健康と青汁タイトル小
虚弱児:掲載紙面選択




1. 倉敷西小学校

    倉敷西小学校 A.A. 

     弱い子供を持って居ります親にとりまして、こんな有難い事は無いと、いつも感謝致して居ります。
     青汁飲用以来
     第一は何となく色艶が増して血色が良くなった事。
     家庭での食事が増した事(好き嫌いがほとんど無い位になった)
     ほんの少しではあるが肥えた様に思う。(3〜4年生の時は骨が見える位)
     余り疲れなくなくなった事、風邪もひきにくゝなった(かゝっても軽くて済む。)
     食事を美味しく頂く様になった。(スピードが出た。)

     お忙しい先生方に御無理をお願い申し上げますが、何卒今後共引続いてよろしくお願い申上げます。



    倉敷西小学校 Y.Y. 

     吹く風も何となく、春らしくなって参りました。いたずら盛りの子供を何かとお世話下さいまして、誠に有難く厚く御礼申上げます。
     グリーンジュースについて大変良いと思います。私の家から学校までは2粁近くもございます。朝は御飯を少ししか食べず、副食も気に入らなければいただかぬ、といった具合でした。だから1日の学業を終えて帰宅すると、疲れるという状態でした。それがグリンジュースを飲みだしてからは、非常に元気になりました。
     叉、食欲が良くなり偏食しない様になった、血色が良くなった、体重が増したと大変よい結果となってあらわれております。今後ともずっと続けて戴きたいと思います。



    倉敷西小学校 H.I. 

     人の子を我が子の如く思い、毎日々々お世話様に相成り、誠に有難く御厚礼申上げます。扨てお尋ねの件に付きましては左の如く思います。
     1. 平素冬季と相成りますと風邪を引きやすきも本年はおし通しました。
     2. 幾分体質が良好かと思います。
     3. 引続き青汁をお世話に相成たいと思います。
     4. 今少し暖かく相成りましたら私の方でも1度診察を受けてみたい思い居ります。
     以上の如くで有ります。何分此上ながら宜敷御願いいたします。



    倉敷西小学校 H.A. 

     私共の弱い子供達の為に、先生方お忙しい中を格別の御世話を頂きまして誠に有難う存じます。謹んで御禮申し上げます。
     青汁飲用以来、
     第1.何となく色艶が増して、血色が良くなった。
       .家庭での食事が増した事(好き嫌いが減って来た。)
       .余り疲れなくなった事。
       .風邪をひきにくくなった(かかっても軽くて済む様に思われる。)
       .運動をすすんでやる様になって来た(前には傍観者であった。) 
       .睡眠の時、仰向けに寝る様になった。
       .喘息の発作は殆ど起こらない。
     御繁忙の先生方を御煩わせ致します事は誠に恐縮でございますが、出来ますれば、今後共連続して頂ければ之に越したことはございません。どうぞ此上共宜敷く御願い申上げます。





2. 少し飲み良ければ

    早島 G.E. 

     私の三女で、1年生ですが、小さい時から心身貧弱で偏食烈しくて困って居りましたが、学校で青汁を飲みだしてから約3ヶ月余りになりますが、最近では偏食が減り、食事の量も以前より大分増して、間食は殆んどなくなりました。非常に有難い現象で喜んで居ります。
     夏休み中は家庭で飲まして居りましたが、時に飲みしぶりしますので、私が一回だけ味わって見ましたが、大人の私でさえ飲みにくい感じが致しました。今少し飲みよい風味に改良されたら一人でも多くの利用者が出来ると思います。





3. 小学校の青汁給食 座談会 その1




4. 健康体の再建

    足利市 N.K. 

     本年8月、「青汁の効用」を通読することが出来ましたのを機に青汁飲用を決意し、今日まで約5ヶ月間殆んど休まず続けてまいりました。
     私は幼少よりヒ弱の体でして、小学校時代は体格「丙」。
     中学時代は同じく「丙」で、大学へ運よく入学できましたが、殆んど勉強もせず最低で卒業しました。
     それより約27年程、毎日毎日健康法の研究に寧日なき有様でしたが、本年8月、先生の著書を朝日新聞の広告欄で拝見して以来、奇蹟的に今までの健康についての疑問が氷解していって感謝しているしだいです。
     一時は西勝造氏の健康法、二木博士の玄米食、食養等に没頭して、断食まで自宅でやりましたが、その時一時的には何だか効果があったように思われても、次第にあきて来てしまうのを、どうすることも出来ませんでした。
     板の上にも寝たり、水をガブガブ多量に飲んだり、硬い玄米を家族と別に炊いて1年以上も喰べたりしました。しかしながら、可愛いがられて、間食糖食でゆがめられた体質は、仲々思うような健康体にはなれず、悶々として50余才の年になってしまいましたが、今回、先生のお訓えを実行してみて、真の健康体がこの老年になっても再建できるとの確信をもって青汁道に邁進する覚悟です。
     おかげ様で、この5ヶ月間に次のような効果が出て来ました。

    1.  私はケロイドの体質で、お灸などが大きくふくれ上り、30年間一度も低くなったことがありませんでしたが、それが大体半分位の大きさに凹んで来ました(これは写真に撮っておきましたから、全快したら、また撮って参考にお届けするつもりです)
    2.  いつも風邪気味で困って居ったのが大変よくなりました。
    3.  かなり出て居った白髪が、いく分減ったように思います。
    4.  不眠になやまされて居ったのが、とれました。
    5.  皮膚の色つやが良くなりました。
    6.  したがって気分が爽快になって来ました。

     ◇ 

     青汁は、初め1ヶ月半程は、主として野の雑草、木の葉をつかいましたが、キャベツが出はじめると、その外葉を農家より譲りうけて、これを主体に、大根の葉、9月より植えたカキ菜やカキ葉大根、ケールの少量などで汁をつくりました。
     最近は近所の川端に拘杞の潅木林が沢山あるのを知って、キャベツと拘杞をつかっています。
    (36・12・30)





5. 信念をもって:腺病質

    加古川市 T.S. 

     昨年3月種子をいただき大変よく出来ました。その当時、気まかせのまま、一週に3、4回ていどの青汁飲用でした。その矢先、子供(小学校6年女児)の体重測定の結果をきき、身長の割に腺病質体格といいますか、細いので気になり、また主人が神戸癌センターで診断をうけ、大変悪いとのこと。などが重なりあって、青汁を家内一同がよろこんで飲むようにしむけるのが、私の三度の食事をするのと、同じくらい当然のつとめのようになりました。

     そして、たまにぬける時もありますが、殆んどといってよいくらい続けていましたところ、まず女児の体重が1ヶ月目に0.3キロふえているのにびっくり。また主人も生気をとりもどし、毎日休まず天職に専念致すようになりました。

     もちろん私も、ご近所の方から、元気になって肥えられたね。といわれて、つくづくうれしく存じています。なお青汁は蜂蜜で飲むようにいたしています。そして女の子は食べもののうちでいちばん青汁がすきだといってくれます。今後とも、あくまで信念をもってつづけてゆくつもりです。





6. 二級品でも

    京都府 M.O. 


     青汁がこのように素晴しいものであるとは思いもかけませんでした。
     先生のいわれる青い汁には、程遠い二級品くらいのものを1年のみましたところ、ご恵送のケールの育苗がよく出来ず、10本くらい大きくなりました。
     少しづつ薬のように青汁としてのんでおります。このような二級品でも、私の虚弱体質にはよくききました。
     毎日通じがあるようになり、風邪のひかぬ冬をすごし、この暑さにも疲れが少くなりましたことを、本当に感謝いたしております。





7. 青汁による体質改善と地質改善

    総社市 T.Y. 

    1、体質改善
     青汁の愛飲15年間、私は、生来腺病質のひよわな体質を完全に改善することが出来ました。
     自信を持ってペンをとることが出来るこの喜びは、とても筆舌には尽されません。
     目まいがするし、足腰は冷えるし、便秘はするし、そのくせ、ちょっと油っこい魚でも食べようものなら、じんましんで全身が気違いになりそうな程かゆいし、咽喉カタルで声が出なくなるし、百日咳も腹膜炎も一応やるし、月経不順で、メンスの時は下腹の鈍痛で半病人と云った調子で、病院通いも飽いて終って、もうどうせ人間は一度は死ぬのだからどうにでもなれと、半分やけっぱちでした。
     主人が、遠藤先生の青汁を飲んでみよと、わざわざ作ってくれるものを、飲まないのも心苦しいし、と云って、こんななまくさいものが山羊ではあるまいし飲めるものかと、そっと棄てているうちに、なんの拍子か半分飲んだところ、1時間もしないうちに便所へ行きたくなったので、おや、これは通じにきくのかなと思って、それから本気で飲みはじめたわけなのです。
     ところが、半年もするうちに、便秘の苦痛はすっかり忘れました。
     そのうち、手足がぽかぽかあたたかくなってくるような気持で、メンスも順調になり、目まい頭痛も忘れいつも心が爽快になってまいりました。
     「しめた!」と思ったら急に生きる力がこんこんとわきだしました。さあ働かなくてはと、仕事への意慾が燃え始めました。もりもり働いて、風邪ひとつひかないで、一年経ちました。二年経ちました。三年目には完全に自分の体質が改善せられていることを知りました。
     風邪のとい屋と笑われて、殆んど年中、風邪気味だった若き日の私の姿はもうどこにもありません。
     「百八十度転換」と友達は目を丸くします。不思議ですね。遂に、15年間病気と云う言葉はすっかり忘れました。
     がむしゃらに働いて風邪ひとつひかないのですから。でも寒ければクシャミは景気よく3回位出ますが、それで不思議と風邪はひかないのですから呆れますよ。
     どんなまずいものを食べてもおいしく、ぐっすり眠って、うんと働いて、人生この健康に優る幸福はないと思います。
     総社市長さんから度々健康優良家庭として表彰せられました。
     国民健康保険料は納めるばかりでちっとも病気をしないからだそうです。有難いことです。
     現在、私は満55才ですが、更年期障害とやら云う病気も、どうやらちっとも知らないですんで終ったようです。
     私共は青汁によって救われた一家であり、主人も子供も青汁の恩恵に浴しておりますが、これはまたの機会にゆずります。


    2、地質改善
     これは、青汁のしぼりかすを田圃にばらまいたところ、とてもしっかりした稲が成長し穂どまりがよいのです。
     農薬は全然使用しないでも、あまり虫もつかず、反当り八俵は収穫出来ます。要するにこれは緑肥によって土地が若返るものと思います。
     自然の生みだしたもの総て不用なもの無駄なものはないのですね。私がこの土地の若返りを発表するまでの経路をちょっと書いてみます。
     終戦後、農地改革によって地主の没落。屋敷もつれの美田を失うことを恐れて当時、私は真庭郡の落合高女に在職中でしたが、退職して帰宅、百姓になって父祖の地を守ることになりました。
     なにしろ、鍬の持ち方も知らぬような者、病弱のにわか百姓ですから、土地はやせる一方で、折角の美田もだんだん荒れほうだい、反当り五俵位しかとれません。それでも、米の不自由な時でしたから食べるのにはこと欠きませんでした。
     弱いからだに鞭打って、一俵でも多く増産したいものと、日夜考えておりましたところ、毎日出来るバケツ一杯の青汁のしぼりかすを棄てたところに、こぼれ種が自然と生えたじゃがいもの株が、どんどん太って抜いてみると肥料もやらないのに、とっても大きなおいもが出てきました。
     おやおやと思って、今度は牛蒡、人参のうね間に棄てましたところ、これまた大変な上出来。
     根の入るものによくきくものとみえますので、稲にはどんなにきくものかと思って、毎日毎日、丹念に田圃にばらまきました。太陽の熱で腐熟して、土地が黒ずむほど有機質に変ってきました。
     どうやら野菜のしぼりかすが腐熟すると、窒素や加里成分が十分になるとみえて、稲の茎ががっちりしていて、台風につよく、虫にも強く、農薬は使わなくとも刈ってみると粒がよく、見た目の作柄よりは収穫が多く、八俵は(反当り)とれるようになりました。
     今まで、人工肥料に頼りすぎて、やせ地に拍車をかけていたことに気がつきました。やはり稲作りのこつは先づ土地を肥すことです。こうして私の愛する美田は若返りました。
     そして年々農薬に少しも汚染されない清浄米を沢山生み出してくれるのです。
     以上





8. こんな嬉しいことはない

    山形県 Y.T. 

     今日か、明日かと思いながら、いや、「もう少し様子見てから」のくり返しで、もう、半年になりました。
     今年の4月15日ごろから、よわいので困りはてていた小学校1年の男児の体づくりに、と、先生のいわれるとおりの食べ物で、アイスも1ヶ月に2ヶほどしかやらず、自然食に切りかえ、青汁をやりはじめて六ヶ月です。
     1ヶ月2〜3回はお医者さんに通っていた子が、4月17日ごろカゼで熱が下らず、5日ほどかかりましたが、あれから、一度も、医者に行っていず、カゼ気味だと思っても、一晩でケロリとしています。
     この頃では、子供は、ひとりでに食べ物をえらんで買うことをおぼえ、赤、青など、もう色のついているもの、気味悪いというようになりました。先生、うそのようです。こんな嬉しいことはありません。
     わたしも40才で、耳鳴りがしていたのが、子供と一緒につきあいしているうちに、半年もつづいていたのが治りました。主人は、ウサギのようにナッパばかり食べて、と私達母子をわらっていたのですが、この頃では、ひとりでつくって飲んでいます。どうして飲むの、とききましたら、おなかが余り出て来たので飲んでみたら、15日ぐらいで凹んだって、いっています。
     ケールを作っています。虫とりは一仕事でしたが、大きくなると、そんなにつかなくなりました。もうすぐ、また冬が来ますので、新庄より青汁の粉を求め、ずっと続けます。11月になると、主人は、この辺で、みながするように東京に出稼ぎにゆきます。4月までの半年間、何袋いるかなあ、などと申して、本当にうれしそうです。みな先生のおかげです。何とお礼申し上げてよいのかわかりません。これからも、わからないことは新庄の隠明寺先生にききに行き、ますます続けるつもりです。こういう親切な方が近くにいられるので、本当に心づよいです。今年はケールを余り近く植えすぎました。来春はもう少し離して、と張り切っています。先生、ありがとうございました。





9. 虚弱新生児

     健太よごめんね。おまえはなぜこんな子供に生れたの。
     私は二男健太の妊娠中、つわりが大変ひどく、流産、早産の危険におびやかされながらようやくお産いたしました。
     生後5日目に口の中に鵞口瘡ができ、出血のためお乳がのめなくなってしまいました。冷房の新生児室にいてもおおきなアセモができ、これが全部黄色に化膿する。泣くとオヘソから血が出るといった始末でした。
     自宅へ帰って1週間目に再入院。鼻腔栄養をすると口の周囲にチアノーゼをおこします。心臓の写真をとると、形や位置がおかしいと診断されました。
     生後6か月目、退院しようと精密検査をうけた結果は肺結核。引きつづいて1か年間入院。薬剤投与は2年6か月間続けました。
     骨格の発育も悪く鳩胸。かぜをひくと喘息様発作。胸腺は肥大。結核病巣はひとつがなおると次の新しいのが現れるとった状態で、医師からはいつ死ぬるかわからないといわれてきました。
     私たち両親は大変なショックをうけ、どうしてこのような子供が生れたのだろうと考えこんでしまいました。でも親の責任でこんな弱い子を生んだのですから、どのようにしてでも健康にしてやらねばと一生懸命頑張りました。
     食事を徹底的に改め、白米から玄米(農薬不使用)に、糖分は全廃、蛋白質も動物性より植物性のものを主とし、コンブの汁を毎日飲ませました。青汁は1合半位を毎日飲ませました。(勿論家族全員これを機会に青汁と自然食を中心とした食生活に切りかえてしまいました。)現在は野菜の量が少いと自分で台所へ行って、人参やナッパ、ネギなど生でガリガリ食べます。
     結核の薬をのみはじめて2年6か月。青汁をはじめて1年6か月過ぎた時薬剤投与をやめました。
     その後のある日、生後うつしたレントゲン写真全部を病院でおかりして、国立早島療養所の沼田医長先生をお尋ねしました。
     先生は「今の世の中にこんなひどい結核の子供がいることは珍らしい。またこんなに重症の子がなおったのが不思議。これからも写真をみせてほしい。」といわれました。「お母さん、今まで大変だったでしょうね。よくがんばりました。」ともいっていただきました。
     私は療養所のある山の上からふもとのバスの停留所まで15分から20分かかる道を、レントゲン写真を胸にだきしめて、過ぎ去った苦悩の日日、これから先のことを考えて、むしょうに涙がでて泣きながらかけおりたことを昨日のように覚えております。
     3才3か月の時、今まで気がつかなかった右そけい部にヘルニアがあることがわかりました。小児科の先生からは体質的に手術は不可能だといわれましたが、いろいろ考えた末青汁を飲ませているからと、思いきって手術をいたしました。心配していた麻痺も異常なく無事終わり、術後の経過も良好でした。このことが私たちをどんなに勇気づけ自信をもたせたことでしょう。
     現在4才3か月。毎日元気で保育園にかよっています。
     日本脳炎、インフルエンザの予防注射もうけましたが別に異常もありません。喘息もでません。心配していた心臓も今のところ何ともありません。胸の奇形も次第にめだたなくなりました。細いX線の下肢もだんだん太くなってきております。
     この子を育てて思うこと、それは食生活がいかに大切であるかということでした。
     遠藤先生はじめ、このことについてお教えいただいた諸先生に感謝の気持で一杯でございます。
     ほんとに有難うございました。





10. どうすればよいのかまよっている

    富山県 H.T. 

     小さい時から虚弱体質で悩んでいます。現在も十二指腸潰瘍で、薬と注射で治療していますが、この病気になって4年になります。すぐに再発してしまい現在にいたっています。ある雑誌に、生ジュースなどがよいと書いてあったので、書店でさがし、一通り読みましたが、種類がたくさんあるので、どの方法をとればよいのか、まよってしまいます。胃腸がよわい。食べすぎるとすぐお腹をこわす。カゼをひきやすい。便秘症、冷え性、神経質、すぐ疲れる。肩がこる等々です。ご指導ください。


     ともかく青汁を中心にした完全食に徹底してみて下さい。どんな病気にも、それでよいと、私どもは考えています。





11. 生きるよろこび

    川越市 M.M. 

     20才頃から、からだが弱く、貧血、神経衰弱で、ボロボロの体をしていました。
     朝は起きづらく、グズグズいつまでも寝たいし、とても疲れ、動きたくなく、夫に叱られてばかりで、苦しい毎日を送っていました。
     ある店の主人から、青汁がよいと聞き、先生のご本をみて、コマツナを2束のんでいると、不思議とイキイキとして、生き返ったような、生きる喜びを味わいました。
     でも、夏になるとナッパが全部なくなり、また、苦しい毎日のこの頃です。
     ケールの種子をおくって下さいませんか。さっそく植えてみたいと思います。





12. 一家でのみたい

    北海道 R.H. 

     4才の娘がよわく、毎日リンゴジュース、ハチミツ、ニンジン等を欠かさず飲ませています。
     近所の奥さまから、昨年ケールの種子2〜3粒いただき、そだてて、ジュースにしてのませましたところ、大変からだの調子がよい様子。
     ことしは、なんとか一家で、いっしょになって飲み、健康になりたいと思っています。
     種子をいただけないでしょうか。





13. 健康相談 ともかく頑張ろう

     医学博士 遠藤 仁郎 

     

     岩手県の30才の主婦の方からの手紙。
     「この8月、大学病院で“強度の近視による網膜変性”と診断された。網膜に孔ができており、時期をみてレーザーで焼くとのことで、月にいちど通院している(眼が悪くなったのは小4の時からで、現在視力は0.04)。もともとからだが弱く、よくカゼをひき、疲れやすい。胃下垂、鼻炎、便秘、痔、貧血、低血圧で、結婚2年、まだ子供はなく、生理時にはムカツキ、痛みがある。“青汁は効く”を読んで毎日2〜3合のんでいるが、調子がよくなったようだ。はじめスーパーの野菜でつくっていたが、農薬が心配なので山形の鈴木さんから顆粒をとりよせている。もっとのんだ方がよいだろうか。自分でもケールをつくりたいと思う。」
     カゼをひきやすく疲れやすいのも、胃下垂、便秘(痔は便秘のため)、貧血、低血圧、鼻炎も、生理時の故障や子宝にめぐまれないのも、すべて一口にいって虚弱体質によるもの。おそらく眼のほうも同様で生れつきの下地があり、それがしだいに亢じてきたものであろう。

    その由来
     そうした素質は、一つには生れつきでもあろう。が、もっとも大きく影響しているのは、生後から今日にいたるまでの日常生活のまちがい、ことに食のあやまりであろう。地図でみると、岩手県南部の山間の町のようだから、昔ながらの生活様式であれば問題はなかった筈だ。しかし、今では田舎も都会もなく、おしなべて不自然不合理な現代文明生活になってしまっており(どこにでもスーパーがあるように)、毎日食べるものは、真白い米飯に肉や魚や卵のおいしいご馳走ばかりで、野菜ことに良質ナッパなどほとんどない。
     しかも、インスタントものなど出来あい食品への依存度が高くなっている。菓子やジュースが好まれ、運動や鍛錬は不足がち。からだの弱いあなたのばあい、こうした傾向はいっそう甚しかったのではないか。このあやまった現代式の日常生活、ことに食のみだれによる血のにごりがこうした不健康のもとになっている。中でもナッパの不足が主な原因であったと思われることは、青汁をはじめただけでも体調がよくなったという事実がしめしているとおりだ。

    健康をとり戻すには
     健康をとりもどすには、正しい食と適度の運動や鍛錬によって血をきれいにすること。
     
    正しい食
     すべての食べものを出来るだけ安全なものにすること。
     そして、とりすぎているカロリー源(主食、蛋白食、味つけの砂糖、菓子、ジュース類など)をひかえ、不足しているミネラル・ビタミン源として、良質ナッパを十分、むしろ多すぎるくらいとることだ。したがって、ナッパ・青汁は、ただ栄養のバランスをとる以上の大量、十分余裕のあるほどであることが望ましい。
     すなわち、一般食のバランスをとるには400〜500グラムでたるが、せめてその2倍以上、少なくとも一日1キロはとるべきであり、青汁で3〜4合。5合でも6合でも、多ければ多いほどよい。顆粒一袋は生の青汁の5勺にあたるようだから、少なくとも8〜10ヶはのまねばならない。しかし、生がのめればその方がよりよいし、経済的にも助かるから、ぜひケールを栽培なさい。
     その他青汁の材料には、ホウレンソウ、フダンソウ以外の緑色の濃いナッパ類、また一般栽培物や野生草木の葉でも、農薬汚染の心配さえなければ、何でもよい。もっとも大きい問題は、ながい冬季間の材料の確保だ。降雪の状況にもよるが、ともかく冬に強いものをあれこれつくっておく。ケールも雪のくるまでに大きくしておいて雪に埋めておく。あるいは苗で越冬させ、春の雪どけをまつなど工夫してみてほしい。

    乾燥葉の利用
     また、農薬汚染の心配のない大根葉があれば(一般栽培物や山野雑草木の葉でもよい)、熱湯に30秒くらい浸した後、かげ干してたくわえておくことも、ぜひすすめたい。スリバチかミキサーで粉末にして食べ、飲むわけで、抹茶のようになった粉末だと大匙山もり3杯が、ほぼ生の青汁の1合にあたる。ともかく、このようにして栄養のまちがいをなおし、一方てきぎに運動し鍛練して血をきれいにするようつとめていれば、体質はしだいにかわり、カゼをひかず、疲れにくくなり、胃下垂、便秘(したがって痔も)、貧血、低血圧、鼻炎もよくなってくるだろう。生理時の苦痛はなくなり、待望の子宝にも恵まれるかも知れない。眼にたいしては、もちろん急速な効果は望めないだろうが、少なくとも、進行はくいとめられるだろうし、レーザーの焼灼術の経過はよいだろう。ともかく熱心に頑張ってみることだ、と思う。
    (57・9)





ご意見・ご要望はこちらへ
階層リンク 田辺食品 青汁 健康と青汁 上の階層へ
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法

Copyright 2012 04 田辺食品株式会社