1. ホントの青汁
2. むかし話（初期の旧稿から）　脳炎と青汁
3. 喘息を克服
4. 青汁よ有難う
5. アメリカでは
6. 急告
7. 豆食パワー！　糖尿病予防に強い味方
8. 青汁でやせたい
9. 混濁の世　遠藤先生ご指導純粋の青汁普及のために
10. 便秘がよくなった
11. ケールの種をお願いします
12. 医師として、心の痛む農薬・食品添加物
13. ケールを加えたい
14. 虫さされによい
15. 質問箱

静岡市　T.H.　

　早速ですが、ホントの青汁を知りました。
　先生にはご高令にも拘らず、大変なお元気で、ご開発なすったた青汁に情熱を燃やしていられますご高潔な医学者であられますことを、両替町にあります先生の青汁スタンドへ行き、お話しを伺い、新聞もいただいてまいりました。
　なによりも、遠藤青汁の会のスタンドの青汁が、実にスバラシイ青汁でした。
月とスッポンというたとえがありますが、難病を３０年前に、先生に救われ、九死に一生を得て、そのお返しのつもりで、先生のお手伝いをさせてもらっている、といわれたスタンドのご主人が、一生懸命説明して下さって、私は、ああこの岡山から離れた小さな町にも、先生のご指導のお力が、先生をとり巻く熱心な同志の方々によって生きているのだと感服いたし、スタンドでいわれたように、先生を信じ、祈り念じてお飲み下さいといわれ、そのようにしますと、とても青汁がありがたいお恵みを体にあたえて下さるように、心がやすまり、お陰さまで腎臓の方も、まだ飲み始めて間もないのに疲れやムクミがとても楽になりました。
　先日は、知らずとは申せ先生に大変失礼なことを書きまして、お許し下さい。
　どうか、迷わされている人が、私のように多いと思いますから、青汁という名前のものは全部まっとうな、純粋な遠藤青汁だけにして、全国のにせ青汁愛飲者を、先生のお力で救ってあげて下さい。

　今年も脳炎が出はじめた。オーレオマイシンやテラマイシンに多少の望みがかけられてはいるが、まだこれという確効のある薬は見つかっておらぬ。まず自然治癒をまつ他ない状態だ。
　ところが、大抵のものが早くより意識がなくなり食べることも飲むこともできない。そこで鼻腔注入や注腸で栄養の補給をはからねばならぬことになる。私のところでは青汁か青汁を主材にして、それに、鼻腔なら牛乳・卵・肝臓汁・砂糖。注腸ならブドウ糖・アミノ酸液・肝臓汁などをくわえてつかってみている。はたしてどれだけ効くか勿論たしかなことかはわからぬが、何だかよいような気がする。
　昨年の夏の初頃こんなことがあった。近くの町にいる妹から、「大学へ行っている息子（廿才）が高熱を出し頭痛が激しい、医者は脳炎だというんだが・・・」と電話がかかった。「ほんとだとするとことだ、ちょっと打つ手がない。抵抗力の増進が唯一の方法だ。例によって青汁でもやったら」、といったが、吐気があって何も食べられぬとのこと。「じゃあ尻から差せ、材料は何でもよい。ひょっとすると生命にもかかわる。虫がわいたってかまわん。どんどんいれてみろ」と答えておいた。
　一晩つづけて差したら翌日から熱と頭痛が減りはじめ、次第に軽快した。
　注腸器をかりに行った時医者は、「そんな療法は知らぬ、アメリカの本にも書いてない」といかにも馬鹿気たことだといった顔をしたそうだが、「ながい間医者をしている親類のものがやれというんだ。ともかく」と無理にかりて来てやったといういきさつがあっただけに、この効果には当のお医者さんにすっかりたまげてみえたという。
　夏の初で、まだほかには脳炎の噂をきかぬ頃のことだったので、間違いかとも考えたが当時４人も同じような病人があり、うち１人は死んだというから矢帳り真物だったのだろう。
　この効が果たして青汁のためであったか、偶然のことであったかはともかく、学者の研究によれば、免疫体の出来ている（つまり病原体のはいったことのある）人の多い割に発病するものは少ないということだから、結局、発病するのは抵抗力の弱ったものだけだというわけだし、抵抗力の低下には色々の原因もあろうが、偏食ことに夏枯れの野菜不足によるミネラルやビタミンの不足（旱天の年に多いこともこれを思わせる）が少なからず影響してはいないかと想像される。従って、これが補給という点でからだけでもこの応用は無駄ではないと思う。

山形市　T.O.　

　昨年５月の総会にはじめて参加させていただき、先生の謦咳に接することができ、更に６月、御宅にお伺い申し上げ、先生の実践生活を目の当たりに拝見し、感激の極みでございました。ご多忙中に拘らず、種々ご指導を賜り、心から深く感謝申し上げます。
　以来、青汁で立ち直れるとの信念のもと、先ず２年間服用し続けて来たステロイド剤を廃し、更にテオヒリン等の薬も止め、１日５合の青汁と、いも、豆、菜っ葉を主体とした食事に切り替えました。
　かえり見ますと、昭和６３年春から、猛烈な喘息発作に襲われ、入退院を繰り返して参りましたが、ふとした切っかけで先生の御著書および鈴木さんとの出合いにより、１日１〜２合の青汁を続けたところ、かなり病状軽快しして来た折、鈴木さんのおすすめもあり確固たる信念を得たいものと考え、総会に参加し又お伺い申し上げました。
　以来、どうしても切ることができなかった薬を切ることができ、あの苦しかった発作も消え、正常な体を取もどしつつあります。
　昨秋からは、市の公民館の依頼を受け、私の専門の畜産食品（手づくりハムや薫製の作り方）について講義や実習に忙しく過ごしている今日です。
　お蔭様にて、定年退職後の第２の人生を有意義に送ることができますことを、心から感謝し、御報告申し上げます。

岡山市　S.K.　

　小生は、神戸から広島の、各都市の新聞社、百貨店の文化教室で俳画を教えています。昨夏の終り頃から下痢が続き、疲労がひどいので医師に行きましたら、ひどい糖尿だ。すぐ入院せよ。血糖値４９０だとの事でした。
　それで、１日１本だった青汁を４本に増やして飲用しました。３月の初めに医師に行き、血液検査をしたら、何と血糖値１０９。入院の必要なし。１日１６００カロリーの食事と青汁４本。１日４０分の散歩に努め、６ケ月間で糖はマイナスになり、上１８０と下１２０の血圧も、上１３０、下８５位に落ちつきまして、一安心です。降圧剤は使用しておりません。青汁は朝２本昼２本の１日４本です。時折、カステラや大福餅も１日１ケ位食べますが、尿の検査でもマイナスです。今後も青汁は飲み続けます。

府中市　E.T.　

　ケールの種子をお願いいたします。８４才と８６才の父母のところです。アメリカ、ワシントンＤ．Ｃに短期生活した折、本で栄養など調べ、あちらで毎日食べていました。日本にないので残念だと思っています。ワシントンＤ．Ｃのスーパーでは、葉が売られていました。

　まことに突然の儀にて恐縮のいたりでございますが、本紙、次（９月）号をもって廃刊いたします。
　本紙の刊行は、従来、遠藤ほか二．三同志の奉仕にたよっておりましたが、このたび、遠藤が発病、入院いたすことに相なり、忽ち、運営不可能の状態に陥ってしまいました。
　ここに、ご愛読をたまわりました皆様に厚く御礼申し上げますとともに不手際の段心からおわびいたします。
　なお、前金会費残額につきましては、何かの償いをいたしたき所存でございますが、しばらくご猶予の程お願いいたします。
　平成３年７月１０日

　山梨の長寿村として知られる北都留郡上野原町棡原診療所の古守知典所長は、豆食の糖尿病に対する治療効果に着目し、研究を進めている。現在豆を食べれば血糖があがりにくいという結果がでており、それだけでも血糖降下剤の使用量を減らせるので有利だという。古守所長に豆食パワーの秘密を聞いた。
　糖尿病は食餌療法を基礎に治療していくが、海外では新たな研究が始まっている。米国では動物性脂肪の取りすぎへの反省から、１９７９年に糖尿病協会が糖尿病の食事療法に関して動物性の不飽和脂肪を減らし、炭水化物に置き換えようという勧告がだされている。
　勧告ではいわゆる食物繊維を含んだ複合炭水化物に変えていこうというような方針を出した。
　食物繊維は、糖尿病に対する効果として、食物の胃の中での消化吸収を遅延させ、胃の中に停滞させる時間を長くすることによって、血糖を上がりにくくするとされている。
　では、どんな食物が望ましいのか。私は豆が食物繊維をたくさん含んでいることに注目した。その手がかりとしてカナダのジェンキス博士が食品ごとの「糖の上がりやすさ」の論文を発表した。
　分かりやすく例を挙げると、健常者がブドウ糖を５０グラム分を食べた場合の血糖上昇が何％に当たるか調べたものだった。
　そこで、私は、東京女子医大の患者さんで試食後に協力してもらった。一つには、現代のパン食、もう一つには、グリーンピース食。パン食は食パンが６０グラム、タンパク質は鶏のささ身が６５グラム、バター９グラム、キュウリ４０グラム。実験食は、グリーンピースの塩ゆでが２４０グラム、鶏のささ身が不要になってマヨネーズ、キュウリ。これでカロリーが同じになる。豆はタンパク質をかなり含んでいるので、おかずがいらなくなったことによる。さらに米飯食を比較すると、血糖上昇が一番高いのがパン食、差は少ないが次に米飯食。一番低いのが豆食だった。糖の上がり方が低いということはインスリンもちよっとあればいいということになり、薬剤の使用量も減らせることになる。
　穀物として豆が有利なのは、食物繊維が糖を上がりにくくすると同時に腸内のコレステロールを吸着して、便として排せつさせてしまう点も大切だ。糖尿病のある人は動脈硬化を促進すると言われ、目に来て眼底出血、あるいは脳血栓（せん）心筋梗塞（こうそく）などの危険も出てくるだけに、コレステロールを排せつする豆の働きは有利である。
　では具体的にどんな食事がいいのかとなると、昔からの日本の食事ということになる。例えばみそ汁。みそ、豆腐、油揚げ、ワカメの組み合わせで、塩分を控えればとても良い。棡原でも伝統食で豆ご飯がある。学問的に考えなくても昔の人は自然に生活の中でやっていた。

相模原市　S.M.　

　この度、わたしの健康５月号でケールのことを知りました。私（７４才）は大変肥満していますので、足腰はすぐ痛みますし、それで、昼一日の中、半分は横になってテレビとか、本を見ています。食べるのが楽しみなくらいなものですから、ドンドンふとります。
　この分ではろくな事にならないとは思いますが、どうしようもなく、命がおしいわけでもないのに？とほうにくれていました。
　せっせと青汁をのんだら、きっと、すきっとして気分もシャンとして、もしかしたら、せめて、身体が楽になって。−そしたら、もっと畑仕事に精を出して(生きがい農園に２坪くらい借りています）だんだん老後を楽しいものに出来て、国内でも国外でもいいから、旅行に行く気分になりたいナ、と思いました。ケールの種をお願いします。ケールの青汁にのぞみをかけて。

遠藤青汁の会　清水支部　

　遠藤青汁の名をひろめ、先生指導の純粋青汁に恥じぬ素晴らしい青汁を、皆様に利用して頂くべく頑張ります。
　いかさま青汁が次々と攻撃を続けて来ますので、益々正義感と、遠藤青汁ここにあり、これぞ正しい青汁であったという信念と闘志に、今、燃えています。お蔭様で、開業２０日、早くも血糖値低下、掛かりつけの医師ものみたいといわれた人、便秘快調５名。血圧降下三名。コレステロール値低下二名。即手術が延期となる一名等。遠藤青汁を真面目につくった青汁は現代医学を超えた、驚くべき病気治癒と、健康快復力を見事に実施してくれます。
　その人達の声が、青汁健康法普及、実践に、益々生涯青汁貢献の使命感を、力強く人生観を固めてくれます。私共先生輩下の者として、先生がいつまでも長生きして指導を続けて下さるよう一層ご健勝をお祈りしつづけます。
　遠藤先生の青汁万才、先生の健康万才です。合掌

大阪市港区　N.S.　

　私の便秘は約十年になります。色々な薬でだしていましたが、月に三度の便通でした。
　ヨーガ指導を受けている時、山田先生より便秘の話があり、との時、私は月に三度しか出ないと話をしましたところ、先生はびっくりされて”こんな方も居られるのですか”と言われ、それなら三〜四日で出せるすばらしいケールみどりがあると説明されて、授業の後で一合飲ましてもらい粉末２００ｇ一袋を買って毎日大スプーン三杯飲みました。
　三日目にすごくお腹がさしこんで便通をもよおしました。こんな感じは長年わすれていましたので、福通かなと思ったくらいです。出ました、又出るのです。翌日もありました。先生が言われた通りだと信用を致しました。
　一度に沢山は飲みませんが、三度にわけて一日の内に三杯飲んでいます。あの気持ちよさは何とも言えません。スッキリした気分になります。おいしいものではありませんが、私には必要なものなので、これからもつづけて飲みます。

酒田市　Y.N.　

　主婦の友社で出している「わたしの健康５月号」で青汁の事よみました。
　よくよくよんだら、岡山県倉敷市向山．．．．「遠藤青汁の会」と出ていました。よほど前ですが、先生が酒田においでになり、その時に、いろいろと、とても、ためになるお話をうかがいました一人です。本もいただき、大切に、もっています。あの頃はまだ体力もありました、体が不調になると、時々だしては、よみかえして、野草でまに合せています。今は、ヨモギ、コンフリー、ミツバ等青汁にして２００cc位朝食後のんでいますが、なんとなく不安ですが、家の庭のものは、くすり（農薬）はつかっていない土地なので、安心です。その青汁とてものみにくいのですが、便はすっきり出るので気持ちいいです。

コンフリーについてのご注意

東京都医師　K.N.　

　暑さ殊の外きびしい今年の夏になりまして、大変うれしい事はケールの葉がクール宅急便で送られてきまして、その緑の葉を手にする度に、もう少し地域医療のお役に立ちたいと、７９才の年令を吹きとばして頑張っております。
　農薬の害も多くの家庭の主婦の口から聞かれる様になりました。最近農薬の全く使わないお野菜やお米を取り寄せている話もきかれますが、これは少し眉つばではないかと思いますが、いつか地球上から農薬が追い出される日を夢見ています。
　チーズも天然で作られたものでないと発癌物質が恐ろしいのでしょうか、誌上で御返事をきかせて下さい。
〇いや、全く困った世の中になったものです。
　それも､結局業者が儲けるためにすることなんですから情けない限りというほかありません。
　チーズだとて同様。何がしかけてあるかわかったものではありません。
　発癌性も、決して否定はできますまい。
　こういう物騒なものも、時折はよいでしょうが、しょっちゅう食べるのは問題でしょう。
　お互い、まずしかった時代を忘れずに、昔ながらの日本々来の食べものにする方が無難というものでしょう。

浜松市　S.N.　

　我が家では、ありあわせの野菜等で、青汁をつくり、家族全員でのみはじめて、３０年になります。おかげさまで、みんな元気にすごしておりますが、ぜひケールを加えたいと願っております。今後共よろしく御指導下さいませ。

枚方市　S.K.　

　私は”カ”にかまれてもすぐ大きくはれます。後にきたなくカタが残るので、夏場は手・足にいつも、きたない虫さされのあとが残っています。
　相談をしましたところ、「虫にさされた時に出来るだけ早く、ケール粉末を水でねばこくといて、それでパックをするとよい」とお聞きしまして、ためしたところ、早くしたところはきれいになりますが、日がたって、かたくなっているのではなかなかとれにくいのです。それでも毎日３０〜５０回、そのところをこすっていますと、段々きれいになってきました。
　布に、ケール粉末を少しいれたものでこすります。
　早くパックをするととてもよい事がわかりました。

問　胃潰瘍ですが、青汁はよくないと、とめられています。

答　そういうドクターがいられるようです。ほかでも聞いたことがあります。
　しかし、全然根拠のないことです。
　それどころか、ナッパを食べないから、そういう病気にもかかり、また、治りにくいのだと思います。
　かまわずに飲んでください。