ワーファリンの効能書:エーザイ |
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日本標準商品分類番号 873332 [薬価基準収載] 処方せん医薬品:注意―医師等の処方せんにより使用すること 日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠0.5mg 錠 1mg 錠 5mg Warfarin
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【警告】 |
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本剤とカペシタビンとの併用により、本剤の作用が増強し、出血が発現し死亡に至ったとの報告がある。併用する場合には血液凝固検査を定期的に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。[「相互作用」の項参照] |
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【禁忌】(次の患者には投与しないこと) |
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効能・効果 |
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血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防 |
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用法・用量 |
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投与量や投与回数のコントロールに用いられるのは、Quick1段法にいるプロトロンビン時間の測定やトロンボテストである。 治療域は前者では正常値に対する比が2倍前後、活性に換算して15〜30%とするものが多く、後者では10%前後とするものが多い。 投与法は、ワルファリンカリウムとして、成人初回20〜40mgを経口投与し、1両日休薬して凝固能が治療域に入ったのを確認して1〜5mg程度の維持量を毎日1回経口投与する方法と、初めから5〜6mgを毎日1回経口投与し、数日間をかけて治療域に入れ、以降維持量を経口投与する方法とがある。 ワルファリンに対する感受性には個体差が大きく、同一個人でも変化することがあるので、プロトロンビン時間測定、トロンボテストなどを特に治療初期には頻回行い、治療域を逸脱しないよう努力する。 抗凝固効果の発現を急ぐ場合には、初回投与時ヘバリンを併用することがある。 |
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使用上の注意 |
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1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) |
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2. 重要な基本的注意 |
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3. 相互作用 |
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他の薬剤との相互作用は、可能な全ての組合せについて検討されているわけではない。亢凝血薬療法施行中に、新たに他剤を併用したり、休薬する場合には、凝血能の変動に注意すること。なお、本剤(光学異性体のS体)は、主として肝薬物代謝酵素CYP2C9によって代謝される。 併用注意(併用に注意すること)
本剤の作用が増強することがある:抱水クロラール、トリクロホスナトリウム/バルプロ酸ナトリウム、 ヒダントイン系製剤(フェニトイン等)/アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン、インドメタシン、塩酸トラマドール、ケトプロフェン、サリチル酸類、スリンダク、セレコキシブ、ピロキシカム、フェノプロフェン、プコローム、フルルビプロフェン、メフェナム酸等/塩酸メチルフェニデート、三環系抗うつ剤、パロキセチン、マレイン酸フルボキサミン、モノアミン酸化酵素阻害剤/アミオダロン、塩酸プロパフェノン、硫酸キニジン/エタクリン酸/シンバスタチン、デキストラン硫酸ナトリウム、 フィブラート系製剤(クリノフェブラート、クロフィブラート、フェノフィブラート、ベザフィブラート等)、フルバスタチンナトリウム、ルスバスタチンカルシウム/オメプラゾール、シメチジン/拮甲状腺製剤、甲状腺製剤、ダナゾール、蛋白同化ステロイド/トリベノシド/血液凝固阻止剤(ヘパリン、低分子量ヘパリン、アルガトロバン、フォンダバリヌクスナトリウム等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(イコサペント酸エチル、塩酸サルポグレラート、塩酸チクロピジン、オザグレルナトリウム、シロスタゾール、ベラブロストナトリウム、リマプロストアルファデクス、硫酸クロピドグレル等)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ、t-PA製剤等)、乾燥濃縮人活性化プロテインC、バトロキソビン/アロブリノール、プロベネシド、ベンズプロマロン/プロナーゼ、プロメライン/スルホニル尿素系糖尿病用剤(クロルプロバミド、トルブタミド等)/アザチオプリン、クエン酸タモキシフェン、クエン酸トレミファン、ゲフィチニブ、フルオロウラシル系製剤(カペシタビン、テガフール、フルオロウラシル等)及びその配合剤、フルタミド、メシル酸イマチニブ、メルカプトプリン/アミノグリコシド系、クロラムフェニコール系、セフェム系、テトラサイクリン系、ペニシリン系、マクロライド系/アミノサリチル酸類、イソニアシド、キノロン系(塩酸シプロフロキサシン、オフロキサシン、ナリジクス酸、ノルフロキサシン、レポフロキサシン等)、サルファ剤/アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、フルコナゾール、ポリコナゾール、ミコナゾール等)/抗HIV薬(アンブレナビル、サキナビル、メシル酸サキナビル、メシル酸デラビルジン、リトナビル等)/キニーネ、メトロニダゾール/イブリフラボン、インターフェロン、塩酸オグザレル、グルカゴン、サフィルルカスト、ジスルフィラム、トラニラスト、レフルノミド/アルコール
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4. 副作用(頻度不明) |
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重大な副作用
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また、警告、禁忌を含む使用上の注意の改訂に十分ご留意ください。 |
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出典元:エーザイ株式会社 安全管理部(2008年2月作成) WF-0802・I-C
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