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橋本病:掲載紙面選択 |
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1. 橋本病好調 | |||||||||||
神戸市 H.K.
3番目の子供を出産し、引越し、年末の雑用、と忙しい毎日がつづいたある日、病院で橋本病(甲状腺ホルモン低下症)と診断されました。 |
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2. 難病体験記 | |||||||||||
岡山市 K.I.
ながい間、いろいろ厄介な症状――ネフローゼ、はげしい冷えとベトベト汗、カゼひき、白髪、肝臓、甲状腺、膠原病(おそらくすべて、膠原病によるものと思われますが)――に悩まされていたのが、イモ・マメ・ナッパ・青汁食でよくなった、という貴重な体験記です。 12月耳が痛いほど顔がむくんで、ネフローゼの再発かと思って病院へ行ったが、ネフローゼではなく甲状腺炎(橋本病)との事。 抗体が6,000、白血球が5,000。又、朝夕コップ半杯ずつ小松菜の青汁飲みはじめる。 検査のたび抗体は8,000 12,500 25,000と増えてゆき、白血球はだんだんと減って3,000になる。 1989年(平1)10月抗体は10万となって、血液も注射針をさしても、なかなか出てこなくて、顔色も青黒く、お風呂に入っても疲れから、のどが痛くなって、熱を出し、3日ほど寝込むようになり、医者からは、膠原病の値も少しだけどあるとの事。 思いあまって東京の田辺先生に相談。 1989年(平1)11月23日からケール6袋、小松菜コップ半杯とイモ・マメ・ナッパ食始める。 12月26日の検査で、抗体は25,000に減り、白血球は3,500になったが、機能は低下しているとの事。 いろいろの症状が出て、失禁も増々ひどくなるばかり。 不安で、何度もケールやめようと思いましたが、田辺さんや主人にはげまされて、頑張っているうち、1990年(平2)の1月7日、ほとんど真白だった髪の毛が半分くらい黒く変っているのと爪の3ヶ月の白い所の線も、入道雲のようにデコボコになっていたのが、1本だけきれいな曲線に戻っているのに気がつき、不安も少し薄らいで、これでやってみようと思うようになりました。 いつのまにか尿失禁も治ってしまいました。 2月に入って主人のインフルエンザがうつり、下痢や、胸も重苦しくなり、又長い間寝込むのかとゆううつになったのですが、ちょっと微熱が出ただけで、動きながら治ってしまいました。 今までの私だと、軽いカゼをひいただけで延々と治らず、37℃ちょっとの熱がいつまでも続いて、クスリを飲んでも効かず、のどと気管が痛く、食欲も段々となくなって、やっと治っても今度はベトベト汗と、異状と思えるほどの冷えとで、1週間もしないうち、又、カゼをひき、気管に入ってくるのを、くり返しでいつも温布して、寝ているしかなかったのですが・・・・・・。 この頃では、冷えが少し軽くなってきたのもあるかも知れませんが、あまりカゼもひかず、のどが痛くなったり、多少寒気があっても、動きながら治ってくれるので、前に比べて信じられない出来ごとです。 3月29日の病院の検査で、前回と平行線との事で、ちょっとがっかりしたのですが、頑張ります。 5月7日現在カゼもほとんどひかなくなったのですが、不安な事も多く、一喜一憂しながら過ごしています。 髪の毛もゆっくりですが黒い毛が増えていって、ピンク色だった頭皮も、ところどころ白く変ってきているのですが、ここ1ヶ月ぐらい、抜毛がひどくて心配になったり、バカみたいに、手足がだるく辛くて、ごろごろしている時があったりします。 顔も前のようにはむくみませんが、時々アゴの下から耳の下あたり、つるような感じでハレているように思います。 お風呂にも思い切って入ってみましたが、大丈夫でした。 今では3日に1回くらい入っています。 顔色もたまに茶色のときもありますが、明るい色の日が多くなりました。 食事は今迄どおり、イモ・マメ・ナッパに青汁(小松菜)コップ1杯弱とドライ顆粒ケール6袋続けています。 おかゆは週に2回だけ。あまり冷えなくなったと云っても、普通の冷え症はずっと重症です。 冷え症が治って、抗体とかが無くなるまで頑張りたいと思っています。 (平成2・5)
さいきん(平成2年9月)の電話によると、其の後、不思議な程、冷え症は全くなくなって、動き廻れるようになりました。 主人や近所の人も、病人ではないように元気そうだと言われますが、まだ、手のだるいのがとれません。 甲状腺のためでしょうかと思います。 其の外はとてもよくなっている、とのことです。 (田辺氏より)
おしらせありがとうございました。 ご快方にむかわれおめでとうございます。 ちかごろ、こういうわけのわからない病気がふえて来ているようです。 医学の進歩で、くわしい検査はされますが、診断がなかなかつきません。 原因や本態がはっきりしないので、適確な治療もなく、あてずっぽというのではないでしょうが、いろいろ新薬がつかわれ、時には、そのため、かえって、いっそうややこしくなることもあるようです。 その多くは、膠原病といったたぐいのように感じられますが、こんな病気のばあい、ともかく熱心に青汁中心の正しい食養生をやってみるべきだ、とつくづく思います。 (平成2・10)(遠藤)
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