遠藤語録文字 乾燥青汁ピロサンマーク
くさいガス・胆砂・肌あれ

 36才の婦人から「青汁をのみだしてからガスがよく出るようになりました。しかも、とてもくさいガスが。」
 「青汁をのむと、腸の運動がさかんになるので、ガスが出やすくなります。しかし、とくに多くなるのは便秘しているためです。(便秘していると繊維が分解してガスが出る)便秘がちなんでしょう?」
 「ハイ。」
 「ご飯がすぎ、糖分が多いんではありません?」
 「食欲旺盛で、よく食べます。」
 「それで結しがちなんでしょう。が、青汁のばあいのガスはくさくありません。葉緑素の脱臭効果も手伝って殆んど無臭。“音はすれども姿は見えずほんにお前は”、ともいえないガスです。臭いのは肉・魚・卵などのすぎる場合です。動物食に傾いているんでしょう?」
 「好きで、あぶら濃いものをよく食べます。そのためか胆石があるともいわれています。はげしい痛みはありませんが、胆のう部に重苦しい感じがあります。検査の結果かたまった石ではなく、砂(胆砂)がつまっているそうです。」
 「胆石は肉食・糖食にかたむいて、ふとって便秘性の人に多いものです。体重は?」
 「身長140で56。また肌が荒れ性でカサカサしており、白いもののつまった小さいブツブツがよく出来ます。」
 「わかりました。白米飯・肉・卵食に傾いて、野菜ことにナッパが少ない。そして、甘いものが好き、というのがあなたの食べ方なんでしょう。」
 「ハイ。」
 「そこで、ふとって便秘しやすく、くさいガスが出る。胆石ができたり、肌の荒れ性なのも、みな、このひどくかたよった食事(カロリー・蛋白質ばかり多くてミネラル・ビタミンの不足した)のせい。ご馳走がすぎてナッパが不足しているためです。

 で、すすめたいことは、まず糖分をへらすこと。次にご飯。ことに白米飯をへらす。玄米、黒パン。もっとよいのは小豆や、ことにイモ類。肉・卵類をへらし、大豆ものを多くすること。そして、良質ナッパをうんとそえ、青汁にしても飲む。青汁は少なくとも1日3〜4合(もとのナッパ7〜800から1キロ)。一部はカスごと食べる。目安は、毎日快通することと少し痩せること。こうしていれば、しばらくはガスがよく出るかも知れませんが、便通がととのうにしたがい、少なくなり、においもしだいにへってきます。胆石の方もおさまってくるでしょうし(胆砂の出来方がへり、排出もよくなって)、肌もきれいになるにそういありません。(61・5)

<1988・9 健康と青汁 第385号より>




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