遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
こたえる米食

 殆んど米を食べなくなってから、もう4〜5年にもなろうか。
 主食はイモ(ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ)のことがもっとも多く、ソバ、コムギ(フスマの多い粉や全穀パン)がこれに次いでいる。
 青汁は毎日2〜3合のみ、ナッパを主とした野菜をよく食べる。
 肉類は主に魚と鶏で、たまに豚。牛はめったに食べない。
 味はごくうすい。
 間食には主に果物(なるべく農薬の心配のないもの)だが、菓子も、あれば時には食べる。
 茶は番茶か緑茶。紅茶・コーヒーは来客の時だけ。
 つきあい酒も精々ビール2〜3杯というところ。日本酒は殆んど飲まず、晩酌は以前から全然やっていない。
 こういう毎日だが、調子は上々。
 食事はうまい。便通もよい(といっても、もともと便秘性なので、一気にドッと出すといったぐあいには行かず、少なくとも10分位はかかるが、ともかく心地よくなるまで出る)。
 よくねむれ(排尿のため3〜4回おきるが、すぐねつく)、朝は気持よくおきられ、日常の仕事はもとより、かなりの力仕事にも(150坪ばかりの日曜百姓をやっている)、疲れることはない。
 ところが、時に、朝目がさめても、何となしにたいぎで、すぐに起きられず、10分、5分と睡りをむさぼり、グズグズすることがある。
 それは、きまって、前日ことに夕食に米の飯を食ったときだ(たまに食べるとうまいのでつい食べすぎている)。
 ほかに気づくことは、夜中殆んど排尿におきないこと(したがって、ずっとよくねむっている筈)。口が乾き、鼻が乾きかたい大きいハナクソが出来ること(いつも多少は出来るが)。
 手をにぎると指や手が腫れぽったく感じること。
 そしても一つ。朝の排便が困難となり、時間をかけても、なかなかうまく気持よくなるところまで出切らぬこと。
 これらのことは、全くてき面に現われるのだが、ほかにはいつもと少しも変っていないので、米食のためとしか考えられない。
 なお、米食以外には、モチ(これも米食だが)と菓子(パンでも時に)の場合。つまり糖質(澱粉や砂糖)の食べすぎのため。
 だからビタミンBを十分補給すればよいわけで、家内はエビオスを飲むと防げるといっている。
 しかし、私には余りハッキリした効果が出ない(食い意地が張っていて、やはり私の方が食べすぎているからだろう)。
 無論これは、以前米を常食していた頃にもあったことに相違ないのだが、それが感じられなかったのは、あるいは年のせいなのかも知れないが、おそらく、慣っこになってしまっていたためではなかろうか。
 ともあれ、米や砂糖や菓子などの食べすぎが、いかにからだにこたえるかは、これでハッキリ知ることができる、というものであろう。

<(1972・11 遠藤)健康と青汁第195号より>




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