<1976年11月15日発行 第243号>
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目次
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1. 肺癌
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医学博士 遠藤 仁郎
肺に原発する癌(ほかの癌から肺に転位したものは除いて)。
現在、世界中の文明国でもっとも恐れられているもの。わが国でも、さいきんドンドンふえており、いまに胃癌にとって代るだろう、とさえいわれている。
発癌因子
直接気道の粘膜に作用する発癌物には、空気のよごれ、タバコの煙、煤煙、排気ガス、粉塵(石綿、クローム、ニッケルなど)。血液からはたらくものとしては、とり入れられるすべての発癌物(食品、薬品など)、あるいは、体内(胃腸管その他)で発生するもの。
タバコ
なかでもタバコ。ことにシガレットの影響がもっとも重視されている(シガー、パイプではやや少ないというが、煙をふかく吸いこめば、どれも大差はない。口だけの喫煙はあまり問題でないようだ)喫煙歴のながいほど、喫煙本数の多いほど、とくに若年で吸いはじめたものほど危険度は大きい。
猛煙家は、男女をとわず肺癌で死ぬ危険は、禁煙家にくらべ20倍大きい(JAMA,1975.5.12号癌のトピック)。15才で吸いはじめたものが、60才で肺癌になる率は、28才以後に吸いはじめたものにくらべ、2倍たかい。
(Lancet,7951:131.1976)
- タバコの煙には、ベンツピレン、ベンツアントラセンその他の発癌物質があるほか。
- 煙の中のアミンやフェノールからは、胃の中で亜硝酸と化合して発癌性のナイトロサミンやパラニトロフェールが生じうること。
- 前発癌物質(体内で発癌性になるもの)の発癌性転化をすすめる酵素のはたらきをつよめる作用のあること。
- トリプトファン(アミノ酸の一つ)代謝に影響して発癌性の分解産物を生ずること。
- 煙の中にあるニッケル、カドミウム、鉛などの作用もうたがわれている。
など、タバコには多くの発癌因子や発癌促進因子(他の発癌性を助長するもの)がある。
大気汚染の害も喫煙とかさなると、とくに甚しくなる。
抵抗力の低下
生れつきよわいものもあるかも知れない(素質)。
気管支や肺の慢性の疾患による抵抗力の低下もあろう。また、不自然・不合理な日常生活。すなわち、あやまった食養――贅美食、ことに欧米風の肉・脂・糖にかたよった不完全食、有害有毒食品などによる欠陥栄養。酒・タバコ・菓子・薬品の乱用。運動不足。などによる?血(血の濁り)のための抵抗力・免疫能の低下もあずかっていよう。
私には、肺癌でなくなった知人が3名あるが、いずれおとらぬ猛煙家。
休むひまもないほどに吸いつづけていた。同時に、共通していたのは、肉食を好み、運動は不足がち(高級官吏、医師、大学教授)であったこと。
そして、2名は大酒家。1名は大の甘党であり、野菜・果物は殆んど見むきもしないという甚しい偏食家もあった。
予防
そこで、肺癌にかからぬためには、発癌因子をできるだけさけること。
まず禁煙。ことに未成年者の喫煙を厳禁すること。どうしてもやめられなければ、本数をへらし、口だけで吸って、ふかく吸いこまないこと。
環境の浄化・管理につとめること(工場・鉱山、廃棄物処理など)。
そして、抵抗力の強化をはかるため、栄養の合理化。発癌性のある、あるいはそのおそれのあるものはもとより、すべて有害有毒、またはその疑がわれる食品はつとめてさけ(安全化)、良質安全なナッパを主とする野菜・山菜・海藻を十分そえ(完全食)、調理は簡単。調味はうすく。
酒、菓子、コーヒーなどをひかえること。緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食という安全完全食に徹しきれないまでも、せめて青汁だけでも十分(少なくとも1日3合〜4合、もとのナッパ7〜800〜1000グラム)のむこと。
適度の運動、イライラ解消など、日常生活の合理化・自然化につとめることではないだろうか。
(51・3)
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2. 飽食飢餓状態
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友成 左近
人々だれでも、といって例外はあるでしょうが、毎度きちんと食べているのに、なお合い間に、なんぞうまいものはと探し求めて食べることが時折あります。
人によっては、これが習慣になって、しょっちゅう探し求めて、いうなれば飽食しているのに慢性的な飢餓状態に陥っている場合があります。
そして、このうまいものはといえば、とかく菓子や甘い飲み物である場合が多いのが実情です。
そこで、これが時折であればともかく、習慣になってくると、栄養が著しく不完全になって、人生なにより大切な健康が損なわれます。
そのうえ、市販の菓子や甘い飲み物には危険な添加物がはいっているものが多く、この点からも健康を損なうので、そこはよく分別して、習慣化しないように心がけ、もし習慣化している場合は早急に改ることが大切です。
とりわけ成長期の子どもには大切であって、その養育・教育にあたる両親その他周囲の人々は、そこにトクと配慮しなければなりません。
毎日の食物に青野菜が不足している場合
まず、うまいもの・甘いものを探し求めて食べたがる事由ですが、私自身のことを思い、また接する人々に見聞して思うのに、その最大事由は、毎日の食物に青野菜・青汁が著しく不足している場合です。
人々だれでも生きている限り、他の動物と同様に、生きた体に必要な各種の栄養分を補給する食欲を備えています。そして他の動物の食欲は、どんなものをどれだけ食べたら、必要な栄養分がすべて十分補給できるか、といった能力を本能的に完備していますが、人間の食欲には、そうした能力が極度に微弱です。
従って、必要な栄養分があれこれと不足してくると、とにかく食欲は起こってきますが、その食欲のままでは、どんなものをどれだけ食べたらよいか、シカとは分別できないのであって、そこを補強しているのが、生来養育・教育されながら社会的に生活していく間に、知能的に学習した習慣や好みや常識です。
が、こうして補強されている食欲でも、必要な栄養分を的確には分別できない場合が多いのが実情であって、それはいうまでもなく、この養育・教育にあたる両親その他周囲の人々の習慣や好みや常識にあれこれと間違いがあるからです。
そして、その最大の間違いは、多くの場合、甘いものがうまいもの、うまいものが身につく、ということと、野菜とりわけ青野菜は料理の添えもの・色どり、そしてまずいもの、ということです。
けれども、生きた体に必要な栄養分にも、これを補給する食物の成分にも、そうした人間の習慣などには係わりのない、自然の厳然とした理法があります。
そして、甘いものには、必要な栄養分としては熱量分以外はなにほどもないのですが、青野菜わけても良質青野菜には、必要な栄養分がすべてもれなくそろっているうえに、その他の食物に不足している栄養分とりわけ各種のミネラルとビタミンが格別豊富なのです。
従って、毎日の食物に青野菜が不足していると、飽食していても、なにかもの足りなく、なんぞうまいものをと食欲が起こってくるのです。が、そこへ甘いものを食べても、必要な栄養分は補給できないので、あい変わらず食欲がみたされないため、なおなんぞうまいものはと探し求めて食べるわけです。
けれども、青野菜を十二分に食べておれば、他に事由がなければ、そうヤタラとうまいものをと探し求めて食べるようなことはないのです。
毎日の生活事に身が入らない場合
なお、このほかの事由について一点言い添えてみますと、毎日の生活事に身が入らない場合です。人々だれでも生きている以上、仕事や勉学や遊びごとなど、とにかくめいめい年令その他に応じて、毎日していかねばならない生活事がいろいろあって、いずれも身を入れて成し遂げたいのです。
が、実情あれこれと事情があって、いっこうに身が入らない場合があるので、その度毎に欲求不満が起こるわけです。
そして、これは耐えがたいので、なんとか充足しようとするのですが、とかく安易に、いうなれば代償的に好きな飲食物で充足する場合があります。
が、それは筋違いであるため、不満が一時多少とも軽快はしても、マトモには充足しないわけです。
けれども、つい一時的な軽快にかまけて、これをくりかえして習慣化してくる場合があるのが実情です。
そこで大切なことは、毎日の生活事に身が入らない事情を分別して対処することですが、その事情の主なものは、
- 体具合がよくないこと、
- その場その時の一時的な気分にとらわれること、
- あるいは自分の才能その他の諸条件を弁えないこと
でしょう。そこで、こうした事情に対処する工夫ですが、
- まずからだ具合については、食養生をはじめ各面の養生に心がけて快調をはかると共に、よほどの不調でない限り、その不調にかまけることなく、それ相応に毎日の生活事をはたしていくことです。
- つぎに、気がすすまないとか気が散るといったことは、だれにでもよくあることを心得て、そうした気分にとらわれることなく、そのままの気分で、とにかく毎日の生活事に手をつけることです。
- もうひとつ、毎日の生活事をすべて立派に成し遂げようとしても、実情そうはいかない諸条件があることを弁えて、その諸条件で可能な範囲で最善をつくすことです。
しごく平凡なことばかりですが、だれでも、して、できることであって、すれば、それだけ毎日の生活事に身が入ってくるので、そうヤタラと欲求不満は起こらず、またその代償に、飲食物を探し求めるようなことも少なくなるわけです。
(51・4・12)
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3. アオイ
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フユアオイ、冬葵
冬にも緑葉があるからの名。
古名、アオイ。仰日、日を仰ぐ。日に向うの意で、葉に向日性がある。
往時、薬用に栽培した。朝鮮、中国では食用にもした。牧野先生によると、わが国の庭園などには殆んど見ず、ただ海岸地方に、むかし渡って来たものが、帰化植物となって残っているだけだ、という。
オカノリ
近種にオカノリという葉のちじれたのがあり、稀に栽培されている。フユアオイの種子をまいてオカノリになり、オカノリからフユアオイになることもある、という。
葉を乾かし、あぶって食べたり、ゆでて食べる。味がノリに似ているからの名だ。
煮て食べ、生で食べ、青汁にもなる。もっとも、青汁はかなり粘る。味は悪くない。
通利
「大腸を滑する」「腸を寛む」などとあり、粥にして食べている。
下痢にもよい
「下痢にこれを食ふ」(汪頴)。
肝・胆疾に
「煮汁を服すれば、時行黄病を治す」。
「これを食すれば肝胆を補し、目を明にす」(崔禹)。
尿利
「小便を利す」「水腫を消す」。
また、「よく石淋を下す」。
尿石を下すにもよいらしい。
消渇(かわき、糖尿病)
「葵菜、消渇を去る」(崔禹)。
分娩を助ける
滑っこいので、「妊婦これを食へば、胎を滑して、分娩を容易にする」(蘇頌)。また「乳を下す」。コシケにもよい。
解毒
「毒虫 毒蛇の毒を消し、蛇蠍の螫傷に搗汁」(千金方)。
毒劇薬を服用するときや酒毒を消すに、食べたり搗汁をのむとよい。
熱病
「客熱を除き、小児の熱毒、丹毒に、これを食ふがよし」(汪頴)。
むかし、痘瘡が大流行したとき、これを食ったのでおさまった、という記事が本草綱目にのっている。
また、「悪瘡を治し、膿血を散ずるに、食ふがよし」(汪頴)。
外傷出血
「乾葉を末にし、および灰に焼いて服すれば、金瘡出血を治す」。
などといったぐあいで、効能は一般緑葉と同じだが、冬にもあるのが、何よりのとりえというものだ。
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4. 欧米先進国の食事
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欧米先進国に多い心臓冠状動脉疾患(狭心症、心筋梗塞)や、大腸、乳房、前立腺などの癌は、脂肪の摂り方との関係がふかい、といわれている。
アメリカでは、脂肪からの熱量は44(都市)〜42(田舎)%。イギリスでは42%(日本は18%)。近着誌によると、アメリカでは、今世紀の初め、蛋白質の1/2が動物性だったが、いまは70%が肉、鶏、魚、乳製品、卵。脂肪は、1940〜65年の間に、豚肉と乳脂がしだいに減り(牛肉はふえた)、マーガリン、その他植物油ことに大豆油が多くなった。
穀物は著減。
ジャガイモも減ったが、さいきんややもち直した。
野菜・果物はへり気味。有色菜も一般に少ない。
繊維は、1910年頃には6グラムぐらいだったが、1974年には4グラムを僅かにこすだけとなった。
(W.A.Gortner,C.R.35:3246.1975)
イギリスでは、過去20年間に、パンやジャガイモからのカロリーはしだいに減り、脂肪ことに飽和脂肪がふえた。
1973年の平均食で、熱量の42%は脂肪(動植あわせて)。
しかも、その1/2は飽和脂肪。その26%は牛乳、クリーム、チーズから(バターだけで21%)。
肉や肉製品からだいたい10%。
うち牛肉と犢肉6.5%だという。
(Lancet,7942:960,1975)
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5. タバコのタイプと肺癌および心筋梗塞
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イギリスでは、1960年頃からフィルターつきがふえ、ふつうのシガレットが減っているがN.J.Wald氏は、1956年〜1971年の間のタバコの変化と、1956年〜1973年までの間の肺癌死と心筋梗塞死との関係をしらべている。
それによると、60才以下の男子では、喫煙本数は大して変っていないのに、肺癌死がへった。
しかし、その間喫煙量が2倍にふえて女子には肺癌死がふえている。心筋梗塞死は、両性とも増しつづけており、女性にとくに著しい。
これは、喫煙家がふえただけでなく、経口避妊薬がひろまっているためでもあるらしい。
これでみると、肺癌と関係のふかいのはタールで、心筋梗塞はフィルターでとれない一酸化炭素、または、その他のガス成分によるとかんがえられる。
(Lancet,7951:136,1976)
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6. 馬肉の輸入
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7. 大気中のニッケル
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ニッケルを扱う労働者は副鼻腔や肺の癌にかかりやすい(平均22年の潜伏期後に発病する)。
発癌物質は金属ニッケルとニッケル・カーボニル。
ラット(白ネズミ)にニッケル・カーボニルを吸入させると肺癌が出る。
このニッケル・カーボニルは、加熱されたCO(一酸化炭素)とニッケルとの接触で発生する。
都市の大気中のニッケル量は寒冷期には温暖期の2倍くらいになるが、これは、おそらく石油や石炭に由来するものと考えられている。
つまり、われわれは、ニッケルを含むものを、ニッケル・カーボニルのできやすい条件で使用して生活しているわけだ。
(東北大衛生 石原信夫 医学のあゆみ 46・2号より)
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8. 一生つづけたい
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山形県 S.T.
昭和38年より青汁をやっております。
42年の2月、山形県老人クラブで体験を発表しました。
その折、温海町の矢口さんから先生とケールの紹介があり、私も種子をいただきました。
はじめ一坪から、只今は十坪くらいにし、なんとかのんでやってきました。
足かけ14年に相成ります。家族は7人でしたが、昨年10月、母が94才でなくなりました。
これも、長生きしたのは青汁のおかげです。
只今、6人ですが、みな丈夫です。たまたま、5月15日、山形YBGテレビより依頼ありまして、妻と2人で、青汁の体験を発表して来ました。
これもケールをいただいた賜物です。昨年、大朝日岳1900メートルの頂上へのぼってきました。
年令は75才です。この後も、家内が一同丈夫でくらせるよう、ジューサーを一生やりたいと思っております。
先生どうもありがとうございました。
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9. スタンド開店
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高知市 K.N.
5月29日より、高知市のど真中、播磨屋橋ちかくで青汁スタンドを開店いたしました。
最初より、多くの来客があり、日増しに増大。予想以上の反響におどろいています。
客の殆んどが毎日引続いて来ており、容器をもって取りに来る人も多く、とにかく、朝、店の開くのを首を長くして待ってくれています。
すでに、胃腸のよわい方で、たしかに具合がよくなったという方が3人くらい出ています。
現在、1日の来客は60〜70名で、宣伝も何もしていませんが、毎日、新しい方が3〜4名はふえ、近くの人からは、こんないい店が出来たと、よろこんでもらっています。
この調子だと、何とか目途がたちそうで、より多くの人に青汁をすすめて行けそうです。
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10. 睾丸の萎縮
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このごろ、男子の不妊症、つまり、精子に原因のある不妊症がかなりある。
放射線やオタフクカゼで睾丸がやられ、不妊症になることはよく知られているが、今では、いろいろの環境公害が原因になっていることもかんがえられる。
たとえば、DDTその他の農薬や抗生剤によって、またPCBとABS(中性洗剤ハード型)の複合汚染でも睾丸の萎縮をおこすといわれている。
また、慢性の軽い鉛中毒でも精子に異常のあるものが少なくないというから、排気ガスの鉛による空気の汚染も問題かも知れない。
といったぐあい。環境のすっかり汚れてしまった現在、まだまだいくらでもあることだろう。
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11. 安全な青汁がほしい
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松戸市 K.N.
新聞で「良質ナッパを作るコツ」を教えていただき、あらためて失敗の原因がわかりました。
赤土と粘土のまざった土地ですので、栽培がむずかしく、30センチくらい、2〜3年かかって、やっとほぐれるようになったくらいです。
只今、できるところまで深く掘るよう努めています。安全な青汁が飲みたいと思いますので、あきらめずに、やってゆこうと思います。
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12. 生命力抜群
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札幌市 T.S.
昨年、ケールの種子をいただき、みごとな出来ばえでした。チヂミの種類も混入せず、みな、よいのができました。
早春ごろまで囲って、ずっと青汁をつづけてまいりました。
一度凍っても、0度以上のところにそっとしておくと、元にもどり、みずみずしくなり、生命のつよいこと抜群です。
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13. 友以上に嬉しい思い
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三重県 T.M.
青汁に第一歩入りましたその時より、今日までの間の一日一日の自分のからだが、青汁により、よき方に進んでいることは、まことこの上もないよろこびと感じているしだいです。
私の友に、1年前に高血圧にて軽い発作がおき、シビレ、顔面のマヒ、足のビッコ等で苦しんでいたものが、私のすすめで青汁を常服していたところ、血圧も下り、足も楽になり、現在よろこんで勤めている姿を見るとき、すすめてよかったと、友以上に嬉しい思いがするのは私です。
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20. 質問箱
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三重県 H.
問
ホウレンソウは蓚酸が多いので、青汁にしてはよくないそうですが、野草の中にもそんなものがありますか?
答
よく知られているものでは、ギシギシ、スカンポ、イタドリ、カタバミ、シウカイドウなどでしょう。田舎そだちの方は、たいてい食べた経験があると思いますが、あの酸味が蓚酸のためです。少々はよろしいが、そればかりをのむのは避ける方が無難です。
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コラム紹介
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