ピロサンの広場34号
容器包装リサイクル法




     循環型社会へ向け、容器包装リサイクル法・家電リサイクル法等の法律が整備されました。これは商品を造る人・消費する人・地方自治体が互いに協力し合って、ゴミとして棄てられるものを資源として再利用しようというものです。その一環として商品にいろいろな識別マークが印刷されています。この様な統一されたマークの場合分別や回収が誰にでも簡単に出来ます。
     現在、ごみ行政で大阪市のごみの分別収集は、普通ごみ・粗大ごみ・資源ごみの三種類。一方、奈良市では、燃やせるごみ・燃やせないごみ・その他プラスチック・etc。計六種です。このように近隣の自治体でも、ごみの分別収集に大きな違いがあります。これは全国的にも同様のことがいえると思います。同じごみでも出されるところによって、処理方法にも違いがあると思われます。
     今後、全国的にルールが統一されみんなで一致協力できるようになれば、資源はもっともっと効率的に使われます。そして、環境へのやさしさともなります。
     今回、ピロサンの包装に使用しております容器等の原料及び識別マークをまとめてみました。資源は正しく再利用され、ゴミは正しく処理される。そのために必要と思われる情報を記したつもりです。


 
固形ピロサン
 
 外箱 固形ピロサン用
原料
表示
 ナンコー(ボトル)
原料ポリエチレン
(縮が少なく硬めのもの使用)
表示PE
性質ポリエチレン 熱可塑性樹脂・エチレンの重合体で、乳白色不透明ないし半透明。強靱で耐水性・耐薬品性があり、無毒なので成型容器・チューブ・フィルムとして、食品の包装に広く利用されている。
 キャップ
原料ポリプロピレン
表示PP
性質ポロプロピレン 熱可塑性樹脂・プロピレンの重合体。軽くて、硬度及び強度が大。耐熱・耐薬品性が良く、射出形成品として広く用いられる。
 スポンジ(詰め物)
原料ポリウレタン
表示PUR
性質ポリウレタン ウレタン結合を持つ高分子化合物。主に、硬・軟質のウレタンフォームとして使用される。軟質のウレタンフォームは、ソファー等のクッションとして使用される。

 注意 ピロサンに使用しているスポンジは、運搬などの際に、商品を守るためのものです。開封後は取り除いて下さい。
 パッキン
原料ポリプロピレン
表示PP
性質ポリプロピレン
キャップと同一の原料。
 ナンコー(ボトル)用シール <フィルム系の紙>
原料主成分 ポリプロピレン
その他 SBRラテックス(ゴム)、炭酸カルシウム等
表示なし
性質ポリプロピレン
キャップと同一の原料。
 注意 シールは糊付けの加工がされている関係で、再生品とはならず、識別マークはつけません。ただ、参考資料として、主な原料を記載しました。
 口締めシール
原料
表示なし
 注意 シールは糊付けの加工がされている関係で、再生品とはならず、識別マークはつけません。ただ、参考資料として、主な原料を記載しました。
 
ピロサン緑・赤
 
 外箱 ピロサン緑・赤用
原料
表示
 緑・赤用パック(3層構造)
原料主成分 ポリエチレン(縮が少なく硬めのもの使用)
その他 ペット・アルミニウム
表示PE・PET・M
性質ポリエチレン
 このパックは現在、薬品やお茶の寄贈として使用されている安全なものです。ナンコー(ボトル)と同一の原料。
ペット
 ポリエステルの一種で、熱可塑性樹脂。耐熱性・気体不透過性から、食品などの包装に広く使用されている。(薬科学大事典・その他より)
アルミニウム
 プラスチックフィルム・紙・セロファン等と複合させる。耐光性・耐湿性に優れ、ガスの透過も防止する。食品などの包装に広く使用されている。
 口締めシール
原料
表示なし
固形用のシールと同一のもの。
 注意 シールは糊付けの加工がされている関係で、再生品とはならず、識別マークはつけません。ただ、参考資料として、主な原料を記載しました。
 
 
 容器の回収

     固形ピロサンの容器の回収につきましては、お客様の方で、ラベルと蓋のパッキンをはがして頂き、100個ほどまとめて着払いでお送り頂ければ、田辺食品で処分させて頂きます。


 
 ゴミの60%は「容器」と「包装」

     わが国では年間512万トン(平成9年度)ものごみが家庭から排出されています。
     そのうち、「容器包装廃棄物」は容積比で約60%もの割合を占めています。
     こうした「容器包装廃棄物」を「資源」へと甦らせるための「容器包装リサイクル法」ともいえます。


 
ゴミ・環境問題

    3つのRでごみを減らし循環型社会へ

     ごみを減らすため三つのRから始まるキーワードがあります。

    • REDUCE(リデュース・減らす)、
    • REUSE(リュース・再使用)、
    • RECYCLE(リサイクル・再生利用)
    です。 この三つのRを実行することがごみの問題解決、そして循環型社会への第一歩となります。

REDUSE(減らす)   まずは、ごみを減らそう!
 ごみを減らす一番の近道は、ごみを出さないことです。徹底的に捨てるものを減らし、少しでもごみの減量に協力しよう。また、無計画な買い物は、ごみを必要以上に増やすことになる。気を付けよう。

マイバックでのお買い物
 買い物袋は持参して、お店から袋はもらわないようにしよう。また、少ない買い物の場合も袋を断るようにしよう。

過剰包装お断り
 何重にも包装してあるような商品はごみを増やしてしまうので、別の商品を検討しよう。また、本のカバーなどもできるだけ断るようにしよう。

買う前に一考を
 すぐ飽きがこないか、他のもので代用できないか、今あるものが修理等で利用できるようにならないかなど、本当に買う必要があるのかどうか。もう一度ゆっくり考えてみよう。

レンタルも便利
 ベビー用品・旅行用品など、その時だけしか使用しないものはレンタルの方が経済的です。必要がなくなったときにごみにするよりは、レンタル用品の活用を考えてみよう。

量り売りを利用
 食料品を買うときは、プラスチック等の容器に入ったものより、量り売りのものを買うようにしよう。

使い捨て商品の見直しを
 便利な使い捨て商品は、最後には必ずごみとなる。使う場所や目的に応じて使用しよう。

REUSE(再使用)
 いらなくなったものを捨ててしまう前に、何かに使えないかを考えてみよう。自分ではもういらなくなったと思っても、他に必要としている人がいることもあります
 リユースは、一番コストのかからないリサイクルです。

修繕してもう一度使おう
詰め替え商品を利用しよう
まわりで必要としている人に譲ろう
別な用途を考えよう
RECYCLE(再生利用)
最後の手段はリサイクル!
 ごみを減らし、何度も再使用した結果、どうしても残ってしまったものの最後の手段がリサイクルです。
 リサイクルには、ごみを減らすことだけではなく資源の節約、地球温暖化の防止など、地球にやさしい効果がたくさんあります。

 今日、リサイクルされているものは、空き缶・空き瓶・紙・生ゴミ・プラスチック等でありますが、ゴミの量に比較してまだまだ充分とは言えません。
 回収率を高め、ゴミの無い世の中を目指したいものです。
 
フリーマーケットやリサイクルショップを活用しよう

     不要なものを再利用するのにフリーマーケットがあります。最近では各地で盛んに行われています。着なくなった服、使わない日用品など、何でもOKです。捨てるしかないと思っていた意外なものが、重宝がられるかもしれません。売る側でも、買う側でも、どちらもリュースしたことになります。
     自分で商品を売るのが面倒な人は、リサイクルショップを利用する方法もあります。まだまだ使えると思われるものを捨ててしまうのは、実にもったいないことなのです。

 
ダイオキシン

     ダイオキシンの毒性については、青酸カリの一万倍とか、サリンの二倍とかいわれています。それ位強い毒性を持ったものですから、ごく微量でも人体に悪影響を及ぼすのです。その上、大変困ったことに、ダイオキシンは大変安定した物質であり、また、体内に取り込んだダイオキシンの量が半減するのに七年も要するという。そして、その間に毒性が弱まることはありません
    。  ダイオキシンはゴミを焼却する際に発生します。日本はゴミ焼却炉の数は世界一とのこと。同様にダイオキシンの発生も世界一と思われます。我々日本人は狭い島国で、ダイオキシン濃度が一番高い危険な地域で生活をしているといえるかもしれません。
     このダイオキシンは、水や空気の流れによって移動します。これだけなら、地球全体の環境を汚染するのに相当の年月がかかると思われます。
     しかし、その他に食物連鎖の中に入り込みます。プランクトンの食料となり、魚類から哺乳類へと食物連鎖を繰り返し、その都度濃度を高めます。動物たちはダイオキシンを地球の隅々まで運びます。地上の動物も草木などから、同様のことが考えられます。地球上の全ての動物の生態系をも狂わせるのです。人類も決して例外ではありません。

 
地球規模で考えよう

     スーパー等へ行くたびにに感じることであるが、その商品の多さに目を見張る。例えば、お風呂場で使用するものだけを考えてみても、石鹸・シャンプー・リンス・etc。これらは、同じ物が何十種類も、しかも大量に並んでいる。これらの商品はその全てが、消費者の手に渡り使用される。中身は形を変えて下水から河川へ、そして海へ流れる。容器は再利用しなければ、消却される。
     灰となり、ガスとなって自然界へ戻るのであるが、二酸化炭素によって地球の温暖化を促し、大量の有害物質を発生し地球を汚すのである。言い換えれば、我々は自分の体をキレイにすることによって、地球を汚しているのである。

     これは、お風呂場に限ったことではない。よりキレイに・より便利になど、自分達の欲求を追い求めている間に、環境はその分汚染されるのである。そして、資源も枯渇する。
     今回はゴミ問題である。環境問題といったほうが良いかもしれない。この問題は地球規模で考える問題である。我々人間を含む全ての生き物が被害者であり、我々自身が加害者なのである。
     この現状を、手をこまねいてみている訳にはいかない。我々はそのツケを子孫に残してはならないからである。

 
書籍紹介

     青汁は、日常習慣食の誤りを正し、食の間違いから来ている、からだの変調をなおして、健康になり、病気の治りをよくしようというものですが、現在の習慣食がしだいにゆがめられて来ているようにかんじられます。
    かならず、正しい理解のもとに青汁を実行して下さい。

     左記の出版物は当社にて保有している青汁に関するものです。参考書としておすすめします。御入用の節は当社まで御注文下さい。(品切れの際は御容赦下さいませ。また、発送の場合は送料は実費頂きます)

    遠藤博士著
     ▽青汁は効く(主婦の友社版)…………………………定価 880円
     ▽青汁と健康(主婦の友社版)…………………………定価 980円
     ▽緑葉食・青汁の話………………………………………定価 700円
     ▽イモ・マメ・ナッパ・青汁(食の自然化)…………定価1000円
     ▽自力で守ろう   ……………………………………定価 850円
     ▽生涯青汁     ……………………………………定価 940円
     ▽こうするしかない ……………………………………定価 800円

    貝原邦夫著
     ▽なぜ青汁を ……………………………………………定価1500円
     ▽青汁とともに三十六年 ………………………………定価1000円
    友成左近著
     ▽青汁する心 ……………………………………………定価1500円
    田辺 弘著
     ▽青汁漫画つれづれ草……………………………………定価1000円
    遠藤青汁の会
     ▽縮刷版健康と青汁 1…………………………………定価2500円
     ▽       同 2…………………………………定価2500円
     ▽       同 3…………………………………定価2500円
     ▽       同 4…………………………………定価 500円
     ▽青汁の歌      …………………………………定価 500円
     ▽THE MIRACLE GREEN JUICE    非売品
    遠藤博士著(小冊子)
     ▽ナッパ青汁概論 ………………………………………定価 350円
     ▽病腎をいたわる ………………………………………定価 300円
     ▽癌とナッパ・青汁食 …………………………………定価 300円
     ▽肝臓とナッパ青汁食 …………………………………定価 250円
     ▽医者にはなったが ……………………………………定価 250円
    貝原邦夫著(小冊子)
     ▽戦慄の恐怖それは癌 …………………………………定価 250円

    ここに掲載しました本の定価は現在市販されているものと多少違う場合があります。





ご意見・ご要望はこちらへクリック
階層リンク 田辺食品 上の階層へ  
 
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法
Copyright 2005 09 田辺食品株式会社