健康と青汁タイトル小
自律神経失調症:掲載紙面選択




1. メマイと動悸

     医学博士 遠藤 仁郎 

     時々メマイの発作があるという50がらみの女性と、時々動悸の発作があるという30代の女性があった。
     いずれも、診たところ、特別の所見はなく、血圧も正常。
     おそらく自律神経不安定症といったところだろうが、共通しているのは、肉食がちで、野菜のとり方が少ないうえ、ともに大の菓子ずきということだった。
     砂糖や米飯、肉・卵類などがすぎると、神経が不安定となり、ものごとに感じやすくなるので、メマイがおきたり、心臓がおどったりもする。
     くわしい検査は、もちろん必要だろうが、ともかく、菓子をやめてクダモノにし、おかずには野菜ことに良質ナッパを多くし、味つけをうすくすること。
     そして、少なくとも1日2〜3合(もとのナッパ500〜750グラム)の青汁をのんでみるべきだ。

    (54・1)



2. 自律神経失調症

     広島の井深さんの電話。

    「昨年の10月(半年まえ)以来、国広さんからケールをもらって、毎日1.5〜2合のんでいる。自律神経失調症で、薬はまだのんでいる(悪い時だけ)が、大変調子がよくなった。
     また、酒をのむことが多いが二日酔など悪酔することがなくなった。
     ちっとも飲みづらくはないし、ずっとつづけたいと思う。」

    「冬の間は味がよいが、これからだんだんまずくなる。しかし、今までに慣らしてあるかららくに飲めるだろう。もう少し分量をふやして2〜3合以上にしてみてはどうか。きっと、薬はいらなくなるだろう。」

    「私もそういう気がする。で、ケールをつくりたいと思うが、どれくらいの畑があればよいか。」

    「ケールは150〜200グラムもある大きな葉になるので、坪あたり6〜8本くらいしか植わらない。それに、年中とるためには、2〜3回播き次ぎする必要があるので、少なくとも30坪以上はほしい。近くになければ、郊外の農村に出むいて休耕田を探してはどうか。日曜百姓でも結構でき、いい運動にもなる。気分転換、精神的リラックスにももって来いだ。ぜひおすすめする。種子は60円切手を貼った返信用の封筒(宛名記入)をそえて申込まれたい。」
    (57・3)


3. 野菜ぎらい

     先生の「青汁は効く」を読ませていただきました。
     こまかくお書きになっていますので、よくわかりました。
     私も野菜ぎらいで、貧血ぎみ、顔色が悪く、動悸がします。
     ときどきメマイや耳鳴りがして困っています。自律神経失調症で大変苦しみました。
     病院でも、自分で病気をつくっていますね、と相手にしてくれませんでした。
     主人も、薬は毒にもなる、自分から治さなくてはダメといいました。
     心の病でした。
     乾燥青汁をのみたいと思います。

     ○ 

     貧血も自律神経失調症も食べもののまちがいからです。
     病院でいわれた通り、あなた自身でつくった病気です。
     好き嫌いをいったり、野菜を食べなかったり、つまり、あなたのいわれるように「心」の病です。
     青汁はたしかによいと思います。
     しかし少々の分量では効きません。
     少なくとも毎日4〜5合、もとのナッパ1キロ以上を、根気よくつづける必要があります。
     乾燥青汁でも結構ですが、随分割高につきます。
     できればご自分でケールをつくって(化学肥料や農薬をつかわず、昔ながらの堆肥、石灰、油粕、鶏糞などで)、存分にお飲みなさい。
     種子はいつでも差し上げます。
     なお、インスタントものなど出来あいの便利な加工・保存食品には、からだのためによくない混ぜものがあります(貧血をおこすものも)から、つとめてさけ、安全なものを食べるよう心がけて下さい。
     また、主食には白米よりは玄米・麦、雑穀、豆、イモ。
     蛋白食には肉や魚の切り身よりは小魚、卵、大豆ものなどを多くし、それにナッパを主とする野・山菜・海藻類を十分にそえること。
     調理は簡単に味つけはうすく。菓子・ジュースなど甘いものはなるべく少なく。酒少々はよいが、タバコは厳禁。元気になるにはこうするしかない、ということを、ふかく心にきざみこんで、覚悟をきめて熱心にとり組んでごらんなさい。
     かならず効果があらわれます。
     そしてながい間には体質・好みがかわって野菜が好きになって来ます。
    (59・4)


4. 絶望のどん底だった

    盛岡市 T..Y. 

     私は59歳の主婦です。自律神経失調症と診断され、目まい、どうき、吐き気、頭痛、肩こりがひどく、毎日毎日が絶望のどん底でした。
     そんな時、テレビでケールを知り、ワラをもつかむ思いでテレビ局に電話しましたら、菅原三郎さんを紹介していただきました。
     ケールの種を分けていただき、栽培し一日もかかさず飲んでおります。
     あんなにひどかった頭痛、目まい、どうき、吐きけなどうそのようになおり、毎日楽しくすごしております。
     今は、先生にお逢いした時、食生活の改善をすすめられ実行しております。
     青汁は毎日3合ぐらい飲み、白米は玄米にかえ、その他主食にサツマイモ、ジャガイモ、カボチャを食べております。
     白砂糖はいっさい料理に使わず、野菜、わかめ、豆腐、小魚など食生活にとり入れておりましたら、今まで何を試してもやせなかったのが2ヵ月で5kgも減量することができました。
     はかないでしまっておいたスカートもはけるようになり、よろこんでおります。
     今では家族全員が青汁党です。ケールにめぐり会い、お金にかえられない明るい家庭がとりもどすことができました。
     本当にありがとうございました。

    (60・1)


5. 自律神経症

    医学博士 遠藤 仁郎

    茨城のわかい主婦の方から、

    「お医者さんにかかっても、病院へいっても、大したことはないといわれますが、どうもよくありません。“自律神経だ”とのことです。先生の「青汁は効く」を読んでやってみたいと思いまして」
     との電話。

     「やってごらんなさい、きっといいですよ。
     おそらく原因は肉類、糖類にかたより野菜の不足した食べものにあるんでしょう。」

     「そうなんです。それはよくわかっているんです。」

     「材料のナッパはありますか?
     ホウレンソウ、フダンソウ以外の緑の濃いナッパであればよいのですが、農薬のかかっている市販の野菜は絶対ダメ。
     あなたのばあい、別に急を要する病気ではありませんから、自給することをかんがえてみたらどうですか。
     畑は?」

     「10坪くらいのところはあります。」
     「それでは、とても十分のことはできません。
     少なくとも30〜40坪。
     借地でもして、年中いつでも十分のナッパが供給できるよう工夫することです。
     ケールの種子は、60円切手をはった返信用封筒(宛名記入)をそえて申しこんで下さい。
     いつでもさし上げます。
     信頼のおける農家に委託してつくってもらうのも一法です。
     そのさい特に念をおすべきことは、農薬を絶対つかわないこと。
     そのためには化学肥料をつかわず、昔ながらの堆肥厩肥を主体に、石灰、油かす、鶏糞、魚粉などによる健康(有機)農法でなければならないこと。
     そうしてできた良質安全なナッパをもりもり食べ青汁にもしてのむ、少なくとも1日400〜500g(青汁にして約2合)。
     そして、糖分(菓子、ジュース、味つけの砂糖)をへらし、出来あい食品(便利ではあるが何が添加されているか知れない)をなるべくさけること。
     そうしていれば体調はしだいに好転してくるでしょう。
     家族全員がやられれば、やがては健康そのもののご一家ともなられるでしょう。
    (58・9)


6. 白ナマズ(白斑)

     遠藤 仁郎

     「息子が白ナマズを気にしています。青汁はどうでしょうか?」

    「治りにくいもので、よい薬もないようですが、そういうばあい、ともかく食べものをなおしてみよう、というのが私の方針なんです。事実、青汁で治ったという実例もあります。
     それは、ある高校の女性の体操の先生(43才)でしたが、両腕の前膊部に白ナマズができ、半シャツ着用に困っていられたそうですが、青汁3ヶ月ですっかり消えてなくなり、大変よろこばれている、という話を聞いています。
     しかし、ナマズにもいろいろの原因があるそうですから、必ず効果があるかどうか、確かなことは申し上げられません。
     けれども、からだにとって大切な栄養のまちがいをなおすものですから、たとえナマズにはきかなくても、からだ全体にはよい筈ですから、決して無駄ではありません。
     ともかく熱心にやってごらんになってはいかがですか。」

    「分量はどれくらい?」

    「少なくとも1日5〜600gから1キロのナッパ、青汁にして3〜4合以上。」

    「粉末があるそうですが、効きめはよほどちがいますか?」

    「効果にはあまり差はありませんが、コストがかかります。
     青汁は薬のように一時的、つまり治るまでのめばよい、というものではありません。
     もし、青汁が効いたとすると、それは、平素の食事にナッパが不足していた、という証拠ですから、よくなってからも、つづけなければ、また出てくるかも知れません。
     要するに、将来ともながくつづけなければならないものなのですから、なるべくコストばらず、ながつづきするものでなければなりません。
     この意味でもナマの方がよいでしょう。
     畑があればケールの栽培をおすすめします。
     お住いは?」

    「私どもは岡山で、生の青汁が飲めますが、息子は九州の学校にいます。」

    「それじゃあ仕方がありませんネエ。
     分量は製品によりますが、青汁を乾燥したもの(ピロサン)では、大サジ山もり1杯(約15g)、乾燥緑葉末では大サジ山もり3杯(約30g)が、だいたい生の1合に相当するようです。

    (61・9)


7. 自律神経失調症(耳なり、神経痛)

    宝塚市 K.Y. 

     私は当年60才。今から4年前に家内を亡くし、その後、精神的な事からでしょうか、もともと高血圧気味でしたが、血圧が190に上がり、目まい、全身倦怠感、耳なりに悩まされ、歩くにも何かささえがなければだめだし、耳のそばで、いつもセミが鳴いているようで、ほんとうにつらい毎日でした。
     医者からは、自律神経失調症だと診断されました。
     そんな時、友人よりケールの事を聞き、遠藤博士の「青汁は効く」の本を借りて何度も読み返しました。
     一度ためしてみようと思い、遠藤青汁普及会に電話をして注文をした時に、粉末みどり200gと粒状1000粒入りがあると聞きました。
     どれがよいですかとたずねました所、初めての方でしたら粒状みどりが飲みやすいでしょう。しかし沢山飲んでいただくには粉末みどりが経済的ですよ、と云われましたので粉末5袋と粒状2ビン頼みました。
     ところが荷物に手紙が入っていて、飲み方、その心がまえ、健康のすばらしさについて書かれているのです。
     私はとてもうれしくて、云われる通りに飲む決心をしました。以来、約1年になります。最初の3ヶ月は粉末みどりを大スプーン山盛5杯を1日の内に飲みました。仕事で出張時は粒状みどりを1日に150粒を毎日つづけました。本当に体質がよくなるものだろうかと思っていましたが、飲み始めて1週間目ぐらいから腹の調子がよくなり、3ヶ月目頃には真黒な宿便がびっくりする位、沢山出ました。
     その頃から目まいを感じなくなり、6ヶ月を過ぎた頃には、耳鳴りもしなくなり、神経痛の足の痛みも消えてしまいました。
     以前は、外に出る事が出来なかったのですが、今では自転車にも乗れる様になり、お金では買えない健康をとりもどすことができました。
     只今で約1年ですが、いつ迄も飲みつづけます。

    (遠藤青汁普及会体験集より)







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