兵庫県 母親
今年13才になる娘のことですが、まえに甲状腺が肥大して療養したときのことです。知り合いの方に、グリーンジュースの素を飲ませてみてはとすすめられ、これは青汁を乾燥粉末にしたもので、生の青汁に劣らぬ効力があるとのことです。で、まえにも人々から、青汁を飲んだら病気が早く治ったときいていたのですが、私の家では作れないので、これは好都合と、とりあえず粉末を1袋とりよせて、毎日茶サジ2杯ずつ、水にといて飲ませてみました。
ところが間もなく、はれがひいてこないどころか、ますますひどくはれてきたので、いったいどういうわけかと、ひとまず中止して、知り合いの方や製造元に問い合わせました。ところが、これまで生の青汁でグリーンジュースの素でも(ただし遠藤博士監製のもので)病気が悪化したという前例がないので、よく調査した結果、こういうわけでした。
生の青汁もグリーンジュースの素も、成分や栽培その他の都合で、主としてケールを材料に使っており、これはキャベツの一種で、とくにこの種類の青野菜だけには、甲状腺の機能をおさえる成分があるとのことです。そして、甲状腺肥大は、多くの場合、この機能がたかまってきたためであるが、娘の場合は、例外的に、これがおとろえてきたためでした。ために、ケールを材料にしたグリーンジュースの素を飲ませたので、ますます機能がおとろえて、ひどくはれてきたのだ、というわけです。そこで、ケールその他キャベツの種類以外の青野菜を材料にしたものを飲ませたらよいとのことです。が、そうした青野菜は、家では作る場所がなく、市販のものは、残留農薬の心配があって青汁には使えないので、青汁はあきらめて、ふつう世間並みの(ただしキャベツは食べさせずに)療養をさせました。
<乾燥青汁ピロサンの体験集262より>
※ 『グリーンジュースの素』は、ピロサンの以前の名称です。
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