健康と青汁タイトル小
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2-1.全く別人のようになった

    岡山県 M.A. 

     青汁のことを知らなかった以前の私は、病の問屋の如く、またしても、又しても、此処彼処と、医者通いばかり致して居りましたが、一度、先生の青汁を知ってからというもの、全く別人の如く、医者通いはやんでしまいました。至って元気に暮させていただいています。老父母たちも、数え年89才と87才でございますが、青汁のお蔭で、健康な幸福な余生を送らせていただいております。

    (慢性腎炎)




2-2. 腎臓回復

    神戸市 T.U. 

     高校2年の女子ですが、去年の10月頃に腎臓をわずらい、約一ヶ月間病院生活をして、退院後も病院へ行っていますがはっきり直らず、一人なやみ、涙を流す日もありました。
     ところが、2月頃、たまたま父が買ってきた遠藤先生の「青汁の効用」を読んで、私もいちど飲んでみようかなと思い、幸いにも、私の家にはジューサーがあるので、母にたのんで市場からダイコンの葉をもらって来てもらい、飲み始めました。
     一日1合ですが、一ヶ月間だけでも飲んだおかげか腎臓のほうもだんだん回復し、今では、蛋白が全然でていないといわれるほどになり、うれしくてしかたがありません。
     友だちにも、「青汁って体にいいからお飲みなさい」とすすめています。
     ところが、一日1合ほどしか飲まないのですけど、ダイコンの葉は、大変、からくて飲みにくいので、時々、見るのもいやになるほどです。
     それで、もし出来ることなら、ケールの種子を、少しわけていただきたいと思い筆をとったしだいです。




2-3. 慢性腎炎よくなる

    倉敷市 T.S. 

    5月5日
     蛋白尿がおりなくなるのを楽しみに、ここ5日ほど頑張ってみたのですが、どうも結果がかんばしくありません。少しも蛋白が少なくならない。むしろ、多くおりる程になりました。

    6月29日
     あれから、ずっと養生を続けておりましたが、蛋白が出たり、出なくなったり2−3日づつ変るので困っておりましたが、ここ4−5日、ずっとよくなったようで、もう殆んど尿のにごりも見られなくなり、喜んでおります。
     少しづつ焼芋や南瓜、今日はご飯も少し食べてみましたが、結果はよいままなので安心しました。
     でも、これからが、本当の養生だと思っています。青汁は相変らず続けて飲んでおりますし青野菜も、いつも食べております。
     野菜とお豆腐と、少しのお芋。時に卵を食べております。

    7月5日
     おかげ様にて、近頃めっきりよくなりましたことをご様子します。
     ここ一週間程前から、少しづつのご飯やパンを食べたりしておりますが、ずっと蛋白がおりず、尿が澄みきっています。朝パン(食パン1枚程度)と白菜かキャベツ。
     昼と晩、ご飯半膳くらいで、白菜、キャベツ、レタス、お豆腐、卵など食べております。
     運動の方も、今は、学校を休んでおりますので、はげしいことはしておりませんが、家の中の仕事は何でもしております。
     朝晩と、2回検尿しておりますが、いつも結果はよくなりました。
     味つけの方は、味塩や薄口しょう油、味の素など。その他3合の青汁は毎日飲んでおります。
     青汁だけは、ずっと続けて行こうと思っております。
     1ヶ月間の苦労が、今みのっているのかと思って、よろこんでおりますが、養生は続けるつもりです。
     まことにありがとうございました。




2-4. けわしい道 & タンパク減る (130号より)

  12-1.けわしい道

    宮城県 K.I. 

     お蔭さまで、小生の健康も漸く回復(腎炎だった)。
     もう何の苦痛もなくなりました。
     遠藤指導書に詳述されています通り、

    (1)始めて間もなく屎は緑化し、
    (2)最近では便秘も完全に治癒、
    (3)胃炎についても殆んど自覚症状がなくなりました。

     これ、ひとえに遠藤指導書の、微に入り細にわたった指導と、田辺さん(東京青汁相談所)の懇切丁寧なご助言の賜物と、感謝申し上げている次第でございます。
     顧りみれば、私、青汁運動に着目したのは、すでに数年前のことですが、田辺先生ご指導の下、徹底的に実行に移したのは、本年2月16日以来のことで、じらい9ヶ月間、雨の日も、風の日も、3―4合の青汁を服用、欠かした日は、本年9月上京中の3日間だけでございました。
     思えば、長い長い闘病生活でございました。
     病気が治っても、私といたしましては、「生活の緑化」をモットーに、終生、青汁生活を続けて行く決心でいますが、これには多くの困難がございます。
     実際やってみて、それは仲々困難な、けわしい道であって、大抵の人は中途で挫折してしまうのではないかと思います。
     私など、田舎住いしていて、あらゆる点で恵まれています。
     私一人の青汁用菜園の1反歩(主としてレ−プ、ラデノクロバー。外にケール、コンフリーその他)を下がらず、又、豆、馬鈴薯等は自給できますし、牛乳は豊富。材料の点では困りませんけれども、搾汁に時間のかかるのにはホトホト閉口しています。

    コンフリーについてのご注意


  12-2.タンパク減る

    北九州市 T.U. 

     一昨年より、慢性腎炎にて、医者の薬や、漢方薬など、いろいろ服用いたし斗病生活をしていますが、一向に効果がなく、半ばあきらめていましたところ、知人より青汁をすすめられ、わらをもつかむ思いで、飲みはじめました。
     約1ヶ月くらいでタンパクも大分へり、身体に生気が出て来るように感じ、今日では、暗い中に一条の光を見出したような気持ちでおります。





2-5. 腎炎よくなる

    高崎市 K.N. 

     急性腎炎から慢性腎炎となり、一年半も苦しみましたが、この青汁の会に入りましてから、大変経過がようございますので、他人様にもすすめ、自分も続けたいと存じます。





2-6. 急性腎炎

     医学博士 遠藤 仁郎 

     腎炎は、急性の間でなければ完全には治りきらないし、その間に治しておかなければ、ついに、一生のわずらいになってしまう。しかもまだ、これという薬はなく、むかしながらの安静と保温と食餌、にたよるほかはなく、食餌はことに大切です。
     私は、これに、青汁・イモ・マメ・ナッパ食をすすめ、だいたい次の表のように、まず、初め青汁だけ3〜4日間。
     次で生ナッパ、さらにイモ(初め1日150、1〜2日毎に300、450としだいに増量)。
     その後、1の間は3〜4日、2は数日、3は1〜2週間くらいの間隔をおいて、症状(尿蛋白その他)に注意しながら、調子がよければ加え、調子がくずれれば、もとに戻すなど、試験的に慎重にやって行く。
     なお野菜・果物は適宜に加えてよいが、米や肉類はなるべく少い方が安全。
     もちろん、これは、一つの雛型を示しただけで、この通りで(ことに分量)なければならぬのではない、念のため。
       
    10
    青汁3〜6合×6〜3  
    生菜 100〜150×6〜3 良質緑葉菜
    ×150〜300400200 馬鈴薯、甘藷、
    里芋、山芋など
    豆腐 450〜6001.5丁1〜0.5
    大豆   100100〜50  
    牛乳    1〜3合  
    小魚     50100 全体食べる
          12  
    雑豆・雑穀       50〜100 雑豆、ソバ粉、
    小麦粉パン(無漂白)
            50〜100
    肉類        50〜100  
    食塩    35  
    煮干     大匕12  
           ×初め50づつ       ×牛乳の量だ
           3回以後漸増        けへらす

         食品すべて良質・安全品であること。 調味料 砂糖ひかえ目、酢、果物酢、植物油適宜





2-7. 腎炎全快

    笠岡市 G.G. 

     急性腎炎で、昨年5月末より7月25日まで入院し、青汁のご指示をいただき、強い意志のもとに実行いたし、病気もめきめき快くなり、約一ヶ月間で蛋白も(−)となりました。
     なお、栄養のバランスと食事法のご指導等で認識をかさね、煙草もやめ、体質改善も出来ました。かえりみますれば、終戦直前後にかけ、ニューギニアの未開地の、食糧事情の最悪のところに駐屯いたし、食うために生きるのか、生きるために食うのかの最期の極に達し、その際、人間の食物に、塩と青野菜の貴重さ尊とさを、切実に身をもって体験いたしています。
     ついては、病院にて先生より直接に青汁のご指示をいただくとは、どういう巡りあわせか、ただただ感謝の至りで、貴重なる第二の体験をいたしました。
     退院後も、2週間毎に通院いたし、本30日(43年1月)に、完全治癒の指示をいただきました。
     なお体質もよくなり、体重等も、私はやせ過ぎでしたが、適度の体重になり、スタミナも出来、カゼも今年は、今までになく、ひきません。
     青汁のおかげで、腎炎全快いたしました。月々情報をおくって下さいまして有難うございます。





2-8. 腎臓炎快癒

    岡山県 H.M. 

     昨年来、病魔の床にありました二男も、今から2ヶ月前より、尿は全くきれいになり、近所の医師に往診してもらったところ、「何処も悪いところがないのに、何故ねているのか」といわれましたが、ことが腎臓であるだけに、慎重すぎる程慎重にせねば、と思いおります。
     昨日も、畑にケールを見に行きましたが、すくすくと育っているのもあるかと思えば、花が咲きそうなのもあります。青汁は、私達の唯一の健康の泉でありますので、今年こそはウンと作ってみたいと思います。
     昨年、当町のある病院に入院いたし、全てをその医師にまかせましたところ、注射は毎日8本、その上に投薬がつづき、食事は普通の人と同じもので、ぃくらでも栄養食をとるようにいわれました。
     本人が好きなもの、にぎり寿司でも何でもしっかり食べて、尿から失われる蛋白が多いのだから、口から充分補給するよう、との指示で、いうが儘、いわれるが儘に食べさせたところ、病気は一向によくならず、腹に、頭に、あるいは足の裏まで腫れる有様でした。
     これではいかんと、注射はどんどん打つがよくならず、薬は毒とかわり、素人目に、これでは死ぬと直感いたし、先生のご指示通りの療養に踏み切り、頑固なこの病気をようやく治すことが出来ました。
     その間心痛は常につきまとい、濁りきった尿が透明になる期間は本当に長かったものです。
     部屋を暖め、安静に心がけ、大便も便所に行かせず、その部屋で便器にとりました。
     これが、効果が相当あったように思えます。
     薬は、漢方薬を気休めにつかいました。
     食事療法は徹底的に行いました。青汁に心がけ、イモを主食としてまいりました。
     この実行は、病人と看護人である母親との一体化で実行されたことが、また大きな効果でした。
     本当によくなりました。
     しかし本人の体は随分とやせ細っていますので、元のような状態になるまで養生させたいと思います。
     高校の方は、入学したというだけで、一歩も学校に行くことなく、友人が3年になる来年に、1年生というハンディはございますが、健康第一ですから、しっかりした体につくり直した上で、という考えでおります。
     世間には、誤った方法であたら尊い生命を失っている人が多いのですが、幸いにも私宅の方は救われました。
     長い間の苦闘で本人も、尿毒症で最後かなあ、ということもありましたが、尿の出もよく、今は心配なく、一家ホッとしているところでございます。




2-9. その後も快調

    岡山県 G.K. 

     腎炎の完全治癒後も青汁を毎日愛飲いたしています。
     煙草もずっと止めてしまい、栄養のバランスを常に心掛け、青野菜の貴重さ、尊さは身をもって2回にわたり体験いたしていますし、毎日の勤めで、昼の外食でも、この頃食事には青野菜は少くつとめて野菜の多い副食をとるよう心がけ、先生の常にご指導の豆類、いも類(とくに馬鈴薯)、新鮮な青野菜(農薬・糞尿等施用しないもの)等を努めて十分とるようにいたしています。
     朝晩は体操等もいたし、摂生を旨とした生活をしております。
     おかげで完全治癒後2ヶ年を経過しますが、体調もよく、風邪など一度もひきません。
     私は昭和14年徴集の甲種合格で、関東軍に現役で入営し、引き続き現役として復員までおった者です。
     その昭和14、5年ごろの元気最中の体重(65〜66キロ)と同一です。
     スタミナも出来て粘り強くもございます。




2-10. 食養断想36 病気の今昔 腎臓炎

     腎臓病患者は、昔もそう少なくはなかったが、この頃は目立って多くなっている。
     それも、小児や青・壮年期の人にも多くなっているのだ。これはお互い、毎日の仕事に精が出て、心身ともに長生きをするのに、深く留意しなければならないことがらである。
     広くものごとで、格別に重要なところをカンジン・カナメといっているように、腎臓は肝臓と共に、健康と生命にかかわる臓器のうちで格別に重要なものであるからだ。

     * * * 

     生きた体は、食物をとって栄養素を吸収し、これを利用・消費して、たえず新陳代謝を営んでいるが、腎臓は水、食塩とともにこれら代謝終産物、ことに蛋白質の分解産物(尿素、尿酸など)、その他、体内で出来たり、体外からはいって来た有害物などを、尿として体外に排出し、血液をいつもきれいにしておくのが、その主な仕事である。
     そこで腎臓がやられると、ここに異常があらわれて、健康と生命にかかわるようになる。すなわち、水や食塩の排出が悪くなると、尿量がへり、顔がハレたり、全身にムクミがあらわれる。蛋白質の分解産物の排出が悪くなると、それが血液中にたまって来て、血圧が上ったり、頭痛、吐き気、食欲不進、貧血といった尿毒症状が出、ついには生命にもかかわるようになる。

     * * * 

     こういう腎臓病の中で、最も多く、しかも厄介なのは、腎炎である。
     腎炎は、尿量がへり、蛋白が出、赤血球が出、血圧が上り、尿素などの蛋白質分解産物の排出の悪いのが特長で、始まり方や症状はいろいろであるが、大わけして、急性に経過する場合と慢性に経過する場合とがある。
     急性に経過する場合は、扁桃腺炎などにかかって1−3週間後に、頭や下肢にムクミが出てはじまるので、腎臓の好きな毒素を出すバイキンの感染による。
     中には急に悪化して生命にかかわるものもあるが、多くは軽く、数ヶ月で全治する。
     しかし、慢性になるものも少くない。慢性に経過する場合には、急性の腎炎から慢性化するもののほかに、ムクミその他の自覚症状は全くないのに、健康診断その他の尿検査で、尿に蛋白や赤血球が出ていたり、さらに血圧が高くなっていたりして初めて分かり、いったいいつからかかっていたのか分からない、というものがあり、しかもこの頃、こうした腎炎にかかっている人が目立ってふえている。
     そして、急性から慢性化した場合でも、初めから慢性にきた場合でも、長い間、同じ状態をつづけるもの。
     しだいに進行して、ついに萎縮腎になるものなど、その経過もいろいろだが、2〜3〜数年のうちにだんだんよくなり、完全に治るものもある。

     * * * 

     ところで、どうしてこの頃、腎炎にかかるものが多くなって来たのだろうか。
     それはひとつには、この頃の人の腎臓の病原菌や有毒物に対する抵抗力が弱くなっているからではなかろうか。
     というのは、こうした抵抗力・体力のもとである毎日の食物が、栄養上著しく不調和不完全であるからだ。
     その上、有毒な農薬に汚染しているものや有毒な添加物のはいっている加工食品を、よく吟味せずに食べこんでいるからだ。
     ために、あれこれと病気に、わけてもカゼにかかりやすく、かかれば扁桃腺炎なども引き起こしやすく、さらにその病原菌で腎臓までも冒されやすいのだ。
     従ってまた、腎細胞を損傷するようなクスリを常用することにもなるからだ。

     * * * 

     毎日の食物が栄養上著しく不調和不完全であるというのは、いわゆるゴチソウを食べたいためか、間違った好みにあまえるためか、これで栄養がつくと考えちがいをしているためか、白米飯や菓子、肉や魚をヤタラと食べ、野菜わけても青野菜はなにほども食べていないからであり、さらにこれを、砂糖と塩で濃厚に味つけしているからである。
     その上、これが文化的と考えてか、炊事に手数を省くためか、ヤタラと既製の加工食品を使って、さらに栄養を不調和にし、有毒な添加物までも食べこんでいるからである。
     ために、熱量源や蛋白源は必要なだけ、いな必要以上にとり入れていても、これが栄養として利用されるのに必要不可欠な各種のビタミンやミネラルが著しく不足してくるので、うまく利用されず、未利用のものが体内に、あたかもエントツがススだらけになるように、有害物となってたまってくるのだ。
     従って、腎臓自体も、だんだん疲れて老弱化し、その上、有害物の排泄が過重になって、さらに老弱化し、そう強くもない病原菌や有毒物にもやられてしまうのだ。
     ここを考えれば、腎臓病患者がこの頃目立って多くなっているわけ、しかも若い人に多くなっているわけが、よく分かろう。

     * * * 

     そこで腎臓病を予防するには、万病のもとともいわれるカゼなど、そうひかないような、ひいても扁桃腺炎などにかからないだけの体力を養うことが肝要である。
     こうした病原菌を生活環境から無くすることはできないからだ。そうした体力を養なうには、適切なタンレンと休養や生活環境の衛生も必要であるが、体力のもとは毎日の食物であることを深くわきまえて、これを栄養上よく調和したものに改めて、完全栄養をはかることが肝要である。
     それも、有毒な農薬や工場排出物に汚染していない安全なもの、有毒な添加物のはいっていない純正なものでまかなうことを忘れてはならない。と共に、少しぐらい体具合が悪くても、あれこれと無分別にクスリをのまないことが大切である。
     クスリというものは双刀の剣であって、よく効くものほど毒性も強いし、腎毒性のものも少くないからだ。

     * * * 

     食改善のねらいは、いわゆる栄養食には実状あれこれと誤解しているところが少なくない。ということをよくわきまえて、なにはさておき、まず第一に良質の青野菜を、毎日体重の1%以上と、できるだけ多量に(青汁にし、また生のまま、あるいは煮たきして)食べることが肝要である。
     そうすれば、ほぼ必要なだけのビタミンとミネラルがとれる。
     あの手この手で宣伝されている栄養剤では、とうていすべて必要なだけ十分とりいれることはできないのだ。
     第2に、白米飯や精白パン、筋肉部だけの肉や魚は極力ひかえて、芋と大豆や小魚などに切りかえることが大切である。そうすれば、よりいっそう栄養に調和がとれ、安全でもある。第3に、菓子と砂糖と塩は最小限にすることが大切である。栄養上は有害無益なものであるからだ。

     * * * 

     もし腎臓病にかかった場合は、たとえ自覚症状がなかったときでも、1日も早く医師の治療をうけること、そしてそれには、今のところ有効適切な治療薬のないことをトクと心得て、指示される通りの食事療法と安静と保温に専念することが肝要である。
     この食事療法としては、病気の型や症状の重さによってちがうが、ふつうにみられる軽症の腎炎では、前記の食改善を徹底的に行えばよいわけであるが、初め3日間ほど、青汁だけ飲み、それ以外はいっさい絶食し、それから病状に応じて、青野菜・果物・牛乳・芋・大豆・小魚というふうに、だんだん種類とその量をふやしていくとぐあいがよいようである。
     なお、こうした食物はすべて必ず、安全・純正なものでなければならない。

    (友成)




2-11. 腎臓炎と青汁

    倉敷市 S.W. 

     私が急性腎臓炎を患らったのは、今から4年前の15才の時です。その時の私は、高校に入学した喜びでいっぱいでしたが、その喜びも瞬時に消え去ってしまいました。
     というのは、前々から体調がすぐれなかったので、中央病院で診療してもらった結果、かなり重症の腎炎にかかっているとの宣告を医師から受けたからです。そして、絶望感にうちひしがれ、病床に臥す運命となりました。
     今にして思えば、私が腎炎になったのも当然のことだったのです。まず食物といえば、着色料・防腐剤・粘稠剤・人工甘味料等の肝臓・腎臓・その他内臓諸器官を害す添加物の含まれる加工食品ばかりでした。
     さらに悪いことには、野菜などを、これぽっちも食べていませんでした。その点、有害食品の氾濫している当世にて、現代人は肝臓・腎臓を、保護すべく食生活を励行することが、まさに肝腎だと思います。
     その後、森田博二氏の御紹介で、遠藤先生の青汁による御指導を受けることになりました。
     当初2ヶ月間にては、病態は一進一退で案じたのですが、青汁と遠藤先生の御指導で必ず治癒すると、確信を持って療養しました。時には、多量の尿蛋白が検出されるために非常なショックを受け、自分の存在に対して嫌悪さえも感じたことがありました。しかし、日を経るにつれ、尿蛋白は陰性になり、快復へと向いました。療養には、あまり神経質にならず、安心立命な心持でいることが大切だと思います。
     1年後には療養の甲斐あって復学することができました。復学してからも食物の吟味には特に留意し、食養生を継続いたしております。現在、青汁を日に1合〜2合飲用しています。健康状態は極めて良好です。
     体質のせいでしょうか、私は大変痩躯です(身長180cm、体重60Kg)。そのため在学中、体格に関しては、いくぶん劣等感をもっていましたが、体力的に劣っているなどと少しも感じませんでした。考査中の学友の顔色は、無理をするためかとても蒼白になるのですが、残念なことに、私はどうしても蒼くなれませんでした。蒼くなるように必死に努力したのですが。青汁による完全食の御蔭だと皮肉まじりに思ったものです。私の体は、青汁でもって常に完全燃焼を行っているのでしょう。
     入試直前期の1月・2月ころも、健康そのものでした。風邪もひとつひきませんでした。それどころか、体重が4Kg増える始末でした。そして今春無事に大学にも合格できました。
     今後も青汁を続けてゆくつもりでございます。しかし、今度は遊学のため絞りたての新鮮な青汁が飲めなくて残念です。それゆえ青汁粉末を利用させて頂こうと思っております。また、市場に出まわっている野菜や果物は農薬で汚染されていますゆえ。
     農薬や人体にとって有害な貴金属に汚染された米・野菜・果物、それに偽りの安全性を誇示した加工食品しか入手することができない現在、私達はいかにして真の健康を維持すればよいのでしょうか。心さびしいかぎりです。矛盾に満ちた社会機構からは、私達の求めるものは決してもたらされないと思います。それに対処するためには、私達自身が有害食品に対する知識を深め、危険食品の排斥に力を向けることだと思います。
     遠藤先生のあたたかい御指導のもとに、青汁によって以前にまさる健康をとりもどすことができ、かつ幸福にも上級学校へも進学できるという身に余る幸せな境遇を、なんと御礼申してよいやら言葉もございません。ただただ厚く感謝するしだいでございます。




2-12. 日々喜びに満ちて 慢性腎炎治癒

    横浜市 T.K. 

     私共の娘は、小学校4年生の時、風邪から「じんぞう炎」と云われまして、もうなすすべも知らず、暗然としておりました。
     前に、兄から横浜青汁のスタンドの田辺様の話を聞いて居りましたので、早速お願いして、食事療法に取り組みました。
     バター、チーズ、玉子、肉、ケーキ類は一切やめ、今まで栄養とは思っておりませんでした青汁、豆、芋、ミカン、豆腐、その他沢山の野菜で、最初は、こんなのでいいのかと迷っておりましたが、田辺様の親切なご指導で、本当によくわかるよう説明していただき、どんどん快くなり、お医者様も往診のたび驚かれておりました。
     発病1年ですっかり丈夫になり、死の淵より立ちあがって、前よりがっちりした体格になり、お医者様にも行きません。
     中学、高校と、二度の入試の猛勉強にも風邪一つ引きませず、希望した学校に入学致しました。
     青汁と野菜で芯の強い身体になり、なによりもうれしい成長ぶりです。
     これからも、ずっと野菜食の食事に一生懸命努力していきたいと思います。
     有難うございました。




2-13. 死の寸前で命拾い

    倉敷市 S.W. 

     私の娘が、高校1年(昭和31年)の1学期、腎臓病に罹りました。
     1ヶ月の通院で全治したと云われ、腎臓病は早く治るものだと思い、安心して居りました。年末に集団検診を受けました処、結核の初期と腎臓病が宣告され、すぐ休学する様云われましたが、もう少しだから我慢して、3学期から休学すると云って、寒い高原の道を1里位徒歩通学致しました。
     1月16日、私が仕事から帰りますと、娘は、今日の診察で、〃血尿が出ている。絶対安静にしなければならない〃と云われたとの事。愕然としてしまいました。それから仕事を休んで看護に専念致しました。月末頃、尿も大分よくなったと云われ喜んで居りました。

     処が、2月1日の昼頃、本を読んでいた娘が、突然布団の上に坐り、〃目が見えない〃と云うので、気も転倒せんばかりに驚いた私は、1メートル位積った雪をかきわけ隣家へ行って、お医者様に電話をかけて下さる様頼んで帰ってみましたら、〃脈が止っていたが、又打ち出した〃と云って、脈をおさえて居りました。それから後は、食慾がなく、頭痛・嘔吐・時々目が見えない。尿の量は極端に少く、全身がだるく痩せるばかりでした。
     俗説かも知れませんが、腎臓病で耳だれが出だしたら、もう治らないと聞きましたが、耳だれも出だしました。こんなによい薬を飲んでも悪化するばかりだが、もしかして蛔虫等の影響ではないだろうかと、検便して頂きましたら、蛔虫も十二指腸虫も沢山居るが、体力が弱っているので、先ず腎臓を治して結核を治して、体力を回復させなければ駆除は出来ないと云われました。

     積雪地で、新鮮な野菜もなく、ビタミン源と考えて、毎日蜜柑は沢山たべさせ、西瓜糖なども飲ませましたが悪化するばかりで、3月の終頃は、ひどい頭痛の上に、呼吸困難、嗜眠状態も加わりました。久しぶりに往診して下さったお医者様が、〃これはすぐ入院しなければならないが、動かされないので、毎日来ます〃と云われ、7・8本毎日注射してもらって居りました。その中、〃果物も御飯も何にもたべたくない〃と云い出しました。全身がだるくて昼も夜も手足を揉んで居りました。

     4月10日頃だったと思いますが、〃主婦と生活〃に、野菜の青汁で難病を克服した人の体験記を見せて頂き、一楼の望みを抱いて、早速青汁を作りました。材料は、〃はこべ〃(ひよこ草)専門に致しました。擂鉢で擂り、朝昼晩と約1合ずつ飲ませました。
     翌日は〃気分もよく、目の先が暗ろうならん〃との事。勇気百倍。それからは材料集めに奔走致しましたが、当地でも、4月も半を過ぎる頃は〃はこべ〃も成長しますので、量もふえ、1合5勺から2合。多くなってからは、3合入りのうどん茶碗に1ぱい入れて3回飲みました。飲みはじめて3日目に、検尿をしてもらいに持って行きましたら、〃尿が随分よくなった。草の汁を止めずに飲ませなさい〃と云って頂きました。
     20日位飲んだ頃、もう動かせてもよいから入院しなさいと云われ、4月末入院致しましたが、7月末退院の日迄、1日も欠かさず3回ずつ飲みました。一度尿が悪くなった事がありますが、それは煙草の下に生えていたはこべを飲んだ時でありました。退院して家庭療養にもどりましてからは、私が仕事に出ましたので朝夕2回となり、材料は娘がとる様になりました。
     11月迄は〃はこべ〃がありますが、12月も半ばを過ぎますと、物皆すっぽりと雪に覆われてしまいますので、1メートル位の雪を掘り、白菜の外葉、キャベツの外葉、人参の葉等を擂りますが、冬の野菜は汁が少なく、春の野の〃はこべ〃を待ち乍ら、擂り続けました。その頃気がついて見ますと、両手で使っていた長い擂子木は、擂り減らされて半分の長さになり、片手で使って居りました。擂鉢も何個も使いました。
     1日1日と元気になった頃、お医者様が、もう体力も出来たから蛔虫駆除をしましょうとの事。検便して頂きましたら、蛔虫、十二指腸虫共ゼロ。これはおかしいと、3回検便して頂きましたが、やはりゼロとの事、駆除の薬は飲まずでした。全く死の寸前で、〃はこべ〃の青汁で命拾いした経験て、強い自信を持って青汁を奨める事が出来ますので、皆様に奨めて居ります。そしてがんこな便秘もなおった人も何人か居ります。私はこの可憐な草花を見る度に、現代の医学も尚及ばなかった程の神秘的な力がひそんでいる事を不思議に思います。




2-14. 腎盂(う)腎炎

     医学博士 遠藤 仁郎 

     このごろの腎盂炎は慢性になり腎炎を合併するのが多くなった。
     腎盂炎に腎炎を合併したもの。近頃多くなった病気の一つ。
     腎盂炎は、腎盂(腎臓で出来る尿をうける漏斗状の部分)にバイ菌が感染しておこるもので、以前にも決して少なくはなかった。
     急に全身にフルイがおこり、39〜40度もの熱が出る(時には、1日に2〜3回ものこともある)。
     なかには慢性になることもあったが、大抵は簡単に、しかも完全に治り(急性腎盂炎)、腎炎を合併して来るなどということは、めったにない、派手ではあるが後くされのない、いかにもサッパリした、いわば陽性の病気だった。
     この頃のは、腎盂炎そのものにも大して目立った症状はなく、いろいろよい薬が出来ているのに、しっこく抵抗して、いつまでも治りきらず(慢性腎盂炎)グズグズしているうちに、腎臓をやられ、血圧が上ったり、ついには尿毒症をおこしたりするようになるという、妙に陰にこもった、意地の悪い病気になっている(腎盂腎炎)。
     これは、原因菌が、以前のは割とらくに退治できる大腸菌が主だったが、今のは大腸菌以外の、初めから薬に抵抗性があるか、あるいは薬になれて抵抗性になったバイ菌(耐性菌)であることにもよろう。
     しかし、これらの耐性菌の多くは、もともと人体に共棲している無害性か、あるいは弱毒性の菌だ。
     だから、それが感染性となり、病原性となるのには、何かの原因(たとえば抗生剤の乱用から、腸内菌間のバランスがみだれるなど)によって、菌の毒性がつよくなるため、でなければ、宿主の体力・抵抗力が弱ったためでなければならない。
     すなわち、こちらに十分の体力・抵抗力があれば、相当手ごわいバイ菌にたいしても、よく防衛することができるから、そう大した薬剤の助けをかる必要はない。
     けれども、体力・抵抗力が弱っていれば、そう強いバイ菌でもないのに持て余し、ずいぶん強力な薬剤の援けを得ながらも、なおかつ、いつまでも手古摺り通し、ついには大切な腎臓までも荒らされてしまうことになる、というわけ。
     いったい抗生剤その他にしても、多くはただ菌の発育を抑圧するだけにすぎない。
     つまり薬によってバイ菌の勢力をおさえておいて、体力・抵抗力でおし切ろうというのだから、薬剤の治効のいかんは、一に宿主の抵抗力のいかんにかかっている。
     宿主の抵抗力が十分強ければバイ菌をよせつけず、発病することもないわけで、発病すること、それ自体すでに体力・抵抗力の万全でないことをしめすものだ。
     宿主の条件を顧慮することなしには、いかに薬をとりかえ、または組み合わせてみても、とうてい十分の効果は望めないだろうし、それが慢性腎盂腎炎の難治である所以でもあろう。
     したがって、この治療に当っては、薬だけにたより切らず(薬剤の中には腎毒性のあるものも少なくない)、一般体力・抵抗力を増強することに十分の意が払われなければならぬ。
     で、腎盂腎炎食としては、腎炎食のように、ただ蛋白質や食塩にたいする注意だけでなく、つねに食全体としてバランスがうまくとれ、とくにビタミンやミネラルに十分余裕があり、すべての食品は良質安全(危険な農薬・洗剤・工場廃水などに汚染されず、また有害有毒物の添加されていないもの)でなければならぬと考える。
      こうした意味あいから、私どもは、腎盂腎炎にも、イモ・マメ・ナッパを中心とした緑葉食・青汁食をすすめたい。




2-15. 霊効の青汁道

    岡山県 M.A. 

     去る昭和29年の冷寒霜の12月末、始めて先生の御著書に拝顔いらい、漸次、先生の青汁道の心構えに習熟いたし申し、今日にいたり、その間、自らの難病、蓄膿・ノイローゼを治し、寒がりおよびロイマチス(関節炎)をば征服。
     健康生活(物質や地位を得た生活とはちがいますが、よく考えてみますれば、この基礎をいたす健康生活が第一のことでありますが)をかちとることが出来得ましたことを、先生に、何と感謝してよいやら、全くその言葉を知りません。
     また、人々に教えて、青汁道のお蔭にて、人の助かりしことも何度あったか知れません。
     風邪ひき、胃病、中風予防、眼病(白内障)、慢性中耳炎のため困っていた青年が生食青汁道を熱心に実行(その青年は、それまで、全く青汁道のことを知りませんでした)することによって、大変よくなり、就職して新生活を開拓いたす等、枚挙に暇無きほどでございます。
     私こと、このような霊効ある青汁道を武器として、今後、持病の慢性腎炎と戦い、これを征服いたしたくとの所存にございます。
     今月号の青汁新聞の慢性腎炎、イモ・マメ・ナッパ療法は、私にとりまして全生命力であります。




2-16. また始めたい

    下関市 Y.N. 

     次男が6年の時、腎臓炎で入院しましたが、短い人で3ヶ月。長い人は3年も入院していると聞いておどろき、本屋に行っていろいろ関係の本や、食養生の本をみているうち、「青汁の効用」という本を見て、何かうたれるものがあり、早速、キャベツ、パセリ、ニンジン葉、カブの葉、ダイコンの葉まで、手当りしだいにしぼって飲ませました。
     その故でしょう、1ヶ月半で退院でき、その後、比較的健康で、今年、大学にはいりました。
     健康な時は、ついつい忘れがちになりますが、これを機会に、また、せいを出して、みんなで飲もうと思っています。




2-17. 不思議ないのち

    福岡県 H.I. 

     「青汁の効用」を、ふと本屋で見出し、拝見いたしました。
     実は、私と息子とは30年青汁をのんで、その効果はご高説のとおりで、そのすばらしい効目を、あらためて、しみじみと有り難く感じ、一入身に泌めて拝見させていただきました。
     息子は腎結核で、17才終戦直後摘出手術。その後、2〜3年して胸の整形手術。残腎にまた空洞でき、いよいよ死の宣告。
     尓来、自宅で、生命は自然にまかせて、安静養生。
     青汁を毎日かかさず、ふしぎないのちを長らえさせていただいております。




2-18. 夢のような効果

    島根県 M.O. 

     20才の女子学生です。青汁の会を知ったのは、父が肺をわずらい、母は腎結石で、時々、腎盂炎をおこし、高熱のため寝ている時でした。
     「青汁と健康」という、先生の書かれた本を手にしたのです。私は、一夜のうちに読みおわり、次の日、さっそく畑に行って菜をとって来て、すりつぶし、さらしでこしてみました。
     飲んでみると、のめないことはありません。父も母も、いっしょう懸命のんでくれました。
     本当に、夢のような青汁の効果に、本を読みながらびっくりしました。
     今の世の中、添加物だらけの毎日です。
     将来、この日本はどうなるのでしょうか。おそろしさでいっぱいです。




2-19. 引続き好調

    福岡市 H.I. 

     青汁は、30年多少の断続はありましたが、のんで、その効果は、今日、今さらのように確信いたしております。
     腎臓の悪い息子も、終日ベットに寝ながらですが、一見、健康者と変りなく、外出も時にはいたし、俳句の仕事に多忙。
     来客の応接も明るく、快よくいたしております。
     私も、心臓がわるく、足もわるいですが、年(74才)の割に顔のしわも少なく、つやがよく、みなから、若いといわれています。
     歯は、二人とも、割に悪くならず、カゼ等ひきません。
     昨年いただきましたケールが見事に成長。
     真夏の太陽にギラギラとたくましく大きな葉をひろげています。
     30年間、青葉に苦労したのが、今年はウソのように楽々と、毎朝、日の出前に、露のまろぶケールを両手いっぱいとって来ます。




2-20. 慢性腎炎に

    大阪府 K.W. 

     慢性腎炎の子供に、青汁を、この4月頃よりはじめはケール、ハコベなどで、一日に1合、9月ごろよりグリーンジュースの素を、1袋約一週間を加え、のませていますが、とても調子がよいようで、たいへんよろこんでいます。




2-21. 慢性腎炎に

    福岡県 Y.M. 

     3年前、腎性高血圧となり、なおす方法なし、と病院で宣告され、精神的にもまいってしまいました。
     仕方なく、漢方薬、温灸、鍼と、いろいろな療法をこころみましたが、血圧はどうしても下らず、最悪の時は、下が120もありました。
     それから、食事療法より致し方ないと思い、玄米食をはじめ、青汁の本をもとめまして、昨年春ごろより1日3合以上のみつづけました。
     約1年くらいつづけましたら、いつの間にか、血圧が90台、上は140くらいになり、もらっている血圧降下剤も、最初の頃の3分の1に減り、薬害の心配もいくらかやわらぎました。
     慢性腎炎はなおらないそうですが、悪くなるのを、1日でものばすよう努力しております。




2-22. 災を転じて福に

    神戸市 T.K. 

      昨年末に、長男(小5)が血尿を出し、入院1ヶ月で、慢性腎炎と診断されました。
     医師からは、なおる見込みはなく、カゼをひく度に悪くなるばかりだ、といわれ、目の前が真暗になりました。親として責任を感じ、日常生活に何かマチガイはなかったかと、自分自身を責める昼夜がつづき、食生活を反省していた矢先、今年の1月、店頭で先生の「青汁と健康」をみつけました 
     それ以来、食生活を根本的にあらため、緑の野菜を多くとり、粉末青汁(大阪センター製)を飲んでいます。その後、日数は3ヶ月位しか経っていませんが、尿の赤血球は全く消え、蛋白も(−)になっています。まだまだ、全く安心というわけにはいきませんが、食生活を改めたのがよかったのだ、と私は信じています。
     長女(中1)は、以前より口臭が強く、悩んでいました。また、口内炎をよくおこしていました。しかし、食改後2週間位で、臭は全くしなくなり、口内炎もおこりません。娘ともども、よかった、よかったと言いあっています。家族全員の体質が、少しづつ、変って来たものと思われます。野菜を多く食べるようになって、残留農薬のことが大いに気になり出し、庭の芝生を掘り起し、ささやかですが家庭菜園をはじめました。
     2週間ほど前から、1日に一度だけですが、家族に自家産の安全野菜を食べさせることが出来るようになりました。栽培面積がまだまだ少なく、これから、少しづつひろげたいものと、毎日庭で土作りに励んでいます。ケールとバイアムをうえたいと思いますので、種子をお願いいたします。食改善に目をむけさせてくれた長男の病気を、「災を転じて福となす」のたとえ通りにしたいものと思っています。




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