健康と青汁タイトル小 <1959年11月15日発行 第39号>
 目次




1. 癌にきくか

     医学博士 遠藤 仁郎 

     “青汁は癌にきくか”という質問をよくうけます。
     「青汁なんか・・・・・・」と小馬鹿にする人も少くありませんが、じっさいいろいろの病気にききます。
     奇蹟といいたいほどの効果もしばしばみられることは、皆さんもよくご存じの通りです。
     そこで「癌にも・・・・・・?」とは誰れしも考えられるところです。
     癌は最近だんだんふえたといわれます。
     どうもそうらしく、ただ診断がうまくなっただけではないようです。
     それにはまたいろいろの原因がありましょうが、食べ物の間違いも確かに関係しています。
     甚しい不完全食である上に、食べ物に加えられる雑多な操作や添加薬品、色素、甘味料などが、ことに大きな意味をもっているのではないかと考えられます。
     ですから、食の改善、ことに、その自然化を目的とする緑葉食、青汁が悪い筈はない。
     いやたしかによい筈だ。ひょっとしたら治るかも知れぬ、と私も考えぬことはありません。
     しかし直接私の扱ったうちには、まだ治った人はありませんし、青汁を随分熱心にやっていながら、乳癌ができ、そのため遂になくなった婦人を知っていますので、私には、青汁だけで「癌が治る」とか「予防でける」とかいうだけの勇気はありません。
     で、現在のところ、医学の常識にしたがい、なるべく早く発見して、なるべく早く手術し、あるいは放射線や化学療法を施し、青汁を中心とした栄養の完全化をはかるのが、最も合理的なやり方ではないかと思います。

     ところで最近、須磨の西川先生と園部の石川先生から別項のようなご報告をいただきました。
     青汁には、何も抗生剤やその他の薬剤のような強い殺菌力や抗菌力があるわけではないのですが、それでも、それらバイ菌による病気に罹りにくくなったり、治ったりします。
     たとえば化膿症は化膿菌の感染によるものですが、化膿するなんてことはなくなり化膿しているものも早く治ってしまいます。
     少くとも薬がよくきくようになります。
     それは、緑葉食、青汁による栄養の改善で、からだに化膿菌に対する抵抗力が出来るからです。
     また、ビールスによる風邪や流感でも同じです。
     癌もビールスが原因らしいといわれてますから、同じく、からだの抵抗力が出来れば、そのはびこりは防がれる筈です。
     癌の病人をみていると、食事の出来る間は、割と進行がおそいが、食べられなくなると、急に進むものです。
     それは、病気の進行がひどいから食が衰えるのだ、ともいえぬことはありませんが、どうも、その逆みたいに感じられることがよくあります。

     また、食のとれなくなるような癌ほど経過がみじかい、という事実もあります。
     消化器の場合、食道の癌が一番早い。
     胃では入口(噴門)のが早く、次が出口(幽門)ので、中程(胃体)のは比較的ながくもちます。
     大腸や直腸や肛門のになると、さらに経過はながくなり、子宮や乳といった、消化吸収と関係のない所のものでは、随分ながいのがある、という風に、栄養、したがって体力のいかんが大いに関係します。
     それと同じく、何か体力をもりあげる方法があれば癌の進行を食いとめ、あるいはたたきつけることも出来ぬことはないように思われます。
     青汁の効もそこにあるのではないでしょうか。
     西川先生のご報告は、まさに、それを裏書するもののようです。
     しかしそうかといって、先生も仰言っているように決して軽々しく、それで癌が治ったなどとはいえません。
     民療家の中には「必ず治る」とか、「青汁さえやっておれば手術の必要もない」などという人があるようですが、そうしたことには充分慎重でなければならぬと思います。
     というのは、癌が自然に治ることは、決して「ないことではない」のですが、それは極く稀な、例外的のことであり、そうそう無暗に奇蹟が起るものではありません。
     それは、石川先生のお報らせによく窺われます。
     レントゲンでも癌とされたのが青汁で治っています。
     先生は、「レントゲンの誤診だった」と卒直に仰言っていますが、実は、こういうのが、世間でいわれている「青汁で治った」例であったり、「俺が治した」と誇称されている例であろうと思われます。
     癌の診断は余程確実にはなりましたが、間違なく診断することは仲々むつかしいことなのです。
     外部から見えたり触ったりできる所のものはまだよろしいが、私ども内科医者の「探り」を入れるところのものでは、随分誤診します。

     石川先生のばあいのように塊りがさわり、レントゲンでそれらしい所がみえても、必ずしも当りません。
     それどころか、腹を開けて、直接手で触ってみてさえもまだ間違うのがある程です。
     確実には、その一部をとって来て、顕微鏡できめたのでなければ、ほんとうに癌とはいえず、また、そういうのが治ったのでなければ、ほんとうに青汁で治ったとはいえません。
     青汁はよいにちがいありません。
     少くとも悪い筈はありませんから、やれれば大いに、さかんにやってみて欲しいものです。
     しかし、これだけで治るなどとは軽々しくいうべきでないことも、よく心得ていただきたいと思います。



2. 癌の予防法

     癌の予防法については、まだ確実なものは何もわかっていないが、ともかく日常の生活を自然化し正常化し、正しい食養につとめ、純正食品のみによる合理的な完全栄養をとり、酒や菓子タバコに注意し、発癌性のある色素や人工甘味などの添加された飲食物をさけ同様の作用のある薬品類や放射線からはつとめて遠ざかるべきであろう。



3. 私の健康法

    三田尻 H.H. 

     私は、よいことと思って毎日実行して、ひとさまにもおすすめしています、これが果してほんとうにためになるよいことでありましょうか。どうぞしっかりご批判下さい。
     学校の教科書は全部文部省の検定済のものでなくてはなりません。どんな偉い人の編著でも決して校長や教官の自由にはなりません。私の自信満々のものも同様でございます。どうぞよろしくおねがい申し上げます。
     私はいつ頃からかおぼえませんが、9時寝5時起、を実行いたしております。(季節によって1時間位ずらします)。
     起きるとすぐ断然勇猛にスッパダカ(ふんどし一つの真裸体、冬はうすいシャツ、ズボンジタ)で外へ飛び出しまして(外部から見えない小運動場)軽駈足。
     鼻の穴片一方ずつの深呼吸しながらの緩歩、軽駈足、足を力強くフミツケての強歩、軽駈足、ハナウタ交り的軽歩等7回くりかえしまして、それから体操をいたします。
     お日様の出られる頃をねらいまして・・・・・・日の出の神々しいお姿を拝しまして感謝をささげ祈念をこめますことは何と生きがいのあることでございましょう・・・・・・。
     すみまして凱旋軍隊の意気で、足を高くあげ地をしっかりたたきつけるように踏みまして、(ときには腹部、胸部、腰部、頭等全身の姿勢をピンとのばす気持で)鼻腔で勇ましいメロディーを唱いながら自室に帰ります。
     朝の太陽の光線は格別にためになるように思われてなりません。
     げに一刻千金にもかえられませんから、私は、全身にいただき、更に特別に大口を開いて口中と咽喉を隈なく照射していただくのでございます。
     雨天の日には頭からズブヌレになりますが愉快であります。
     夏は汗でヌルヌルいたします。敢然水道のシャワーです。乾いたタオルでマサツしつつ拭います。
     寒い時でもホテホテ得意御想像下さいませ。
     それから小倉から出ております水薬鉄血素で口中を力をこめてグヅグヅ120回、ガラガラのどうがい120回、鼻うがい数回。のこりは20口位にチビチビ飲みます。
     これでスッカリ食物消化系統の大消毒と損所の補給をしたつもりです。それから仏壇にお供えお焼香して、寝台にあがり新聞の大きい字のところと好きな私本太平記とを読み、終ってそのまま無我の境に入ること数分です。
     しずかに起きて自分のたのしみの専門の勉強にとりかかります。
     8時になると其日の勤務に心を使います。はじめて勤務服を(なるべくウス着、粗末な簡単服)着けますが、それまではなるべくハダカでございます。朝の食事はとりません。朝食廃止はもう数十年やっていますがこれはたしかによいことのように思いますが、(この時間と其前後を専門の勉強に当てています)人間の健康には食事は最も大切であります。
     農家の田の施肥に相当するものでありましょう。私は朝食はヌキで昼食は11時から30分重く、夕食は5時半か6時に軽く(20分)いただいております。間食は一切とりません。人間の寿命はすでにきまっているなぞよく聞きますが、とんでもないまちがいで、病弱も健康も生命の長短もみんな自分自身でこしらえるのであります。
     自分の実行でどんなにも自由自存と信じます。この次には私の食事その他について申上たいと存じます。

    附記
     朝の運動は、大雨の時は長廊下でいたします。
     小雨の時と、途中から降り出しました時とに、敢然雨中運動をするのでございます。とてもハリアイがあります。
     なお、片方の鼻孔を指でおさえて別の鼻孔から静かに深く息を吸いこみ、おさえた方の指を放すと同時吸った方の鼻孔を押さえこれと同時にはじめに押えた方の鼻孔から急激にシューッと力強く根本的に息を吹き出すこと、これを交互に7回位つづけますと、とてもセイセイ(生々)いたします。



4. 近代文化

     科学が試みた環境の改造は人間に有害である。
     この問題は簡単に答えることができよう。
     即ち近代文化は失敗したのである。それは我々に適合しない。
     それは人間を知らずに作られた。それは科学のいろいろの発見や、人間の欲望、想像、理論、希望によって放埒に、また偶然に作られたものである。
     人間が作り出したには違いないが、人間に適していない。

    (人間、カレル著、桜沢如一訳)

5. 癌報告二題

    須磨 K.N. 

     青汁の同志もお蔭で次々と増加し喜んで居ります。
     昨年7月兵庫県立医大で「ここ1週間の寿命」と宣告された75才の老婦人(直腸癌)が、どうせ駄目なら自宅でと退院し、青汁を続けて飲んだところ、1年後の今日もなお病状は依然として、左程悪化もせず奇蹟的に生命を保っていられます。
     小生は他にも2、3経験を持って居りますが、青汁で癌が治るか治らないかということは別の問題として、少くとも制癌作用のあることは最早疑うわけにはまいりません。

    (34、7、3)


    京都府 S.I. 

     青汁は以前から愛用し、患者にもすすめ、親戚の者にも飲用させて居ますが、最近これが奏功した一つの実験例を御報告申上ます。

     ○ 

     患者は66才の僧侶です。200−120ミリの高血圧症にて、肩こり、心悸亢進等に悩まされて居るとのこと。
     早速青汁の効用を説き用いさせて居た所、気分良好なるに喜んで、ミキサーまでも購入して、全くの青汁党となって居ました。
     所が患者の妻君。同じ頃より、他医より胃痙攣の発作とて、時々注射を受けて居るとのこと。
     私が診察せるに、心窩部に抵抗あり、圧痛甚しく、癌の疑にてX線検査の結果(病院にて)胃癌との診断。
     本人は手術は全然承諾せず。それより死んでも構わぬ青汁をのむとのこと。
     爾来熱心に1日2−3合位続けて、X線の誤診か、だんだんと胃痛も去り、食慾出で、他覚的にも抵抗感も少く、気分爽快となれり。
     爾来心窩部の疼痛発作はなくなり、目下あの当時とは打って変って健康体となれり。
     胃潰瘍か、平素の疼痛は胆石発作であり、X線検査は間違であったか。
     病気は治れば、原因は別に研究するとして、本人はそれでよいのであるから、満足して、それより一層青汁を愛用して居ます。
    (34、7、14)



6. 青汁で再生の喜び

    米子市 E.T. 

     最近年令的に人生の初老期に入った為か、めっきり身体が弱り、20分間も人と対談をして居ると、すぐ疲れ、一寸読書をしても、たちまち倦怠をおぼえる様になり、
     主治医の診断を受けても、別に何処と云って取上げる程の悪いところも無いと云うので、何か良い健康法を求めて居た。
     久しぶりで訪れてくれた友人が、半年程以前に会った時は、殊に元気の無い顔をして居たのに実に若々しい20代の青年の様な溌剌たる色艶の良い筋肉の引しまった顔をして居るので、
     如何なる健康法によって其の様に元気そうになったのか?
     と尋ねた処、友は半ヶ年程の間毎日青汁を呑んで居る為非常に健康になった話しをし、
     青汁の効能や製造方法、青汁に対する注意等を熱心にしてくれたので
     私は非常に喜び早速機械を買って、其の明る日より青汁を造り毎日呑んでみた。

     始めは1日3合余り3日程呑み、4日目より1合づつにした。
     3日余り続けた時に身体の倦怠はすっかり無くなり、1週間程続けて飲んで居ると、肩のこりや腰の痛み、足のだるいのが一切とれ、身心共に生きいきとした様な感じがして来た。
     これは大へん良いものだと、いよいよ青汁の効果に信頼し、毎日続け、早や百日余り続けて居る。
     昨今では顔の色艶は青年の様になり、急に多くなって居た白髪も段々少くなったようだ。
     始め毎日青菜類を手に入れる為買出しに行く妻は、兎か山羊を飼って居るかと、聞かれるので、いやになると小言を云って居たが、自分も少しづつ呑んでみると、便秘で困って居たのに便通がつき、これは馬鹿にならないと思ったのか、毎日熱心に呑み出した。
     最近では顔の小じわや雀班がきれいに取れ、化粧品の延びが良くなったと大喜びで、今では自分が先になって青汁を造り、私に毎日の日課として呑ませてくれる様になった。
     始め一寸と青臭く呑みにくかった青汁も、今では時間が来ると自から身体が要求している様に、用いないでは居られない様になった。
     青々とした緑の汁の魅力は吾が人生に於ける最大の幸福である。



7. 待望のベビーを授かる

    米子市 Y.T. 

     青汁実施以来満2年を経過し、今更乍らその卓効に驚くとともに感謝しております。
     現在病気としては、胃が少々悪く、この夏は少しやせまして、灸の先生は胃アトニー、病院ではレントゲン透視の結果、暑気あたりで体と胃の弱ったためだとの診断でした。
     原因は自分の意志が弱いばかりに暴飲(但し酒タバコは飲みませんが)、暴食。
     おまけに大の甘党によるようです。
     今でも腹一杯食べぬと、どうも気がすまず、ついつい満腹で、胃はまだ本調子ではありませんが、これも腹八分目で、間食をやめ、青汁続行すれば治ると一緒に肥ること間違いなしと確信はしていますが、今日こそは、明日こそはと思いながら、中々腹八分でストップがきかず、といった昨今です。
     しかしそれでも青汁は偉大な力をみせてくれます。
     この夏2ヶ月程(2回に)青汁を中止して(胃アトニーには水分を沢山とるのはよくない由でしたので、それまで青汁は1日1−3合位づつ飲んでいました)はっきり感じたことは、まず便通がパタリ止り、不規則となって、今日あったのが、2−4日に1回位。
     飲むとまた今まで通り。また仕事の関係上、よく魚のケンや、籠の竹がささったり、手を切ったりすることが多いのですが、どんな傷をしても、絶対化膿したことがなく、傷の治りの早いのにはおどろきました。
     以前はヒョウソを2回もしたこともありました。
     第三には、これも不思議に思う程ですが、自分は今まであまり性慾は強い方ではなく、俗に「朝マラのたたぬ奴に金貸すな」という諺があるそうですが、そんな元気は滅多にあったこともなかったのに、飲むと確かにこの元気のいい現象を体験します。
     やっぱり何か強精的に働く何かがあると感じます。
     また胸やけにはテキメンにききます。
     今まで子宝にもめぐまれていませんでしたが、この10月には、やっと待望のベビーを授かるという幸福を得ました。

    (34、9、15付通信より)



8. 殿様の子供

     午後旧仙台の大名の6才の病児を往診。
     この児は、ほとんどすべての大名の子供がそうであるように、至極虚弱に発育し、きゃしゃで、りこうだが、かんが強い。
     これは極度に愚劣な甘やかしによるところが多い。
     十数人という男女の召使が、子供をなでたりさすったりするよりほかには何もせぬ。
     気管支カタルやマラリアにかかった可哀そうな子供にとって危険至極というよりほかはないような騒ぎを演じている。
     これが、従来すべての大名の子供の教育であったのだ。
     いやそれどころか、もっとひどかったそうである。
     だから大名の間に気力のある人物がほとんど出ないのも、敢て不思議ではない。

    (トク・ベルツ編、菅沼龍太郎訳、
    ベルツの日記、明治12年4月2日の項より)



9. 腹水がとれた

    玉島市 S.M. 

     私は肝臓腹水で8年間苦しみ続けたものです。
     教えられた通りを実行して今日まで来ました。只今では腹水がたまりません。
     なお今後も実行してゆく考えです。
     早くお礼状をと思いながら、もし腹水がすると悪いからと思いまして、心にもない御無沙汰をいたしました。

    (34、4、30付通信)


     永らく肝硬変による腹水で困っていられたのですが、私のすすめで昨年9月から青汁を中心とした食養を実行されてよくなられた方です(遠藤)。



10. 眞人たるを得ん

    尼崎市 R.O. 

     理窟で病気は治らん。医者が殖えて大病院が続々と殖えて病人が減らない。吾輩は病気を治してやると発言する、確信ある医者は天下何人かある?
     言うをやめよ。野菜ジュースで麦飯か玄米と海草を食って、自ら信じて正しく生き、正しく働くならば、天下無敵、真人たるを得んと確信仕候。

    (34、7、13日通信より)



11.質問箱

    大分県 Y.G. 

    左記おたずねします

    • 1、青汁に用ゆる菜葉は何種類でも効能は同一でありましょうか。
    • 1、若し同一でないとすれば、効能の多い種類は何種でありましょうか。


     一口に菜っ葉と申しましても、種類によって、かなり成分がちがいます。
     質のよい(たとえばケールのような)ものは一種だけで結構です。
     そうでないものは何種類(数はいくらでもよいのですが)か混ぜ合わす方がよいでしょう。
     大雑把にいって、緑色が強くて繊維のかたい葉(家畜にやって人間は食わぬような)が質はすぐれているものです。




    京都府 B.M. 


     ウドンは麦、雑穀の中に入れ、麦の粉食の中に取扱いが出来ますか。
     私の病気高血圧、動脉硬化には善悪。


     そうです。原料が小麦ですから。米よりはずっとよろしい。
     しかし乾ウドンは塩気が強いのであなたの場合いけません。
     塩ぬきをすればよろしいが、そうすると大切なビタミンも一緒にぬけてしまいます。
     手製のウドンをおすすめします。それにしても食べすぎてはやはりよくありません。



コラム紹介

    捨てる葉は湯がいて乾して貯えよ
    野菜不足の時にそなえて



    予言者ヨハネ
    このヨハネは身に駱駝の毛衣をき、
    腰に皮の帯をつかね、
    蝗虫と野蜜を食物とせり。

    (新約マタイ伝三)    



    青汁療法
    田辺弘    
     飲むたびに病おし出す青汁の精
     生死の境の線は青汁で守り
     青汁で操従できるぞわがからだ
     青汁のちからためさん不明病
     文化病みな青汁でなおしやりたし
     体弱さのなさけなさこの青汁のありがたさ
     しろうともくろうともない青汁療法

     きくでなし効かぬでもなし青汁の 年を重ねて偉大さぞ知る
      祈るてもくするてもない病にも 青汁一つでなおるてもあり
       薬のみ青汁のみにたよらずに 三度三度の食もなおせよ
      灰ふらせ人かきみだす世の中も 青汁で守れと天はあたえり








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