1. 　心臓脚気　　　　　　001号（1955年）

倉敷市　S.　

　昨年の春、心臓脚気をしてそれ以来ずっと青汁を１１ヶ月程愛用して居りますが、青汁によって体質を改革しようと努力しましたが、叉今年の春から昨年と同様な疲れを覚え医師の診断に依りますればやはり心臓脚気が叉少し出ているそうです。
　こんな有様ですから今のところ何とも申し上げられませんが、遠藤先生のおすすめの青汁は長期間服用してこそその効果が現れるものでしょうかしら？それを楽しみにして居ります。
　病める者には一日も早く健康をとりもどし元気で働ける日を夢見て居ります次第ですから、皆様方には今一層の御研究をお願いして質の向上をはかっていただき、永く愛用する者どもの経済的面も今一度お考えになって、いただきたく思います。
　今の私の考えではパンビタミンと青汁を共に服用したい思いですが安サラリーマンには１、２度は続けられても永く続けられない悲しさがありますので、青汁の良否云々よりグチを書いてしまいましたがお許し下さい。愛用の結果望がかなった曉には良きお知らせを致します。
（ご注意：青汁の効果は食餌の不完全さを直すところにあるのですが、余りに偏った食餌をとっていては、少々の青汁をのんだだけでは不充分です。３度の食餌や間食にも気をつけて下さい。）