前立腺肥大インデックス | ||||||||||
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前立腺肥大 | ||||||||||
前立腺肥大に悩む人も、ちかごろ多くなった。 <1972・2 健康と青汁 第186号より>
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前立腺肥大ととり組む | ||||||||||
前立腺は膀胱の出口のところにある胡桃大の腺で、その真中を尿道が通っている。
ところで、前立腺の肥大も一つの老化現象であり、そのもとは血のにごり。そのためのホルモン系その他の異常が下地になり、そこへ充血をおこすもろもろの刺戟がはたらいて、しだいに肥大してくるのであろう。だから、いつも血はきれいにしておくべきであり、そのためには日常生活、ことに食生活の合理化=安全化完全化、したがってナッパ・青汁中心の食事が望ましいわけだ。私の平素の食事は、だいたい、それに近いものだ(本紙362号、61年10月参照)。 しかし、それを、ふつうのように、夕食に主に食べるのには問題がある。そこで、次第に、刺戟性のつよいうまいものや、利尿作用の強いナッパ・青汁、あるいはクダモノなどは、何を食っても、また少々過ごしても影響のない朝・昼食に食べ、夕食には、無刺戟性で、むしろ縮尿作用のある米飯の少量をミソや漬物で食べる。あるいはパン・イモの少量(100〜150グラム、時には何も食べない)にするようになった。 また、便通をととのえるためには、繊維を十分とり、つとめて運動もして、毎日快通するよう、また必要に応じては、就寝前、も一度排便するよう心がける。寒さにたいしては、これまで夜具は寒くない程度にうすくし、コタツもつかっていなかったが、夜具を厚くしコタツも入れ、からだを冷さないよう気をつけることにした。 このように、いうならば常識的の一般養生法をまもり、不心得な反則さえおかさなければおおむね安泰であり、これをつづけてゆけば、すくなくとも病勢の進行は避けられるだろうし、ながい間には、あるいは少しづつでもよくなってゆくのではないか。そんな期待ももてそうな気もしている。 しかし、そこは人間。お恥しいことながら、ともすると脱線。いわゆる試行錯誤を重ねていることも白状しておかねばなるまい。たとえば、無難な筈の夕飯もお寿司、おこわ、もちなど、つい食べすぎる。また、朝昼だと、直接には影響しないが、2〜3日つづけていると、便秘傾向となりシブリだす。菓子類もまた同じ。少量はむしろためによいくらいだが、好物なのでつい過ごす。また朝昼のは直接には無難だがつづけると、やはり便秘してやられる。うまい肉類。家ではともかく、困るのは宴席。昼食はまことに嬉しいがたいていは夕〜夜宴だから、少しづつならと警戒しながらも、つい過して手痛い目にある、といったぐあいだ。 (62・4) <1987・7 健康と青汁 第371号より>
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