの葉といった。
大きい葉だけにいろいろ利用される。
もともとは飲食物をもるのにつかわれた。
本居宣長によれば、カシハは炊敷葉の義で、飲食を盛る樹の葉の総称。
古く、炊くに、葉を敷きもし、覆いもしたし、椀にも盃にもしたわけで、「カシハの葉のいとふさはしければ専ら用ひしなるべし」だ。
カシワモチはその名残というものだろうか。
梅雨もよいの山に走って、濡れた大きな葉を籠いっぱいとって来る。
それでくるんだあん入り餅(正しくは団子)。
蒸籠(せいろ)から上げたばかりの、湯気の立っているのを舌を焼きながらほほばる。
ひき立ての小麦粉の餅の風味はまた格別だった。
たけたかたい葉はらくにむけるが、わかい軟い葉は半透明の膜のようにへばりついて、なかなかうまく離れない。
面倒くさくなって葉ごと食べたものだが、葉の香りがあっていっそううまいように感じた。
なんでも明智光秀が作戦に熱中して、出された柏餅を皮ごと食べたと後の世までのわらい草になっているとのことだが(ウソかホントウかは知らない)、ナッパや青汁など緑葉の効能を知ってみると、少しも笑いごとではなくて、実は、そのほうが本当の、また本来の柏餅の食べ方ではないか、とも思われる。
この木のことはバイブルにも出ているし、ギリシャ、ローマの古代から神聖な木とされ、この葉の冠は非常にたっとばれたものだそうだ。
また、ゲルマン人は堅実、剛毅、自由独立のシンボルとした。薬用にもつかわれ、緑葉は腸出血、婦人出血、下痢、肺労に有効といわれ、すりつぶして腫瘍に外用もされた。
漢方では本草書に、
「葉甘苦平無毒。痔を療し、血及び血痢を止め、潟を止める」()。
「血を活し、小便を利す」
(時珍)
とされ、生の汁や煎汁がつかわれている。
「鼻衂やまぬに葉の擣汁一小盞頓服」
(聖恵方)
「淋(小便渋通)かしわの葉を刻てニ匁、葱の白根一匁、水茶碗に2杯入れ、6分目に煎じつめ、すきはらに用ふべし」
(懐中妙薬集)
春の芽だちの頃のやわらかい葉は生でも食べられるし、ゆがいて乾燥し、粉末にして使用することもできる。青汁にもなる。
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4. 発育促進剤
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医学博士 遠藤 仁郎
子牛・子豚・子羊・雛など家畜の成長を促進する目的にも、いろいろのものが、飼料に添加される。
抗生剤
ペニシリン、クロールテトラサイクリン、その他。ニトロフラン誘導体のような化学薬品。
合成ホルモン
エストロゲン。抗甲状腺(甲状腺のはたらきを抑える)剤。
砒素剤、銅剤など。これらのうち、ペニシリン、合成ホルモンのエストロゲン、抗甲状腺剤、砒素には癌原(癌を発生する)性がいわれているし、ニトロフラン系の化合物の中にも同様発癌性のあるものがあるらしい。
抗生剤はアレルギーを原因する可能性もある。こうしたものが、少量ではあろうが、肉・卵・乳に残っており、われわれの口にはいって来るわけだ。
もっとも、いずれも、その量は極く少なく、痕跡程度にすぎないし、調理でこわされるものもあるから、心配はあるまい、とはいわれている。
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5. 骨粗鬆症
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医学博士 遠藤 仁郎
年をとると(女性は50才ごろ、男性は65才ごろから)、骨がもろくなり(骨粗鬆症)僅かなことでも骨折をおこしやすくなる。
この治療には、ホルモン剤やカルシウム剤などがつかわれているが、これでは病変の進行をおさえるだけで、回復は望めない。
アメリカのメーヨークリニクでの研究の結果、フッ素、カルシウム、ビタミンDの併用だけが回復を可能にする療法だということがわかった、という。(J.Jewsey.モダンメディシン48.11月号)
これは、老人には、良質緑草(カルシウムやフッ素などのミネラルに富む)を十分に配した完全食をとることと、茶をのむこと(フッ素が多い、コーヒーにはない)。
なるべく日光にあたること(ビタミンDができる)の大切なことをおしえるものだ。
また、この変化には運動不足の影響が大きいそうだから、つとめて運動すること、それも、なるべく戸外で運動することがよいわけだ。
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6. ベーチェット病にきくようだ
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H.M.
奈良市 H.M.
ベーチェット病と診断されたのは47年1月、名古屋杉田眼科病院においてです。
たちのいい方だとはその頃から云われておりますが、青汁がきいているような気がしてたまりません。
この頃では、次第によくなるのではないかと自分自身思うようになりました。
母の話によると子供の頃からよく唇があれていたということである。
小学5年から2〜3年トラコーマで通院する。
19才の頃から口内炎(アフタ性)が出はじめ、同時に陰部カイヨウがみられる。
以後くり返しでる。
27才の頃、両脚のすねに結節性紅斑がみられる。
しばしばくり返したが、多量の飲酒の後とか、ひどく疲労した時に出たような気がする。
中学2年の頃からずっと胃の調子が悪く、胃アトニーと診断され、しばしば胃の薬を用いた。
関節炎は今までみられない。
発病後の眼の状態
左眼 | 46.11 | 急性葡萄膜炎。眼底出血、視力0 入院。
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同.12 | 視力0.3に回復、退院。
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| 以後、次第に視力は回復し、視力最高0.7になる。しかし物がゆがんで見え、また視野の上半を欠く。
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47.04 | 視力0.1に落ちる(硝子体混濁)。
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右眼 | 46.11 | 虹彩毛様体炎(視力0.6)。
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同.11 | 視力1.5に回復
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47.08 | 硝子体の混濁がひどくなり、中心部分が黄色くなって見えにくくなる(視力0.1)。
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同.09 | 視力1.2に回復する。
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| 47.09 | 頃から愛知県小牧市船橋医院が調合してくれる漢方薬をのんでいる。
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| 47.10 | 以来、左眼視力0.1。
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| 48.01 | 以来。右眼視力0.6。
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| 48.08 | 頃から横浜寺田氏の紹介で青汁をのみ始める。朝、夜、日2回。
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| 48.08 | 以来左眼視力は0.3だが、
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右目視力は | 48.08 | 0.6、
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48.10 | 0.8、
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49.03 | 1.0となる。
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漢方薬がきいているのか、青汁がきいているのか不明だが、とにかく青汁をのみ始めてから硝子体混濁の程度が軽くなったことは確かなようである。
なお、薬は、普通の時は消炎下熱剤(主としてタンデリール)、発作時には副じん皮質ホルモンを服用する。
発作はおよそ2週間でおさまる。
なお青汁をのみ始めてから、このおさまる期間も短かくなったようだ。
現在(49、4月)右眼の視力、1.2、
左眼は……、0.7。
両眼とも硝子体混濁が少しある。
視野は左眼上半欠、右眼正常。
仕事は、地質調査業(物理探査が専門)であるが、業務には差支えなく、物理探査課長として勤めている。
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7. 毎日が楽しみ
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東京都 S.K.
「青汁の効用」にめぐりあいまして、尊いご指導をいただくようになりまして、はや10年になります。
お蔭さまで、親子3人、病気一つせず元気に過させていただいています。
弱かった娘も元気に成長いたしまして、47年結婚いたし、早速子宝に恵まれました。
妊娠中は青汁を2合づつ飲ませました。
昨年、元気な男の孫が生れまして、人工栄養でしたが、6ヶ月から青汁をあたえました。
9ヶ月半から歩き出し、現在12ヶ月目ですが、全面的に発育がよく、毎日が楽しみです。
これからも青汁をつくって健康の基礎つくりに励みたいと思います。
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8. 血圧下り糖尿なおる
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高槻市 S.O.
ちょうど1年前、目の前が暗くなり、そのまま意識をなくして、救急病院で目がさめまして以来、先生の青汁を主とした本を片っ端から読ませていただき、病院の薬、注意を全くやめまして10ヶ月になります。
血圧は以前、150〜110だったのが、現在は112〜20。コレステロールは250だったのが152。
体重63が55キロとなり、糖尿がなおり、痔がなおり、水虫がなおりました。
年令50才。たおれた時、相当鼻血が出まして、それ以後、頭のうしろから首にかけて、動悸を感じるようになりましたが、それも大分とれて来ました。
ただ今は、首をまわすと痛むのと、耳鳴りが少し残っている程度です。
青汁は毎日飲んでいます。京都へ出た時は、京都の青汁社で瓶に買って来ます。
青いものがない時は、大阪よりグリーンジュース(粉末)を送ってもらっています。
青汁と先生に大変感謝しております。
イモ、豆、野菜を多くとる心がけ、青汁はコップ2杯程度。玄米飯1回軽く茶碗に1杯。
ミソ汁、オロシ、ジャコ、丸干といった食事にしています。
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9. 腸癒着と青汁
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手術のあとなどで腸が癒着し、通りが悪くなって、たびたび痛みの発作に悩まされ、また手術せねば、といわれて迷っている方も少なくない。
そういう人は、ともかく緑葉食・青汁の食べ方にきりかえるか、せめて青汁だけでもウント飲んでみてほしい。
ずいぶん古い話だが、結核性の腹膜炎でのひどい癒着で苦痛の甚しかったのに、青汁が卓効を奏したのがあるし、胃潰瘍後の幽門狭窄で手術をすすめられていたのが、青汁ですっかりよくなったという例もある。
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10. 質問箱
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高知県 K.
問
さいきんの評判のツルムラサキの葉の青汁はどうでしょうか
答
よいでしょう。少々アクが強いといいますが、結構いけるそうです。
ほかのものと混ぜればなおよいでしょう。
ずいぶんよく茂るそうですから、これも重宝なものといえましょう。
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