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歯槽膿漏と虫歯:掲載紙面選択 |
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1. 歯槽膿漏癒る | |||||||||||
岡山市 K.K.
私は青汁飲用を始めて以来ニヶ年半、確かに効果を信じています。 尚私は青汁の外科的効果も多大ではないかと思いますが如何でしょう。 血止め ニラ、ヨモギ其他雑草で度々経験しました 其他 菊の葉の青汁 しらくもふけ等数回で全治。 藍の葉の青汁 少年時おたふく風のほおはれにつけて著効あり。 ドクダミの青汁 膿の吸出しに著効等々。 尚特殊の青汁か特定の病気に著効があるということはないでしょうか。例えば柿の葉の青汁が眼底出血によいとか、芹の青汁が腰痛によいとか、古来民間療法の農薬法以外青汁を使用して著効あるものが多々あると思います。何しろ青汁の効果は緩慢の如くにして甚だ確実であり且目的以外に思わざる副効果の大きいこと誠に有難と思っています。 <答> 青汁の外用法、随分いろいろあります。古い医書にも沢山出ています。 ( 拙著には内用例だけに止めていますが) 特殊青汁の効果についても確かに考えられることですが強いてこだわる必要はあるまいと私は思っています。 (遠藤記) | |||||||||||
2. 歯肉がしまる | |||||||||||
水島 M.Y.
20年前からの耳なりと肩こりが主で飲むように致しました。とてもだめだろうと思って始めましたところ、3ヶ月位でなんだかよい様な、と気がつきました。そうなると、急に青汁が飲みにくい様に感じて、やめて見たくなりました。1ヶ月後には又耳なり頭重で困り、又毎日飲んでいます。歯のゆらぐのがしまって来ました。青汁のおかげかと思います。まだ耳なりははっきり致しませんが、こんどはながく飲ませて頂くつもりで居ります。 | |||||||||||
3. 歯槽膿漏 | |||||||||||
金光町大谷 I.T.
毎々「健康と青汁」を御送りくだされ、ありがたく読ませていただいている。 | |||||||||||
4. 歯ぐきの出血 | |||||||||||
玉島市 H.T.
32年6月頃より約1年間、玉島支所(田辺氏)の御好意に依り青汁をいただいていますが、おかげにて有形無形にて青汁の効果があることを認識しましたので一例として申上げます。 | |||||||||||
5. ウ齒を防ぐには | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
6月はムシ歯予防の月です。現在歯の悪いものが大変多く、ことに子供のウ歯は小学校の上級生では90%をこしている所も少くない有様で、全国平均でも70〜80%といいます。
歯の環境 − ウ蝕を促がす口腔の条件 とが考えられます。 (1)歯の質 歯の抵抗力の強弱は歯の発生するまでの栄養で決まり、その後は一生涯変らぬものだといいます。 つまり、乳歯では歯のきざし始める胎生期の、永久歯では幼児期の栄養できまってしまうわけです。 従って、母親の食べ方が間違っておれば、生れる子の歯の質は悪いし、幼少児の栄養が正しくなければ、順次にはえる永久歯がよわくなります。 (2)歯のおかれる環境 しかし、いかに強い歯でも、その歯のある環境がよくなければウ蝕をうけるし、たとえ弱い歯でも、環境の条件がよければかかりません。 この歯のおかれる環境、つまり口腔の条件には、ウ蝕の直接原因であるバイ菌と、その栄養分になる食物残渣(糖質ことに粘着性の糖分)とが問題になります。 そこで、ともかく原因になるバイ菌を殺してしまえと、殺菌力のあるうがい薬や歯磨粉をつかうことや、念入りに歯を磨く運動などが、口腔衛生としてやかましくいわれます。 しかし、いかに強力な殺菌剤を使ってみても、開放された口のこと、バイ菌は後から後からはいって来ます。 また皮肉なことに、ウ歯は毎朝いや毎朝毎晩ていねいに歯を磨いている所謂衛生家の家庭には多いのに、ろくろく歯ブラシも使わぬといったものには、却って少いものです。 実際ウ歯が文化生活者に多く、原始生活者に少いことはよく知られています。これは、おそらく だいたいウ歯は栄養が完全であれば出来にくいようですが、ウ蝕と栄養との関係については、専門学者の間でも、まだ解明されねばならぬ多くのことがらが残っているようです。 たとえば、歯の発生にはビタミンA・C・Dやカルシウムがふかい関係をもっており、それらが不足すれば完全な歯の出来ないことはよくわかっています。 しかしウ蝕については、Dとカルシウムの欠乏の影響だけは明になっていますが、AやCについてはまだ充分けんきゅうされていないそうです。 またウ蝕が加工食で多く自然食で少いことも事実ですが、それが何によって来るのかハッキリしておらず何がまだ科学的につかめていないものがあるらしいといわれています。 今一つ、歯のおかれる環境の条件は、口腔液つまり唾液の性質ですが、これまた栄養の適否いかんによって変化し、バイ菌の繁殖にか、歯の防衛力にかに影響して、ウ蝕にも関係すると思われます。 ともかく、完全食ことに自然食にウ蝕を防ぐ効果のあることは疑いがないようです。
そして一旦歯がはえた後は(もはや歯の質を変えることは出来ぬのですから)歯のおかれる環境つまり口腔の条件をよくすることが肝要です。 そのため、歯の発生前はもとより、その後にもなるべく加工度の少い自然食からなる完全食をとること、糖質とくに粘着性の糖分をさけ、野菜果物を多くとること。 まず妊娠中から授乳期の母親の食べ方を正し、緑葉食青汁を中心とする完全食にすること。 離乳後もつとめて同様の完全食をとり、糖分に注意すれば、母親の歯の悪くなることもないし子供には抵抗力の強い質のよい歯がはえウ蝕される心配も少なくなります。 乳歯のはえ始めた子供にも同様の完全栄養を与えれば、はえた歯の質は変らぬとしても、その後に出る歯の質はよくなり、少くとも口腔の条件だけでも有利に保つことが出来ます。 幼少児も同じで、乳歯はともかく、ぬけ変る永久歯は充分丈夫な歯にすることが出来ます。 またすでに永久歯の出そろったものも、つとめて上述のような自然食完全食をとっておれば、そうそうウ蝕されるものではありません。 | |||||||||||
6. 齒ぐきの出血 | |||||||||||
津山市 K..N.
私もグリンジュースの飲用をつづけています。 (34・11・12通信より)
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7. 歯槽膿漏にも | |||||||||||
石川県 Y.N.
久しい間食欲がなく、生きる望みもうすらぎ、生命もあやぶまれた私は、青汁を知ってより、望みあらたにいたし、病弱ながら生きながらえて居ります。歯槽膿漏といわれたのが青汁をのみ始めてより、歯の方はいつしか癒えて、食欲もいくらか出てまいりました。以前は野草でしたが、とりに歩くのが容易でありませんでしたし、しぼるのも容易でありませんでした。ケールはやわらかく、水分が多く、弱い私でも軽々としぼれます。 | |||||||||||
8. 苦痛も晴れて | |||||||||||
倉敷市 S.W.
つかれやすい上に、手のしびれ、ふしぶしのいたみ、をおぼえましたのは、十余年も前のこと。この様なことで思うことも半分も出来ず、自分のからだをもてあましながらの日々。 | |||||||||||
9. 質問箱 ムシ歯と青汁 | |||||||||||
滋賀県 O.
問 | |||||||||||
10. 虫歯 | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
さいきん、動物の実験で、虫歯の原因は、種のバイ菌によること。 (48・11)
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11. お八つ調べ | |||||||||||
倉敷中洲小学校(貝原邦夫校長)で、昨年おこなったこどものお八つ調査で、3年級は毎日平均180円。 (50・8)
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12. こどもの虫歯を防ぐには | |||||||||||
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13. 歯槽膿漏(歯周炎) | |||||||||||
壮年期、40才以上で、歯のぬけるもっとも多い原因(60〜70%はこのためだという)。 | |||||||||||
14. サスガ米どこ | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
庄内米の中心地、鶴岡の会場で、ながい間、歯槽膿漏に悩んでいるという青年から質問があった。 | |||||||||||
15. 歯痛に効力抜群 | |||||||||||
千葉県 H.M.
歯槽膿漏で治療中の奥歯が痛み、からだを動かすたびにコメカミから耳までひびいて、どうしようかと不安でしたが、ちょうど着いたピロサン2袋を一度にのみましたら、夕方にはだいぶおさまりました。 | |||||||||||
16. シソ葉と歯槽膿漏 | |||||||||||
和仁 政子
この夏はベランダでつくった青シソの成績がよく、最盛期は7月はじめから8月半で終りましたが、その間、大人の掌大の葉1,145枚を利用しました。 (58・10)
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17. 「歯の健康心得10カ条」 | |||||||||||
日本歯科医学会総会の第16回総会が、さる10月3−5日の3日間、東京のホテルニューオータニで開かれ、「21世紀を自分の歯で生きぬくための歯の健康心得10カ条」を提唱した。
2、歯のはえたてに気をつけて 3、予防処置しっかりやって歯の健康 4、正しい歯みがきが歯と歯ぐきの長いきのもと 5、かみしめる食生活で健康に 6、歯石をとってきれいな歯ぐきにサバイバル 7、忘れずに毎日歯ぐきのマッサージ 8、歯ぬけのままが“歯”かない人生 9、何でもよくかみよく食べて歯も長生き 10、定期健診で一生自分の歯で食べる幸せを この10か条は、歯の健康は人間らしい豊かな生活と生きがいにつながるもの。しかも一人一人が日々心掛けてこそ維持できるものだ。 医学界新聞(62・11・10)から
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18. 歯が長持ちする話 歯の完成は15歳 | |||||||||||
大阪・アップル歯科医 Y.T.
歯は、はえ始めのころが虫歯になりやすく、はえてから2年ほどすると虫歯になりにくいということが理論的に解明されています。 (60・5)
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19. 子供に増える歯肉炎 | |||||||||||
硬い物食べずアゴ(退化)?!(岡山県教委が調査)
▽中学生3019人( 同3.2%) ▽高校生1621人( 同1.9%)−だったのが、 元年度は小学生4181人( 同2.8%) ▽中学生6567人( 同7.4%) ▽高校生6351人( 同6.9%) カスなどがたまり炎症を起こす病気で、このまま放っておけば、歯槽膿漏につながる。 松浦孝正・県歯科医師会公衆衛生部委員長は、 硬い物を食べなくなった子供たちのアゴが小さくなり、歯並びが悪くなったのでは、と分析。この結果、歯のつけ根がみがきにくくなり、歯肉炎が増えたとみている。松浦委員長は歯ブラシを歯に垂直に当て、小きざみに動かす「スクラビング法」や食生活の改善を奨励しているが、むし歯ほど歯ぐきの病気が注目をされていないため、あまり効果が上がっていない、という。 岡山県は今年度から、歯科保健対策の研究県単独の事業として実施。 歯科医師会の医師や岡山大歯学部教授ら約10人を集めて専門委員会を来月発足させ乳幼児からお年寄りまで生涯を通じ歯の健康を検討していくことにしている。 (サンケイ新聞)
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