遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
サルコイドージス

 昭和46年8月生れ、13才の女子。
 生後1年(昭和47年)の夏、37.3度の熱が約一週間つづいた。
 48年(2才)春ハシカにかかり、そのあと、全身に湿疹が出はじめ、約2年くらい続いたが、少しづつよくなり、手足だけに残った。
 49年(3才)ごろ手足の関節に水がたまり、リウマチといわれた。
 また、その頃マバタキするようになったので眼科にゆき、眼の内部に炎症がおきているとのことで、フルイトロン、リンデロンの治療をうけた。そして、初めてサルコイドージスの疑いと診断された。
 その後も、手足の湿疹、眼の症状もよくなったり、悪くなったりを繰りかえしている。56年(10才)の夏までは、目薬だけの治療だったが、視力が悪化しだしてからはプレドニンをのむようになった。
 57年(11才)春から青汁をのみだした。湿疹、手足の痛みはよくなったが、眼だけはしだいに悪化してくるようで、12月には眼圧が少し高くなった。

 この病気は、肺その他のリンパ腺が腫れたり、皮膚(いろいろの疹が出る)や眼(まぶしかったり、かすんだり、葡萄膜炎)などに症状の出る病気。原因については、結核や膠原病に関係があるといわれたり、特別の素質をもったものに来る反応性の病気だなどといわれているが、本当には、まだわかっていない、といったわけのわからない病気。
 治療法にも、まだ、これという適確なものはない。ただステロイド剤で、皮膚や眼の症状はいくらかよくなるが、根治は期待できず厄介な副作用があるので、ながくはつかえない。
 こういうわけのわからない病気のばあい、私は、ともかく食べものをなおしてみようと、青汁中心の食事をすすめているが、このサルコイドージスの場合も、食べもののまちがいのため血がにごり、体調のくるっていることろへ、なにかの原因がはたらいて、こういう異常な反応をおこすようになっているにそういないと、かんがえるからだ。で、あてずっぽの、暗夜の鉄砲かも知れないが、効かなければもともと。効けば、それこそ儲けものというものだ。それに、今までにも、青汁で湿疹や手足の関節の痛みに、いくらかでもよかったのではないかと思われるフシもある。眼の方には効いていないようだが、難治の葡萄膜炎(サルコイドージスのばあいではなかったが)に神効といいたいほどの効果をあげた経験もあるから、ともかくやってみるべきだし、やるほどなら徹底してやってみたい。

 青汁は少なくとも、毎日4〜5合以上(多いほどよい)のみ、ほかの食べものも、出来るだけ安全なものにし、イモ・マメ・ナッパ食に近づけること。とくに、糖分(菓子・ジュース、味つけの砂糖)をひかえ、肉食にかたむかないよう気をつけること。そして時には青汁断食もやってみよう。辛抱のいるつらい、本当に難行苦行には相違ないがほかによい方法がないのだから、我慢して、熱心に根気よくつづけてみよう。そうしているうちに、あるいは奇蹟がおこるかも知れない。これを信じ、これを祈って、元気を出してがんばろうではないか。(60・2)

<1987・1 健康と青汁 第365号より>




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