健康と青汁タイトル小
若返り、アンチエイジング:掲載紙面選択




1. 笑えぬ喜劇

    東京 H.T. 

     母(62才)が動脉硬化症および心臓肥大との診断をうけ、種々の処置を試みますうちに、青汁の本を知人より見せていただきました。
     そして今年の4月よりケールの種子をまき、早速生野菜で青汁を作り、服用いたし、別に副作用もなく、非常に好調とよろこんで続けて居りましたところ、約20年近く前に止った筈のメンス(少量ですが)が始まり、笑えぬ喜劇になってしまいました。
     先生のご本にもその様な記事がありましたが。



2. ケールの若返り効果

     医学博士 遠藤 仁郎 

     昨年の秋頃から、ケールの若返り効果ということがかなり話題になっているようです。
     年がよるということは、からだの一部か、全体かの働きが衰えて来る状態で、その主な原因は動脉硬化です。
     ですから、年をとらぬとか、若返る方法といえば、結局、血管をいつまでも若く保ち、いくらかでも若返らすことですが、それには血管の無用の傷害をさけることと、その強化をはかることが根本です。
     したがって、過度の精神緊張や、過激な運動、タバコその他の有害物をさけることと、完全な栄養によって血液状態をいつも正常に保つこと(俗にいう血の濁りをとる)が肝要です。

     動脉硬化にたいする食物の影響については、脂肪(ことに陸棲動物の)糖質の過食、つまり熱量の摂り過ぎによって、血液中にコレステロールが増し、これが血管を傷害するのが主な原因であるといわれています。
     そして、B群のビタミンや、不飽和脂肪酸、あるいは適度の運動などには、それを防ぐはたらきがあることも明にされています。

     これらは、いずれも新陳代謝をよくするものですから、それらの不足する場合にはたいしゃがうまく行かず、おそらくコレステロール以外にもいろいろの有害な血管を傷害するような物ができ、そのために動脉の硬化がおこるものと考えられます。
     たとえてみれば、それはちょうど、燃料は不完全にしか燃えず、潤滑油は切れている機械のようなものです。
     燃え方が悪ければ、どうしても、燃料は沢山くべねばならず、それだけにススも多いわけです。
     また、油が切れていれば、機械の摩擦がひどく、それだけに磨りへりも早いわけです。
     それと全く同じで、代謝を促進する成分(代謝素)であるビタミンやミネラル類の不足した食では、うんと食わねばからだがもたず、それだけに負担は大きく、しかも早く動脉硬化が来て年がよることになります。
     反対に、ミネラルやビタミン類が充分にあると、代謝は完全に行われ、栄養素の利用がよくなりますから食べる量は少くてすみ(少食)、それだけに負担がかるい。
     しかも血液の状態はいつもよく血管をいためるようなものは出来ず、いつまでも若さを保つことができ長もちもします(老化防止)。
     そして、そのようなよい条件がつづいていれば、ながい間には少々の変化くらいは治って行くこともある筈です(若返り効果)。

     ですから、年をとらぬため、若返るためには、熱量を減らすことはもとよりでありますが、ともかく、ミネラルやビタミン類をうんと豊富にとらねばなりません。
     それには、ケール、ダイコン葉、カブ葉、コマツナ、ミズナ、ナタネ、キャベツ外葉、ニンジン葉、パセリなど、ビタミンに富み、吸収しやすいカルシウムにも富む、良質緑葉にこすものはありません。

     そこで、白米飯や脂の濃い肉類の過食、菓子、砂糖、酒類の濫用に気をつけるとともに、そうしたナッパ類をしっかり、しかもなるべく生で食べ(緑葉食)、青汁にもしてのむことです。
     そうしていると、元気(体力、気力、精力)の衰えその他の老人症候がなくなり、顔の色つやはよくなり、小皺がへり、運動軽く、疲れず、心身ともに活力を増して来ます。また、視力聴力の恢復をみ、曲った腰がのび、髪が黒くなったり、禿に毛が生える(私の場合はダメのようですが)こともあります。
     あがっていたメンスがまた現れてあわてたというのもあれば、青春のよみがえりにひそかにほくそ笑んでいる方も少くないようです。

     無論、こうした効果は、良質ナッパ類には共通のことですが、ケールは成分がすばらしくよい、栽培がたやすく、収量が多く、しかも年中でき、青汁にしても味がよいなどの点から、これがその代表になっているだけで、何もケールに限ったことではありません。
     いずれにしても、緑葉食青汁が、心の安定、適度の運動とともに、若くあるためにも、馬鹿にならぬ効果のあることだけは間違いないことであります。
     うまいものではありませんが(今は特にそうですが凉しくなるにつれてしだいに味よくなります)、つづけていれば遂にはやめられなくなり、やがて、ほかの方法ではとても望みえられぬ不思議な効果に満足されることでしょう。



3. わかさの秘訣

     市川市 S.H. 

     おかげさまに毎日元気に過しおります。
     先日も老人検診に参りましたところ、どこも異常なし、検査して下さった先生が、おばあちゃん65・6才と思っていたのに、75才にもなっているの!!どうしてそんなに若くていられるのか僕に教えてほしいといわれ、大笑しました。
     それもきっと青汁のおかげと思います。
     命のあるかぎり元気で過せるのはほんとうに幸でございます。

    (63・11)




ご意見・ご要望はこちらへ
階層リンク 田辺食品 青汁 健康と青汁 上の階層へ
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法

Copyright 2011 11 田辺食品株式会社