遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
 老人性掻痒症

 「75才の老人。かねて高血圧があり、脳血栓を3回やっています。北海道のもので、夏は北海道、冬は息子のいる京都、というくらし。いまは、3度目の脳血栓で京都にいます。すすめられてピロサンを毎日3袋のんでいますが、さいきんからだが痒くて困っています。ピロサンのためでしょうか」との電話。

 「ピロサンのためとは思えません。何かのカブレではないでしょうか。」
 「かかりつけの先生は老人性掻痒症だと、薬を下さいました。けれども、それをのむと食欲がなくなり調子がよくないのでやめています。」
 「その他には?」
 「高血圧のほかに痛風があるので、その薬もずっとのんでいます。」
 「そうだと、それが原因とも思えません。次に問題になるのは食べものです。ご飯や間食はどうですか。」
 「元来ご飯好きでよく食べ、お菓子も大好物。」
 「それが原因かも知れませんナ。」
 「しかし、いまは先生にとめられて、梅干しくらいのおにぎり3ケと制限されていますし、お菓子も食べないようにしています。」
 「それは結構ですが、いっそのこと、ご飯をやめてイモに、肉や魚よりは大豆ものに、そして、ナッパを主とする野菜・山菜・海藻などを多くすべきですが、平素野菜はどうですか。」
 「わりと食べる方ではあります。」
 「もっとも野菜といっても何でもよいのではなく、ナッパ類でなければダメですし、それもうんと必要です。」
 そこで青汁ということになるわけですが、それも少々ではダメ。なまの青汁で少なくとも3合(もとのナッパ700〜800グラム)以上、4合、5合でも、多ければ多いほどよろしい。ピロサン(緑袋)だと、1袋が生の5勺にあたるようですから、少なくとも5〜6袋、できれば8〜10袋あるいはそれ以上ということになります。
 それと、ほかの食べもの(調味料、嗜好品も)もなるべく自然の安全なものにして下さい。インスタントものや出来あいの加工・保存食品にはいろいろ添加物があり、それが痒み(カブレ)の原因になることが少なくありません。これらの点にも十分気をつけ、安全良質のナッパ・青汁(ピロサン)中心の正しい食事をとっていれば、老人性掻痒症もかなりよくなります。(57・1)

 <1983・10 遠藤 健康と青汁第325号より>




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