遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
 乳腺症にどうか

 「オッパイが痛むので診てもらいましたら“乳腺症だ。まだ癌にはなっていないようだが、切った方がよい”といわれました。切るのはイヤなので、青汁を飲んでみたらと思っているのですが」との電話。
 「乳腺症だけならあわてて切る必要はありません。しかし、それから癌にならないとはいえないし、そのかげにかくれているかも知れないから、というんでしょう。が、ともかくしばらく青汁をしっかり飲んで、3月なり、半年なり様子をみる。それでよくなればよし、よくならなければ、そこで思い切られてはどうですか。
 けれども少々の青汁ではダメ。少なくとも一日1.0〜1.5キロのケールは必要です。」
 「青汁にしてどれ位ですか?」
 「つくり方にもよりますが、大体コップ4〜5杯(4〜5合)というところでしょう。」
 「それで治るでしょうか?」
 「きっと治るかどうか、それはわかりません。いい筈だというまでです。青汁は薬ではありません。不足がちな野菜を補う方便で、それによって栄養のバランスをとり、食べもののまちがいのためにきている血のにごりをとりのぞき、からだのはたらきをよくし、悪いところ、あなたのばあい乳腺のシコリをとろう、というものですから、時間がかかりますし、かならず効くと断言はいたしかねます。」
 「乳腺症というのは、どういう病気ですか?」
 「シコリが出来るが癌のようなものではない。腫れて痛むが乳腺炎のようにバイキンによるものでもない、といった得体の知れない病気です。原因はもひとつハッキリしませんが、ホルモンの変調を主とした血のにごりが土台になって、乳腺の細胞の性質やはたらきに異常がおき、そういったいろいろな変化があらわれるようになっている、と考えられているようです。
 そのホルモンの変調にしても、結局、血のにごりの結果にそういありませんから、ともかく血をきれいにすることが肝腎でしょうし、そうするほかないわけです。
 血のにごりのもとにもいろいろありましょうが、影響の大きいのは、やはり食べもの。ことに糖分、次が肉類、白米飯そしてインスタントものなど出来あいの加工・保存食品ですが、どうですか?」
 「肉類はとくにとり過ぎているとは思いませんが、甘いものは大好きです。出来あいものも、つい便利ですから。」
 「そのあたりが原因になっているかも知れませんから食べものは、出来るだけ安全な自然食品にし、主食にはイモ、蛋白食には大豆ものを多くし、それに、良質ナッパを十分そえ、青汁は一日少なくとも4〜5合(もとのケール1キロ)以上飲む。多いほどよろしい(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。を熱心につづけてみて下さい。たいてい、それでおさまると思いますが、また、癌になることは少ないとはいわれていますが、ないわけではありませんから、その注意も怠らないことです。
(62・11)

<健康と青汁第381号より>




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