食糧の欠乏が最大の課題ともされた第2次大戦中に、救国の方策として主張されたのが緑葉の摂取のための滋養手段としての青汁でした。ところが戦後数十年を迎え飽食の時代を意識して久しいこの現代においても、一見豊かに見える食糧事情に潜むひずみを是正する方法として未だに注目され続けています。このことは『青汁』を永遠不滅の原理として、己のライフスタイルに取込み実践する人々の確かな礎となり、実に穏やかで静かな波及を促しています。これは、遠藤仁郎医博が、紙上問診等で述べられた健康に関する課題を『健康と青汁』の中から抜き取り寄せ集めたものです。
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