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糖尿病インデックス:掲載紙面選択
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糖尿病(1)
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糖尿病(2):掲載紙面選択
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- 糖尿によいようだ 176号
- 糖尿に勝つ 185号
- 毎日が面白い 187号
- 若年性糖尿病 199号
- 血圧下り糖尿なおる 214号
- 糖尿病のコントロール 222号
- 糖尿も通風も順調 231号
- 青汁と麦飯で糖尿完治 248号
- 質問箱 糖尿病に青汁 263号
- 子供の糖尿 289号
- みなピロサン党 299号
- 青汁と運動で糖尿病快癒 303号
- まだまだ元気になれる 315号
- まちがえていた食生活 325号
- 小児の糖尿病が驚くほど増加 333号
- 糖尿よくなる 344号
- 青汁で口が渇きだした(潜在性糖尿病) 348号
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糖尿病(3)
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糖尿病(4)
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2-1. 糖尿によいようだ
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高知県 S.H.
主人が6年くらい前から糖尿病です。「青汁の効用」という本により、青汁のいいことを知りました。ちょうど大根やカブのある時なので、さっそくやってみました。
一日グラスにかるく一杯(もっと飲みたいのですが、野菜がすぐなくなるので)。のみ始めてから、まだ1ヶ月たらずですが、この間(1週間くらい前)の血糖検査では、お医者もびっくりするほどよくなっているのです。
主人も、私もよろこびました。きっと青汁のおかげにちがいない。なんとか続けたいと思います。野菜のある間はいいのですが、その時期がすぎると困りますので、ケールを植えてみたいと思います。畑は家のまわりに充分ありますので。
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2-2. 糖尿に勝つ
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2-3. 毎日が面白い
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北海道 T.K.
永年病気がちで、一日としてたのしい日は無く、糖尿病入院、3ヶ月動脈硬化1年入院。苦しい毎日でした。
1ヶ月四度くらいより通じも無く、道を歩くにもフラフラ、足がおぼつかなく、ころんで脊骨をつぶして3ヶ月入院。
死をまつ身体で、心細い毎日でした。
それで、本で見て、7月から青汁をのみはじめました。
5ヶ月あまり。今では、毎日がおもしろく、頭も鳴らなくなり、仕事が面白くなって来ました。
ながく飲んでみたら、全身の神経痛もなおるかと思えます。
ほか様にもすすめてみますが、何んせ、私の土地では、笑って流してしまいます。
けれど、一生懸命すすめてみます。
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2-4. 若年性糖尿病
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山口県 Y...T.
私こと、若年性糖尿病で、長年大変苦しみました。
激しい口渇と飢餓感に襲われ通しで、余病として、眼底出血や脱力感に悩まされ通しでした。
たびたび入院もしましたが、退院すれば、どうしても食べすぎては、また悪化するという繰りかえしで、半ば諦めた形でした。
それが、親戚の伯母のすすめで、自然食、菜食、青汁を徹底的に実行し始め、体力もめきめき回復し、仕事も、大分、出来るようになりました。
とくに青汁の効力は目ざましく、ケール、コンフリー、シソ、ダイコン葉などをジュースマシンで作っては大量に飲用し、起死回生の気持にひたっていました。
家族をはじめ、一族の者に、みな、その効用を説明し、健康維持に、ぜひ飲むようすすめ、著しい効果をあげました。
弟は、例年の夏バテが全然おこらなく、快調そのものの体調を維持できたし、父と妹は、長年の胃の不調がすっかりとれ、全然、胃というものを意識しなくなるほどになりました。
私も、前途に光明を見いだした思いで、朝に晩に、大量の青汁を作っては、皆に大盤ふるまいをいたし、一族の健康増進に張りきっています。
私の伯母は先生の傾倒者、崇拝者でして、遠藤博士、遠藤博士と、二言目には申します。
慢性病、虚弱者、原因不明の病気の者には、必ず、青汁をすすめています。
それが、素直に、根気よく、継続している者は、殆んど卓効をあらわしているようです。
伯母は十数年、主として先生のご推奨のケールを栽培し、根気よくスリバチですって青汁をつくっています。
もちろん健康そのもので、肌が大変わかわかしく、70代なのに40代くらいの皮膚を保っており、人を驚かせています。
孫にも、幼時より青汁の飲用を習慣づけ、風邪ひとつ引かないよう丈夫に育てています。
私も、伯母のいいつけ通り、最初から青汁を愛飲しとけば、と悔んでいます。
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2-5. 血圧下り糖尿なおる
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高槻市 S.O.
ちょうど1年前、目の前が暗くなり、そのまま意識をなくして、救急病院で目がさめまして以来、先生の青汁を主とした本を片っ端から読ませていただき、病院の薬、注意を全くやめまして10ヶ月になります。
血圧は以前、150〜110だったのが、現在は112〜20。コレステロールは250だったのが152。
体重63が55キロとなり、糖尿がなおり、痔がなおり、水虫がなおりました。
年令50才。たおれた時、相当鼻血が出まして、それ以後、頭のうしろから首にかけて、動悸を感じるようになりましたが、それも大分とれて来ました。
ただ今は、首をまわすと痛むのと、耳鳴りが少し残っている程度です。
青汁は毎日飲んでいます。京都へ出た時は、京都の青汁社で瓶に買って来ます。
青いものがない時は、大阪よりグリーンジュース(粉末)を送ってもらっています。
青汁と先生に大変感謝しております。
イモ、豆、野菜を多くとる心がけ、青汁はコップ2杯程度。玄米飯1回軽く茶碗に1杯。
ミソ汁、オロシ、ジャコ、丸干といった食事にしています。
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2-6. 糖尿病のコントロール
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医学博士 遠藤 仁郎
糖尿病のコントロールは最近の治療法の進歩で、よほどやりよくなった。
にもかかわらず、動脈硬化による心筋梗塞や脳軟化、細小血管の障害による網膜症(失明を原因する)や腎臓症、などの合併症は必ずしも稀ではない。
これらの合併症は、コントロールがうまくいっていないほど多いのは勿論だが、よくコントロール出来ているものにも少なくない。で、これは、いま一般に行われているコントロールのやり方、すなわち、血糖を目安にしてのコントロール法が、正しくないことをしめしているのではないか、と反省されている。
さて、現在、糖尿病治療の主流をなしているものは薬剤(60%は内服薬、20%はインスリン)によるものであり、食餌によるものは僅か20%にすぎないし、その食も、決して完全とはいえない。
上記の問題は、あるいはこういうところに由来しているのではないだろうか。糖尿病は糖が出るだけの病気ではなく、その他にもいろいろの代謝異常がみとめられる。したがって、その治療法も、ただ血糖を下げ、糖尿をなくすることだけにかぎるべきでなく、すべての機能をよくし、ひろく全身の状態が好転され、正常の日常生活を可能にすることが、その目標とされなければならない。
そこで、薬剤だけにたよらず(使用法をあやまると低血糖をおこし却って合併症をまねくことにもなる)、つねに正しい食養を中心とする日常生活の合理化、自然化(精神的ストレスを去り、よく運動するなど)によって、あらゆる代謝の正常化をはかることが大切とかんがえられる。
私どもが、緑葉食・青汁、ことにイモ・マメ・ナッパ、そして十分の青汁(一日少なくとも3合以上、多いほどよい)をすすめているゆえんである。
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2-7. 糖尿も通風も順調
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2-8. 青汁と麦飯で糖尿完治
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ソウル J.K.
1964年以来の当地緑汁会の会員、鄭鐘九氏(盛岡高農・九大農学部出身、農学博士、現東国大学教授)は、糖尿病であったのが、青汁を64年春、夏、秋のんでから、糖尿も治り、以前には、冬には、絶えずカゼばかりひいていたのが、ひかないようになって、今も継続してのんでいます。
青汁だけでは糖が絶滅は出来ませんでしたが、純麦飯を1年つづけたら(3年前に)、わざとお菓子類を沢山食べてから検尿しても、糖があらわれない相です。
鄭博士は、30年来、醸造菌を培養していますが、米よりも麦がよく培養できるので、麦により一層消化素が多いからではないかと気づいて、試験したそうです。
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2-9. 質問箱 糖尿病に青汁
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2-10. 子供の糖尿
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青森県 M.S.
子供の尿糖も血糖も、小松菜とパセリの青汁(毎日500g)をしぼりのみましてから、25日目になりますが、一週間前から消失し、以前酸性でしたが、今はアルカリ性と変り、何にたとえようもなく、家族一同心よりうれしく、感謝申し上げている次第でございます。
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2-11. みなピロサン党
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青森県 M.S.
今年は例年になく早い冬が来て、毎日寒い寒いの明くれでございます。
過日より(春)ピロサンを息子(高校生)がのんでおりますが、効果があり、家族一同喜んでおります。
息子は、糖尿病と診断されてから1ヶ年になりましたが、食事の(ピロサンも含めて)コントロールがよくて、3200カロリーぐらいたべても、糖がでません。
息子は高校で相撲をやっております。
かなりきびしい練習なのでやたらと傷を負いますが、化膿もせず、他の子供達をしりめに直ぐ治ってしまうので、お前の身体は変だナアーと不思議がられるそうです。
それに体がとてもやわらかくて疲れを知らないようです。
また以前は落ちつきのない子供でしたが、近頃はとても落ちついて来ました(大人になったせいも)。
これもみなピロサンのおかげと感謝しております。
少々多めにごはんを喰ってもピロサンをのんでいれば安心と、他の事はきちょうめんでもないくせに、とてもまじめにのんでおります。
私の一家はみなピロサン党です。
私の病院のナース長谷川洋子さんは、ひどく便秘していたのですが、ピロサンをのむようになってから、毎日通じがあり、快的な生活をおくっております。
この方の子供さん二人にも飲用させているようです。
水泳をやっているそうで(冬でも)、とてもバイタリテーになったと話をしておりました。
喘息の子供を持つナースにも、また膠原病のナースにも、痛風のナースにも、それそれ分けてやりました。
服用後の効果は、まだ日浅いのですが、とにかく全身が軽く、朝のねおきもさわやかなので、本格的に続けてのんでみたいとのことです。
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2-12. 青汁と運動で糖尿病快癒
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東京都 K.I.
54才。体重83kg。身体がだるく、両腕に発疹がありました。
野菜不足と思い、大量の野菜を食べはじめましたが、毎日不調でした。
でも、体重は80kgになりました。病院で受診糖尿病(血糖370)とわかり、早速入院ということでしたが、何かほかに方法はないものかと思いを馳せ青汁と運動でやろうと決めました。
はじめたのが1月20日で、いま4ヶ月になります。
1月20日 | 、(初日) | 1時間30分歩く。全身ビッショリの汗。
この状態が10日位つづきましたが、体重は1週間で1kg減り、以後、確実に1kgづつ下りつづけました。 |
2月2日 | 、 | この頃もう歩行の苦痛はなく、飛ぶような速さで2時間20分歩き、体重2kg減、血糖正常となる(薬は服用せず)。 |
2月18日 | 、 | 目がショボショボと、まことに変な感じがし、神経痛が出て、足の状態必ずしもよくなかったが、軽いことがウソのようでした。 |
3月8日 | 、 | 足が軽く、身体はフワフワと力が入らずという感じ。体重70kg。 |
3月26日 | 、(70日目) | 足の痛み解消。体調よく、スピードぐんぐん上る。 |
4月20日 | 、 | 全体に脱力感あり。体重66kg。腹部シワシワだが、足の軽さは相変らず、快調。 |
5月15日 | 、(110日目) | 飛ぶような軽さはなくなり、むしろ安定した軽さになったよう。持続力がつき、2時間半の歩行にも後の疲れがなく、まだまだ歩けそう、体重65kg。血糖110、血圧130/80。 |
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2-13. まだまだ元気になれる
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昭和30年に結核をしてから、退院まで10年かゝりました。再発を恐れるのあまり、食事は特に肉食中心、米飯中心に気をつかったものです。お蔭で肥満体となり、丈夫そうになったのですが、病気から解放はされませんでした。
本当に健康になる方法はないものかと考える毎日でしたが、またまた糖尿病という大病に取りつかれ、絶句してしまいました。
「ヨガ」に完全食事療法というのがあるときゝましたが、他に方法はないと思っておりましたので、ひどく共鳴したものです。一般家庭にあっての食事療法といいますと、青汁療法以外にはありません。
どのような食事をするのかを知るために東京九段の「青汁相談所」を訪ねました。話をきゝすぐ実行したのですが、当分は心配でした。1日6包(約50瓦)の乾燥青汁(顆粒)で大丈夫かと思いましたが、信じたのです。
唯々実行し、今日で1年になります。体重は21kg減りました。糖尿病も快癒し、元気な毎日です。結核手術で片肺なしですので、階段は3階まで上るのが限度でしたが、今は荷物を持って10階でも平気です。
歩行は3時間でも4時間でも平気です。54才の今、まだまだ元気になれるようです。
元気になれない方はぜひ一度相談されますように。
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2-14. まちがえていた食生活
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岡山県 Y.O.
ご指導をうけまして2年あまりになります。今まで考えていました食生活のまちがいをつくづく感じます。
大食、野菜の選び方、砂糖のとりすぎと、気づかぬままに、平気ですごしていました。
主人が労働者なので、大食をするのは当り前のように思い、腹八分目といわれる言葉もあまり気にしないで、腹十二分に食べていました。
とくに好物となると、何も考えず、よろこんで食べる様子をたのもしく思ったりしたこともありました。本当に、おいしい物をよく買ってもらい食べたものでした。
思い出しますと、なにか恐ろしいような気持になります。主人が糖尿病と注意をうけて2ヶ月になります。さっそく青汁をのみ、食生活をかえました。あれほど好きだったお菓子も、考えて食べるようになりました。
おかげで、とても順調によくなっています。血糖の検査も異常がありません。もう何週間も糖がおりておりません。目の方もよく赤くなり血のような色をして、痛い痛いといっていましたが、さいきんふと気付きましたら、いつの間にか赤味がとれて普通になっていました。
主人もうれしそうに、毎日、規則正しい生活をしています。
物資の不足時代には、あんなに一生懸命にいき、あこがれと夢をもっていたように思います。
物があふれ、わがままになり、不満ばかりいっている現代に不信を感じます。
青汁をのみ、イモ・マメ・ナッパを食べて、物に感謝の気持をもち、すなおな日々でありたいと手を合わせます。
(58・3)
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2-15. 小児の糖尿病が驚くほど増加
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数か国からの報告によると、小児で真性糖尿病の頻度が高くなっているようだが、ブリストルの Stewart Brown博士らが行なった最近の研究から、英国でも同じ現象が生じているだけでなく、驚くべき速さで増加していると思われる。
1970年のある週に生まれた小児が10歳になったとき、そのほとんど全員を追跡調査したところ1,000人あたり1.3人が真性糖尿病を生じていることがわかった。
しかし、1958年のある週に生まれた同じような小児群では、11歳の時点で糖尿病患者は1,000人あたり0.6人、1946年に出生したものでは同じく11歳で0.1人にすぎなかった。
これは、小児の真性糖尿病が10年ごとに約2倍に増えていることを示唆する。
さらにこの増加は、実父母とともに生活し失業している父親はいないという、社会的に恵まれた階層の子供たちに限られるようである。
この社会階層との関連は、豊かな生活に伴う食事の影響かもしれない。
どんな原因によるものにせよ、この研究結果と糖尿病予防の意義は重大であり、さらに早急な調査が必要だろう。
Brit.Med.J.286:1855.1983
(Medical Tribune83.9.22)
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2-16. 糖尿よくなる
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2-17. 青汁で口が渇きだした(潜在性糖尿病)
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医学博士 遠藤 仁郎
「1週間まえから青汁をのんでいますが、口が渇き出しました」
との電話。
「青汁で口がかわく?聞きはじめだ。ながいことやっているが、今まで聞いたことがない。青汁をのみだすと、お茶をのまなくなるというのが普通だが。青汁はお宅でつくったもの?」
「いや、市販のもの。」
「分量は?」
「1本。」
「何のために?」
「関節炎。変型性関節炎があるんです。」
「とても青汁のせいとは思えないけれど。で、ほかに何かのんでいるんですか?」
「1ヶ月まえ酢をのんでいます。が、これでは口は渇きません。」
「薬は?」
「のんでいません。以前注射をうけたことがありますが、その時口が渇き、血糖がたかい、といわれたことがあります。しかし、今は何もやっていません。」
「糖尿病があるんですか?」
「いや、尿には糖は出ていません。」
「とすると、糖尿は出てないが、糖尿病の傾向はある、というわけですナ?」
「そういわれています。」
「食事はどうですか?」
「ふつうにしています。青汁をのみだしてから、とてもおいしくなって、食べすぎます。」
「お菓子?」
「ご飯です。」
「そうですか。それでわかりました。おそらくこうです。青汁をのむと体調がよくなって食がすすみ、ご飯を食べすぎる。で、血糖が上り、かくれていた糖尿病があらわれて来て口が渇くようになったというのですよ。そういう意味で、やはり青汁のせいといえば、そうでしょう。
しかし青汁は関節炎にも糖尿にも必要なものです。いや、これらの病気を治すのにはこれしかありません。糖尿病のときのように、ほかの食べものに気をつけ、青汁はうんとしっかり飲んでみてはどうですか」
「どれくらい?」
「8本〜10本。少なくとも5〜6本以上。そして、ご飯や甘いものはできるだけへらす。ところで、体重は?」
「70キロ。」
「身長は?」
「155。」
「20キロ以上オーバーだ。絶対やせなきゃァダメだ。尿に糖は出てなくても、本質は糖尿病なんだから、そのつもりで、野菜ことにナッパ・青汁を多くし、飯や糖分、アルコールはひかえ、つとめてからだを動かし、少なくとも標準以下になるまで体重をへらすことですナア。
(59・12)
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引き続き、糖尿病(3)へ
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