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血尿 |
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尿に血が出ているもの。赤い色をしているが、試験管にとって立てておくと、赤い沈殿と、水のような上清との二層に分かれる。そして、顕微鏡でのぞくと赤血球が見える。これが血尿。同じように赤い尿だが、いつまでおいてもそのままで、二層に分かれない。顕微鏡でみても赤血球が見えないのは、赤血球がとけて全体に色がついているもので、血色素尿という。 出血場所 血尿の血液は、腎臓から尿道の出口にいたるまで(尿路)のどこからでも出る。その見分けには、コップを3ヶ用意し、排尿の初め、中ほど、終りとわけてとってみる。初めの部分だけが赤いのは尿道から。終りだけが赤いのは膀胱から。全体一様に赤いのは腎臓から。ということが大体わかる。 出血の原因 出血の原因はいろいろある。腎・膀胱結石(尿石)の出血は、たいてい痛んだあとに出る。結核とか癌とかの傷口からの出血。これらはくわしい検査、腎臓だとレントゲン、膀胱だと内視鏡でみるとか、顕微鏡で結核菌や癌細胞をしらべるなど、が必要。しかし、それでも仲々わかりにくいものもあるから、うたがわしいばあい、経過を追うて、くりかえしくわしい検査をしなければならない。腎臓炎の初めや、腎盂炎、膀胱炎でも出ることがある。尿の検査でわかる。 出血性の病気 アレルギー性の紫斑病といって、皮膚に止針大の紫斑(出血斑)の出る病気があるが、この際、腎臓や膀胱にも出血することがある。薬や食べもののカブレ、その他出血しやすい病気(血液の病気やビタミン不足)で出ることもある。 代償性出血 かわったものには、月経のとき、子宮からの出血の代りに血尿が出るといったこともある。これらは、それぞれの状況やくわしい検査の成績から綜合判断するわけだが、それでもなおわからない、全然原因のつかめないものもある(原因不明の血尿)。 <1985・1 健康と青汁 第341号より>
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