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白血病:掲載紙面選択
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1. 原爆症と青汁
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神戸市 K.O.
又今年も原爆症に逝く人第何号と新聞紙上に発表される度に、異常なショックを受ける一人である。小生も第二次放射能患者です。7、8年前より衰弱甚しく少し無理をすると、歯根が化膿して出血が続き身体中にホロセが出来、40度以上の高熱が度々出て苦しい思いを致しました。
果汁も水も受け付けぬ時、青汁だけは飲めました。そして熱も1日で平熱に下り、青汁の効力偉大なものとその時、痛感致しました。以来1年半程続けて居りましたが、青汁を休むと身体の衰弱が激しくて直ぐ疲れます。昨夏精密検査して頂いた処、白血球は5200然し青汁のお蔭で一般白血症患者に見られる肝臓障害も無いとの診断に力を得て青汁はかがせぬものと思いました。多くの白血症に悩む方々も1日も早く青汁で明るい希望に満ちた生活を打ち樹てて行こうではありませんか!青汁こそどんな御馳走にも勝る正しい栄養食、御馳走を食べすぎると種々の病気のもととなりますが青汁は多く飲む程身体に良いものと確信して居ります。命の糧 青汁!原爆症にも青汁を!
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2. 白血病と青汁
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医学博士 遠藤 仁郎
ちかごろふえた病気の一つ。これに青汁はどうだろうか
白血病は、白血球の癌といった不治の病気だが、さいきんでは、いろいろ有力な新薬が開発され、その使用法も進んで来たので、ことに小児の場合、かなり寿命をのばすことができるようになっている。
しかし、これらの新薬は、いずれも骨髄(造血)機能にたいして、強く抑制的に作用するため、病的の白血球のみならず、正常の白血球(細菌感染を防いでいる)も、また血小板(出血を防ぐ成分)も、甚しくおかされ、減少する。
そこで、細菌にたいする抵抗力がよわめられ、強力な抗生剤が併用されても、耐性菌やカビの感染(致命的の)がおこりやすい。
また、甚しい出血を来して、直接に生命をおびやかされることにもなる。
ために、現在の白血病の化学療法の成否は、いつに感染症と出血の予防にたいする補助療法の確立にある、といわれているほどだ。
そして、これらの副作用にたいし、白血球輸血(白血球だけを輸血する)、血小板輸血(血小板だけを輸血する)が行われているが、何分にも複雑な操作を要するので、設備の完備した大病院以外、どこででもやれるというものでもない。
なお、この療法は、もともと病的白血球の全滅作戦をねらったもので、そこ(血液中や骨髄中)にあるものは殲滅できるかも知れない。
しかし、病的白血球をつくるようになっている根本の原因には何らの影響をもあたえることは出来ない。
緑葉食・青汁がよいのでないか
ところで、白血病と同じ薬がつかわれている、癌その他の悪性腫瘍にたいする化学療法や、コバルト照射などの場合(いずれも白血球の減少を来しやすいのだが)、徹底した緑葉食・青汁食、あるいは、ただ青汁を十分に(1日5〜6合も)のむことだけでも、白血球減少や、疲労、倦怠、食欲不進などといった副作用が防がれる、という注目すべき事実がある。
おそらく、これは、栄養を正しくすることによって、全身の抵抗力がたかめられるため、また、各種の食品公害的な害毒(その中には、癌やその他の悪性腫瘍の発生に関係しているものもあるかも知れない)を除くことでも、全身ならびに骨髄機能にたいして有利な影響をあたえるからであろう。
してみると、白血病の場合にも、同様の食がよいのではないか。少なくとも骨髄の機能をつよめ、白血病剤による障害にたいし、抵抗力をあたえて、正常白血球や血小板の甚しい減少を招くことがさけられるのではなかろうか。
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3. 子供の白血病
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ちかごろ子供の癌がふえた。なかでも多いのは白血病で、事故死を除いた子供の死因の第一は白血病だ、といわれる。
ビールスが原因らしいのもあるようだが、はっきりしたことは、もちろん、まだ皆目わかってはいない。
けれども、空気にも、水にも、食べものにも、また医薬品にも、発癌物質がいっぱいの今日だ。
しかも、幼時から、いや母胎内にいるうちから、それにさらされている子供たちに、癌がはやく出るようになったのは、あながち不思議ではない、といったものではあるまいか。
この厄介な病気から子供をまもるには
まず妊娠中の食べものに気をつけ、子供たちにも、せめて食べものだけでも完全にし、安全なものにあらためてやるよう。
なかでも、とかく過ごしがちな菓子や飲みもの(甘味飲料だけでなく、発癌性のうたがわれているカフェインを含むコーヒーやコーラなど)にも気をつけるよう。
また、味つけの砂糖も出来るだけ少なくし、白米(白パン)もすごさぬよう。そして、安全(農薬のつかってない)良質のナッパをうんと食べ、青汁をしっかり飲ませよう。
また、もし、不幸にして発病したばあいは、最新の療法とともに、緑葉食・青汁を中心とした完全食に徹底してみてほしいものだ。
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4. 白血病にも
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白血病で大学病院に入院していたが、「もう、そうながくはあるまい」と宣告されていた。それが、青汁ばかり1ヶ月つづけているうち、食欲が出、元気がよくなって来、主治医がしきりと頭をかしげている、という話をきいていた(54・3)、
その後、しだいに軽快。「12月9日無事退院のはこびになった」とのしらせがあった由、東京の田辺氏から報告があった。(55・4)
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5. 常識をこえた効果
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小松島市 中学1年
ぼくが青汁を作り始めたのは、羽ノ浦にいる親せきの武市光智君が病気(白血球異常増殖による白血病の疑い)にかかって入院してからです。
初めは、お母さんが作って毎日、日赤まで持って行っていました。ぼくも手伝うことはあったけれど今のようにすべて自分でするというようにはいきませんでした。
でも、ある日曜日、初めて青汁を自分一人で作りました。うではだるくて肩は、とてもいたかった。でも、その青汁を光智君の所に届けると、おいしそうに飲んでいるのを見てとてもうれしかった。
青汁のききめもあって、しばらくして光智君もぶじに退院できました。青汁をぼくが作り始めたのは、それからです。作り始めてしばらくは朝ねぼうなどで休む日がほとんどでした。しかし小学校を卒業する前の3月18日に、
「浩章ちゃんこれから青汁作ってくれるで。」と、たのまれました。お母さんは、朝大変忙しそうにしているので、ぼくは早く起きて、おばあさん、両親、弟2人、ぼくの6人分の青汁を作り続けています。ケールの葉は、富岡の親せきのおじいさんの家に1週間に2回くらいもらいに行きます。自転車で行くので往復に、1時間半位かかります。ぼくの家にもケールを植えましたがまだ小さいです。
小学校4年生の弟は、ぜんそくでよく病院へ行っていましたが、青汁を飲みはじめてからは、ぜんそくがおこらなくなり、とても元気です。ぼくが青汁を作るとみんな喜こんで飲んでくれます。毎朝、青汁を作り続けるのは大変ですが家族みんなが健康でいてもらうためにこれからも、一生懸命がんばろうと思います。
(36・12・18)
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6. 白血病にはどうか
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医学博士 遠藤 仁郎
「白血病です。青汁ことにイモ・マメ・ナッパ・青汁食がよいそうですが、くわしいことが知りたいと思います。」
「イモ・マメ・ナッパ・青汁食というのは、主食には白米飯よりイモ類を、蛋白食品には肉・魚の切り身より大豆ものを多くし、それに良質ナッパを主とする野・山菜、海藻を十分そえ、ナッパの大部分は青汁にして飲もう、というのです。
そのネライは、できるだけ安全な食品による、栄養的によくバランスのとれた完全食にしよう、というのです。現在の一般食には少なくとも二つの大きなまちがいがあります。
その一つは、栄養的に非常にかたより、カロリー・蛋白質は十分〜十二分にもとっているが、それに釣り合わねばならないミネラル(アルカリことにカルシウム)やビタミンが不足しているという不完全食になっています。そのため、血液が酸性にかたむいたり(血のにごり)、代謝がうまく行かず、有害なものができやすいことによって血がにごってきています。
いま一つは、農薬はじめ生産用につかわれる薬剤や各種添加物に汚染された有害有毒食品が多くなっていること。これによっても血のにごりをつのらせています。
ために、からだ中のはたらきに狂いを生じ、体調をくずし、病気しやすくなり、成人病はじめ多くの難病のもとになっているとかんがえられます。
それを防ぐには、なんとしてもまず、食べもののまちがいをなおし、なるべく安全なものをとり、バランスをよくして、血をきれいにしなければなりません。けれども、現在、本当に安全な安心して食べられるものは殆んどありませんから、せめて、栄養のバランスだけでもできるだけ完全にすべきです。
それには、ミネラル・ビタミンの最有力給源である良質ナッパをうんととり、青汁にして飲み、ミネラル・ビタミンに十分の余裕をもたすべきです。
また、一般の食べものもなるべくミネラル・ビタミンの多いものにすべきです。
そこで、ミネラル・ビタミンが少なく、安全性にも問題の多い米や肉類よりは、そのいずれにもすぐれているイモや大豆を多くし、良質ナッパを主とする野・山菜や海藻類をしっかりそえ、青汁にしても飲もうというので、おそらく、現在の混乱しきった食糧事情下において可能な、あるいは唯一の理想的・合理的完全食であろう、と私はかんがえています。
この食事の中心になるものはナッパですが、その必要理想量は、健康者でも4〜500g。どこか故障があれば、それ以上。ことに難病のばあいは少なくとも1.0〜1.5キロ(青汁にして4〜6合)以上。多ければ多いほどよいことが経験上わかっています。
以上がイモ・マメ・ナッパ・青汁食のあらましですが、決してこのままを厳重にまもらなければならないというのではありません。
同じ目的にかなうものであれば適宜とり入れて少しも差支はありません。
たとえば、主食のイモはサツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマノイモその他でもよいし、次善のものとしてソバ・キビといった雑穀類(全粒粉)、あるいは全穀パン、玄米飯も加えてよろしい。
蛋白食品には、小魚・卵・乳製品もよかろうし、ほしければ時に刺身も結構です。しかし、これらはいずれも大なり小なり栄養的にも安全性にも問題のあるものであり、それだけナッパ・青汁の効がそがれ、いっそう多く必要になるわけですから、時に色をそえる程度にとどめ、量にも十分気をつけることが肝要です。
なお、調理はなるべく簡単にし、味つけはうすく、嗜好品にも細心の注意をはらうべきことはいうまでもありません。こうしていると、血はしだいにきれいになり、からだ中のはたらきがよくなり、健康力・生命力がもり上り、抗病能・治癒能がたかまって来、難病の癌にさえも、時には奇蹟的といえるほどの効果をみることがあります。
白血病は血液の癌といわれていますが、ふつうの癌のように、手術や放射線の治療は出来ないので、もっぱら抗癌剤で悪性白血球の殲滅をはかっているわけです。
それだけに、ナッパ・青汁によって血をきれいにし、生命力・健康力をもりあげる必要があります。ともかく、熱心にやってみてください。そして、たとえ小康がえられても、絶対中断してはなりません。中断して、体調がくずれ、抵抗力、抗癌力がおとろえると、それに乗じて病勢はとみに進行して来ます。が、一旦低下した抵抗力はにわかには回復してきませんから、折角よくなりかけていたものが頓挫し、病気のとどめない進行を許すことになりかねないからです。
(60・12)
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7. 青汁で多くの人を
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東京都 K.N.
耳鼻科を専門としておりますが、自分の健康を守る為に日々の努力を大切にしている事もありまして、数十家族の食生活改善を積極的に実行しております。
青汁を毎週数10キロのケール葉から採取しておりますので、多くの人から頼られ、おかげで77才の高令にもかかわらず、毎日の診療と食生活改善に打込んで楽しい地域医療をやっております。最近すばらしい恢復を実証しておりますのは、リウマチ、痛風、重症の糖尿、肝障害、白血病、癌の重篤な患者を数人快癒させる事が出来ました。喘息は自分をはじめとして数人が治癒しております。
(平成元・8)(医師)
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8. 白血病でもうアカンと言われたが
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尼崎市 Y.M.
私も庭先でケールを少し作っているんですが、虫があつまってくるかして、朝とっても夕方行ってみるとまた虫がおります。
たいへんな労力がかかるケールの生産に従事している方々に感謝しています。
ケール青汁を飲んでコレステロール値も下がり、排便排尿もよくなり、空腹の時飲むから間食が少なくなるし、いろんな効果がありますが、私は本当にもっとケールのおかげになっています。
じつは昭和59年の2月に入院した時、あとでわかったのですが、白血病で主人には医者からもうアカンとつげられていたのです。
苦労してカルテをぬすみ見たら急性骨髄性白血病と書かれていました。
3ヶ月入院して40日ほど家にいてまた入院をくり返していました。4回目の入院の時、瀬川さんと隣り合わせになって初めてケールに出合ったんです。発病して3年目でした。
それからケールの青汁を飲み出して3ヶ月目、血液検査したら、先生が「本当にようなってる。もう献血できる」とビックリされるぐらいになっていました。
ケールのおかげで血液がきれいになったのだと思うのです。兵庫医大の外来でいろんな治療方法もうけましたが、ケールが白血病にきくことがわかりました。
そんなんで元気になり、昨年はお遍路さんで88ケ所まわってきたんです。
(ケール健人会報より)
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9. 白血病
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和歌山から、
「主人が白血病で医大に入院しています。病的細胞が出没しているとのことで、プレドニンと抗癌剤の治療をうけています。青汁をのませたいと思いますが・・・・・・」 との電話。
「この病気、癌細胞と体力との戦いです。薬だけにたよってはなりません。
病的細胞が出たり出なかったりというのは抗癌剤の影響でしょうが、何分きつい薬。からだの方にもかなりこたえます。
また、プレドニンも体力・抵抗力に不利に影響することがないとはいえないもの。
できるだけ正しい栄養を十分とって、生命力・健康力(抵抗力・治癒力)をたかめることが、この戦いに勝つ根本であり、その意味での青汁です。
また青汁には、薬の副作用を緩和する効果もあります。ともかく、思いきってしっかり、飲めるだけたくさん飲むべきです。
初め5勺〜1合くらいから。しだいにふやし、少なくとも1日4合〜5合〜6合(もとのケール1.0〜1.5キロ)以上。多いほどよろしい。
そして、たとえ小康がえられても、絶対中断することなくねばりづよくつづけることです。
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