遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
 目の養生法

  むかしから、年よりの目の養生法として、なるべく「目をつむっていること」と、「目をあたためること」がいわれている。

目をつぶる 「目力を養う者は常に瞑す。」
(蘇内翰)
「年40以上、事なき時は常に目を瞑きてよし、要事なくんば開くべからず。」
(養生訓)
「目は神気の遊行する所、常に閉づるを善しとす。とはいへど、久しく閉づれば神気怠慢す。折ふしに開きて神気を発揚すべし。ただ、無益のものをみんと目を労すべからず。」
(ねぬ夜の夢)
 これまで、べつにそれと気づかなかったが、さすが年か、さいきん、眼をつむりたいと思うことがあるようになった。
目をあたためる 「鶏明、両手を以て相摩して熱せしめ、以て目を熨すること三行云々。」
(巣元方 病源候論)
「時々、両の手を合せすりてあたため、両眼をあたためのすべし。目を明にして、風を去る。」
(養生訓)
「菊花をもて目をむし、又、塩をもて又むす。さるが故にや、今に至りても、眼鏡を用ゆることなし。」
(松平定信)
 これはまだ試したことがないが、毎朝、洗面時、両眼をかるく数〜10回くらいこすることにしている。
 それでも、確かに気持がよいから、あたためればもっといいにちがいない。
 そのうえ、食べものに注意すればなおよかろう。
 青汁をのむだけでも老眼が軽くなるし、はじまりもおくれる。
 私はもともと近視だが、遠視が出たのは、ふつうよりは少なくとも10年くらいはおそかった。

<1977・10 健康と青汁 第254号より>




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