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腎臓病インデックス:掲載紙面選択 | ||||||||||||
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腎臓病(4) |
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4-01. 3ヶ月の寿命といわれていた | ||||||||||||
北九州市 吉田 保
寒くなって、身体の調子が少し悪いので、病院へ何年かぶりに行きました。 (59・3) | ||||||||||||
4-02. 腎炎順調 | ||||||||||||
広島県 M.Y.
ちかごろ蛋白はマイナスつづきで、順調のようです。 | ||||||||||||
4-03. 腎石とケールの青汁 | ||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
いきなり、「ケールには蓚酸はありますか?」との電話。 (61・3)
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4-04. 透析中だが好調 | ||||||||||||
「透析中の主人ですが、かねて貧血があり、体調もよくありませんでした。病院では、血液カリウムが高いからと、しきりに注意されていますが、かまわずに青汁をのましています。おかげさまで、しだいに調子がよくなり、貧血の方も、ヘマトクリト(赤血球容積率)がよくなった、といわれました。」 (61・6)
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4-05. 腎炎に素晴しい偉力 | ||||||||||||
船橋市 K.W.
姪(腎炎)は、一生懸命努力いたしまして、一週間目くらいから、尿の色がうすく澄んで綺麗になり、1ヶ月後に、北里病院で検査をうけましたところ、潜血反応(−)になり、完全回復を宣言された、と私のところに報告にまいり、泣いてよろこんでおりました。担当の先生も不思議がられて、その後の様子などを聞かれたようで、「青汁飲用云々」をお話しいたしましたところ、即座に「遠藤先生のお名前を申された」とか。そして、「大したものですね。僕ももっと勉強しなくてわね」とおっしゃったそうです。」何と素晴しい青汁の偉力でしょう。先生の「お心の賜物」と、心より感謝いたしております。(61・11) | ||||||||||||
4-06. 腎炎快癒、バンザイ | ||||||||||||
船橋市 M.K.
60年の8月下旬にはじめて血尿がでました。真っ赤な尿でした。びっくりして内科へ行ったところ、膀胱炎と診断されましたが、一週間たってもなおらず、その後も微熱と腰痛が続いたのでおかしいと思いました。でも、わかりませんでした。 (62・1)
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4-07. 腎臓にカゲが出た | ||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
40そこそこのサラリーマン。 (61・10)
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4-08. ほんとの味がない | ||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
70才の会社重役さん。いぜん心筋梗塞をやった。その療養中に、尿に蛋白が出ていることがわかり、いらい、もうかなりながい間、厳重な食養生をしている。もともと美食家で、肉類を好み、野菜はほとんど食べていなかった。いまもあまり食べない。青汁は主治医からとめられている。アルコールは相当やっていたが、やめている。タバコもやめた(かなりヘビースモーカーだった)。甘いもの、つとめてひかえている。食欲はあるが、何を食ってもうまくない。いぜんの味、もの本来の味がないのが、目下の最大の悩みだ。便通もねむりもよい。軽い運動はしているが、疲れやすくも、倦くもない。やや肥満体。血色もよい。脈70。血圧115/70。 腎炎食だと、肉類や塩気が制限されるから、味のよくないことはわかる。しかし、それも、ながい間には、しだいに馴れ、それなりに結構おいしく食べられだすものだ。それが、いつまでもうまくない、もとの味がない、というのは、どこかにまちがいがあるにそういない。 そこで、第一に考えられることはナッパの不足――なんでもナッパに関係づけるのは私のクセだが。近頃、腎炎では野菜ことにナッパがひどくおそれられる。それは、カリウムが多いためだが、実際、それが問題になるのは、カリウムの排泄が極度に悪くなり、血中にたまり(高カリウム血症)、心臓をやられる危険がある末期だけ。だから、まだ運動もできるという(そう悪くない証拠)のに、野菜や青汁をとめるのは無意味だ、と私は思う。 もともと好きでもないのに、とめられているのだから、おそらくナッパも食べていないにそういない。その結果おこるのはミネラルやビタミン類の不足。もっとも、薬としては十分にあたえられており、理論上、栄養は完全になってはいるだろう。 しかし、それは、いうならば帳面づらだけであって、本当に完全にはなっていない。というのは、栄養素には現在ふつうにいわれ、薬にもなっているもの以外に、まだわかっていない、所謂科学されていないもの(未知成分)が、いくらあるかわからない。わかっている栄養素がうまく釣り合っているうえ、この未知の成分もそろって、はじめて本当に完全な食べものといえるのであり、そうしてはじめて代謝は完全に行われ、本当の健康、したがって正しい食欲、正しい食味も得られるわけで、薬だけで、いかにうまくバランスがとれていても、決して本当に完全とはいえない。 そこで、ミネラル・ビタミン類にとんだ自然の食べもの、野菜・くだものに求めなければならないが、その条件をみたすものは良質ナッパしかない。したがって、これを禁ずることは、薬で補いうるミネラル・ビタミン類はともかく、少なくとも未知成分はしめ出されてしまうことになり、本当に完全な食べものとはなり得ず、代謝の異常(血のにごり)をまねき、体機能に不利に影響し、本当の自然の味覚が失われることにもなるだろう。 もちろん、これは、単なる憶測にすぎないが、これを裏書するかに感じられるものに、今はやりの点滴注射などの栄養注射がある。これでも、必要な栄養分はすべて合理的に配合され、科学的には完全食になっており、たしかに有効、大いに栄養補給に役立ってはいる。けれども、それは、短期間のことであって、長期にわたる時には、しばしば食欲が落ち食味を失い、元気がなくなってしまう。 その時、面白いことに、青汁をあたえると、たちまち食欲・食味が回復し、元気づいてくる。また、透析中の体調不良のさいにも、青汁飲用が著効を奏することもある。そこで、いたずらにカリウムの幻影におびえているよりは、あえてその禁をやぶり、ともかく、ナッパを食べてみるか、せめて青汁だけでも飲んでみることをすすめたい。 なお、いまひとつ、現在の食べものは、不自然不合理な生産法のため、食品自体、品質が劣ってきているだけでなく、一般に味が悪くなっており、それを調理によってゴマかして食べている。だから、調理・調味に制限の多い腎炎食のばあい、また、昔の自然の味をよく知っていられるこの方が、まずい、もとの味がない、といわれるのは、あるいは、こういうところに原因があるかも知れないことも、十分考慮に入れておかねばなるまい。 (62・9)
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4-09. なんとなく気分がよい(透析中) | ||||||||||||
鳥取県 H.K.
亡夫の戦友の方がおいでになりまして、青汁のお話をきき、本を拝借いたし、読ませていただきました。 (63・11)
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4-10. 私の研究発表 | ||||||||||||
倉敷市 貝原邦夫
平成元年1月の或る日N・H・Kテレビで午前11時から15分間、「今日の健康」腎臓についての放影がありました。 | ||||||||||||
4-11. 腎臓が悪いのだが | ||||||||||||
大阪市 K.N.
先日、年に一度の腎機能検査のため病院へ行ってまいりましたが、常に赤血球が多数という割に貧血がなく(女性位の数字)、それが不思議で特別な食事をしているのか、造血剤をのんでいるのか、一度聞いて見たいと思っていたのですが、と医者にいわれたそうです。 (62・9)
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4-12. 治りにくい腎炎 | ||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
こんなことがあった。 知人の子息が腎炎でねているというので、わが家の無化肥・無農薬の野菜をもって見舞に出かけた。ところが、奥さん、大変恐縮されて、「まことに申しわけございませんが、病院で、野菜はよくないと、一切とめられていますので」とことわられ、唖然としてひき下ってきた。その後、この子息、そう悪いようにもなかったらしいのに、なくなったと聞いた。からだは懸命に治ろうとしている。邪魔さえしなければ、大抵の病気は自然に治る筈。腎炎もそうだと思うが、どうして、治りにくかったり、透析が必要になることが多いのだろう。 邪魔が多すぎるのでないか。邪魔の第一は、腎臓を刺戟したり、負担になるものとして、運動、寒さ。そして食べものでは、蛋白質、食塩、香辛料などがいわれているが、これらのことはよく知られており、むしろ神経質すぎるほどに注意されているから、まず問題ではなかろう。 がもう一つ。しかもあまりいわれないので、見逃がされがちなのは、食べもの全体としてのあやまりによる血のにごりではないだろうか。腎臓がわるくなるのは、もともと抵抗力がよわいからだろう。 このよわい腎臓は生れつきもあろうが、日常生活の不摂生、つまり、日常生活ことに食べもののあやまりによって招かれた血のにごりのためによわくなる。あるいは、その傾向がつよめられるのでもあろう。逆にいえば、正しい日常生活、ことに正しい食によって、いつも血をきれいにしておけば、たとえ、弱点をもっていたとしても、そうそうむやみにやられるものではあるまい、と思われるからだ。 血をきれいにするには食の合理化・自然化をはかること。すなわち、カロリー・蛋白質と、その代謝に不可欠のミネラル・ビタミンとの釣り合いをよくすることが何より大切だ。カロリー・蛋白質が多すぎ、ミネラル・ビタミンが不足すると、血は酸性にかたむきがちなので、腎炎のばあい、とくに十分であること(バランスのよくとれた、むしろミネラル・ビタミンに余裕のある食)が望ましいわけだ。 ミネラル・ビタミンのもっとも有力な給源は良質ナッパだが、事実、ナッパ・青汁中心の完全食、緑葉食・青汁、ことにイモ・マメ・ナッパ・青汁食で、腎炎は治りよいし、不治とされている慣性腎でも治り、少なくともドンドン進行することは防がれるようだ。 それどころか、透析が必要といわれたほどのがよくなったり、透析中にあった不快症状がなくなることもある。それなのに、なぜいけないのだろう。野菜ことにナッパにはカリウムが多いから、というのらしいが、実際カリウムがジャマになるのは腎臓の機能が極度におかれた場合だけだろうに。腎炎とさえいえば、どんな場合でも厳禁されてしまうのはおかしいではないか。あるいは、ミネラルやビタミンが必要なのであれば薬で補えばよい。 その方が、危険を伴いかねないナッパより安全だ、というのでもあろうか。しかし、ナッパの大切さは、決してそう単純なものではない。それは、青葉が草食獣の唯一の食べものであることからわかるように、青葉には生命を維持するため必要なあらゆる成分がそなわっており、しかも、理想的バランスを保った、自然のもっとも完全な食べもの。つまり、既知の栄養分はもとより、未知の、したがって薬にはなっていないものも、すべてあり、それらすべての綜合効果として完全な血、そして完全な健康が保たれている、とかんがえられる。 すなわち、青葉を食べることは自然をそのまま食べることであり(自然食)、それは、青葉全体によってのみ得られることであって、薬によっては到底その完全さをみたすことはできないからだ。 ともあれ、良質ナッパ=無化肥・無農薬でつくられた自然の青葉にもっとも近いナッパが悪かろう道理がない。ただカリウム一つにとらわれて、食全体とのかかわりを無視し、自然のめぐみをかえりみないことこそ、自然のはたらきにたいする冒涜であり、ジャマ立てではないか、と思われてならないのだが、いかがなものであろうか。 (元・5)
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4-13. 透析と生野菜 | ||||||||||||
遠藤 仁郎
「透析中ですが、生野菜や青汁はいけない、といわれます。」「生はいけない?煮たものはいいんですか?」 「そうなんです。」 「透析中だけでなく、腎炎に野菜はいけない、といわれています。 それは、カリウムが多いから、というんです。 が、私は、生の良質ナッパや青汁は差支えない、とかんがえています。 それは、生のナッパや青汁には、カリウムの害を中和するカルシウムが多く、しかも、もっとも利用されやすいイオン化したかたちにあるからです。 しかし、それは“生”のばあいだけのことで、煮る(熱を加える)と、そのイオン化がこわれ、カルシウムの利用が悪くなります。 事実、透析中でも青汁をすすめ(勿論血液カリウムの動向には注意しながらですが)良効を見ています。 だから、“生”はいけない、煮たものならよい、という説には、どうも、私は同調しかねるんですがねェ。 なお、そのほかにも、“生”のものだけにある有効成分がないとはいえないともかんがえられます。」 (平成元・9)
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4-14. 青汁と共に(慢性腎炎) | ||||||||||||
東京都 M.K.
今から20数年前、小学校4年の時に私は風邪をこじらせ腎臓炎に罹り、それまで痩せたいた体がむくみにより腫れ、顔は満月のように丸くなってしまいました。 (平2・9)
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4-15. 前途に希望 | ||||||||||||
松山市 Y.S.
私は、慢性腎炎、糖尿、胃潰瘍、腎臓性高血圧と、沢山の病気を抱えており、永年病院通いしておりますが、今年の5月、友人から青汁の事を聞き、早速飲んでおります。 (平成2・11)
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4-16. 慢性腎炎、青汁十年のすばらしい体験 | ||||||||||||
豊中市 S.I.
先生、覚えていて下さるでしょうか。約10年程前に、娘をつれて先生のお宅へうかがい、ケールの種子を戴きました。娘がその時20才ごろと思います。慢性じん炎、ネフローゼと診断され、入退院をくり返えしても、全くよくならなく、先生をおたづね致しました。 (平成3・1・20)
○ よく覚えています。熱心に実行されていることも承知していました。透析ときいて残念に思っていました。 その後音信が杜絶えたので、もしやと案じておりましたが、そうでしたか。すばらしいことです。心からおよろこび申し上げます。 どうぞ今後とも、油断することなく、いつまでもつづけて下さい。総会にはぜひ出席して下さい。おまちしています。 (遠藤)
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