体臭をへらしたい |
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北陸のある温泉町で働いている女の方が、 「体臭が強く、客応対の職業がら困っています。と相談にみえた。 「体臭にはたしかによろしい。しかし、少なくともコップ4〜5杯、もとのナッパ1キロ以上が必要です。 それも農薬のかかっていないものでなければなりませんから、市販のものはダメ。 1週間や2週間では大した影響はなくても、つづけていると肝臓をやられますから、それは絶対やめてください。」 「その安全な材料がほしいんですが、どこにありますか?」 「いちばん近いところは三重県の亀山でしょう。 もっとも今(7月)は1年中でいちばん不足する時節ですから、すぐ間に合うかどうかはわかりません。」 「ほかに方法はありませんか?」 「すぐに間にあうのは乾燥青汁しかありません。」 「効力は?」 「十分の分量をのめば、そう大してちがいません。」 「どこで求められます? 「いや、それはありません。大阪や東京の会の支部にありますが、製品ですから、どうしてもコスト高につきます。」 「治りさえすれば、少々の値はいといません。」 「それを利用しながら、畑があれば自分でケールをおつくりなさい。」 「少しですが借りています。」 「どれくらい?」 「30坪くらい。」 「出来ればもっと借りて年中切らさないようにつくることです。」 「冬は雪でダメです。」 「その間は乾燥ものでまかなう。 そのように二段三段の構えで、ともかくしっかり飲んでください。 それだけで大抵よくなると思いますが、他の食べものにも気をつけなければなりません。 中でも肉・魚など動物食品・白米・糖分・お酒。」 「仕事がら肉類をよく食べお酒ものみます。」 「青汁はそれだけ多く必要ということです。 ふつうでもコップ2杯くらいですから、少なくとも3〜4杯(もとのナッパ1キロ)以上。 また青汁の効きめをよくするためには、白米飯よりもイモ(ジャガイモ・サツマイモ)・・・・・・」 「それをご飯代りし、肉や魚の代りは大豆もの、豆腐(昔ながらのがあれば)、納豆など。 そしてナッパを主とする野菜・山菜・海藻類を十分にそえ、調理は簡単に、味つけはうすくする(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。 また、便通をよくし、できれば、つとめて運動する。 要するに、あやまっている日常生活、ことに食べもののまちがいを直して、よごれている血をきれいにすれば、からだ中のはたらきがよくなり、正しくなり、体臭もへって来る、というわけです。 (62・7)
<(1988・8 遠藤)健康と青汁第384号より>
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