遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
 心臓の衰弱
 70才の老人。かねて高血圧がある。数日来、運動時いきぎれがし、食事がすすまず、食後が苦しい。
 また、間食すると次の食事ができない。
 咳・痰もある。便秘ぎみ、小水、夜間1回、昼間数回。小柄だが、骨太の頑丈な体格。
 体重65キロ。顔色すぐれず、少し腫れぼったく見える。腹部かるく膨隆。肝臓少し腫れ圧えると痛む。
 下肢にも腫れがある。

 「心臓がよわって水がたまっているようだ。ともかくもっと痩せ、いや、たまっている水分をとって54〜5キロくらいになることだ。そうすれば、心臓の仕事がらくになり、息切れしたり、咳や痰が出ることもなくなり、食事もできるようになるだろう。水をとるには薬もよかろうが、食べものの注意も大切だ。どういう食事をしているか?」

 「白米飯をかるく2杯。おかずには、あさい魚と野菜、レンコン、タマネギ、サトイモ。ナッパにはホウレンソウ少々。味は濃厚。甘いものが好き。酒、タバコは遠慮している。」

 「そういう食事だと、水はとれにくい。ことに、白米や糖分はからだに水をためるようにはたらく。どうしても米がほしければ玄米だが、もっとよいのはイモだ。これには水を出す性質がある。
 また、肉類(魚でも)の切身よりは大豆ものの方がよい。
 それに野菜類だが、レンコン、タマネギ、といった白い野菜より、緑色の濃いナッパ類の方がずっと水をとる力がつよい。
 また、白米飯、肉類、糖に偏った食事では血がにごり、心臓のためにもよくない。
 それをなおすにも野菜ことに緑のナッパを十分食べることが必要だが、食べにくければ青汁にしてすこしづつでものむことだ。
 なお、初めに1〜2日青汁だけの絶食――ほかのものは何も食べず、朝から晩まで青汁だけをのめるだけのむ――をやってみることだ。そのはずみにドンドン尿が出だし、たちまち腫れがとれ、ぐんとよくなることがある。
 <1983・3 遠藤 健康と青汁第392号より>




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