乾燥青汁ピロサンの生産と製造

ケール畠

 現在、日南市を中心に周辺の農家に原料であるケールを栽培してもらっています。
 1年に2シーズン収穫期を設け、春5月〜6月にかけてを春作、秋11月〜12月その後、年を越して3〜4月までを秋作とよんでいます。

 それぞれの時期には、各生産者から収穫したケールの葉を納品してもらい、
おおよそ半日で粉末の状態にまで加工します。

 年によっても誤差はありますが、春作のケールは渋く、秋作のケールは甘くなりますので、工場でできる粉もそれに合わせて甘くなったり渋くなったりしています。
 また、同じシーズンにとれた粉でも、雨の多い時は薄く渋くなりますし、晴れの多い時は濃く甘くなります。春作のものでも甘いものもありますし、秋作のものでも渋いものもあります。自然のわがままをあえて享受する姿勢が、商品の味、色、ひいては成分までを均質なものにすることを難しくしています。

 最近、巷でケールの成分に脚光があたっているように見受けられますが、ケールの種類は様々ですし、それを育む土、水、太陽、気温……、様々な条件により味も色も成分も異なってきます。
 大切なことは、どう育てられたケールなのか、という点であり、ケールであれば、なんでもいいわけというわけではありません。

 
日南から冬の便り

    生産地より届いた便りを御紹介することにしました。
    現地の気候、菜っ葉の状態、それを育む上での苦労、等々
    断片的なものになるかも知れませんが、
    ほのかな香りだけでも御紹介できればと思っています。

     お疲れ様です。……

     年が明けて厳しい寒さが続いています。
     日南も例外ではなく、子供の頃の厳しかった冬の時期を思い出させるような、そんな毎日です。
     休憩室と工場の間の水道の水桶に張った氷も3センチ位の厚さで、最近では珍しいような氷になっています。今日も一段と冷え込み、朝方は氷点下を下回って、この20年の内では一番の寒い冬になっているのではないかと思います。
     大阪あたりでは何ともない気温になるのでしょうが、こちらの人間にはかなり堪えます。
     冬将軍のいたずらと云う所でしょうか。……

     畑のケールもこの寒さで生育が止まったようになっており、(元々この秋作は生育が悪かったのですが)、今の状態が続けば次の操業は少し遅れるのではと思っています。
     春作用の苗も各農家とも播種は済ませていますが、苗の生育も遅れてきそうです。
     僕も少し早めの5日に播種を済ませたのですが、10日以上経っているにもかかわらず、双葉がようやく開いたような状態です。
     潅水も、冷え込みによる生育障害を与えそうで、躊躇してしまう、そんな状況です。

    2001年 1月17日

    俊郎より 

 

     お疲れ様です。……

     午前中に畑を見てきました。

     当地はやはり日南でも冷え込みの強い所なのでしょう。当地の畑だけ葉が霜で萎びており、生育の状態が判りませんでした。陽が射して暫くしなければ葉が元の状態に戻らないので、次は午後から見廻りに行く事にします。

     農家の苗床も順調に発芽をしているようです。
     各農家とも、寒さから苗床を守り、発芽率を高め、生育を早めるようにそれぞれのやり方で工夫をしていて、苗床をみるだけでその農家の農業に対する思い入れや意気込み、性格が一目で理解できて面白いものです。
     厳しい寒さから我が子をいとおしむように、厳重すぎるほど厳重に苗床を管理している人、植物のそれぞれの特性を理解した上で、合理的な管理法により育成を行っている人など、どれ一つとっても同じやり方の物は有りません。
     それぞれの苗床で管理、育成された苗の成長の仕方を見ているだけで、ケールにはどのような育苗法が最適なのか、まるで農業試験場で育苗試験を行っているような気になり参考になります。

     昨日、今日と、日中は冷たい北風もなく穏やかな日和ですが、朝晩の冷え込みはまだ厳しく、最低気温は大 阪よりも低いようです。

    2001年 1月19日

    俊郎より 

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