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痒み:掲載紙面選択 |
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1. からだが痒い | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
32才の主婦。からだの方々が痒いので皮膚科へ行ったら、虫にでもさされたんだろう、といわれた。平素から、よく発疹が出てかゆい。からだもだるい。 診たところ、これというところはない。ただ、尿にウロビリノーゲン反応がある。これは、肝臓が弱っているときや、便秘のときに多いものだ。
こういう食事では、ひどく血がにごり、体調不良。肝臓がくたびれているので、カブレやすくなり、発疹が出がちだ。 また、神経が感じやすくなるので、痒みも強く感じる。内科的にも皮膚科的にも特別な病気はないようだから、ともかく、食べものをなおすことだ。 まず、安全食品。農・蓄・水産用薬や、いろいろの添加物の中には、カブレの原因になるものが少なくないから、こういうものはできるだけさけ、安全食品ばかりにすること。 そして、安全良質のナッパをうんととって、栄養的に完全な食事にすること。 便通のよいことも大切だから、調理は簡単にし、自然のままか自然にちかいかたちで食べること。 味つけはうすくすること。間食の菓子をやめて、くだもの(農薬汚染のない)にすること。こうして血がきれいになると、体調がよくなり、神経もしずまってくるので、しだいにカブレなくなり痒みもへって来るだろう。 (54・11)
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2. かゆがり | |||||||||||
肝硬変で入院中の増淵さんのお話。
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