健康と青汁タイトル小
ニキビ・腫れ物・吹き出物:掲載紙面選択




1.療病講座 ニキビをとるには

     医学博士 遠藤 仁郎 

     おでこに二つ三つ所謂「思われニキビ」の出現する程度ならば、青春のシンボルとしてまことにほほえましいもの、ともいっていられるが、顔一面に、ところきらわずはびこられると全くそれは憂うつそのものです。
     ニキビは、年頃になってはたらきの盛になった皮脂腺(皮膚の脂肪を出す腺)に、分泌された脂肪がたまり(おし出すと虫のようにニユニユッとでて来る)、ついでこの先に膿様の分泌物ができるものです。
     皮脂腺の口がつまるのが原因だというので、美容術では、顔をよく洗って垢や埃をとるとか、何それがしの化粧水をつけろ、などといわれますが、もとよりそれだけではダメ。
     学者たちの方ではまた、いろいろの学説をたて、やれビタミンだ、やれホルモンだと、むつかしい療法がいい出されていますが、さてどうもこれという適確なものはない。
     ところで、皮脂の分泌の強くなることは、年頃になるとからだの変調の来やすいこと、そして、それがホルモンの調和の異常にもとづいていることは、紛れもないことでしょうが、そうした変化がおこるためには何か、も一つさかのぼった原因がなければならぬ筈です。
     それには、生れついた体質ということもありましょう。
     しかしその後の日常生活、中でも食べ物の影響が少なくないように感じられます。
     私の年でも、野菜の食べ方が少くて、飯や菓子を食いすぎると、必ずニキビができ、青ナッパを多く食い青汁をのむと、まもなく消えてしまう。
     これはテキ面といってよい程確実にみられる現象です。
     若いニキビ家に聞いてみると、その多くは、どうも菓子がすぎているらしい。
     ただ菓子だけの罪ではないかも知れませんが、もともと白米飯に偏った食べ方をしているものが遠慮なく菓子を食うから、糖質ばかりが多くなって、他の栄養素、ことにミネラルやビタミンとのバランスがみだれる。
     そのため炎症性、滲出性の体質になる。
     これは水ぶくれ――たとえば何か変った仕事をして手にマメ――をつくっておいて、これらをたべくらべてみるとよくわかる。
     飯がすぎたり、菓子を食うと、水ぶくれはキンと張って来、仲々ひかないが、野菜や果物を多くとると、すぐにしぼんでやわらかくなり、早く吸収されてしまう。
     傷口から出る分泌物や膿などでも同じです。
     昔から傷に餅が悪いといわれているのもそれです。
     これらはすべて、飯や菓子で分泌が強くなり、野菜や果物で少くなることをしめしています。
     これと同様、飯や菓子がすぎると皮脂の分泌がたかまってニキビの下地が出来、その上バイ菌に対する抵抗力が弱くなり化膿しやすくもなるので、膿んだり、腫れたり傷になったりして、すこぶるハデな面相になってしまうわけです。
     そこでニキビをとるためには、顔をよく洗うのも結構ですが、もっと根本的なことは脂肪の分泌や滲出性をへらすことです。
     それには何といってもまず緑葉食。
     青ナッパをうんと、しかもなるべく「生」で食い、青汁をのむ。
     そうするとだいいち色が白くなる。そしてニキビ家につきものの便秘がなおる。
     何でもかでも、ことに治りにくいものでは、ともかく食べ物のことを考えるのが私の癖なので、これがすべてのニキビに当てはまることかどうかは保証しかねますが、まあだまされると思って2−3週間か一月試してみていただきたい。若さのうつくしさに、われながらうっとりされる日は、おそらくそう遠くはないでしょう。




2.ニキビがとれた

    東京都 T.K. 

     今月5日より、毎日1合づつ飲んで居りますが、尿がきれいになり、大変気持よくなりました。また、17才の長女は、12、3日で、額のニキビがきれいに治りました。




3.魚の目がとれた

    宇都宮市 T.S. 

     青汁飲用後2ヶ年たちました。さいわい血圧も平常になり、胃腸も整い、老斑も数少くなり、その上、なんと、長年気にしていた魚の目がとれました。
     医者にスピール膏をはってもらっても、断じてとれないものでしたので、あきらめていましたが、1合程のんだのでは、ますます数増えますのに、3合近く毎日続けましたところ、1ヶ月目から、小刀でこそげ取るように、上皮から少しづつはがれて、なくなりました。
     これには本当に喜びでございました。




4. 効果におどろく

    東京 N.O. 

     のみはじめて1週間になりますが、鼻や口のまわりに出没していた吹出物が、すっかり影をひそめました。また、就寝には湯タンポが不要になりました。効果の偉大さにおどろいている次第でございます。




5. ニキビにすりこむ

    広島県 K.W. 

     目下キャベツ(市販のもの)をつづけ数日になりますが、寄生虫のおそれや、温床づくりの多い今日ですから不安なので、ケールの種子がほしいと思います。
     吹出物、胃弱(アトニー)、疲れやすい、肩のこりなどの為、いつもすぐれぬ私ですが、精神の修養で、ほがらかにするようにして楽しくくらしています。
     青汁は主人、子供(2才・4才)にも喜んで飲んでもらっていますので、根気よくつづけてみるつもりです。
     なお、日数浅い私が、大げさですが、青カスで顔を洗うと非常によく、高価な化粧品よりよいと、ますます若くなれそうです。
     ニキビの所へ、よくすりこむとよいです。




6. ガングリオン(鞘腱瘤)

     医学博士 遠藤 仁郎 

     手の甲のまん中などに、まるい、チャボの卵くらいの腫れを見かけることがある。
     さわってみると、キンと張ったふくろといった感触で、痛くもかゆくもない。
     これは、腱鞘(指を動かす腱をつつんでいる鞘)にカツ滑液(腱の動きをなめらかにするための潤滑油)のたまるもの。
     原因はわかっておらず、外科的にとり去ったり、薬剤を注入することも行われているが、再発しやすいといわれている。
     学生時代、外科の先生が、木槌でポンと叩きつぶし、「よくもんでおきなさい」、といっていたのを思い出すが、気永にもんでもよいようだ。
     先年、私は、右の肘の先端に、かなり大きいのができたことがある(うっかりしていて、それまで気づかなかった)。切るのはもちろん、叩きつぶしてもらうのも嫌なので、セッセと揉んでみた。
     そしたら、3ヶ月ばかりで完全に消えてなくなってしまい、その後、再発の気配もない。

    (52・5)




7. ニキビ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     ことし短大を卒業するむすめ。
     身体はいたって健康ですが、ニキビがすごく出て困りはてています。
     方々の皮膚科にゆき、また、おがみやさん、神社、お寺さんにも、足をはこびつづけても治らず、可哀相でなりません。
     青汁をのめばニキビにも効くでしょうか。
     という手紙が来た。



     ききます。若い娘さんが、うまくもない青汁をのんでいるのは、たいていそのためです。
     いや、ニキビだけではありません。
     肌の色つやがよくなり、美しくなるので、よろこばれています。
     私は、3週間のんだら鏡をごらん、と、よくいうのですが、熱心にやれば、なかなか馬鹿にならぬ効果があります。
     さて、この、熱心に、ということですが、それは、質のよい青汁の十分の量を根気よくつづけること、そして、他の食べものや便通に気をつける、ということです。

    質のよいこと
     材料ナッパが、ホウレンソウ、フダンソウ以外の、緑色の濃いもの、しかも、農薬や化学肥料をつかわず、昔風の、堆肥、厩肥、油粕、鶏糞、魚粉、石灰、木灰など有機質肥料でつくったナッパであること。

    十分の量
     ほかの食べもののとり方によってちがうが、少なくとも、1日2〜3合(もとのナッパ500〜750グラム)以上。
     多いにこしたことはない。

    ほかの食べもの
     ニキビにもっともよくないのは糖分のとりすぎ。
     甘い菓子(オカキ、ダンゴなどもふくめて)やジュース類はやめ、間食はくだものにすること。
     味つけの砂糖、コーヒー、紅茶、おかずにつかう砂糖もなるべく少なくすること。
     次に、主食をへらすこと。
     ふとっていれば、標準以下にやせること。
     蛋白食品もすごさないこと。
     おかずには、良質ナッパを主とした野菜、山菜、海藻、くだもの類をうんと食べること。
     なお、食べものは、すべて安全なものとし、有害有毒なもの――農・畜・水産用薬に汚染されたものや、危険な添加物のおそれのある貯蔵・加工食品、既成食品・インスタントものなど、つとめてさけること。

    通じをよくする
     通じが悪いとニキビは治りにくい。
     上述の食事では、たいていよくなるものですが、それでも、出にくければ、もっと繊維のあるものをふやすことと運動、ことに腹筋の運動をおこたらないこと。
    (55・2)




8. 鏡をみるのが楽しみ

    福岡県 R.M. 

     生れつき色黒で、そのうえ顔中にソバカスだらけでしたが、青汁のおかげで色よい顔になり、ソバカスもいつか消えて、鏡を見るのがたのしくなりました。人々からも、顔色がよくなったといってくれるのでとても嬉しくなりました。老いの故、貧血が少々ありますけど、もっと青汁を多くのむとよくなるかと期待をもっています。




9. 特発性浮腫

     医学博士 遠藤 仁郎 

     主に中年の女性にみられる浮腫。
     浮腫を原因するビタミン不足(脚気)や心臓、腎臓、血液、内分泌器などに異常のない、まったく原因不明のハレ。
     月経とも関係がない。月経前に出て、月経が終るとともになくなるハレ(月経前浮腫)があるが、これともちがう。
     ハレは、ふつう朝には軽く、夕方につよい。食塩をとりすぎたり、精神的に緊張すると強くなる。
     神経質なものや、指先が冷えたりシビれたりしやすい、神経(自律神経)の不安定なものに多い。
     大切なことは、まず精密検査で特別の原因がないかどうかしらべること。
     療法としては、食塩を制限し、精神安定剤や利尿剤などがつかわれているが、私どもは、これにも緑葉食・青汁を中心とした日常生活の自然化をはかる。すなわち菓子は極力へらし、精製穀(白米飯、白パン)をひかえ、野菜・果物を多くし、調理は簡単に、なるべく多くを生食し味はうすく(食塩も砂糖も少なく)すべきだと考える。




10. 頑固なハレモノ

    青森県 S. 

     2月20日より青汁の乾燥粉末を飲ませていただいています。病院でみてもらった時(2月15日)3センチメートルぐらいのはれものができ、ふれると痛みましたが、今は小さくなり手でさわらなければわからなくなりました。ただ、穴のつまった部分といいますか、ぽつんとあざくらいのものが黒く残っています。考えてみれば日が浅いのにここまでよくなったことに感謝しています。これからもかがさず、青汁養生でがんばりたいと思います。




11. 陰嚢水腫

     遠藤 仁郎

     「9才の男児。小さいときから陰嚢水腫があり、二度手術しました。二度目のとき、もう大丈夫だ、といわれていたのですが、また、腫れてきました。たびたび手術するのは可哀相なので、そのままにしています。が、時々大きくなったり小さくなったりします。青汁でなおらないものでしょうか?」との電話。

     「まだ経験はありませんが、よいのではないかと思います。ドンドン大きくなるようなら、また切らねばならなくなるかも知れませんが、しばらく食養生をして様子を見るのもよいでしょう。ことに、大きさが変るようなら、なおさらです。というのは、それが、坊やのからだの状態ことに食べものによって変るのではないか、とかんがえられるからです。
     たとえば、傷か湿疹などのあるばあい、菓子やジュースなど甘いもの、あるいは餅や白米飯などを食べすぎると、汁がふえ、野菜や果物では少なくなる。また、手や足にできたマメでも、同じく糖分、餅、大飯を食べ、肉や魚がすぎるとピンと張ってなかなかひかないが、野菜・果物だとすぐにすぼんで来ます。これは、炎症のあるところが、これらの食べものの影響で刺戟され、炎症がつよめられて分泌がふえたり、反対に鎮められてへるためです。

     これと同じように坊やのばあいも、嚢腫のところが刺戟に感じやすくなっており、食べものによって亢じたり鎮まったりするのではないでしょうか。そこで、刺戟になる糖分(菓子、ジュース、味つけの砂糖)、白米、肉や魚の切り身などはなるべくひかえ、野菜や果物を多くすべきですが、青汁はこの意味でももっとも効果的でしょう。なお、加工・保存食品には有害なものがないとはいえないので、出来るだけさけること。おっしゃる通り、また切るのは可哀そうですから、ともかくこの方針で様子をみられてはいかがでしょう。
    (60・1)



12 モノモライが切らずに全快

    三浦市 M.S. 

     孫が、生後7ヶ月頃モノモライができ、大変心配いたしました。眼科の先生にみていただいて、切って膿を出すと早くなおるといわれましたが、切るのがいやで、どうしてよいか本当に迷いました。東京の田辺先生にお電話で相談いたし、お教え通りご飯、パンなどやめて、青汁の粉と果物、いもなど食事をかえ、大豆つぶ位あったモノモライを、とうとう切らずにきれいになおしました。先生のおっしゃったようにたいへん太っている子供で、食べすぎのため、化膿菌によわい体質になっていたためでした。ありがとうございました。

    (61・1)



13 ものもらい

    三浦市 M.S. 

     孫の眼の「ものもらい」顆粒のお蔭で、切らずにすっかりなおり、大変元気に育っています。



14 イボにはどうか

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「おでこにイボが沢山出来ています。もうかなり前からです。青汁はききますか?」

     イボの多くはビールスによるものだそうですから、青汁でからだの抵抗力がつよくなれば、なくなる筈です。
     薬のように早くはききませんが、飲んでいるうちに、いつの間にか消えていた、といったぐあい。
     効くにしても時間がかかります。」

    「分量はどれくらいですか?」
    「抵抗力の弱るのは食べもののまちがい、栄養のバランスのみだれやインスタントものなど有害食品によって、血がにごっているためです。
    これを直すには少なくとも1日7〜800gから1キロくらいのナッパ。
    青汁にしてコップ3〜4杯(3〜4合)は必要です。」

    「ずいぶんいるんですねエ。」

    「初めそれくらい飲み、よくなればしだいにへらして行ってもよろしい。
    しかし、やめてしまったら、また出るかも知れません――青汁でよくなるということは平素ナッパが不足だったということですから、多少へらしてもよいが、つづけなければなりません。
    (62・10)



15 ケールとのであい

     親指の爪の痛み治る H.I. 

     私がケールを知ったのは昭和61年7月で、3年近くての親指の爪の間が赤く腫れ化膿し破れ、近所の開業医や市民病院の外科・皮膚科で治療を受けても、抗生剤と軟膏塗布だけで、一時治っても1ヶ月位で再び腫れ痛みがひどく不便な日々を送りつつ半ば諦めていました。
     そこへ退屈しのぎに読んでみて下さい、と理事長の伊藤さんに治病体験者報告集を勧められ、読んでいる内に半信半疑ながらも、病院で治らないし治らなくても構わない、野菜は身体に良いし・・・・・・と思い、朝夕一合ずつから始めました。
     気のせいかなと思いましたが、少しずつ腫れが引き始め、嬉しさの余り職場の人に指を見せると、「何で葉っ葉で治るの?」と笑われながらも効果が現れ痛みも腫れもとれてきました。
     3ヶ月位で少し油断し、1日1合に減らしたら再び腫れてきたため、外科で抗生剤と処置をして頂き10日位で治り現在に至っております。
     現在は1日1合で腫れもなく治っております。
     また10年程前より3〜4ヶ月に1回3週間程の長さで両股関節の痛みが続いておりましたが、それも現在はありません。
     私にとってケールは神様のようなもので、職場の人が身体の不調を訴えると「ケールを飲んでみたら」と、笑われながらもせっせと勧めています。
     私の指を3年前より知っている人は、「治ってるね」と声をかけてくれます。
     これからも一人でも多くの方にケールを勧めて行きたいと思っております。

    (ケール健人の会報より)



16 よいネタができた

    石川県 K.K. 

     今冬は豪雪で青汁はできませんでしたが、やっと1ヶ月ほど前からケールも成長し、待望の青汁をいただけるようになりました。その間の食生活は肉・魚は控え目にし、野菜サラダ、リンゴなどで補ってまいりました。それでも私の臀部に腫物ができ、自転車に乗るにも不自由を感ずるほどでした。ちょうど青汁のいただける季節でもあり、毎日4合近くのみ、遂に腫物は消滅してしまいました。これでまたPRのよい材料ができました。



17. 野菜きらいで

    東京都 K.S. 

     野菜がきらいで、吹き出物が多く、身体にきずが出来てもなおりが悪かったのですが、顆粒を頂いてからすっかり良くなりました。ありがとうございました。





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