遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
アトピー性皮膚炎

 42才のOL。57年の秋、「口紅一本で過ごしましょう。日本女性の素肌は何も塗らなくても美しいのですから」という奥様新聞をみて、素肌美容センターを訪ねました。
 素肌は内からと外から、というので、深海鮫のエキスからつくったスクアレーンの錠剤を、毎朝1錠づつのみました。のみだして1年半くらいして、手の指の関節、肩、腋の下、そのうち全身の関節がかゆく、眠れない日々がつづきました。
 皮膚科ではアトピー性皮膚炎といわれ、塗り薬と飲み薬をもらい、飲んでいる間はおさまっているが、やめると、また、ひどく痒くなります。これではいけない。根本的に治さなければと、多くの人の意見をきいたり、いいという薬もみなためしましたが、はっきりしません。
 59年4月からは赤外線療法をはじめました。毎日20分くらい、サウナのような箱にはいって汗を出す治療でした。これも香しくなく、アトピーには青汁しかない、ときいて、毎日4〜5合のみ、今は1.5合にしています。それで、いぜんのようにリンパ液が出たり、痒くてねむれないということはなくなりました。
 しかし、まだ、手、首、腋の下、足の関節のうらなどがかゆい。また、いぜんは肩こりで困っていましたが、いまはかなり楽になっています。
 本当にケールで治りますか?
 分量はどれくらいがよろしいか?
 ほかにどんなことに注意すべきですか?

 アトピーには適確な治療法はまだないようですが、熱心にやれば青汁で治ります。今までのところでも、かなり効いているようですから、もっと徹底してやればなおよいでしょう。それには、少なくとも1日4〜5合以上。多いほどよろしい。ほかの食べものも、なるべくミネラル・ビタミンにとんだもの、たとえばイモ・マメ・ナッパ食にすること。そして砂糖、アルコール、白米飯、切り身の肉魚など、いわゆるエンプティ(からっぽ)カロリー食品はさけるかへらすこと。また、食べものはすべて出来るだけ安全なものをえらび、農薬その他生産用の薬剤や有害な添加物の危険のあるインスタントものはじめ、加工・保存食品もさけるかへらすこと。なお、鮫エキスでこりごりでしょうが、インチキ薬や療法にはくれぐれもご注意のこと。(60・2)

<1986・3 健康と青汁 第355号より>




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