健康と青汁タイトル小
詩歌・古歌・文献



1.青葉のジュース飲みましょう

     日本作歌者協会々員 深山 旅愁

      1. 街の茶房は二人のエデン
        交す笑顔が相呼ぶ胸へ
        リボン可愛い娘が運ぶ
        グリンのジュースは
        ささやくよ ささやくよ
        召ませビタミンジュース
      2. ミキサー搾りの野菜のジュース
        今日もサロンで素敵な人気
        色もとりどりお菓子をそえて
        グリンのジュースは
        ささやくよ ささやくよ
        召ませ栄養ジュース
      3. 医者もすすめる健康ジュース
        白いベットへ看護婦運ぶ
        暗い心に明るい誘い
        グリンのジュースは
        ささやくよ ささやくよ
        召ませ緑のジュース
      4. お茶のかわりよ自慢で搾る
        ママが手製の青葉のジュース
        いつも飲んでてこのよに元気
        グリンのジュースは
        ささやくよ ささやくよ
        召ませ生命のジュース


2.短歌

     文博 京大名誉教授 矢野 仁一

        なにとなく 健康さますらし 青汁の うまさもませる 心地こそすれ


3.自分もち

           科学の進んだこの時世
           何でも出来ぬはない程に
           機械文明は進んだが
           飯は自分で食わねばならず
           くそや小便は手数でも
           他人に頼むわけには行かぬ
           やっぱしからだは自分もち

           科学の進んだこの時世
           衛生施設は行きとどき
           予防接種や検診と
           色々の手はうたれているが
           病気は一向にへりそもない
           お医者はどこも大繁昌
           やっぱし健康は自分もち

           科学の進んだこの時世
           次から次へとすばらしい
           薬や手術は出るけれど
           いかに効目はすごくとも
           五体にこもる力がなけりゃ
           病も傷も治りやせぬ
           やっぱし生命は自分もち


4.味噌や醤油はからいもの

    味噌や 醤油は からいもの
     それが だんだん 甘くなる
    漬物 佃煮 塩昆布
     これも だんだん 甘くなる
    甘くさえすりゃ よく売れる
     どうやら こんな 調子では
    今に お塩も 甘くなろ

      これらの から味 ご飯にそえて
       ゆっくり かんで いるうちに
      何とも いえず うまくなる
       あの おいしさが 真の持味(あじ)
      今では ロクに かみもせず
       つけ味だけで うまくする
      その つけ味が 問題だ


        麹や 飴や 糖蜜の
         甘さは まだまだ よいけれど
        安くあげるにゃ 遠慮なく
         人工甘味の サツカリン
        長い間にゃ 癌が出る
         ズルチン さえも つかわれる
        全く おどろき 仰天だ


5. 青汁すすめた黒姫の恋 仁徳帝の長寿記

     婦人タイムス(11.15)

     難波の地に都を作った仁徳天皇は、127才まで永生きされた。
     「高き屋にのぼりてみればテレビたつ民の経済はにぎわいにけり」こんな歌をよまれた(?)帝である。
     もっとも現在は電気釜の普及でカマドの煙りはたたないからしかたがない。
     帝は吉備の国黒崎(倉敷市中庄)に住む海部直の娘黒姫が好きで、都に召したが、黒姫は皇后のシットにあって倉敷へ帰ってしまった。
     帝は後を追って「淡路にゆく」といいながら、船を黒崎にまでのばし、姫と数日を送った。
     ときは春、光りやわらかい瀬戸に面した丘には若菜がもえあがっている。
     「都と違いここは片いなか・・・」といいつつ、姫はその若菜をつんでは青汁にして帝にさしあげた。
     帝は「山方にまける青菜も吉備人と共にし摘めば楽しくもあるか」と歌をよまれ、はじめ青くさい顔をされていたが、飲用を欠がさなかった。
     やがて時はすぎ、帝はひとり難波の地へさびしく還御される。
     黒姫を思うては、近くの青菜をとりよせ、青汁にして、飲まれ長寿をまっとうされた。
     倉敷中央病院の遠藤博士がこれにヒントを得られたかどうかは知らないが、歴史は厳粛なる事実をこの地に残している。







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