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ピロサンの広場29号
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胃・腸
調子はどうですか?
<誰でもできる健康法 自力で守ろう 医学博士遠藤仁郎著より>
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『おなかの調子がよくない』とか、『胃がおもい』等の症状によく悩まされます。具体的に・・病ということでなくても『虚弱』等というレッテルを自分自身で貼ってしまいます。
このような状況では消化器の働きは、通常を大幅に下回っていることでしょう。普段と同じ栄養糞を摂取しようとすると、その分多く食べなければならないという無茶な話になります。
今日、体によいとされるものがいろいろ研究されています。この病気にはこの栄養素・この症状は……が不足等。消化器の病気とはいわないまでも、その虚弱な体質というのは、緊急に必要とする栄養素を十分に吸収出来ないということかもしれません。
胃弱だといっても軽視することなく、真に丈夫な体を目指して、おなかから強くしたいものです。
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胃を強くする
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胃をいたわる
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腹を十分すかして食べる。
よくかむ。
腹八分。もう少しという所でやめる。
食事の回数をへらす。一日二食または一食。
間食しない。ことに夜ねる前に食べない。
週に一回は絶食する。または青汁だけにする(日曜断食・青汁絶食)。
食の直前・直後にはげしい運動をしたり、あつい風呂にはいらぬ。
また、ひどく腹を立てたり、気をつかったりしない。
食後は、しばらく休養するか、かるい散歩。また胃部(上腹部・みぞおち)のあたりをさすったり、軽く叩いたり、軽く運動させる。
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胃の鍛錬
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嘔吐運動
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吐の際、胃は強く収縮する。
朝の洗面のときに、指でのどをくすぐってゲーゲー数回やる。ただエッエッと吐く運動をやるだけでもよい。
胃の体操といったもの。おそらく、これほど強力な胃の鍛錬法はなかろう。もっとも出血のおそれのある時は不可。
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暴飲暴食
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全身の強化
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胃の弱いのは、ただ胃だけが弱いのではない。
どの臓器でも同じだが、すべての病気は臓器そのものだけの病気ではなく、全体の異常の、局所へのあらわれにすぎない。
胃の弱いのも、根本の原因は全体にある。
だから、胃局所にたいすると同時に、全体的の強健法をおろそかにしてはならない。
正しい食養。安全純正食品ばかりによる緑葉食・青汁を中心とした完全食。
便通をととのえること。
適度の運動と鍛錬。
十分の休養。
精神の安定など、日常生活の合理化・自然化をはかること。
そして、一時おさえの薬にまどわされないこと。
(四二・三)
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食後の休息
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腹の皮がはると目の皮がたるむ。赤ん坊は十分に飲むとスヤスヤねむる。食後のだるさ、ねむ気はまことに快いし、
「食後の一睡万病円」(川柳)
夕食後にはしばらく坐っておれ」(英俚)
ともある。
しかし、食事は何のためにするのか。
本来の食事は、空腹によって警告される栄養素の不足を補うもの。
したがって、健康者であるかぎり、そして、食事が正しいかぎり、食事によって、空腹の脱力感、疲労熱がなくなり、ハツラツとした元気、旺盛な馬力を回復し、心身ともに活気横溢せねばならない筈。
だから、食後、だるさや、眠気を催おすのは、不健康であるか、食べすぎ、ことに偏った不完全食の食べすぎによるものだ。
食は飢えを除き、元気づくほどに食べるのが正しい、といえるし、「倦怠をおぼえるまで食するなかれ」(フランクリン)ということにもなる。
(四三・三)
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温泉もよい
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要するに、腹をぬくめるのが眼目。
しかし、いずれも消極的だから、もっと積極的に鍛錬を加えて、少々のことでは、ビクともせぬようにすることが、より肝腎。
不消化物や冷たい食べもの飲みものは、出来るだけよくかんで食べ、飲む。(中略)
腸がよわいからといっては、何もかもドロドロにし、消化しやすくして食べるのは、病人や老人、幼児はともかく、一般には、大事にするようにみえて、実は、かばいすぎ。鍛錬の機会をなくし、強くなる機会を捨ててしまうことだ。
消化しやすくとか、温いものとかいった、細かい末梢的な注意よりも、栄養分の完全にそろった食、しかも、生の菜っ葉と、生の脂肪(バター)をそえた完全食であることと、それを、十分にかみくだいて食べることの方が、より根本的だ。
また、腹部にも、なるべくいろいろの刺戟を強め、抵抗力をつくるよう努める。
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腹の皮の機械的の刺戟
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腹を撫でる、さする、叩く、圧える、震動さす。つまんで持ち上げ急にはなすなど。
仏典に、「下痢には腹を棒で叩く」とか、「赤痢白痢には手を以て丹田を捻れ」などとある。
いずれも、反射的に腸の血行をよくし、働きをつよめるもの。(中略)
いずれも、腹圧をたかめ、腹部にうっ滞する血液を駆出し、腸の血行をよくすることでも、腸の働きをよくする。(四三・七)
<誰でもできる健康法 自力で守ろう 医学博士遠藤仁郎著より>
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消化吸収のしくみ
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食物は消化・吸収されながら
体内を移動していく
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口にした食物は、長さおよそ10メートルの道のりを24時間かけて旅していく。このとき通過する臓器をひとつの管と考え、消化管と呼んでいる。この消化の旅をスムーズにすすめるための秘訣は、まず口の段階でよくかむこと。よくかみ、充分に唾液と混ぜ合わせておけば、胃の仕事(小腸での消化・吸収の下準備)もラクになり、途中で消化不良も起こしにくい。
この旅の出発点(口)とゴール(肛門)を除くすべての部分が意志とはまったく無関係に作動し、内容物を移動させていくのだから驚く。
START:
00:00 口 (唾液・ジアスターゼ)
口で噛み砕かれ、唾液と混ぜ合わされた食物は、蠕動運動(収縮する部分をずらしながら内容物を移動していく運動)で、食道を通って胃に送られる。
↓
00:30 胃 (胃液・塩酸・ペプシン)
胃では胃液と混ぜ合わされて、どろどろの粥状になり、消化の下準備をしてから小腸へ送り込まれていく。
02:00
↓
02:30 十二指腸・小腸 (酵素・胆汁・膵液)
小腸ではまず、十二指腸で様々な酵素、胆汁、膵液が分泌され、いっきに消化が進む。この段階で蛋白質はアミノ酸に、糖質はブドウ糖に、脂肪は脂肪酸などの微小な粒に分解される。そして十二指腸に続く空腸でいよいよ吸収が始まるのだ。アミノ酸やブドウ糖は血管へ入って肝臓に運ばれ、脂肪酸やグリセリンはリンパ管から静脈に入って全身へと送られる。
↓
04:00 大腸・直腸
小腸でほとんどの栄養や水分の一部を吸収された食物の残りかすは大腸へ。ここで水分とミネラルが吸収されてだんだん固まり、直腸に辿り着く頃には固い便になる。小腸、大腸とも内容物は蠕動運動で移動していく。
12:00
↓
24:00 肛門→排便
いよいよ旅も終わり。一般には、食事後24時間ほどたってから排便がある。
<日本実業出版者『からだのしくみ』より>
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ほのぼのエッセー 昼下がりの診察室
『子犬がやってきた』
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ついに、わが家に待望の犬の赤ちゃんがやって来ました。名前は「ななちゃん」。七月七日生まれの女の子です。ビーグル犬の雑種で色は体が白、顔が茶色。右耳はたれていますが左耳はピンとたっています。駅前に捨てられていた4匹の子犬のうちの1匹で、親切な獣医さんが保護していたのを、里親募集のポスターを見て飼うことにしました。(中略)
みんなにせがまれて「しょうがないなぁ」と飼うことに同意していたはずのパパは、朝が早いので、毎朝ななちゃんに餌をあげています。ドックフードをお皿に入れつつ「お座り・お手」としつけています。おばあちゃんは1日中一緒にいられるので「今日は2回体を拭いてあげたのよ。真っ白いでしょう」とうれしそうに話しています。
「みんなでしつけをしていい子に育ててあげようね」と、久しぶりに家族が一致団結して何かしらななちゃんのことを気遣っていますが、本当は我々家族の方がななちゃんからほかほかした温かい心をもらっているような気がします。「あなたに会えてこんなにうれしい」と言わんばかりにありったけの力でしっぽを振っている姿を見ると、自然に顔がほころんできます。こんなに小さな体の中に人の心を和ませる力があることに感動を覚えています。
私はフルタイムで働いていて、いつの頃からか心の余裕を忘れていたように思います。子どもを育てて、毎日を過ごしているうちに「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」と本当は楽しいはずのものも、つらい仕事にしてしまうことが多かった気がします。
ななちゃん、これからも楽しく過ごしていこうね。よろしくお願いします。
伊藤睦子医学博士
東京医科歯科大学眼科学教室助手、取手協同病院眼科科長を経て、現在いとう眼科院長。日本眼科学会眼科専門医。
<ホスピタウン 1999年11月号より>
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ピロサン体験集
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体が弱いので
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東京都 63歳 男性 会社員
若いころから虚弱な体で、とくに胃が弱かったのですが、年令と共にますます弱くなってきたので、友人にすすめられて、数年前から庭にケールを作って、毎日一合はと、青汁と飲み始め飲み続けました。が、なにぶん狭い庭のうえに、勤めの片手間であるため、十分には飲めませんでした。そこへ最近、少し糖尿が出るようになったので、毎日かかさず十分飲もうと思いたって、友人にきいてグリーンジュースの素で補うようにしました。
で、これは粉末一袋を約一カ月間に使い、日に茶サジに一杯ほど水にといて飲み始めたのですが、生の青汁に劣らぬ効果があるとみえ、体具合とくに胃の具合がよほどよくなってきたので、やがては糖尿も出なくなるものと期待しています。で、少し高価につきますが、農薬その他の心配不用の安全純正品とのことで、自家製青汁の補充に安心して使え、それも至って手軽に作れるので、今後も引き続き利用するつもりです。
当社の青汁体験集より(グリーンジュースの素は、ピロサンの当時の商品名です)
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ピロサンのお陰
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兵庫県 堀
ピロサンが初めて出来た頃からずっと続けて頂いて居ります。初期の頃の製品に比べてとても服用しやすくなって居り、有難いです。
お蔭様で便秘はなく、胃腸の調子いいです。量はだんだん増加して、緑一日三包服用して居りました。最近は特袋入に致しましたが同様にして居ります。
比較的健康で、未だに働けるのはピロサンのお蔭と思っております。
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ケール飲んでる?
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書籍紹介
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青汁は、日常習慣食の誤りを正し、食の間違いから来ている、からだの変調をなおして、健康になり、病気の治りをよくしようというものですが、現在の習慣食がしだいにゆがめられて来ているようにかんじられます。
かならず、正しい理解のもとに青汁を実行して下さい。
左記の出版物は当社にて保有している青汁に関するものです。参考書としておすすめします。御入用の節は当社まで御注文下さい。(品切れの際は御容赦下さいませ。また、発送の場合は送料は実費頂きます)
遠藤博士著
▽青汁は効く(主婦の友社版)…………………………定価 880円
▽青汁と健康(主婦の友社版)…………………………定価 980円
▽緑葉食・青汁の話………………………………………定価 700円
▽イモ・マメ・ナッパ・青汁(食の自然化)…………定価1000円
▽自力で守ろう ……………………………………定価 850円
▽生涯青汁 ……………………………………定価 940円
▽こうするしかない ……………………………………定価 800円
貝原邦夫著
▽なぜ青汁を ……………………………………………定価1500円
▽青汁とともに三十六年 ………………………………定価1000円
友成左近著
▽青汁する心 ……………………………………………定価1500円
田辺 弘著
▽青汁漫画つれづれ草……………………………………定価1000円
遠藤青汁の会
▽縮刷版健康と青汁 1…………………………………定価2500円
▽ 同 2…………………………………定価2500円
▽ 同 3…………………………………定価2500円
▽ 同 4…………………………………定価 500円
▽青汁の歌 …………………………………定価 500円
▽THE MIRACLE GREEN JUICE 非売品
遠藤博士著(小冊子)
▽ナッパ青汁概論 ………………………………………定価 350円
▽病腎をいたわる ………………………………………定価 300円
▽癌とナッパ・青汁食 …………………………………定価 300円
▽肝臓とナッパ青汁食 …………………………………定価 250円
▽医者にはなったが ……………………………………定価 250円
貝原邦夫著(小冊子)
▽戦慄の恐怖それは癌 …………………………………定価 250円
ここに掲載しました本の定価は現在市販されているものと多少違う場合があります。
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