健康と青汁タイトル小
筋腫・肉腫・腫瘍:掲載紙面選択



1. 悪性腫瘍に卓効

    東京都 I.T. 

     約12年前、まだ、長野県伊那市に在勤中、駒ヶ根市の某医師が、自分では治療不可能として、松本市の信州大学の某内科へ移した患者(右側脇腹の悪性腫瘍)を、その家族からの熱心なる懇請で、内科の担任医の了解を得て、長野町の親戚の許にひきとり、ここから、1週2〜3回通院して治療をうくることとし、もっぱら、青汁を中心とした治療を行い、約2ヶ月半で全快を宣せられたことがありました(50才くらいの男性、農業)。
     この家族は、何も、伊那市まで、私を訪ねなくとも、駒ヶ根市にも病院もあり、開業医も沢山おらるるのですが、毎月1回、私の実施する、講演を熱心にきく、かつ、青汁飲用を続行している知巳から、すすめられ、藁をもつかむ思いで、私を訪ねた次第でした。
     信州大学のほうでも、全快のはやいので驚かれた、とのことでした。



2. 卵管水腫

     医学博士 遠藤 仁郎 

     浜松の横山さんから、

      「37才、女教師。3年前手術をしてから卵管に水がたまるようになり(1年間に5ccくらい)、昨年(59年)抜いてもらったが、現在3ccくらいたまっている。結婚12年不妊症と診断されており、体質だからといわれている。 よろしく」

     といってみえた。
     卵管水腫というのは、卵管(ラッパ菅。輸卵管ともいいます)の通りが悪くなって、中に水のような液がたまるもの。
     通りが悪くなるのは、菅がせまくなるか閉じるため。
     この方のばあい、3年まえの手術のさい何かそういうことがおきたのでしょう。
     あるいは、不妊症があるところからすれば、もともと通りがよくなかったのかも知れません。
     また、体質的といわれている、その体質というのは、炎症をおこしやすい体質(炎症体質)のことかとも思われます。
     といって、この体質、もって生れたものではなく、日常生活のあやまり、ことに食べもののまちがいから来るもの。
     この方は学校の先生であり、丈夫でなかったように察せられますが、なんとか丈夫になろうとして、いつも、いわゆる栄養食(穀肉卵糖にかたむいた)をとっていられるのではないでしょうか。
     こういう食事だと、カロリー・蛋白質にたいし、ミネラル・ビタミンがひどく不足し、血が酸性にかたむく。
     それだけでも、炎症をおこしやすくなります。
     その影響は、どこか、素因のあるところ、抵抗力のよわいところに、まず現れるわけで、この方では、卵管の分泌がたかまったり、粘膜がはれて菅がせまくなるなど、いずれにしても、水のたまる条件がそろうことになります。
     どうも、こういうことがこの水腫の原因の一つになっているような気がします。
     とすれば、対策としてはとりあえず食べもののまちがいをなおしてみるべきでしょう。
     すなわち、カロリー・蛋白質にたいし、それに十分釣り合うだけの(あるいはそれ以上の)ミネラル・ビタミン類を補給すること。
     酸性食品をへらして、なるべくアルカリ性食品を多くすること。精米麦よりはイモ。肉魚の切り身よりは大豆。そして、良質ナッパを主とする野菜・海藻類をそえ、青汁もしっかり飲む(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。
     青汁は少なくとも1日4合(もとのケール1キロ)内外。
     なお、とくに注意すべきは糖分(菓子、ジュース、味つけの砂糖)。
     このようにしていれば、水のたまり方はしだいに減り、ついにはたまらなくもなるでしょう。
    (60・6)



3. ポリープと筋腫

     医学博士 遠藤 仁郎 

     37才の男子。昨年の検査で胆ノウにポリープがあるといわれたが、こんどは胃に筋腫ができていた。
     くわしいことは検査中だそうだが、「青汁はどうでしょうか? 2〜3本は飲んでいるんですが。」

     どちらにもよい筈です。しかし、2〜3本くらいでは、どうにもなりません。少なくとも10本以上。多いほどよろしい。だいたい、ポリープや筋腫などといったものは、ご馳走食いの人――白米飯に肉や魚をおいしく炊いたおかずをそえ、野菜は食べない。タバコを吸い、酒をのみ、あるいは、甘い菓子やジュース類を好く。インスタントものも多いといった――に出来やすいものです。
     こうした食事では、栄養のバランスがみだれていること(カロリー・蛋白質ばかりが多くて、それらが体内で処理されるために無くてはならないミネラルやビタミンが不足している)。
     そのうえ、農薬はじめ生産用の薬や、雑多な添加物に汚染された有害有毒食品が多い。そこで血がにごり、からだ中のはたらきが狂い、抵抗力がよわっているからです。
     これをなおすために大切なことは、
    1. 不足しているミネラル・ビタミンを補って栄養のバランスをよくすることですが、それには良質ナッパが最適です。青汁がよいのはそのため。
    2. も一つは、食べものすべて、できるだけ安全なものにすることですが、現在本当に安全なものは自給するほかありません。
     しかし、良質ナッパにはいくらか毒を消す力もあるようですから、そのためにも大切なわけです。ですから、ともかくしっかり青汁をのむのがよいと思います
    (63・9)



4. 子宮筋腫がなくなった

    川崎市 K.T. 

     大塚のガン研での検診で、筋腫があるので、切るよう云われ、ガン研出身の私の家の近くのお医者様を紹介して下さいました。
     所が、その先生は、僕だったら切らないと判断するとおっしゃり、様子をみることに致しました。それが、47才位の時だったと思います。その折、丁度訪れた九段の田辺さんの所で、お母様の筋腫が治ったお話を伺い、まさかと思いましたが、少し青汁をふやして、一日4袋位のんでいました。
     そうこうしているうちに、49才位で、少し人より早く生理が終わり、この頃では、どこへ検診に行っても、筋腫などありませんよと云われます。何だか我ながらきつねにつままれたような気持ですが、青汁が全部を調整してくれたのでしょうか。
     一難去って又、一難ですが、これも検診で、胆石(直径1.5センチメートルが二つ)がみつかりました。いつか総会で、遠藤先生にお尋ねしましたら、6袋から8袋のみなさい。そうしたら、大きくなりませんよとおっしゃり、8袋のみ始めました。
     そうしたら、先生がおっしゃった通り、大きくなりません。(半年に一回超音波で調べています。)もう青汁をのみ始めてから、10年以上になると思いますけど、大切なことは少し、多めにのむことですね。ですから、人にすすめる時、最低4袋をまずのんで、心当りがなかったら少し増やすよう云っています。





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