健康と青汁タイトル小
薬害・副作用:掲載紙面選択



1. やればよいのだが

    浜松市 T.S. 

     数年前、高血圧の薬の副作用で死にそうになったところを、主婦の友刊の「青汁の効用」で教えられ、1年間青汁をのみ、助けられた一人です。見違えるような体調となり、調子がよかったので、青汁を一時やめました。
     昨年暮、痔核出血多量のため、37%の貧血となり、入院。輸血しましたが、現在もまだ75%くらい。何となく調子悪く、痔の手術もできません。青汁をやめてからも、某メーカーのケール顆粒を、ずっと続けましたが、殆んど効果なく、1年でやめました。青汁をやればよいのがわかっていながら、種々の事情で、栽培と汁つくりが不可能の現在、なんとか純粋なケール粉末のようなものがあったら、と願望しているしだいです。信用のおけるものがありましたら、ぜひ教えて下さい。また、はたして、粉末、粒のようなものでも、生の何%かのききめがあるのでしょうか。

     会推賞の粉末は信用できます。また生の何%のききめがあるか確答はいたしかねますが、生に相当するだけの分量をのめば、なかなか馬鹿にならぬ効果がえられます。



2. いのちの恩人

    長野県 H.T. 

     結核薬パスの副作用で肝炎を併発し、1年、結核薬を全部中止いたし、肝臓の治療に入院、専念いたしましたが、肝機能はどうしてもよくなりませんでした。
     叔母に青汁を教えられ、会からケールの種子をいただき服用いたしましたところ、おかげ様で、結核も化学療法を続けられる程に快くなりまして、現在入院、点滴をうちながら青汁をいただいております。
     青汁がなければ、まだ私は化学療法ができるようにはならなかったことでしょう。
     ほんとに命の恩人と感謝しております。



3. 生きているかぎりのみたい

    宮城県 Y,T, 

     高血圧と僧帽弁膜症があり、心肥大になり、投薬をうけながら働いていました。
     去年の7月12日、朝の出勤途中、突然メマイがおこり、メニエル病といわれました。
     3つの病気の薬を服用しているうち、副作用のため、死ぬのではないかと思うような症状になりました。そして、副作用にたいする薬が、また副作用をおこし、3回ほど死にそうになり、入院をすすめられました。
     しかし、どうせ死ぬなら家で、と思い、うちで臥ていました。
     8月の末に、友だちに相談しましたところ、実は、私もぐあいが悪くて、ケールの青汁でよくなったからと、ケールの葉と、青汁の顆粒を持って訪ねてくれ、いろいろ教えていただきました。
     それ以来、顆粒を毎日6包づつのみましたら、食欲が出てきました。10月末ごろは、1週間ばかり10包づつのみました。ケールをはじめてからの食事は、馬鈴薯・サツマイモで、大豆はキナ粉にし、それにダシボシ、ゴマなどミキサーにかけて食べたり、それに、人参、ピーマン、玉ネギ、レモン、セロリ、ミカン、蜂蜜を入れました。
     それいらい、だんだんよくなり、外出もできるようになり、食事の仕度くらいは出来るようになり、4月からは働けるようにもなりました。
     ケールは生きているかぎりのみ続けたいと思っていますし、救われた喜びを、自信をもって人様にも伝えたいと思っています。ケールをおしえて下さった友だちや、いろいろご指導していただいた金田さんに、心から感謝しています。



4. 一人でも多くの人に

    北九州市 H.M. 

     クスリつけになって、からだ全体に浮腫の来た人が、青汁飲用5日間で、大量の尿が出て7キロやせた人がいます。
     その他、青汁の効用数多く経験しておりますので、一人でも多くの人に知っていただきたいと思っています。



5. 肺にはえたカビ

    岡山県 R. 

     さきごろ、お友達のご主人が、ながい病院での療養の結果、薬害のため、肺にカビがはえている由で心を痛めておりましたので、食欲もなく、青汁はとても飲めないならピロサンでもと、先生のご本とともに送りましたところ、とても調子がよくなり、長くつづいた熱もとれ、貧血もなくなったと大変よろこんで、また、次を注文してこられ、私にも是非のむよう逆にすすめられました。

     肺にカビのはえる病気(肺カビ症)は、肺にカビ(いろいろのものがあるが、多くはAspergillus.fumigatusというカビ)が感染したもの。このカビはどこにでもいるが、健康なものはいくら吸いこんでも感染することはない。が、気管支や肺に病気があり、ことに、抗生剤やステロイド剤などをながくつかっているとき、感染をおこしやすい。もともと体力・抵抗力のおとろえたものの病気であり、カビによくきく特効薬はまだないので、この病気の治療はなかなかうまくゆかない。結局、体力・抵抗力をつけることが根本であり、したがって、食べもののまちがいをなおし血をきれいにし、健康力・生命力を盛り上らすことしかないわけで青汁がきいたのも、おそらく、そのためであろうと思う
    (遠藤)



6. やっぱり青汁

     北九州の松本さんからの来信。

    「主人は57年11月初め、カゼから肺炎になり、A医大で受診。
     諸種の検査をうけ、クロマイを服用しながら、自宅で結果を待っていました。
     病状は日ましに悪化。
     胸痛、息苦しさがあり、6日目の夜には尿が出なくなり、苦痛が甚しいので、救急車でB病院にゆき導尿をうけました。
     しかし、空室がなくて入院できず、とりあえずC病院の救急病棟に入れていただきました。
     それから1週間、毎日のように検査がつづき、絶食し、水ものめない日もあり、高熱と口渇のため、とても苦しそうで、点滴を何本もうっていただきました。
     そのうちB病院に空室ができたので転院しましたが、ここでも、また、検査の初めからやりなおし。
     悪寒がして熱が出る。
     坐薬を入れる、注射するのくりかえし。
     発汗して熱は下るが、時間がたつと、また、悪寒、発熱、発汗。口の中は赤くはれ、乾燥し、舌はビラン。
     水以外はのめない状態。
     のみ薬は5種類。
     熱が出ると坐薬。
     点滴は4本から6〜7本にもなりました。
     あまり口中が荒れているので、薬害かと思い、のみ薬はやめてみた。
     その頃から青汁をのみだし、傷は1日1日とよくなり、いくらか口の中もしめり、少々食べられるようになりました。
     検査の結果、痰から緑膿菌が見つかったとか、十二指腸液からカビがみつかったとかですが、菌をやっつける薬も効果なく、菌交代症とかで、現在も新薬を次々にかえている様子です。
     いまもらっている薬は10種類。
     プレドニン、アンコチン、イスコチン、ヘルベスター(狭心症の予防とか)、ポポンS、ドグマチールなど。
     ドグマチール、栄養剤とのことでしたが、どうも安定剤らしいのでのませていません。
     プレドニンは熱下げときいていましたが副腎皮質ホルモンだそうで副作用が心配です。
     青汁やハブ茶、果汁など600〜700ccくらいのうえに、点滴7本で、夜の尿量が多く、8回もおきるので、からだがえらく、朝食もすすみません。
     そのことを先生に話して、できれば点滴をへらしていただけないか、といいましたら“点滴より青汁がよいのだったら、退院して青汁をのませなさい”と大変なご立腹。
     翌日から点滴を中止してしまい、ドイツ製の抗生剤朝夕100cc入り1本だけになりました。
     主人は“点滴をやめたらこんなに胸がラクになるものだろうか”とよろこんでいます。
     急に点滴をやめたら、尿が濃くなって困るのでないかと、この時とばかり青汁をふやしました。
     ながい間結していた便が出るようになり(青い便が気持がスッとするくらい出た)、気分的にもラクになり、気持ちも少しおちついて来たようです。
     点滴をやめた日から熱も下りました。
     主人は、健康には自信があるといって、いつも飲みませんでしたが、こんどこそは思い当ったことでしょう。
     いっそう青汁にはげんでゆきたいと思ってます。」
    (58・2・7)



7. 胃薬がいらなくなった

    神戸市 K.A. 

     毎日寒い日が続きますが風邪薬を飲むほどの風邪もひかず頑張っております。青汁使用後1ヶ月を過たあたりから、胃の調子もよくなってきたのだと思います。
     というのは、術後、抗ガン剤を飲んでいますが、薬が強いために胃が負けてしまうので、胃の消化剤もいっしょに服用しておりましたが、1月下旬位から、胃薬は飲まなくても、よくお腹が空くようになりました。
     今も胃薬は飲むのをやめている状態です。

    (59・3)



8. 小児心臓病

     医学博士 遠藤 仁郎 

    ママ、気をつけて 酒、たばこ、薬も影響
    「ウーマン・リブとやらで女性が地位向上を果たしたのは喜ばしいが、男から奪った酒とたばこは彼女らの健康を損ね、こども達にも悪影響を及ぼしている。
     若い女性は何をはき違えているのだろう」
     新生児百人に一人、この驚くべき先天性心臓病発生率の原因を米コロラド大、J・ノラ教授は皮肉たっぷりにこう説明した。
     5年前の本紙主催・心臓病国際シンポジウムでの講演である。
     ノラ教授はいう。胎児の心臓は妊娠2ヵ月以内に大体の形ができあがる。
     その間に妊婦が毎日アルコールを飲めば25−30%、風疹に感染すると35%の割で心臓奇形の赤ちゃんが生まれてくる。
     同じようにホルモン剤、睡眠剤、食欲抑制剤も危険という報告もある。そのほとんどは今、妊娠女性の常識になりつつあるが、百人に一人の確立は減るどころか、逆に微増している。
     しかも、もっと重くもっと危険な症例が−。
     昨年暮れ、東京女子医大病院の新生児センターに生後まもない赤ちゃん(男児)が運び込まれた。チアノーゼの出た顔は青く、脈もかすか。赤ちゃんは手の施しようもないまま、その日のうちに死んだ。
     解剖所見は「新生児肺高血圧持続症」。
     心臓そのものには異常がないのに、肺全体にウッ血症状が見え、そしてチアノーゼ。
     先天性心疾患と同じ症状を示す奇妙な病気で、最近になってやっと日本やアメリカの学会で症例が報告され始めた。
     重症だと、生後、2、3日で死ぬ恐ろしい病気だ。
     「妊娠中、お酒かたばこは・・・」門間和夫助教授(46)は、まだ涙が渇ききらない若い母親にそっとたずねた。
     「いえ、酒もたばこも・・・。それに、風疹の検査も大丈夫でした」。
     外出にも気をつけ、医者から早産止めの薬ももらった。
     “犯人”はそれだった。
     インドメサシンという座薬。
     薬効は早産止め以外に解熱、鎮痛作用もある。
     さらにもうひとつ、恐ろしい副作用がある。
     「ヘソの緒を通じて胎児に入る母親の血液は肺動脈から動脈管というバイパス血管を通って大動脈に流れます。
     そのバイパスをこの薬が収縮させ行き場を失った血液が活動前の肺に流れ込むんです」
     肺はウッ血し、分娩後の呼吸を不能にしてしまう。
     母親は赤ちゃんを思って薬を使用した。
     処方した医者も思いは同じだったろう。
     しかし、逆の結果を招いた・・・。
     門間助教授はこれまで解熱、鎮痛剤40種を赤ちゃんサイドから研究し、インドメサシン系を含め34種の危険薬を見つけている。
     この中には、あのアスピリンも含まれている。
     「あなたの薬が赤ちゃんを死に至らしめた」門間助教授はその日のうちに問題の薬を処方した産婦人科医に電話し、その事実を告げた。
     「でも、産婦人科医に限らず、内科、歯科の医者の中にもまだ不勉強な人が多いんです。妊婦に多い腰痛や歯痛に、今現在も危険な薬が調合されているんです。」
     気をつけてママ。
     それは胎児からの命をかけた呼びかけである。。

    (58・5・3 サンケイ)



9. プレドニンをやめたい

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「ひどいゼンソクの発作がつづいたのでプレドニンをのんでいます。が、副作用がこわいので、なるべくはやくやめたいと思っています。そのたしにもと、青汁をはじめました。どれくらいのめばよいんでしょうか?」との相談。

     「多いほど結構です。もともと青汁のねらいは栄養のバランスをよくすることなんですが、それには、平均的の食事をとっている人で良質ナッパ400〜500g、青汁にして約2合。健康増進、病気予防の目的にはそれでよいでしょう。
     しかし、どこか故障があるばあいはそれ以上。少なくとも3合。
     厄介な、いわゆる難病のばあいは、少なくとも4合〜6合、もとのナッパ1.1〜1.5キロ以上。多いほどよいことが経験上知られています。
     プレドニン離脱も難病に準ずべきものですから、そのあたりが適量といえましょう。
     なお、青汁の効をたかめるためには、食べものはすべて、なるべく安全な自然食品にし、加工・保存食品はつとめてさけること。
     また、一般食品も、なるべくミネラル・ビタミンにとんだものとすべきですから、主食には白米飯よりは雑穀・豆、ことにイモ類を、蛋白食には肉・魚の切り身よりは小魚、大豆やナッツ類を多くし、良質ナッパを主とする野・山菜、海藻を十分そえる。
     つまりイモ・マメ・ナッパ・青汁食にすること。
     調理は簡単、調味はうすく。タバコ・酒はもとより、菓子・ジュース類など嗜好品その他日常諸般の養生法にも十分気をつけること。
     このようにして、いつも血をきれいにし、からだ中のすべてのはたらきをよくするようつとめていれば、ふつうよりは、ずっとらくに、また早く、やめられるようです。

    (60・7)



10. むかし話(初期の旧稿から) 顔面黒色症と青汁

     医学博士 遠藤 仁郎 

     ちか頃稀にではあるが、若い婦人で顔面に汚穢な黒斑ができて困っている人がある。
     どうやら戦争中から戦後にかけての粗悪な化粧品と関係があるらしいが、専門学者の間でもまだ原因がはっきりせず、これというよい療法もない、まことに厄介極まるものらしい。私が初めて知人から一患者を紹介されたのは丁度一年まえ、昨年の夏の初頃だったと記憶する。
     なるほど、何とも形容のできぬ顔色で、実に気の毒。もう随分方々の病院や大学を訪ねて、およそ思いあたる療法はみんなやってある。どれも駄目なので食べ方でも変えてみたらというので、私を訪ねてみえたのだった。
     で、私どもの最も完全と信ずる緑葉食・青汁の励行をすすめておいた。
     寒い師走のある日、同婦人からたよりが来た。

     「紅葉も散り、すっかり冬景色になりました。不思議なことに近所じう子供も大人も風邪ひきのいない家のない位でしたのに、私の家には、皆、それこそ大元気で、今までは幼稚園へまいっておりますのが風邪をもらって来ますやら、はやり目、耳下腺炎など、流行となりますと、のがした事はない位でしたが、青汁のお蔭でとび廻っております。
     私も、すっかり健康体となり、毎日張切って縫物やら畑の手入れ鶏の世話と精出しております。
     このまえお邪魔いたしました時より、顔の方も良くなったように思います。黒味がだんだんとれまして、今は赤くなりました。これも白くなる道中と楽しみにいたしております。一日中青野菜をいただきませんと、無精に欲しくなります。子供達も今では馴れまして、チシャに大根おろしを包んで巻寿司だなどとパクリと食べております。
     リーダースダイジェストの10月号でしたが、葉緑素のことが書いてございましたが、私たちの方がそれより先に実行しておりますわけですね。親類の者や友達にもお教えして体験談をお話しするのですが……。
     近所の子供ですけれど、一寸うちましても黒くくち、おできから出る血が何時間も止らず、青い顔をして、お野菜はみな吐き出し、“この子は飴で生きている”とお母さんがいわれ、その乱暴さには驚いたことでございますが、私がいくら申しましても、“嫌って食べない”で放ってあります。
     今に死ぬかも分りません。こんな方は本当にお気の毒です。
     健康ですと皆さんが寒い時は嫌だといわれますが、寒さもまた楽しく、雪の降るのも嬉しうございます……。」
     何しろ難病のこと、とても手軽に治る筈もあるまいが、この調子だといずれは時とともに漸次軽快しやがて全快の日も来ることであろうと一層の精進を祈っていた。先達、小学校の母の会のときみかけたが、さすがの黒斑も消え、余程注意せねば気づかぬくらいになっていた。
    (26・7)



ご意見・ご要望はこちらへ
階層リンク 田辺食品 青汁 健康と青汁 上の階層へ
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法

Copyright 2011 05 田辺食品株式会社