健康と青汁タイトル小
橋本病:掲載紙面選択




1. 橋本病好調

    神戸市 H.K. 

     3番目の子供を出産し、引越し、年末の雑用、と忙しい毎日がつづいたある日、病院で橋本病(甲状腺ホルモン低下症)と診断されました。
     この病気の自覚症状は、全身の倦怠感、頭痛、イライラ、冬の寒さを異常に感ずるなど、いろいろあるらしいのですが、私自身、自覚症状は全くなく、首すじのはれでこの病気がわかったのです。
     (この病気と診断される5年くらい前から青汁を毎日2合欠かさず飲んでおりました)精密検査の結果、指数が異常に高く、よりくわしい検査の為2週間の入院が必要との事で、即日入院しました。その後、1年間程ホルモン剤を飲みつづけましたが、大変まれなケースで、薬を必要としなくなり、3年前から6ヶ月に一度検査はうけておりますが、薬は全然飲んでおりません。
     体調もよく、毎日快調な日々をすごしております。青汁の中に甲状腺ホルモンの分泌をおさえる働きがあるなどといわれていますが、私の場合、そのことより、青汁を飲みつづける事により、栄養のバランスがとれ、体調がよくなる事で、マイナスの面は十分カバーされていると思います。今後共しっかりと青汁を飲みつづけようと思っております。




2. 難病体験記

    岡山市 K.I. 

     ながい間、いろいろ厄介な症状――ネフローゼ、はげしい冷えとベトベト汗、カゼひき、白髪、肝臓、甲状腺、膠原病(おそらくすべて、膠原病によるものと思われますが)――に悩まされていたのが、イモ・マメ・ナッパ・青汁食でよくなった、という貴重な体験記です。

     1977年(昭53)春先軽いカゼをこじらせる。12月ネフローゼ。入院。プレドニン8錠からはじめ、1週間で蛋白尿消失。
     プレドニンを少しずつ減らし、完全にやめると、1週間ほどで再発。
     1ヶ月くらいして、又、プレドニンをはじめ、1978年(昭54)の12月1年振りに完治。
     退院したが、1ヶ月ぐらいで、又、再発。
     お医者さんもあきらめ気味で、気をつけながらひかえめに生活していくしかないとの事。
     体はむくんで重く、このままでは生きていけないと思い、1979年(昭55)の3月遠藤先生の「青汁と健康」の本何回も読みかえし、それでも信じられないまま、小松菜を朝夕コップ1杯ずつ、飲んでみる。
     2週間くらいで蛋白尿(−)になる。
     病院ではかると、いつも(+2)とか(+3)くらい出て、お医者さんからも動いたら出るのは仕方ない事、これ以上に治すのは無理。上手にコントロールして、生きていくよう云われました。
     それでも青汁を信じて、続けているうち、6ヶ月くらいで、動いても蛋白尿(−)となる。
     ネフローゼは治ったものの、プレドニンを飲みだした頃からはじまった異状な冷えと、全身のベトベト汗。
     そのためカゼばかりひき、カゼが治っても、冷えと汗とで体がつめたく寒気がして、外にも出られず、2年くらいほとんど動けず、退院して3年目くらいから、汗もやっと治り、冷えは残ったものの、普通に動けるようになる。

     青汁は1年くらい毎日のんだのですが、長い時間水を使うのがつらくて、時々飲んでは止めてのくり返しで、3年くらいで止めてしまいました。
     その後今日までネフローゼの再発はなし。蛋白尿も(−)です。
     普通に動けるようになってから4年くらいは、冷えは前よりは少し楽で、カゼもあまりひかず、元気に過ごしていましたが、ネフローゼになった頃から白髪が急に増えはじめ、段々と白くなっていきましたが、動ける事が嬉しくて、真白になった髪も気にならなかったのですが、冷えだけは真夏でもホカロンなしではいられない。つらくてニンニクエキスとか朝鮮人参とか、人参のジュース(人参、セロリ、リンゴ)など飲んでいました。(どうやっても冷えは治らないようでした。ネフローゼになるまでは、冬でも素足で冷えるなんで事知らなかったのですが・・・・・・。)
     1986年(昭62)春先から体がだるく、海辺などに行くと、息が苦しくなったり、夏頃には洗たく干すのも嫌なくらい。
     病院へ行ったのですが、どこも悪い所はないとの事。(あとでわかったのですが、この時血沈がとても悪かったそうです。)
     12月のはじめ微熱が出て、のどや胸が痛くなり、風邪との事で、抗生物質のみましたが、いつまでたっても治らず、食欲もなく、体もつらくて、3ヶ月間服薬をつづけてのみ、また入院の話が出たので病院をかえてみる。
     1987年(63)4月こんどの病院ではカゼではないとの事で、薬は中止。
     ただし肝機能が少し悪くなっているとの事でしたが、薬をとると、やがて体も楽になり、肝機能も治ってくる。
     でも、又ベトベト汗がはじまり、冷えも昔のようになり、カゼをひいては熱のくり返しなので漢方薬を飲む。

     〃 

     12月耳が痛いほど顔がむくんで、ネフローゼの再発かと思って病院へ行ったが、ネフローゼではなく甲状腺炎(橋本病)との事。
     抗体が6,000、白血球が5,000。又、朝夕コップ半杯ずつ小松菜の青汁飲みはじめる。
     検査のたび抗体は8,000 12,500 25,000と増えてゆき、白血球はだんだんと減って3,000になる。
     1989年(平1)10月抗体は10万となって、血液も注射針をさしても、なかなか出てこなくて、顔色も青黒く、お風呂に入っても疲れから、のどが痛くなって、熱を出し、3日ほど寝込むようになり、医者からは、膠原病の値も少しだけどあるとの事。
     思いあまって東京の田辺先生に相談。
     1989年(平1)11月23日からケール6袋、小松菜コップ半杯とイモ・マメ・ナッパ食始める。
     〃 

     12月26日の検査で、抗体は25,000に減り、白血球は3,500になったが、機能は低下しているとの事。
     いろいろの症状が出て、失禁も増々ひどくなるばかり。
     不安で、何度もケールやめようと思いましたが、田辺さんや主人にはげまされて、頑張っているうち、1990年(平2)の1月7日、ほとんど真白だった髪の毛が半分くらい黒く変っているのと爪の3ヶ月の白い所の線も、入道雲のようにデコボコになっていたのが、1本だけきれいな曲線に戻っているのに気がつき、不安も少し薄らいで、これでやってみようと思うようになりました。
     いつのまにか尿失禁も治ってしまいました。
     2月に入って主人のインフルエンザがうつり、下痢や、胸も重苦しくなり、又長い間寝込むのかとゆううつになったのですが、ちょっと微熱が出ただけで、動きながら治ってしまいました。
     今までの私だと、軽いカゼをひいただけで延々と治らず、37℃ちょっとの熱がいつまでも続いて、クスリを飲んでも効かず、のどと気管が痛く、食欲も段々となくなって、やっと治っても今度はベトベト汗と、異状と思えるほどの冷えとで、1週間もしないうち、又、カゼをひき、気管に入ってくるのを、くり返しでいつも温布して、寝ているしかなかったのですが・・・・・・。
     この頃では、冷えが少し軽くなってきたのもあるかも知れませんが、あまりカゼもひかず、のどが痛くなったり、多少寒気があっても、動きながら治ってくれるので、前に比べて信じられない出来ごとです。
     3月29日の病院の検査で、前回と平行線との事で、ちょっとがっかりしたのですが、頑張ります。
     5月7日現在カゼもほとんどひかなくなったのですが、不安な事も多く、一喜一憂しながら過ごしています。
     髪の毛もゆっくりですが黒い毛が増えていって、ピンク色だった頭皮も、ところどころ白く変ってきているのですが、ここ1ヶ月ぐらい、抜毛がひどくて心配になったり、バカみたいに、手足がだるく辛くて、ごろごろしている時があったりします。
     顔も前のようにはむくみませんが、時々アゴの下から耳の下あたり、つるような感じでハレているように思います。
     お風呂にも思い切って入ってみましたが、大丈夫でした。
     今では3日に1回くらい入っています。
     顔色もたまに茶色のときもありますが、明るい色の日が多くなりました。
     食事は今迄どおり、イモ・マメ・ナッパに青汁(小松菜)コップ1杯弱とドライ顆粒ケール6袋続けています。
     おかゆは週に2回だけ。あまり冷えなくなったと云っても、普通の冷え症はずっと重症です。
     冷え症が治って、抗体とかが無くなるまで頑張りたいと思っています。
    (平成2・5)

     さいきん(平成2年9月)の電話によると、其の後、不思議な程、冷え症は全くなくなって、動き廻れるようになりました。
     主人や近所の人も、病人ではないように元気そうだと言われますが、まだ、手のだるいのがとれません。
     甲状腺のためでしょうかと思います。
     其の外はとてもよくなっている、とのことです。
    (田辺氏より)


     おしらせありがとうございました。
     ご快方にむかわれおめでとうございます。
     ちかごろ、こういうわけのわからない病気がふえて来ているようです。
     医学の進歩で、くわしい検査はされますが、診断がなかなかつきません。
     原因や本態がはっきりしないので、適確な治療もなく、あてずっぽというのではないでしょうが、いろいろ新薬がつかわれ、時には、そのため、かえって、いっそうややこしくなることもあるようです。
     その多くは、膠原病といったたぐいのように感じられますが、こんな病気のばあい、ともかく熱心に青汁中心の正しい食養生をやってみるべきだ、とつくづく思います。
    (平成2・10)(遠藤)





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