健康と青汁タイトル小
川崎病:掲載紙面選択




1. 川崎病(MCLS)

     医学博士 遠藤 仁郎 

     ちかごろ、小児科で問題になっているものに川崎病(MCLS)がある。急性の熱性病で、結膜や口腔などの粘膜、皮膚、淋巴節に、めだった症状が出るので、粘膜(Muco)・皮膚(Cutaneus)・淋巴節(Lymphnode)・症候群(Syndrome)の頭文字をとってMCLSとよばれている。
     はじめは、多くの発疹性熱病のように、タチのよいものとかんがえられていたが、心臓や血管がやられ、ポックリ死んだり、数ヶ月〜1年も後で心筋梗塞の発作が出たり、弁膜が悪くなるなど、ウッカリできない、恐ろしい病気であることが知られて来た。
     原因はまだわからず、的確な治療法もない難病の一つ。

     ところで、この病気は、近々十年あまりまえ初めて気づかれたものであり(昭42年、東京日赤の川崎富作博士が報告された)、日本国中にひろがっている。韓国やハワイ、アメリカ本土にもたまにあるが、ほとんど日本人か日本に関係のあるものばかり。つまり、日本または日本人特有のもので、それ以外には、世界中のどこにもあまりないものらしい。
     ということは、どうやらこの病気が、ここ十数〜二十年来のわが国の、ほかに類をみない環境汚染や日常ことに食生活の変化などとかかわりあいのあることを示すものではないだろうか。すなわち、大気・水・土・食品のよごれが甚しくなったこと。妊産婦の食べものが、精製穀・肉・糖にかたより、熱量・蛋白質にはとむが、ミネラル・ビタミンに乏しい不完全食であるうえ、有害有毒であるかも知れない既成食品・インスタントものが多くなっていること。アルコール・タバコを嗜む女性がふえていること。薬の乱用されていること。新生児の多くは、ただちに人工栄養を強いられ、初乳はもとより母乳さえも十分にあたえられてないこと。離乳後の食また妊産婦食と規をひとしくしていること、など。といった欠陥栄養の結果、代謝の異常、悪血(血の濁り)をまねき、子供の抵抗力・免疫能をそこない、神経(自立)系の変調をおこし、ものごとに感じやすい(アレルギー性)体質になっており、そこに、何らかの原因が加わって、こうした異常につよい反応をもたらすことになるのではあるまいか。ともあれ、本病の予防には、母・児ともに、緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁といった、安全かつ完全な栄養をとるべきだし、治療にあたっても、せめて青汁だけでも十分にのませてみてほしいと思う。

    (51・2)


2. 川崎病にも青汁

    東京都 Y.K. 

     青汁を飲み始めましてから5年位経つでしょうか。毎日青汁と青汁の良さを教えて下さいました先生と砂長様には感謝でいっぱいです。有難とうございました。昭和47年、川崎病で生死を彷徨った娘も現在中2に成長し、背丈も1m58cmになったほどです。家族全員で食生活に注意し青汁の知識を再確認しています。健康で毎日が過ごせる事が最高の幸せです。







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